星守レイ○!担任と化した淫夢厨 作:投稿者:変態糞先生
ゲーム中で再度見れないプロローグにそういう単語ぶち込むのはやめてくれよ…(絶望)
未経験者兄貴達の為に、後で1章迄の用語集作るので許して下さい、なんでもしますから!
…筆者いつも謝ってんな
今回は茶番仕立ての会話マシマシマッシマシでお送りします。
「や、やった…?」
「敵影無し、瘴気濃度は概ね正常…間違いないな。
ーーー退治完了です」
「や、や…」
『やったぁぁぁぁぁぁぁあ!』
晴れやかに青く輝く空、其処に少女達の歓喜が響き渡る。
「やった!勝ったね、私達!」
「うん!こうして生きていて…!
あんな沢山のイロウスに勝ったんだ!」
「一時はどうなるかと思ったけど、良かった…本当に良かった…!」
溢れる喜びを抑え切れず、互いに抱きしめ合うのはみき、昴、遥香。
それもその筈であり、彼女達が今迄1回の奪還授業で闘うイロウスの量の5〜6倍近いそれを、今回だけで相手取ったのだ。
イレギュラーと化した本奪還授業で、田所や先輩の存在があれど全員無事生還出来た事は実に天晴れ。
「うぅ、本当に良かったよ〜
ちゃんと…生きてるよぉ〜」
「ははっ…みきってば何泣いてるのさ!」
「す、昴ちゃんだって涙目じゃない!?」
「へ?別にそんなんじゃ…」
「ふふっ、誤魔化さなくたって良いんですよ?昴」
「ちょ、遥香!?揶揄うなって!」
『あははっ!』
心の底から安堵したのか、3人はもう顔中嬉し涙まみれだ。
「ふぅ、紆余曲折はあったが…終わってみれば無事成功か」
「そうね。後輩等はこのままで…
ワタシ達は最後の仕事、終えちゃいましょ」
「え〜…
れんげはも〜少しだけ、見ていたいな〜」
「…何て言うか…相変わらずね」
「んん〜っ、皆あんなに笑顔で…カワイイ♡」
それに対して…対してと言うにしては当然達成感を滲ませてはいるが、それでも高3の3人は元通りとなっていた。
…芹沢蓮華。彼女の女の子好きの性格もまたその表れである。
「蓮華。あんな事があった以上、また侵攻されても困るだろう?
早く結界を張ってしまおう」
結界。
それはイロウスを祓い大地を浄化するものだ。
奪還授業で瘴気を祓った後これを展開する事で、文字通りその区域を『奪還』した事になる。
つまりは結界を張って漸く奪還授業は終わりを告げ、星守としての役割を果たす事と相成るのだ。
その結界の元になるのが『神樹の結晶』。碧く輝くそれは、神樹がつける花が開花して生まれる謂わば『種』である。
武器や星衣、エネルギー体である事から果ては燃料に迄応用が可能な物質だ。
これが地面に埋まる、即ち大地に根付く事で結界が張られる。
それは今、
「ん、は〜い」
「先生、今から結界を張りますが…
…先生?」
明日葉が確認の意味を込めて田所に振り返るが、田所の表情は良くない。
鋭い眼光で彼方を険しく睨みつけ、彼自身が何者かを制している様にも見える。
「先生?」
「ん?ふぁい、どうした?」
「いえ、何か有ったのかと思いまして…
…まさか?」
「その心配は、ないです。
本当にイロウスがいないか確かめてただけだし、多少はね?」
「そうですか…なら重畳。
これから神樹の結界を張り、それをもって当授業を完遂としますが、宜しいですね?」
「そうですねぇ…
やった方がいいよね、うん…」
改めて問うも、渋々と言った様子だ。
「なんかハッキリしないわね?」
「いやそんな事無いっすよ?
やっと…授業が終わるんやなって…」
「今回は一際キツかったみたいですし、そう思うのも分かるわ〜
そ・れ・と・も、先生も感激してたりして?」
「ありますねぇ!
