星守レイ○!担任と化した淫夢厨 作:投稿者:変態糞先生
久々に覗いてみたらバーに色がついてるんだよなぁ、お前らのお陰でよぉ!(歓喜)と言う訳で記念短編です。完全にダイナモ感覚だけで書いてます。
なのでかなり超展開なのも、ホモ特有のって事で御理解オナシャス!センセンシャル!
…冷静に考えたらこのジャンルで初めて色付くのが淫夢クロスってこれもうわかんねぇな…3部も始まったしバトガはもっと流行って、どうぞ。
(今回はほんへとそんなに関係は)ないです。
もうさ、8話後編とエピルルォ!?ーグの間の話ってさ、その解釈でいいんじゃない?(棒読み)
太陽。
それは地球を投げ売った今の人類にも平等に降り注ぐ光の主。
そんな太陽も沈みかかり、夕焼けが緋色のヴェールとなって街々を照らす頃。
当然こ↑こ↓、神樹ヶ峰女学園に於いても柔らかな暮れの光が窓から差し込み、「なんか幻想的」と呟いてしまう様な情緒を醸し出している。
影の色も益々濃くなるそんな時間。1人廊下を歩くその人物は、伸びをしながら深く息を吐いた。
「ぬわああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおん」
こいついつも疲れてんな。後臭い息吐くな。
「まさかあの後質問攻めに合うとは思わなかったけどなぁ〜…
女子中高生の好奇心を舐めてたって、はっきりわかんだね。もっと気をつけなきゃ(使命感)」
…ともあれ、廊下をのっしのっしと歩く人物。それは野グs…田所浩仁である。誰が言ったか、別称・野獣先生。
先にボヤいていた疲れとは、まあ大方、始めての奪還授業に於けるそれもあればいきなり多くの女子に詰め寄られたのもあるのだろう。
最もこの男の場合、その文言は
そうこうしている内に、田所の足はある場所で止まっていた。
壁に打ち付けられた板には、《星守クラス》の文字。詰まる所、星守達の教室だ。
そんな一室のドアを迫真の音を立てながら開くと、目に飛び込むのは色褪せない光景。
きっちりと並べられた机。吊り下げられた手提げ。綺麗に磨かれた黒板。後方にはロッカーに掲示板。学園通信や掃除当番表、あるいは新聞部の学園スクープなんてものまである。
ラボの様な近未来的空間を見た後だと、やけに古めかしくも見えなくはないこの学び舎を眺め、田所は悟ったかの如くに独りごちる。
「懐かしいなぁ…(懐古) 何て言うか、ここは 王 道 を 行 く 青春系ですね。皆と過ごした日々を思い出すと涙がで、出ますよ…」
実の所さん!?は涙など流れはしないのだが、田所が郷愁に耽るのも一理あるだろう。
現在、こうして田所がーーーいや、全人類が地球に足を下ろしていないのは、全て5年前の災厄によるものなのだから…
克明克明克明に浮かび上がって、然しながらそれは余りにあっさりと切り替わっていく。
阿鼻叫喚の光景が。怒号をあげ、また落胆する人々が。絶望に覆われた視界が。
然り。
今双眸に映るのは、過去の風景。
ではそれは誰の記憶なのだろうか。
「◼︎◼︎◼︎!大丈夫か大丈夫か!?」
「先輩!?今迄一体何処にいたんですか!?」
「それは後だ!いいからとっとと脱出しますよ〜するする!」
いや、わかりきっているのだ。
それが自身の、田所浩仁の記憶だと言う事は。
「◼︎◼︎◼︎さん、悔しくないんですか!?俺はーーー!」
「田所。お前なら分かるはずだぞ。
力が、どんな事だって誰よりも出来る力があっても、どうする事の出来ない…その苦しみや辛さを一番感じている人をな」
「ッ!!
自分の無力さに、頭に来ますよ…!」
「おっ…そうだな」
結果的にあれからは何時だって他人任せだった。
お前は所詮人間の屑だ。能無しでしかないただの獣なのだ。
だから大事な時に何も出来ないし、誰も救えない。
「◼︎◼︎◼︎◼︎先生、◼︎◼︎さん、何でなんですか…」
「いいじゃねえかお前、自由の身だぞ。彼奴らに愛想が尽きて、尽かされたんだよ俺達は」
「…田所君。君はおじさんと一緒に来るんだ」
「◼︎◼︎◼︎◼︎先生、先生は、どうするんですか…?」
「ーーーいいか田所。望まれてもいない世話ってのはな、ただのおせっかいなんだよ。それを覚えておけ」
お前は誰を助けられたんだ?
仲の良い先輩や後輩か?
慕い、慕われた後輩か?
拳の恩師か?剣の恩師か?
世話になった主治医か?
何時ぞや遊んでやった幼子か?
友か?家族か?
阿呆。
否だろうが。
お前は誰にだって何も出来なかった。
そんな事ない、だ?
