星守レイ○!担任と化した淫夢厨   作:投稿者:変態糞先生

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ホモの力でUAは1000、目次PV1300、全話PV2700突破とか…ご立派ァ!
ホモの兄貴達には聖人しかいないのか?(感涙)

予告通り、回想(を主軸とした結局TDNほんへ進行)回行きますよ〜ホラァ…
時系列及びナレーションガバ、台詞中心なのにも気をつけよう!


第8話 不安感が広がってないか?(懸念) 〜前〜

話は少し戻り。

 

■■■(■■■)に!近づくな!」

 

緑髪の少女より、瘴気が噴き上がる。

それより生まれた衝撃波は棒立ちであった田所を激しく打ち、後退させる。

 

その少女が異形の耳を持つ事もあって、田所はある結論に辿り着いた。

 

「ファッ!?お前イロウスかよぉ!?」

 

「イロウス…■■■(■■■)が…?

違う、みんなは…お友達だから、■■■(■■■)イロウス(お友達)じゃない」

 

「ッ…だとしてもッ!」

 

暴風として吹き荒れる瘴気の中、田所は眼前の存在ーーー敵へと野獣の眼光を向ける。

 

彼は今正に、少女は仕留めるべき獲物、そう断定した。

 

「お前が脅威だという事に何ら変わりはないんだよなぁ…!!」

 

「!!」

 

敵と判断した田所の行動は文字通り疾かった。

 

逆風どころでない滂沱の中で大きく前方へと跳躍すると、拳を強く握り、殴り抜ける体勢へと入る。

 

一瞬のうちに迫り来た相異なる存在に、少女も目を見開いた。

 

「頭いきますよ!」

 

勢いのまま突き出される右。

 

とった(・・・)

遠慮も容赦も無く、少女の顔面へと拳は吸い込まれるーーー

 

 

「っ!みんな、お願い!」

 

 

ーーーもそれは激突の寸前、第三者によって防がれる。

 

「ファッ!?」

 

然も庇った存在が大問題であった。

 

突然現れたその存在は、青の体躯を持つ剛腕の獣。

 

大型ロウガ種、ヴォルフ。

少女を庇ったのは、なんたる事かイロウスだった。

やはりかの女とイロウスには関わりがある事を、事態は確信させる。

 

傍に現れ、盾となる様にして腕を突き出したのだ。その隙に、背後へ少女を移動させて。

後は思惑通り。田所の振り切った拳は本来の標的に当たる事は無く、邪魔者に妨害された。

 

「ヌッ…ラアア!!」

 

それでも田所の拳撃は、確かに対象を破壊する一撃だ。

拳を喰らい、痛ましい軋みをあげたヴォルフの腕が弾ける。続け様に放った掌底が胸部を捕らえると、遂に瘴気へと還っていった。

 

『グオオオオオォォォォ…』

 

「ッ…!オマエまた…」

 

「えぇ…

庇わせたのはそっちだろ、いい加減にしろ!」

 

「うるさい!みんな、前後からコイツを圧殺して!」

 

少女の物騒な言葉と共に、田所の前後に渦が生成される。

 

其処から生えて出てきた頭蓋や手足を見て、察してしまう。

察してしまったのだ。

 

「イロウスを生み出し、操るってウッソだろお前…アレか?イロウスの親玉か何かか!?」

 

「違う!みんなは友だち!■■■(■■■)の大切な…大切な友だち!」

 

少女の一声により、生み出されたイロウスが田所を挟撃する。

前方にゲル種、後方にロウガ種。どちらも大型。

 

「あーもう話がめちゃくちゃだよ…」

 

狭い路地の中、前にも後ろにも逃げる空間が無い状況で2体の大型イロウスが迫る。

 

「やるしか無いか…はい、よーいスタート」

 

前後からの同時攻撃。ゲル状の体をしならせ振るう一撃と、その隙間を縫う鋭利な爪。

回避を赦さない筈の無慈悲な攻撃は、然し田所の跳躍によって回避される。

 

ビル伝いに壁を蹴って上昇したのだ。

狭い間隔ですら壁キックを決めるその姿は何処かの配管工の鑑である。

 

「ホラ落ちろ!」

 

浮かび上がった事により生じた高低差。

地に向かって1つ壁を蹴り加速すると、半回転してゲルを蹴撃する。

 

ゲル種は原始的なイロウスだ。

大きな核を表皮が覆うだけ。ある意味では全身弱点まみれのクソガバ構造体である。

 

それは大型となっても同じ事。

踏みつける様にして着地すると、その身体からは罅割れた核が覗く。

 

「(生存は)ダメみたいですね…ヌッ!」

 

限界まで潰れ瘴気が滲み出るゲルを足場に、次は目の前に降って湧いた田所を見るので僅かに硬直したウォルフに目標を定めた。

ゲルの反発を糧として三度跳躍すると、貫手を喉元へ撃ち込む。

 

