星守レイ○!担任と化した淫夢厨   作:投稿者:変態糞先生

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あーねんまつ
今年最後に初投稿です。

プラスチックアドベンチャーほんとすき
毎秒耳が孕む

何となくこれ迄の話で掴めたと思いますが、多人数交流の場面などでは場面の雰囲気を重視して、台詞が中心になり地の文が少なくなります。これは筆者の癖だって、はっきり分かんだね。

そんな時は会話している所さん!?を想像して読んでみて、どうぞ(懇願)



第00話 はじまりのエピルルォ!?ーグ

「おかわりをお願いします」

「こっちもオッスお願いしま〜す」

 

夕暮れの残光も駆け抜けた後、田所と高1の3人組はある場所に来ていた。

 

聞こえるのは麺を茹でる音に啜る音。

または付け合わせの葱を切る小気味良いリズム。

 

ラーメン屋の屋台。

田所が約束した場所に、4人は夜飯と称して集まっていた。当然、高校生達は親への連絡は済ませている。友達と食べる、としか言ってないが。

 

「HRK姉貴早いっすね…

もう3杯だよ3杯、ちょっと良いんじゃないこんな食いっぷり〜?」

 

豪快に麺を啜る田所が示すのが、遥香の意外過ぎる食べっぷりだった。

 

現状ではみきが普通盛りで昴が大盛りで各1杯ずつだったのだが、遥香は既に普通盛りと大盛りを平らげ、更に大盛りを頼みだしたのだ。

 

「すっ、すみません!

思ったよりも箸が進んでしまって…」

 

印象としてはこの儚げな少女、普通盛りの1杯を平らげられるかも不安であった。事実、最初の2・3口はスローペースだったのもらしいと言えば確かである。

…が、其処から何故か爆発的な加速がかかると、他の2人が半分にも差し掛からない内に1杯目を平らげてしまう。

 

続く2杯目は大盛り。これもペロリと完食。その様子には流石の田所も息を巻く。

因みにこの男は大盛り3杯を食し、シメに普通盛りを頼んでいた。

ラーメンのシメがラーメンとはこれもうわからない。

 

「ヘーキヘーキ。

遠慮せずに食えって言ったのは俺の方なんだし、こっちだってガッツリイくつもりだったから…姉貴達を変に待たせなくてホッとしてるんだよなぁ…」

 

「でも先生、まさか遥香と張り合うとはね。

流石に敵わないかと思ってたよ」

 

「本当。遥香ちゃんが食べるペースで競えるの、先生が初めてかもしれませんよ?」

 

「え、何その太鼓判は…」

 

「ふふふ、行こうと思えばまだまだイケますよ?」

 

「ファッ!?胃袋が深すぎィ!

凄いですね、これは凄い…」

 

如何やら印象などはこの場では(厳密には遥香の食欲に於いてだが)役に立たないようで、昴やみきもその強靭さは認めるところであるようだ。

 

そうしている内に頼んでいた2杯が作り上がり、2人は一礼と共に其々受け取る。

食べ終わった組はお冷を喉に通していた。

 

「ズッ、ジュッ、ズッ、ズゾズゾズゾズゾズゾゾゾゾゾッ!ジュリ!ズルッ、ジュリィ!ジョジョジョジョ!

ああうめぇ…あぁ^〜うめぇなぁ!」

 

絶望的に食べ方が汚いのは如何にかならないのか。無理でしょ(諦観)

犬が餌にかぶりつくが如くに勢い良く食べる田所。それとは対照的に。

 

「ズズズッ、ズルッ。ズズッ、ズ、ズルルンッ」

 

あくまで淑やかに、上品に啜る遥香。

その食べ方の随所には彼女の育ちの良さが表れている。何処となく洗練されたそれは、何か芸術的で美しい。

 

…早さで成人男性である田所と渡り合っている時点で十二分におかしいのだが。

何で普通盛りを食する田所よりも大盛りの丼の方が減りが早いのだろうか。麺だけでなく、スープまでも。全くもって意味不明である。

 

「ふぅ、御馳走様でした」

 

「ズーーーッ…ぷはー☆ 御馳走様。

HRK姉貴早い…早くなぁい?

