小説でわかる幕間の物語   作:ニコ・トスカーニ

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一発ギャグみたいのを二本思いつきました。
まず一本目。
二本目は近日公開。
下ネタなので苦手な方はブラウザバックしてください。


それぞれの優しさ

 というわけで彷徨海にカルデアベースが出来た。

 俺は久しぶりに個室を手に入れた。

 個室を手に入れたらやることは一つしかない。

 

 オ●ニーだ。

 

 狭いシャドウボーダーでの生活で俺のリビドーは爆発寸前だった。

 

 とはいえ、静謐ちゃんやきよひーや頼光さんが侵入してくるかもしれない。

 不安なので交代で見張りを立てることにした。

 

  〇

 

「あれ、ロビンくん?」

「ブーディカの姉さん」

「マスターの部屋の前で何してるの?」

「そうですね。見張りってやつですかね」

「見張りって何の?」

「ああ、あの……アレっすよ。アレ」

「アレ?」

「……ほら、思春期特有の……わかるでしょ?」

「ああ。そういうこと(うふふ。男の子ね)」

「……ってわけで、そっとしておいてもらえませんかね」

「うん。わかった。夕飯の準備出来たから声かけておいてね」

「はいよ」

 

  〇

 

「……ってことがありましたよ」

 

 ロビンから報告を聞いた俺は思わず赤面した。

 でも目撃されるよりはマシだろう。

 俺は次も見張りを立てることにした。

 

  〇

 

「呪腕殿」

「これは、エミヤ殿」

「ぐだ男の部屋の前で何を?」

「私は見張りです」

「見張り?」

「はい」

「見張りとは何の?」

「魔術師殿は只今、己が内の黒き欲望を吐き出しているところです」

「……ああ(察し)」

「どうか魔術師殿が安寧のうちに内なる戦いを終えられるようそっとしておいていただきだい」

「そうだな。では、夕食の支度が出来たので良きところで声をかけていただきたい(思春期だな)」

「承知」

 

  〇

 

「……ということがありました」

 

 ハサン先生から報告を聞いた俺は思わず赤面した。

 でも目撃されるよりはマシだろう。

 俺は次も見張りを立てることにした。

 

  〇

 

「カルナさん?」

「マシュか」

「先輩の部屋の前でどうしたんですか?」

「オレは見張りだ」

「見張り?」

「ああ」

「何の見張りでしょうか?私ではお役に立てませんか?」

「お前では不適切だ」

「不適切……あの、どのような事態が先輩の部屋で起きているのでしょうか?カルナさんは一線の英霊ですが、一人で大丈夫な問題なのでしょうか?応援は必要ないのでしょうか?」

「必要ない」

「……そうですか」

「ああ。ぐだ男は自慰行為(オ●ニー)の真っ最中だ。応援は不要。どうかそっとしておいてやって欲しい」

「……え?」

「今日はお前のことを考えながら行為に耽るので、特にお前には知られたくないそうだ」

「ちょっとおおおおお!!!!!!!!!」

「どうした、ぐだ男、もういいのか?今日は百回ぐらい4545するのではないのか?」

「あーーー!!!!あーーーー!!!!アーーーー!!!」

「もー先輩///」

 

  〇

 

 カルナさんは真面目過ぎた。

 人選ミスだった。




ほんと上品でごめんなさいね。
ちなみに劇場版fate見ました。
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