ヴィ「緊急会議ですッ!」
そう声高々と告げたのはヴィヴィオだった。現在高町家、ヴィヴィオの部屋に年頃の女子4人。
コ「どうしたのヴィヴィオ?」
ヴィ「この作品ももう30話いったわけだけど、いっこうにヒロインが決まらないのは一大事だよ!」
リ「またメタなことを・・・そもそも30話行っただけでヒロイン決まってないのなんて未定ってタグ付いてたりするのなんてそんなもんじゃない?」
ヴィ「甘いよリオ!というか、もはやヒロイン路線から完全に外れきってるからそんなこと言えるんだよ」
リ「おいヴィヴィオ、今言ってはいけないことを言ったなアァン?」
閑話休題
コ「私としては先輩の中で誰が一番心の中で割合を占めてるかにもよると思うな。こういうのってえっと・・・ギャルゲ?っていうんだっけ。そういうのでやってたよ」
ア「コロナさんそんな知識どこで仕入れてくるんですか・・・」
コ「前に先輩がニヤニヤしながらゲーム機と会話してるのを見たんです」
リ「相当沼にハマってるよねそれ・・・」
コ「課金がどーとか言ってた気もする」
ヴィ「それ一番ヤバイ奴だよ。何がかは分からないけどそんな気がする」
ア「ですがそれとこれとでどうして緊急会議なんでしょうか?」
ヴィ「よくぞ聞いてくれましたアインハルトさん!それはこれまでの話数の中でルールーのヒロイン度が尋常じゃないんですよ!」
ア「そういえば・・・・」
リ「幼馴染に世話焼き、ツッコミに恩人経緯・・・うわぁ、属性テンコ盛り」
ヴィ「この中で一番属性としても原作としてもヒロインポジな私とアインハルトさんでさえ最近漸くやっとスポットが当たってきた程度。でもそれも今やミカヤさんとルールーに塗りつぶされる感プンプンだよ!」
リ「ねえコロナ、ヴィヴィオなんかあったのかな?もの凄く鬱陶しいんだけど」
コ「今回ギャグだから仕方ないよ・・・」
ア「それで、現段階においてヴィヴィオさんの言い分はなんですか?」
ヴィ「もっとヒロインしたいッ!」
リ「あんた数話前までやってただろッ!?まだ足りないと申すか!?」
ヴィ「だってメインだよ!?主人公だよ!?なのフェイの娘だよ!?もっとなんかあってもいいじゃん!」
ア「例えば?」
~以後、ヴィヴィオの妄想~
「先輩」
「ん、どうしたのヴィヴィちゃん」
「えへへ・・・なんだか先輩に会いたくなって」
「おかしなこと言うね。・・・でも俺も一緒の気持ちだったよ。これも運命かな?ほら、俺達昔じゃ兄妹だったし」
「そう、ですね・・・あ、でも」
「うん?なんだい」
「昔は兄妹でも・・・・今は、その・・・・」
「フフフ・・・わかってるさ。おいで、小猫ちゃん」
~終了~
ヴィ「なああああああああんって、なっちゃたりしてキャーッ、キャーッ!」
リ「あの、ヴィヴィオ、痛い、痛いから叩かないでっていうかマジで鬱陶しいッ!」
コ「脳内妄想がアホ丸出し・・・ヴィヴィオ、いくらギャグでもこのキャラ崩壊はSLB並だよ」
ア「誰が上手い事を言えと。まあヴィヴィオさんのキャラ崩壊はこの際目を瞑るとして、ルーテシアさんのヒロイン度が尋常ではないのは確かです」
ヴィ「時点で私かシャンテだとしても、その次はアインハルトさんかと言われたら若干怪しいですしね」
リ「過去描写ではシグナムさんがなんか意味深なこと言ってたし・・・・ってこの争奪戦かなり厳しくない?」
コ「公式の情報じゃもう漫画Vividも終わるみたいだし。そうなってくれば、必然的にメインになるのは間違いなくフーカさんとリンネさんの二人!」
ア「これでは、益々私達の影が薄くなる可能性が大ですね」
リ「ただでさえルールーがヒロイン度濃いのが珍しいっていうのにその上まだ増えるとかムリゲーもいいとこですよ」
ヴィ「というわけで、第一回、ヴィヴィスカヒロイン緊急会議を始めますッ!」
◇
ヴィ「という訳で、何か具体案を片っ端から上げて行こうかとおもいます。まず私から! ~お色気要素~ 」
ア「お色気、ですか」
ヴィ「そうです。先輩の身の回りにはやたら立派な山脈だったりおまけに美人なおねーさんが勢ぞろいしています」
リ「たしかに。八神家の皆さんだけでもシグナムさんにシャマル先生、それにはやてさん」
コ「今じゃルーちゃんもいるしね」
ヴィ「しかァし!私達にもあるじゃないか、大人モードが!」
ア「でもそれコロナさん以外ですよねあたはまるの」
リ「コロナのはStrike!にならないと出てこないしね。しかも見かけじゃよくわかんない」
ヴィ「チッチッチ・・・わかってないなァリオは」
リ「だからそのキャラ絡みづらいって・・・で、どういう意味?」
ヴィ「コレを見るのです!」
ドン!