そのまま跳び上がり、貫いた腕を振るって獲物を壁にぶち当て弧を描く様に引きずると、暫しの痙攣の後、力尽きたのかぐったりとしてしまった。

アーチを描く紅葉おろしの完成である。人だったら。

 

「堕ちたな(死亡確認)」

 

少女の後ろを取った田所は、瘴気となっていく残骸を落として歩み寄る。

 

「こんなに瘴気散らかして…ただで済むと思ってるわけ?もう赦さねぇからなぁ?」

 

対して、少女は動かない。

 

唯一の動きは。

 

「何で…?」

 

「は?」

 

「どうしてお友達に酷い事するの…?

此処はもう、みんなのものなんだよ?」

 

怨嗟。背を向けたまま肩を震わせ、それを呟く事だった。

 

「ああ。皆のものだな。

俺達人間の、が付くけどな」

 

「違う…。

■■■(■■■)達のもの。人間はもう、此処には要らない」

 

「巫山戯んじゃねぇよお前…俺↑等↓のだルルォ!?そんな事言ってタダで済むと思ってんのかよ!」

 

「うるさい…!人間は干渉するな!」

 

憤怒の形相で振り向いた少女が諸手を挙げると、再び莫大な瘴気が噴き上がった。

先程よりも強く、厳しく吹き荒れる。

 

「オォン!?」

 

咄嗟に身構えようとした田所も、予想外の風圧に押されて体勢を崩す。

 

それを少女は、待っていた。

 

「消えろ…ッ!」

 

何時手にしたのか、その片手には、剣と見紛う程の巨大な鋏が握られていてーーー。

 

「アォン!?」

 

田所を裂かんと振り下ろされる。

すんでで少女の攻勢に気づいた田所は横転にて回避する。本当にギリギリであった。

 

刃の着地地点は田所の顔、その目と鼻の先。

コンクリートの地面を抉る一撃だ。まともに喰らえばマミる所の話では無い。

 

「動くな!」

 

「動かないと当たっちゃうだルルォ!?」

 

地に埋まった鋏を取り出す瞬の内に、田所は持ち直す。

立ち上がった田所は流れる様にバックステップを決めて後退し、少女はその分の距離を詰める。

 

交戦の構えを取った2名が、またも硬直状態に陥った。

 

片や拳を何時でも打てる様に。

片や鋏を何時でも振える様に。

 

「…………」

「…………」

 

そして流れる静寂。貫く眼光。

 

両者共に理解していた。

 

 

本気で行かねば、死あるのみ。

この場を制せねば、死あるのみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逡巡の後。

 

「………!」

 

少女がハッとして眼光を緩めると、鋏の鋒を下げる。

 

手足は脱力した様に下がり、まるで戦闘の意志を感じられない。

 

好機。好機。

それは間違い無く好機。

かの女の首をとり、鮮血と散らし、この奇異な存在を滅する好機。

 

あまりにあからさまな(・・・・・・・・・・)千載一遇(好機)

 

「…おっ、大丈夫か大丈夫か?」

 

一切の緊張を保ったまま、煽る様に問いかける。

何て事は無い、それは粗末な罠だと断じた上での回答だ。

 

「思い出した。

言われたの。■■■■■(■■■■■)に、まだ闘うなって」

 

少女の口から飛び出たのは、これまた驚きの事実だった。

 

彼女側の存在が、更にいると。

然もそれは眼前の、田所をも苦戦させる少女に対して指示を出せる存在だと。

 

この言に田所は目を見開く。

只々驚愕した。

自分が未だ見た事の無い強大な存在が、いや勢力がいるのだと。

平生を装うが、内心は動揺に駆られていた。

 

「御仲間がいるみたいですね…(分析)

これ以上滅茶苦茶なのはやめてくれよ…(懇願)」

 

叩いた軽口をも気に留めず。

少女は目線を下げたままである。

 

「確かにもう■■■(■■■)は闘えない…ヤクソク、守るから…」

 

その呟きは少女の停戦を意味するのだろうか。

だとすればそれは重畳。何れにせよこれ以上彼方から来ないのであれば此方からーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「でもオマエだけは、お友達をたくさん傷付けたオマエだけは赦さない!」

 

 

 

()ね!」

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

「…それで、どうなったのです?」

 

時は戻り、神樹ヶ峰女学園・ラボ。

 

其処に居る2人の人物…田所浩仁と八雲樹は冷や汗を止める事が叶わなかった。

 

人間に近い容姿を持ち、言語を解し。

然し瘴気を操るイロウスの長の様な存在。

 

前代未聞の存在と交戦し、状況を振り返るだけで息が詰まる話だった。

 

