いや、ゼットンさん、別に書くのかめんどくさかったとかじゃないんですよ、ほんとですよ?
「その割に色々してたみたいですね?」
ちょっとフュージョンファイトでゼロ君を育てるのに忙しかったんです!
「艦これACで建造ばっかしてたくせに?」
ギクッ
「そんな作者さんに喝を入れるため、このお二方をお呼びしました。」
パワード「あぁん!?最近だらしねぇな!?」
グレート「ホイホイチャーハン!?」
あ、いや、ちょっとまって、嘘、あ、ア゛ーーーーーーーー!!!
はじめは何も思ってなかった。
命令されて、従って、壊して、殺した。
何も感じなかった。
どれだけ壊しても、どれだけ殺しても。
あの人も殺そうとした。
でも何度も立ち上がってきた。
今までの相手ならとっくに死んでるはずなのに…
ボロボロになりながら戦うのをやめなかった。
でも、殺した。
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はじめまして、
私はゼットン、宇宙恐竜ゼットンです。
私はよく破壊の道具として扱われてきました。
何かを壊して、誰かを殺して、その繰り返し…
でも、ある日、私の繰り返しは、とるに取らないと思っていた小さな地球人によって終わりを告げました。
私は地球人に敗れ、魂となって怪獣墓場に行くことになり、少しの間眠ることになりました。
私が転生する時、なんと人間の女性の体で転生しました、多少宇宙恐竜の名残はありますが。
でも、これといって不便は無く、何より人間に近い転生をしたので、前の体より物事を深く考えることが出来るようになりました。
転生してすぐに、昔私を育ててくれたゼットン星人に会いました。
彼女も怪獣墓場で転生し、私と同じ女性の体で転生をしていました。
彼女は私を妹のように接してくれて、私もいつの日か彼女を《お姉ちゃん》と呼んでいました。
お姉ちゃんはなぜか鼻血を出して、「私の妹がこんなに可愛いわけが…」とか言ってました。
2人でフラフラと銀河のあちこちを旅している時、ある人に出会いました。
彼はドリューと名乗り、自分を光の国出身のウルトラ戦士と言いました。
ドリューさんは光の国に移住し、新しく人生を始める怪獣や異星人を応援し支援する、ウルトラ星際管理局の局長を務めているそうです。
私たち2人にも、光の国に来ないか?と誘ってくれました。
正直私たちは悩みました。
昔と事とはいえ、私はウルトラ戦士を一人殺めています。
でも、このままジリ貧生活を送っているといずれ昔みたいに、誰かを襲い出すかもしれない、そう思いました。
せっかく転生して、新しく始まった、第二のチャンス。
私たちはそれを掴むべく、ドリューさんについて行きました。
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とてもキラキラしていました!
M78星雲、ウルトラの星、光の国、ウルトラ戦士の故郷に私たちは立っています!
噂に聞いていたよりも、ずっと綺麗なところで、私たち以外にも怪獣や異星人が思っていたよりもたくさんいました。
ドリューさんは私たちに住む場所を用意してくれました、場所はウルトラ商店街という賑やかなところの隣、ウルトラ団地3番地でした。
住み心地もとてもよく、小惑星の影で寝ることなんてもう考えられないことでした。
周りに住んでいる人たちも優しく、レイブラッド星人の男性やゴモラの女の子、たくさんの人たちが歓迎してくれました。
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そして今日は今度から私とお姉ちゃんが転入する予定の学校へご挨拶に行くところです。
この身体に転生して物事がよく考えられるようになったとはいえ、私はまだまだ知識が足りていません、変な宇宙人に騙されて力が悪用されないように、キチンとした倫理観を身につけるようにと、ドリューさんに言われての事です。
特にお姉ちゃんは昔とあんまり考え方が変わってないので、必ず行くように言われました。
私達は学校に着くと、迎えの人が来てくれました。
「やぁ、初めまして、私はゾフィー、この学園の教頭だ。」
「初めまして、ゼットンです」
「ゼットン星人よ」
なんだか頭が焦げ臭い人だ、でも態度は柔和で優しそうな人でもある。
「本当は担任の教師が迎えに来るはずなんだが、彼は今日、急用が入ってしまってな、代わりに私が来たと言うわけだ。」
「君たちの担任は私と同じウルトラ戦士なのだが、今日は彼に依頼が来てね、出張中なんだ。」
彼の案内で学園を周り、入学手続きを済ませ、あっという間に夕方になってしまいました。
「何かわからないことがあったらいつでも電話しなさい、君たちはじきにこの学園の生徒なのだから」
「はい、ありがとうございました。」
頭を下げ、お礼をしてから帰路につく、来週からいよいよ学園での生活が始まるんだ…そう思うととても楽しみになりました。
「…あのゼットン………私の杞憂で済んでくれればいいのだが…」
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入学手続きをした日の帰路で夕飯の材料を買って来てほしいとお姉ちゃんに頼まれました。
いつもは家に買い置きがあるのに、今日の手続きで忘れていたらしいのです。
私は一人商店街に向かい、今晩の材料を買いに行きました。
この商店街は本当にいろんなものが置いてあります、元々、光の国の文化でないものはウルトラ戦士が派遣された地域で収集した情報を元に再現されていたり、私同様、移住して来た異星人の人がお店を開いていたりします。
パンドンさんの焼き鳥屋さん、ベロンさんの酒屋さん、他にも八百屋、金物屋、雑貨屋、果てはピカリの国の人が経営エネルギースタンドまであります。
とても良いところです、この商店街、この街は。
私は浮かれていました。
あの人に会うまで。
材料を買って帰る途中の商店街、私はまだまだこの街が楽しくて仕方がなく、あたりをキョロキョロしながら帰ってました、その時…
ぽろっ
私は財布を落としてしまい、少し歩いて気づき、慌てて取りに振り返りました。
「これは君のかい?」
男性の声、どこかで聞いた、優しい声。
私は財布を拾ってくれた方に、ひとにお礼を言おうと振り向くと
「ありが……と…うご……」
ウルトラマンがママチャリ引いて財布を手渡して来ました。
私が昔、殺したはずの、ウルトラマンが。
皆さんは覚えがありますか?