ア「これは・・・たしか、OVAの」
ヴィ「はい。ヴィヴィストOVAの総合競技の回です。所謂、リオやコロナが目立つ回ですね。そこでこのシーンです!」
~少女アニメ視聴中~
リ「えデカ!?コロナデカ!?」
ア「字面で描くと刑事みたいですね・・・いやそんなことはともかく、そうですね。たしかに大きいと思います」
ヴィ「けしからん!実にけしからん!」
コ「うう・・・最近なんだかおっきくなってきてちょっとコンプレックスだったのにこうなるんだ・・・」
「「「え、もしかして今から?」」」
コ「ふぇ、あ、うん。お母さんからもそろそろ考えなきゃね、って」
ヴィ「マジか・・・」
リ「アタシなんて成長しても大差ないのに・・・」
ア「私なんて皆さんより年上なのに・・・」
お色気案 否決
ア「次は私ですね。 ~頼れるお姉さん作戦~ 」
ヴィ「はい次ー」
ア「え、ちょ、まだ私何も・・・」
リ「だってそのプランだとこの中じゃアインハルトさん一強じゃないですか」
コ「たしかに。私達って先輩の中じゃどう頑張っても妹ポジションだし」
ア「で、ですが先輩はこの手のものに大変弱いじゃないですか!?」
リ「まあ確かに弱いけど・・・でも私達って体型こんなだし」
ヴィ「正直な話、常時大人モードっていうのはなんというか違う気がするんですよね」
コ「さっきまで色仕掛けしようって言ってた人の感想とは思えない・・・でもまあそうだね。でも線は悪くないかなって思いますよ」
リ「そんなわけでコレいってみよー! ~やっぱコレ!妹作戦~」
ヴィ「我、完全勝利なり」
ア「ここぞとばかりのドヤ顔が妙に癇に障りますね・・・」
コ「このプランに関してはこの中じゃヴィヴィオ一強ですし」
リ「む、私だって負けてないよ?八重歯に元気っ子!おまけに料理もできるし声だって―――――」
ヴィ「ストップリオ。それ言い出すとキリがない」
頼れるお姉さん、妹案 否決
ヴィ「結局・・・なぁんにも浮かばないね」
ア「こればかりは流れに身を任せてチャンスを確実にモノにしていくしかなさそうですね」
リ「ところでさ、私達って何のために集まったんだっけ」
コ「そうそう。たしかヴィヴィオが皆に連絡したんだよね?」
ヴィ「あ、そうだった。実はですね、今度みんなでまた合宿をやらないかなっていう事で集まってもらいました」
ア「いいですね、またできるなんて嬉しいです」
リ「前回は引き分けだったから、今度はちゃんと決着つけたいね!」
コ「新しい魔法も練習したし、大会を経験してみんな実力も伸びてるからもっと楽しい勝負になるかも」
ヴィ「それでね、もうなのはママとフェイトママの休みは抑えてあって――――」
こうして、女の子四人のちょっとした女子会は穏やかに過ぎていくのでした。