いいやそんな訳がない。
単に悦に浸ってるだけ。
それはお前の錯覚なんだ。自分に酔ってるだけなんだよ。
田所浩仁は野獣故に、
無力な無力な、たった1つのいのちに過ぎないのだ。
でも。
それでも決意した。
あの日・あの時に、田所浩仁はもう一度決意で満たされたのだ。
例え立ち向かうのが理不尽でも。
例えこの身が甚だしく傷ついても。
この力で、自分に出来る事を為すと。
この力で、隣人を助けるのだと。
もう惨劇なんか起こしてやるものかと。
もし赦されるならば。
与えられた使命を果たし…即ち星守達を正しく導き、共に闘う仲間として。
必ず全てを取り戻してみせると。
何故ならこの力は、
いや、己が真とはーーー
「ーーーせい?先生!?」
「ファッ!?」
「ひゃう!?」
両者の身体が大きくビクリと跳ねる。
1人はクッソ黒い肌が影の作る濃淡を一層際立たせる男性、田所。
もう1人はといえば。
「せ、先生…驚かさないでくださいよぉ〜」
「クゥーン…ん?あっ、MK姉貴オッスオッス!」
「今気づいたんですか!?」
田所の言葉の一々に良い反応を返す少女。赤い髪と笑顔が特徴の、星月みきであった。
「ちょっと
「いや〜部活終わりだったんですけど、その…忘れ物をしちゃいまして…」
「あっ、そっかぁ…それならね、しょうがないね。でも気をつけてくれよな〜頼むよ〜」
「す、すみません…」
忘れ物をした旨を苦笑気味に伝えるみきに対し、田所は注意を促すがその顔に怒りの感情はなく、寧ろ口角を柔らかく上げ、枕よりもデカい許容の心で言葉だけを伝えた。
「確かみきの部活は…えっと、アメフトォ…?」
どうみてもアメフトやってる体型じゃないんだよなぁ…ちゃんと見て、どうぞ(ステマ)
「だったら私、もっとがっしりしてると思うんですけど…
ラクロスですよ。知りませんか?」
「そうですねぇ…何だっけあの棒、クロスか何か?それ使って点を取り合うスポーツだった気がする…しない?」
「そうそうそれですよ!
こう…玉をハッ!っと取って、ビュッ!と投げて、ドーン!…こんな感じのカッコいいスポーツなんです!」
「あっ、そっかぁ…」
みきが身振り手振りを交えて解説する。…が、ちょっとオノマトペが多過ぎるんだよね。それ一番言われてるから(辛辣)
流石の田所も返答がまた池沼じみたものとなってはいたが、ノリノリで語るみきを見る目は優しく、時折頷きながら意外にも真面目に聞いていた。
生徒の話をしっかり受け止め反応する野獣先生は人間の鑑だった…?
「あれ?そういえば、先生は何故ここに居るんですか?」
フィーリングで話す話題が終わると、思い出したかの様にみきが疑問を呈した。
それを聞くと田所は一瞬野獣の眼光を瞳に称え、素人男優の様なクッソ棒読み口調で言う。
「えぇ…俺みたいな男の先生がこの学校にいちゃいかんのか?酷いですね、これは酷い…」
「あああ違いますよっ!?そうじゃないですからね!?」
また言葉狩りか壊れるなぁ…
自分の言葉を思わぬ方向に取られたみきは慌てふためき、両手をブンブンと振っている。すっげぇ必死になってる、はっきりわかんだね(分析)
そんな様子を相変わらずのにやけ面で見ていた田所は、暫くするとやれやれといった風に訂正してやる。
「嘘だよ(お茶目) ちゃちゃっと弄っただけだしヘーキヘーキ!」
「ああ、またそのパターンなんですね…」
「そうみたいですね」
何したり顔で言ってんだ、と横槍を入れたくなるくらいには腹の立つ真顔で答えると、両者の間に変な苦笑が生まれる。
然し、全くもって妙ちきりんな空気になった所さん!?でみきは口を開いた。
「はぁ…でもホント変でしたよ?
凄く怖い顔で外を見つめたまま、私が何回声をかけても全然反応無しなんですもん」
「ほんとぉ?」
「はい。なんて言うんでしょう…何かを見ているはずなのに何も見えてないみたいな…
このままずっと寝ているんじゃないかって位に静かなのに、何か言いたい事があるんだー、みたいな?