いやどう考えても早ぇんだよォ!」

 

「相変わらずだね…」

 

「大食いか早食いの対決なんてしたら正直勝てる気がしないって、はっきりわかんだね…

男としてちょっと辛いですね、これは辛い…」

 

「後大盛りで…そうですね、3杯はイケると思いますよ」

 

「へぇっ!?さ、3杯ですかぁ!?」

 

推測する遥香の顔には笑み。きっと彼女は食べる事を快とする性分なのだろう。田所はそう判断する。

或いは寧ろ驚愕か。いや、多分にそうであろう。

 

「…ねぇ昴ちゃん。すっごく今更だけど私達おかしくないよね?」

 

「おかしくないでしょ。先生は見るからに食べそうな人だし、遥香はいつも通りだし」

 

「何時も食べに行く時とかはこんな感じなのか?」

 

「うーん、アタシ達に合わせる時もあれば自由な時もある、って感じですね」

「だけど遥香ちゃんが満腹だ、っていうのは今迄聞いた事ないですね…」

 

「腹八分。それが善い食べ方ですもの。

無理を押してまで食べる必要も無いと思うわ」

 

「その腹八分がとんでもないんだよね…

ホント、良く体型維持できてるよ…」

 

「私は運動部じゃない分、皆より頑張って特訓しなくてはならないから…」

 

「う〜ん…やっぱり体質だと思うよ。昔からそうだったよね?」

 

「さぁ、そうかしら?」

 

露骨に顔を逸らす遥香にあっ、逃げたなどと言うみきと昴。

これを皮切りに、女子高生の会話にも花が咲く。

 

その様相を田所は端と眺めながら、晩餐会の時間は過ぎていったーーー。

 

◇◇◇◇◇◇◇

 

「ん?昔って事は、3人は幼馴染か何か?」

 

すっかり暗くなった夜分。

田所は3人を其々の家に送り届けていた。春先で浮ついている変質者等の対策である。

 

ふと洩らした質問は、先程の屋台での一幕を思い出したものだ。

 

「遥香ちゃんと私はそうなんですけどね。昴ちゃんはこの学校に入ってから親友になったんです」

 

「そうそう、今じゃ3人揃って仲良し星守組なんですから!」

 

「いいねぇー!交友関係を広げていくのは大事だって、それ一番言われてるから」

 

肩を組む3人を見て、田所も御満悦顔だ。

 

 

 

其処からも歩き続けながら、様々な事を話した。

 

勉強について、学校について、特訓はどうだ、と真面目な話もあれば、3人の私生活についても交えた楽しい楽しい帰り道。

 

 

 

そんな道も、各人が此処までで良いと言った箇所で終わりを告げる。

 

「本当に大丈夫か?なんなら家迄見送っても構わないが?」

 

「大丈夫ですよ。皆此処からは近いので」

 

「と言うか、先生までいるの知らせてないしね…

送ってもらっただけって言ったとしても、多分家族全員びっくりするでしょ」

 

知らないおっさんが自分の娘と帰って来たら、びっくりするどころか普通はひっくり返る。

 

「そうですねぇ…なら此処でお別れするのもね、しょうがないね…」

 

「でも明日からは、先生としてまた会えますから!」

 

「おっ、そうだな(肯定)

これから宜しく頼むよ〜」

 

「はい!先生…今日はほんっとうに、有難う御座いました!」

 

「おう!気をつけて帰って、後…歯磨けよ!」

 

「ふふっ、そうですね。しっかりとします」

 

「じゃあ姉貴達、また明日な!」

 

 

田所が最後の言葉を発した途端、3人は少し不満気で不機嫌そうな調子になる。

 

これには流石の田所も、驚きを隠せない。何せ良いサヨナラを決めたと思った最後にこれである。

 

「え、何その顔は…(困惑)」

 

「やっぱりアレだよね…」

「うん、アレだね…」

「アレですね…」

 

「いやアレって何だよ(哲学)」

 

「先生…その姉貴って呼び方は、ちょっと止めてもらいたいんです」

 

「な〜んか壁を感じちゃうんだよね、

その呼び方はさ。他の皆も困ると思うな」

 

「それにあの時は…私達が諦めかけたあの時は、名前で呼んでくれましたよね?」

 

少女達が進言したのは、田所が女性を呼ぶ際の呼称についてだった。

どうやら3人とも、姉貴と言うのはお気に召さないらしい。

 

「これから先…もしかしたら私達が卒業するまで一緒にいるかもしれないんです。

だったら互いに壁なんて作らず、仲良くするのが良いとは思いませんか?」

 

「…ほんとぉ?」

 

「ホントホント。気軽に呼び捨てで良いからさ!変に呼ばれるよりも、その方が安心するよ」

 

「…そんなもんですかね?JKとの付き合い方はよくわかんねぇな…」

 

「いいんですよ。それに私達は皆、先生に助けられたんです。大袈裟なんかじゃない、命の恩人なんです。

そんな人に邪険にされたら、流石に変な気分になっちゃいますよ」

 