殺した相手や生き物が復讐しに化けて出ると言うのを?
私はそれなりに生き物を殺めて来ましたが、転生してから、少し割り切って考えるようになりました。
でもこの時ばかりは割り切れませんでした。
「?、どうかしたのか?」
彼は不思議そうな顔をしながら私を見つめて来ました。
「やっ、あの、わたっ!」
「ああ、初対面の人に失礼だったかな。」
「!」
初対面!今彼は初対面と言いました!と言うことは…
「私はウルトラマン、私もこの商店街の近くに住んでいてね、君は越してきたばかりかい?」
「は、はい…」
なんとか呼吸を落ち着け、目を合わせることは出来ないけど、このままやり過ごせば…
「そ、それは、私のです…」
「ああ、そうか、今度から気を付けるといい」
どうにか私が自分を殺した怪獣とは思ってないようだし、このまま…
「さて、そろそろ夕飯の支度をしなければいけないから、私はこの辺で、さようなら」
そう言って彼はママチャリに跨り、颯爽と去って行きました。
心臓が物凄いことになっています。
あまり回らない頭で必死に考えます。
彼は生きていたのか!?あの時確かに殺したはずなのに!
私達怪獣は怪獣墓場で転生しますが、光の国の人が転生すると言うのは聞いたことがありません…
私はブツブツ呟きながら帰ることにしました…
なんでママチャリ乗ってたんだろ…?
飛べばいいのに…
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あの後家に帰り、ご飯の後、急いでお姉ちゃんに伝えました、でも返ってきた答えは…
「え、知ってるわよ?」
「へ…?」
「て言うか貴女のクラスの担任は彼よ?」
ペンシル爆弾より大きな衝撃が私に走りました。
え?なんでそんな大事な事を黙ってたの?
私は全然知らなかったのに!?
「なんでって…よくテレビでもやってるじゃない、ウルトラ戦士がどうとか、その時たまたま彼が映ってたのよ、ほら、今のニュースにも出てる。」
バッと振り返り、お姉ちゃんが言ったニュースは…
《ウルトラ戦士の活躍!!テロリストを倒す!》
『昨日、M78星雲、メタル星の集落でテロリスト集団が人質をとって建物に立て籠もる事件が発生しました。』
ニュースキャスターが文を読み上げます…
『犯人はナックル星人をトップとする集団で、身代金を要求していました。』
『そこにウルトラ戦士が派遣され、一時緊迫状態に入りました。』
『テロリストはカプセル怪獣としてガゾートを召喚しましたが、瞬時にウルトラ戦士に撃破され、テロリストも捕縛されました。』
そこに映っていたのは、監視カメラの映像で、ガゾートとあのウルトラマンが対峙しているところです。
素早い攻撃をかいくぐり、身体を掴み空に投げると、彼は得意のスペシウム光線の構えをしました。
そこまではいつものスペシウム光線でした。
私が受け流して、反撃に移れるほどお粗末なものだったと記憶しています。
が、次の瞬間、彼の両腕が光り、周囲の空気が震え始め、彼の両腕から放たれた光りはガゾートを一瞬で包み込み、後には何も残りませんでした。
『派遣されたウルトラ戦士は宇宙警備隊、ウルトラ兄弟の次男、ウルトラマンさんで、彼のおかげで怪我人も無く事態は収集しました。』
さっきの映像が衝撃的過ぎて、ニュースキャスターの声が頭に入ってきません。
「…な…ん…」
「彼、貴女に負けて、こっちに返ってきた後物凄い特訓したらしいのよ、おかげで昔の5倍は強いんじゃないかって、大家のカネゴンさん言ってたわよ?」
ハッと我にかえり、私は最悪の事態に備えようと…
「何してんの?」
「何って!逃げるんだよ!?お姉ちゃん!」
「はい?」
あの映像を見てから、私の頭は恐怖で埋め尽くされていました。
昔とは比べものにならない
もし、私があの時のゼットンだとバレたら?
彼が復讐に来る前にここから一刻も早く逃げないと!!
「大丈夫よ、ここの人たちの人の良さ知ってるでしょ?歴史上2人しか犯罪者がいない星なのよ?」
「でも…」
「彼が復讐する気なら、私達とっくに消し炭になってるわよ。」
「来週から学校なんだから、明日から忙しくなるわよ!」
そう言って、お姉ちゃんはさっさと風呂場に行ってしまいました。
「大丈夫かな…」
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「ああ、私だ、今度の新入生の件だが…ああ、あのゼットンは…」
ふぅ、なんとか前編です、グダグダ感が否めませんね…
「作者さんはどのウルトラシリーズと仮面ライダーが好きなんですか?」
え?ネクサスとクウガですけど?
「…どおりでこんな展開が好きなんですね…」