う〜ん、上手く伝えられませんね…」
「んにゃっぴ…よく分からなかったです」
伝えようとした言葉は酷く曖昧で、その真意を推し量る事は出来ない。
だが、みきが自身を心配してくれている。それは分かったのだろう、田所は…
「でも…大分心配してくれてんじゃんアゼルバイジャン。これだけははっきりわかんだね。MK姉貴、ありがとナス!」
素直に礼を述べる。
笑顔ながら何処か憂いを秘めた、言うなれば無理をしている者の笑みで。
言葉尻だけを盛り上げた、疲れた笑み。
優しい癖して誰よりも傷ついた者が辿り着く、笑み。
田所の笑みの真意などみきにはわからない。
何故ならば男は、少女には届かない程に
到底分かるはずも無いのだ。
生きてきた中の咎や
「先生…」
「じゃあ俺、職員室戻ってラボ行くから…やりたい事が多くて疲れるもおおおおおおおおおおん…」
そう言うと態とらしく肩を落とし、教室に背を向けて立ち去ろうとする。
無駄にデカい背が、縮こまっている気がして。
「あの、先生!」
少女は声をかけずにはいられなかった。
「ん?」
「あ、その…笑顔です!先生!」
「…は?」
歩みを止められ、そこから急に述べられた単語に、田所は困惑する。
「先生、凄く辛そうなんです。今の顔で何となく分かったんです。
絶対何処かで無理してるって。自分だけで何とかしようとして、背負いすぎてるって。」
みきの顔には、躊躇いも嘲りも無い。
ただ田所の、その脂ぎって寧ろ輝く顔を見つめて。
「《英雄》について明日葉先輩から聞きました。いろんな事情があって…それこそ、私じゃ分からないくらいに沢山嫌な事もあったんだろうな、って…」
田所の顔からはたった1つ、形容のしようがないがそれでも1つ。ただそれだけを残してその他の感情が抜け落ちる。
「でも…だからこそ、先生には笑って欲しいんです!
私、笑顔が好きなんです。皆で笑って、楽しく過ごして…そんな毎日を守りたいって思ったから、私は星守になったんです」
1歩、2歩。前へ踏み出す。
田所の目と鼻の先まで接近すると、その口元に2本の人差し指を当て、むにぃ…と口角を吊り上げさせた。
笑顔。
無理矢理作られたそれは不恰好極まりないが、みきの目には満足の意思が浮かぶ。
何故ならばその不細工な笑みには、暗い背景などと言った混じりっ気が無いからだろう。
「えへへ…この感じですよ。さっきよりも、ずっといい笑顔です」
十分堪能したのか、その手を放す。
田所の顔の険しさは、いつの間にやら薄れていた。
「忘れないで下さい。何があっても、今日から先生は私達の《先生》で、一緒に闘える《仲間》なんだって事。
…そりゃあ、私なんて先生と比べたらまだまだ弱いかも知れませんけど…でもでも!ちゃんと頑張りますので!」
「…ぷっ、ハハァ…」
「え、先生?」
今迄真剣に見つめていたみきが視線を泳がせ、ちょっとばかりの苦笑を見せた所で田所は弱く吹き出した。
何が可笑しいのか、口元に手をやりクツクツと笑う。
「いや、(何でも)ないです。やりたい事を1つ思い出しましただけですねぇ!」
「やりたい事?」
またもニヤケ顔に戻った田所は人差し指を立て、左右に振る。
「そうだよ(肯定)
イワナ…書かなかったあの時?ラーメン屋、連れてくってさ」
「え、ホントに連れてってくれるんですか!?」
「当たり前やん!しかも俺が奢りますよ〜するする、嬉しいだルルォ?」
何だこの人間の鑑!?
思わぬ気風の良さに、みきも喜びを隠さず目を輝かせている。
…知り合って間もない成人男性とご飯食べに行くとか、このJKちょっと無防備すぎるんとちゃう?…などという無粋な疑問を抱くのはーーー止めようね!
「何だよMK姉貴嬉しそうじゃねぇかよ〜いいゾ^〜これ。
折角だしSBR姉貴とHRK姉貴も誘いたいけどなぁ〜 今日の良き日に皆で食事会とか良い…良くない?」
「あっ、じゃあ聞きに行きましょうよ!きっと2人とも喜びますよ!」
「ん?場所分かるのか?」
「この時間なら昴ちゃんは部室だろうし、遥香ちゃんも音楽室にいると思います。
案内しますから行ってみましょう、先生!」
「いいっすかぁ!?じゃけん今行ってみましょうね^〜」
やたら高いテンションのまま、2人は教室を出る。
案内と称し、またも先を行こうとするみき。
田所からしてみれば小さな、然し大きなものを背負ったその背を追いながら…
「先生で、仲間。それに笑顔、か。みき…ありがとナス」
「ん?先生、何か言いましたか?」
「いや?MK姉貴はいつも腹空かせてんな、ってな」
「えぇ〜〜〜〜〜!?いつもなんて…そ、そんな事無いですよ!
今日は奪還授業も大変だったし、そもそも部活終わりだから今お腹空いてるのは仕方ないじゃないですかぁ!」
「正体現したね。まぁ今日いろいろあったしね、しょうがないね…
じゃあ腹減りMK姉貴の為に早くしてやるか!しょうがねぇなぁ(悟空)」
「ああ先生!?待って下さいよ〜〜!!」
夕暮れの校舎を、田所は歩く。
その顔にクッソ不器用な笑みを浮かべ、傍らには少女を伴って。
陽に照らされた道を力強く、また歩き出した。
野獣先輩は女の子なので女の子の日に初投稿です。あけましておめでとうございます(遅漏)
受験前後や深夜に急ピッチで書くとやはりヤバイ(クソガバ文章)
2章は現在書き直そうか考え中
まーーだ時間かかりそうですね…