「もうわかんねぇな…

気が付いたら吹っ飛ばされて空に浮いていた。それで離れていた3人と合流した。で、撤退指示して高3?連中呼んだって次第だな。

事の些末はそれで終わり、閉廷だ」

 

閉廷ってなんだよ(正論)

 

「そう、ですか…

良からぬ状況になってしまいましたね…我々にとっての異常事態を易々と引き起こす瘴気量に、貴方までも苦戦する単独戦力。加えてほぼ同等かそれ以上の仲間…」

 

素の(・・)、がつくとも言っておきますよ〜

念の為聞くが、其方側で何か情報は?」

 

「あったらこんなに頭を抱えてなどいませんよ…

多分この学園中を漁っても出る事は無いでしょう」

 

「そっかぁ…(落胆)」

 

余りにも突然に現れた脅威。

現在の高3も引き継ぎを終えたばかりであり、新しく入った中1などは戦闘経験も訓練経験も無い。

 

体制が切り替わったばかりの状態で、こんな存在が現れたのだ。

どうしろと言う。

これが2人の心境であった。

 

「…目下、如何するつもりですか?」

 

「今はまだ、この事は伏せた方が良いかもな。

ただ、星守達には対人戦の特訓も課す。確定です」

 

「訳を聞いても?」

 

「最初から俺だけがアレを相手どれればそれが良いが…

今生徒達に、それも仮にも武力を持っていて、化け物としか闘ってないような娘等にいきなり人間に近しい敵を討てと命令して、実行なんて出来ると思うか?

良心から躊躇って、ガバガバになって、瓦解して…そんな未来が見える見える」

 

田所が指摘したのは、星守と言う少女達が怪外と闘うことに慣れ過ぎて、対人の場で力を振るう事が出来ない…その可能性だった。

 

「幸い、俺()は対人戦に関しては一日の長がある。なら餅は餅屋。手を尽くそう。

それに…あいつ等はちゃんとイロウスを斃せる。ならするべき事は勝利のパターン化では無く自他の研鑽だ。これは俺の意見だがな」

 

「つまり、仮想体を用いた実戦訓練などは意味を成さないと?」

 

「曲解過ぎィ!流石に其処まではいってないゾ…

現行の課程をちょっと上向きに弄るだけだし大丈夫だって安心しろよ〜」

 

話している内に田所の顔にも余裕が滲み出る。

少し前まで綱渡り状態で闘っていたにも関わらずである。

心臓に毛が生えてますね…間違いない。

 

そんな田所の調子を見て八雲の方は1つ溜息をつく。

 

「はぁ…分かりました。

やはり、我々は貴方の力を借りなければならないでしょう。

改めて…星守クラスの担任、引き受けて下さいますか?」

 

依頼なのか懇願なのか。

八雲は一度真っ直ぐな目で田所を見ると頭を少し下げ、返答を求める。

 

彼の出す答えは、既に決まっていた。

 

 

 

 

 

 

「(担任を)やりますねぇ!

これからオッスお願いしま〜す」

 

「ありがとうございます。

では…当学園理事長、神峰牡丹に代わり、田所浩仁さん…貴方を星守クラス担任に任命します」

 

「ありがとナス!

YKM姉貴もこれから宜しくお願い致しナス!」

 

こ ん な と こ ろ で噛むな。

 

「勿論、私だけで無くこの学園の教職員皆でサポートします。

共に地球奪還に向けて、頑張って行きましょう」

 

分かりました(おかのした)

そしたら5時間目出ますかねYKM姉貴?」

 

「そうね。生徒との顔合わせをしてもらいましょうか。

…時間も丁度5分前ですか。行きましょう」

 

八雲が腕時計を確認すると同時に鳴り響く予鈴。

それは始業5分前のチャイムである。

 

「そうだな…あっ、そうだ(唐突)

帰ってきたばっかだから腹減った…腹減らない?」

 

これが何を示すか。

つまり、昼抜き。

運動と称してはいたが、激しい闘いの後に昼抜きで教卓に立つ事に異論があるのか、上目遣いで八雲を見る田所は棄てられた犬の様だった。

 

「…○ロリーメイトならありますが?」

 

「イイぞぉ!」

 

何処かの親父の様なハイテンションヴォイスをあげながら、取り出された○ロリーメイトを頬張る田所。

それを見ながら八雲が。次いで田所も歩き出す。

 

新たな舞台。星守の学び舎へと向かってーーー。




長くなりそうなので2分割です。1章完結までもう少し付き合ってくれよな〜頼むよ〜

あっ、そうだ(唐突)
ホモの兄ちゃんはクリスマスにはちゃんと4章を見て愛の意味を確かめましたか…?(小声)
改めて見直すと、あっこれかぁ!などと発見もあるので偶にはほんへ巡回、しよう!

…ノンケ諸兄はしなくていいから(良心)
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