別に邪険に扱う訳じゃないんだけどな…とボヤきながら、田所は思案顔で少女達1人ひとりに目を向ける。

 

共通してるのは、皆期待の眼差しで田所を見ていることだ。

 

 

 

ーーー暫く唸ると息を吐き、参った参ったと両手を挙げる。

 

 

 

「わかったわかったわかったよもう…

まぁ改めて、これから宜しく頼むな。みき、昴、遥香。俺の初めての生徒達よ」

 

 

観念したかのような彼の顔は、何時だったか見えた優しい顔付きだ。

 

一方の3人はしてやったりと言わんばかりに無邪気な笑顔。

 

何が可笑しいのか、不思議と笑みが零れる。

 

何だろうか、何故だろうか。

名前を呼ぶだけだと言うのに。

『姉貴』を外しただけなのに。

 

どうしてこんなにも滑稽なのだろうか。

どうしてこんなにも暖かな気持ちになるのだろうか。

 

 

「何だよお前ら嬉しそうじゃねえかよ〜…

ああ^〜もう顔から火でちゃいそう!(半ギレ)ハイもう終わり!閉廷!以上!皆解散!」

 

 

そんな彼女達を見て何かクるものがあったのか、田所は慌てふためいて後ろを向いてしまう。

 

これは意外だった。

平時には飄々として、戦場ではイロウスにも怯まず苦境にも折れない眼前の男が見せた、恐らく初めてだろう“隙”。

 

これもまた堪らなく愉快で、遂には吹き出してしまう。

 

嘲笑などではない、心からの笑い声が木霊する。

この間田所は居心地悪そうに頬を掻いていた。だが彼は逃げ出さない。

ある言葉を待っていたからだ。

 

少女達の笑い声が止むと、先生!と声がかかる。

 

振り返る。

 

その先にいるのは、良い顔をした3人の少女。

星を守る命を背負った、ただそれだけの、普通の女の子。

 

彼女達は手を差し出し、輝かしい笑顔で男を迎えた。

 

 

 

『先生!これから宜しくお願いします!』

 

 

 

 

 

2045年4月某日。

 

この日を境として世界にある変革が起きる。

大局的にはある2勢力が再び結びついた話だが、それはこの場に於いて否。

 

神樹ヶ峰女学園に男性教師が赴任した?惜しい話だがそれも否と告げる。

 

起こったのはそう。

 

 

 

1人の男と3人の少女に絆が芽生えた事である。

 

この絆を渦の目として、世界は変わり始める。

それが意味するところは、今はまだ、誰も知らない。

 

 

第1章 完

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

運命は廻り始めた。

 

 

 

「先輩、上手くやってるんですかね?」

 

「それを確かめる為に俺達が視察に入るんだゾ。■■■■先生に良い報告してぇよな〜俺もな〜」

 

「…そうですね。あっ、あっちに行くならいっそ、■■君にも挨拶して行きますか?」

 

「おっ、いいゾ^〜それ。だけど今からアポなんて取れるかゾ…?」

 

「前に聞いた時、僕達が行くタイミングで丁度空く日がある、とは言ってましたよ」

 

「そっかぁ…よし!じゃあアイツら纏めて様子見に行ってやるぜ!」

 

「ありがとうございます…

で、先輩。沢山詰め込んでるみたいですけど、流石に人形は1つにしましょうね。荷物になってしまいますよ」

 

「ポッチャマ…」

 

 

 

一度(ひとたび)交差した道は、

 

 

 

「ふぅ…今日はもうあがりかな…」

 

「お疲れ様です、■■先輩」

 

「あ、■■ちゃん。お疲れ様」

 

「お疲れ様です、先輩。

今から■■と一緒に駅前のカフェに行くんですけど、先輩も如何ですか?」

 

「あ^〜いいっすね^〜

でも、2人のお茶会に僕が参加しても大丈夫?」

 

「とんでもない!先輩なら何時でも大歓迎ですよ」

 

「そう?じゃあ遠慮なく…おじゃましまーす」

「どうぞどうぞ。ふふっ、楽しいお茶会になりそうですね」

 

 

 

捻じれに拗れて、

 

 

 

「店長いるかい?」

 

「お、■■か。お仕事帰り?」

 

「ああ、ちょっと今回は遠出になりそうだからね。今の内に書類の整理くらいは終わらせないと」

 

「大変だねぇ、遅くまで。とりあえず何飲む?」

 

「ミルクでも貰おうか…アイスミルク、ダブルってOK?OK牧場?」

 

「そう言うと思った。さぁどうぞ」

 

「ん、ありがとよぅ。

……あぁ^〜うめっ、うめうめっ!」

 

「…なあ■■。彼のーー田所君の話は聞いたか?」

 