どうにか全員生還できたから…当然姉貴達含めてな」
話すうちに田所も元の軽々しさを取り戻し、ドヤ顔を見せ軽口を叩く。
「じゃけんとっとと終わらせましょうね〜」などといい、大きな欠伸までする始末だ。その緊張は完全に解けていると見える。
「じゃあさっさとやりましょ。
はい後輩等、ご注目。結界張るわよ」
「あっ、はい!」
「そうだそうだ、すっかり忘れた…」
「…おぅふ」
あんこの一声に高1の3人が作っていた不思議空間が瓦解し合流する。
その気の抜け様に、年長者は揃って一笑に服したのだった…
◇◇◇◇◇◇◇
そして、みき・昴・遥香の高1組3人と、蓮華・あんこの高3組2人、田所の6人が見守る中。
「では始めますね」
明日葉の手に握られた結晶が、スクランブル交差点のど真ん中、其処に置かれる。
するとどうだろうか。
結晶はアスファルトの地面にゆっくりと沈んでいく。
固く埋め立てられた人工の灰色へと、確かに埋まっていく。
それが完全に見えなくなった時、次の変化が起こる。
ーーー芽が生えた。
小さな小さな苗を模って、光の塊が芽吹いたのだ。
それは風に吹かれ、ぴょこぴょこと可愛らしく揺れる。
そして、一際輝いた芽はーーー
「………はぇ^〜」
塊は弾け、碧の光が交差点を起点として優しく溢れ出す。
生み出された光は彼方此方を翔けて、灰色の街と青い空に化粧を施す様にしてそっと撫でていく。
言うまでも無く、星守の力、神樹の輝きそのものだった。
蛍火として、奔流として、燐光として。
7人は正しく、美しく暖かな光景の中にいた。
「いつ見ても綺麗…」
「うん。何だろうね…
安心するよ…」
「ああ。何ていうか…あったかぁい」
(神樹の光浴びたらそれしか言えんのか、と野暮な話は置いておき)
童話の世界に紛れ込んだが如くの神秘。
然してそれは暫く後に元へと戻る。
碧光が収まり、再びビル群と空が個々の色を取り戻す。
だが其処には確かな違いがあった。
「成る程ねぇ、確かに空気が美味ぇ…ああ^〜ホント美味えなぁ!」
クッソ汚い涅槃顏を晒しながら深呼吸。齎された空気はとことん澄んでいた。
つい先程まで混沌とした瘴気に当てられていたせいか、心地良い感情となって全身を巡って行く。
「神樹の力は瘴気とは真逆。つまり毒に対しての癒しの効能が期待されます。
授業後には特にその実感が強いんですよ」
「そっかぁ…(納得)
それじゃあこれで…」
「はいっ!結界の構築が完了したようです!」
そう。此処は既に、張られた結界の内部。
清澄な空気は一切の瘴気を赦さずに弾く、神秘の力場。
それが今、渋谷一帯に展開された。
渋谷奪還は、此処に成った。
「これで全部終わりですね、先生!」
「やったぜ。
は〜今日キツかったね〜
ちょっとホントに…すっげぇキツかったゾ〜」
「の、割には全くそうに見えないなぁ…
実は先生、まだまだ元気なんじゃないの?」
「あっ姉貴さSBR姉貴さ、流石にそれは無い…無くない?
やっぱり運動した後は誰でも疲れるって、はっきりわかんだね」
「あれが運動かぁ…
あれを運動って言っちゃうのかぁ…常識が壊れそうだよ…」
「落ち着け昴。この場に於いては詮無き事。
今はこの事態を乗り越えた事を、素直に喜べばいいじゃないか」
「明日葉先輩…
分かりました。そうします…」
「昴の目が若干輝いていますね(小声)」
「堕ちたな(確信)」
「オチたわね」
「いやアレは堕ちた訳でも無いでしょーし、そもそも何で3人してそんな仲良いのよ…?」
イロウス発生の心配の無くなった渋谷で歓談が繰り広げられる。
彼女達はもう、星守では無く普通の女の子に。
田所もまた、1人の男性として笑い合っていた。
「あっ、そうだ(唐突)
MK姉貴。ASH姉貴が持ってた結晶とやら、姉貴達も持っているんだろ?」
「え?あっ、はい、持ってはいるんですが…」
田所の唐突な質問に対し、みきは懐から物質を取り出す。
…其れは色の抜けた球だった。
「…は?何これ?」
「いや〜その…
私達逃げる時思いっきり走ったじゃないですか?あの時何時も以上に力が出たような気がして…」
「結晶はエネルギー体…出力…何時も以上の力…
…あっ…(察し)」
「多分、結晶のエネルギーを3人で1個丸々吸い上げたんだと思います。
じゃないと説明がつきませんね…」
「道理であんなに走り回れたんだ…
それでも枯渇したんだからなぁ、今にしてみれば、ホントにヤバかったねこれ…」
「こんなに枯れた状態ではまともに結界も張れなかったでしょうね。
…つまり、先生や先輩達が居なければ私達は…」
「あっ、待ってくださいよ!
起らなかった事態の話をするのはナンセンスだって、それ一番言われてるから(至言)
そんな後ろ向きな事言わないでくれよな〜頼むよ〜」
「その通りね。何時迄もネガティヴ思考なのは後味悪いわ。
明日葉も言ってたけど、勝ったんだから笑えばいいのよ」
「…そうですよね。はい!分かりまーーー
くうううぅ〜〜〜
…腹の音が鳴る。
沈黙。
皆が皆、視線をそろりそろりと動かし、音の主を探している。
特段みきや遥香、昴の顔が赤いのは気の所為では無いだろう。多分。
神樹の護りの中で、あまりに突然鳴った其れが示すのは当然…
「そう言えば、いえ、多分なんですけど…そろそろお腹が空く様な時間ではありませんか…?」
最初に口火を切ったのは遥香だった。
「そっ、そうだね!お腹空いちゃうかもね!
アタシ別にそんなでもないけど!」
便乗したのは昴。
「ああっ、確かに!今何時位かな!?
気になるな〜私!皆お腹空いちゃうもんね、皆が!」
またまた乗っかってきたのはみき。
…三者、目線が泳ぎまくりである。
その様子に約1名、目を爛々と光らせているが気にしてはいけない(戒め)
で、この男がすっとぼけているのかそれとも素なのかは知らないが言うには。
「嘘つけ絶対腹減ってるだろ?
俺も腹減ったんだからさぁ、クッソでっかくお腹鳴っちゃうのもね、しょうがないね」
『先生にはデリカシーっていう物が無いんですかっ!?』
何で こ ん な と こ ろ で点を下げる様な真似をするのか。コレガワカラナイ。
「でも空腹感じるんでしたよね?」
「それはその…」
「時間は…13時を回ったところか。やっぱりお昼じゃないか(確認)
じゃけんとっとと帰りましょうね〜」
などと言うと、腹減ったなぁ…と零し、アスファルトの上に寝っ転がる。
過去であれば只の阿呆の行動であるが、
無いんだからそんな日光浴か日焼けをする様な、清々しくもクッソ汚らしい御満悦顔はやめて欲しい。
「アレは先生なりのフォローって事なのかな…?(小声)」
「多分絶対違うと思います…(小声)」
「ま、何時迄も此処に居る理由も無いしね。帰りましょ帰りましょ」
「そうだよ(便乗)
と言うか、どうやって帰るんだ?」
「結界の元、埋められた結晶が神樹とリンクしてるから、此処からなら何時でも戻れるわ」
「はぇ^〜すっごい便利…」
「では直ぐに帰還致しますか?」
「ん〜、そうだな。
上がったらお昼ですかね皆?」
「はい。も〜お腹ペコペコです…」
何処かより聞こえたその発言に田所は身体を起こし、意味深な表情を浮かべる。
あの顔は間違いなく、他人の弱みを握ったそれだ。
「ん?今お腹ペコペコって認めたよね?」
「あっ…」
「よしじゃあお腹鳴っちゃう位腹減ったMK姉貴の為に早く帰ってやるか!しょうがねぇなぁ(悟空)」
「えぇっ!?ちょっ…もうっ!先生!」
「何だよMK姉貴嬉しそうじゃねぇかよ〜フゥーッ↑フゥーッ↑」
「違いますからっ!そういうんじゃ無いんですってばぁ〜〜!!」
子供の様にはしゃぐ田所と真っ赤な顔で否定するみき。
まるで旧知の友の如くに振舞う2人を見て、少女達は息を吐く。
「あらあら、もう2人ともあんなに仲良くなっちゃって」
「ははは…仲が良いと言うか何というか…」
「でも、気さくな先生ですね」
「全くね。見ていて飽きない…って言うのはあるかも」
言葉にはこれからへの期待。
短期間ではあるが、新しい担任を見た彼女達が抱いた感情。
「昴ちゃんも遥香ちゃんも見てないで何とか言ってよぉ〜…」
「みき…頑張れ!」
「ひどいっ!?」
「さあ、みきの為にも早く帰りましょうか」
「えっ、ちょっと?遥香ちゃん!?」
「は〜い撤収よ♡み・き・ちゃん?」
「は〜っ、やっと終わりね…」
「ハイ奪還授業終わりっ!閉廷!以上!皆帰還!」
『は〜い(!)(♡)』
田所の号令と共に7人の傍から光が立ち昇る。
それは帰還の際のものだ。地球へ来た時と同じく、膜の様に7人を包む。
徐々に視界は碧に覆われ、渋谷の光景は薄れていく。
「…案ずるなみき。アレは…うん、悪ノリというものなのだろう。
わ、私も空腹なのは違いないからな?みきがそうなるのもやむなしと言うか…」
「明日葉先輩、多分それ地味〜にフォローになってないです!」
肩に手を置き言葉を掛けるもダメな様でーーー
「もぉ〜〜〜っ、何でこうなっちゃうんですか〜〜〜〜〜!」
ーーー色づいた街に最後に木霊したのは、みきの
◇◇◇◇◇◇◇
「ぬわああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおん」
スペースコロニー内、神樹ヶ峰女学園ラボ。
其処へと
「皆さん、お疲れ様でした」
「はい、八雲先生。
7人とも無事帰還しました」
「YKM姉貴オッスオッス!