「星守、か。全く懐かしい話じゃい…」

 

「どう思う?」

 

「どう、ってそりゃあーーー」

 

 

 

 

今、再び交わる。

 

 

 

 

「……………………」

 

「今日も御参りか?ほれ、これ供えてやれや」

 

「師匠…ごめんな、何時も来てくれてさ。■■■もきっと喜んでるのぜ」

 

「阿呆、お前が稽古サボりださないか見張るだけだ」

 

「と言いながら手を合わせてくれるなんてな。私は個人的に師匠のそーゆうとこ大好き」

 

「調子いい事ばっか言いやがってこの野郎…

今日も直々に、空手を教えるからな」

 

「お、おう…師匠〜、程々で頼む!」

 

「言うじゃねぇかお前…いいぞ。 お望みならならさっさと始めなきゃな。

行くぞ」

 

「あっ、師匠!

■■■、ごめんな…また来るよ」

 

「■■■!早くしろ!」

 

「お゛お゛お゛お゛い゛!師匠ちょっとー!」

 

 

 

未知のエリア(レ)へ、いざ鎌倉ーーー。

 

 

 

次回、第2章

 

幼星群と集う雄 〜星雄遭逢編〜

 

お楽しみは、これからだぞお前。

 




此処まで1章を、ひいては本作をお読み頂き本当に有難う御座います…
また来年、3月以降にお会いしましょうね〜






激寒注意・激寒注意
此処から先はノンケもビックリの後書き染みた何かがありますあります

「後書きなんて必要無いんだよ!」な方はこのままブラウザバックの上、ハーメルンを楽しんでくれよな〜頼むよ〜




(淫夢要素は本当に)無いです。







初挨拶です。筆者の変態糞先生です。

この度はホモ諸兄もノンケ諸兄も、本作をお読み頂き本当に有難う御座います。
冗談抜きの初執筆である本作は暖かな感想や評価、何より皆様の御愛読に支えられて、何とかバトガ1章に当たる部分まで進行が叶いました。

感謝の念は尽きませんが、本題としてこの欄では言いたかった事の解説なり何なりを進めていこうと思います。これまた筆者の自己満足が多分に含まれておりますが、どうぞ御付き合い下さいませ。


1.この作品を執筆するにあたり

当サイト、ハーメルン様に於いて「バトル淫夢」で検索をかけると、なんとジャンルがFateしか無かったんですね。(投稿以前時点)
戦闘描写を含む淫夢クロスは多々あれど、これには少し驚きました。
更にバトガ小説を検索しても、件数が少なくて意外でしたと。
「これはいけない」と思い、「よし、じゃあバトガ×淫夢をぶち込んでやるぜ!」と意気込んだ結果が本作です。

2.バトル淫夢がタグに入ってないやん

執筆中に思ったのが、「バトル淫夢とは何か」という疑問。
バトル淫夢の先駆者様やニコニコなどを見ていると、このジャンルの見所さん!?はやはり『淫夢勢vs淫夢勢』や『茶番もあれど、基本は手に汗握る展開』だと気付いた次第で御座いまして。
『淫夢・原作勢vs原作敵勢』だったり『今後茶番マシマシで戦闘少ないかもよ?』などはバトル淫夢に入らないのでは?と思い、冒険譚の様な意味を込めて『活劇淫夢』とさせて頂きました。

3.何故田所は『浩二』ではなく『浩仁』なのか

これは作者の所為です。
多くの作品で描かれる野獣先輩ですが、本作でも描写するにあたり筆者はある願いを持っていました。

人を教え導くならば、力としての存在として在るよりも人として熟した真人間として在る方が良いと。

より人間らしさを描写するぞ、と自身を戒める為、『浩二』の『二』に人偏を足した『仁』として『浩仁』と致しました。
やっぱり教職は人間の鑑でないといけませんしね。
汚職?やめてくれよ…(魂の叫び)


言いたかった事は以上です。

最後に繰り返しとなりますが、本作は皆様の閲覧や感想、評価で成り立っている作品で御座います。
感想を貰えたのは本当に嬉しく、お気に入り登録者が増えるのもまた大変に喜ばしい話です。

それでも筆者は初執筆故、まだまだ表現が稚拙な箇所や文脈の錯綜が多々あります。
そんな際には、「ここいる?」などと御指摘下さいませ。改善するよう、精進致します。

ここまで来れたのは一重に皆様のお陰で御座います。
足は遅くなりますが、行けるところまで駆け抜ける所存ではありますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

以上、変態糞先生でした。
皆様良いお年を。

2016.12.30記す




長げぇんだよぉ!
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