いやキツかったっすよ今日は〜」
明日葉が真面目に帰還報告をする中で、相も変わらず田所は最初と変わらずに馴れ馴れしい。
だが八雲の顔に、最初の様な怪訝な表情は現れなかった。
「宜しい事です。
では、田所先生から改めて報告を受けるので…貴女達は教室へ移動。5時間目を待っていてください」
「了解です。皆、行こうか」
「あの、八雲先生。行く前に1つ良いですか?」
先程迄散々におちょくられていたにも関わらず、元の表情に戻るみき。
移動しようとする少女達の中、彼女から手が挙がった。
「如何かしましたか?」
「えっと…田所先生の事、よろしくお願いします。
今日の授業、私達は先生にすっごく助けられたんです」
今回の奪還授業。思い返せばそれは田所浩仁が担任となる為の最終テストだった。
「イロウスとの闘いでもアドバイスを貰いましたし…
何より勇気を貰えたんです。死ぬなって。生きろって。」
「そうだね…
もう無理だ、って思ったけど…あの時の先生は頼もしかったな」
「まだまだ色々、聞きたい事も恩返ししたい事も多いですからね。
此処でお別れになるのは心苦しいです」
みきの主張に、昴と遥香も続く。
3人の眼には譲れない意志。そう見える輝きが其処にはあった。
そんな姿を見て、田所は照れ臭そうに目線を逸らす。
「…嬉しいなぁ(感動)」
「決めるのは確かに私達じゃありませんけど…どうかよろしくお願いします、八雲先生!」
「ーーー随分と信頼されましたね、田所先生?」
「んにゃっぴ…
自分に出来る事をしただけなんだが…これもうわかんねぇな」
「変な所で謙虚な方ですね…
勿論、貴女達の想いも評価対象として考慮するわ。どうなるかは後でのお楽しみよ」
笑みをフッと零して八雲が言う。
彼女も外道や鬼畜では無い。生徒の言葉を受け止める事を約束し、この場を締めくくる。
「では先生、本日はお疲れ様でした」
「お疲れ様、午後も頑張ってくれよな!頼むよ〜」
「はい!失礼します!」
そう言って6人の生徒、何の変哲も無い少女達はラボを後にする。
残されたのは、
「初作戦を成功させ、生徒達からも信頼を得た。
先生としての技量も十二分にある様ですね。それとも、これは貴方の人格が成せる業なのでしょうか?」
「買い被り過ぎなんだよなぁ…俺はそんな大した奴じゃないって、はっきりわかんだね」
「御謙遜を」
「そんな事)無いです。
今回の成功は俺が手を出しちまった事、結局は救援に頼った事も含めての結果だ。
やっぱ未熟なんすねぇ…」
「やはり貴方も闘いましたか…
事態はそれ程逼迫していたと?」
「ん…瘴気の異常発生、についてか?」
田所が提示した案件。
それを以って、場は一気に緊迫の様相へと移り変わる。
「ええ。
遥香さんからの通信を受け、僅かに確認できた程度ですが…
一体何があったんです?明日葉達にはいざとなったら手を出せとは言いましたが、彼女達の存在には気付いていたのでしょう?
それでも戦闘を自重させた筈の貴方は闘った。何かあった以外に考えが及びません。ご説明を」
八雲の詰問。
彼女自身、今回の件は把握しきれていない。
ならば現地にいた者に聞くしかない。
現職として、星守の指導者として、据わった眼を田所に向ける。
田所が口を開いたのは、暫く逡巡した後だった。
「本格的にまずいですよ…
あんなのが居たなんて初めて知ったんだよなぁ…」
「“あんなの”?」
「まずこれさぁ、イロウスは基本的な知能を持たない前提なんだけど…
それが覆るかもしれない」
「なっ…知能を持つ個体がいたと!?」
「そうだよ、と言いたいが…
そもそもあの存在はイロウスだったのかすら判別出来ない。それが現状だ」
「…どういう事です?
順を追って話していただけると有難いのですが」
「聞きたきゃ聞かせてやるよ…そもそも俺だって空前の事態だったんだからな。
ーーー俺が邂逅したのは、殆ど人間でありながら瘴気に適応し、イロウスを操る女の子だったんだ」
茶番書くの疲れたもおおおおおおん
こんなんじゃ2章以降が書けないよ…精進しなきゃ(使命感)
次回は回想回