雨が降る頃に   作:羅糸

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時雨と提督

寒い冬の季節

ここは鹿屋基地のとある1つの鎮守府

そこに一人の男が立っていた

 

男「ここが今日から着任する鎮守府かぁ…」

 

彼は今日からこの鎮守府を任される提督だ

まだ18という若さで学校を卒業しここに配属されたのである

彼は期待を胸に鎮守府の中に入った

提督として任されたこと、そして自分の部下ができること

 

部下は艦娘と呼ばれる少女たちの事だ

仕事をおろそかにするつもりはないが内心女の子に囲まれて仕事が出来ることを彼は嬉しく思う

 

しばらく案内地図を見ながら鎮守府の中を歩き執務室の扉の前にたつ

執務室にははじめての部下になるだろう初期艦がいると聞いている

 

提督はどんな子が部下になるのか胸を踊らせ扉をノックし扉を開ける

ガチャっとした音がし扉を開くと一人の少女がこちらを向いた

 

少女「君が提督かい?」

  

青い目と黒髪に三つ編みとアホ毛がチャームポイントの可愛らしい女の子だった

 

提督「あぁ、俺が今日からここに着任することになった提督だ。よろしく」

 

少女「うん、僕は白露型駆逐艦時雨。これからよろしくね」

 

少女は 時雨は そういうとニッコリと笑顔をこちらにむけた

 

 

 

時雨に自己紹介をすると提督は部屋を見回す

部屋は綺麗にされており艦隊に関する子とが書いてある書籍棚そして書類を書くための提督と秘書艦の机が置いてあった

提督は少し物足りなさを感じ今度家具を注文しようと思う

 

提督「それじゃ仕事をしよう、って言いたいところだけどまだここに来て分からないことも多いしなぁ…。

時雨、鎮守府を案内してくれないか」

 

時雨「うん、いいよ」

 

時雨はついてきてと言い提督と一緒に執務室を出る

 

時雨「ここが食堂だよ」

 

そこには100人以上が座れるであろう大きな食堂であった

 

提督「大きいな」

 

時雨「今は僕たちしかいないけどこれから艦隊の指揮を取るなら沢山艦娘が集まるからね」

 

提督「そうだな」

 

そこまで沢山の艦娘がいたら賑やかになるだろう

いつかそんな艦隊を作りたいと提督は思った

説明が終わると次の場所へと移る

 

時雨「ここはお風呂場。傷付いた艦娘達が傷を癒す入渠でもあるんだ」

 

次の場所はドッグであった

本来なら男である提督はこれないが今は誰も使っていないため行くことが出来る

もちろん提督用の男湯もある

 

その後も鎮守府内を説明し最後に工廠を訪れた

 

時雨「ここでは僕たちの武器や艦娘が作れるよ。

まだ僕しかいないし出撃するためにも建造したらどうかな?」

 

提督「そうだな、でもどうやってするんだ」

 

提督が疑問に思うと提督の側に小さな生物が集まってくる

ここで武器や艦娘を建造してくれる妖精だ

すると妖精は提督に紙を渡す

 

時雨「そこに使う資材を書くんだよ。最低値は30でそこから使いたい分の資材を書くんだ」

 

提督はなるほどと説明を理解し貰った紙に数字を書き始める

 

提督(どれくらい使えばいいんだろ、ええい適当にかいちゃえ)

 

提督は適当に数字を書くとすぐさま妖精に渡す

 

時雨「最初だからまず最低値でやってみるといいよ…って聞いてた?」

 

時雨がいい終える前に提督は紙を妖精に渡していた

 

提督「あ、悪い適当な数字書いて渡しちゃった。まぁこれも運試しってことでいいだろ」

 

時雨「……まぁいいさ。もう1つ建造できるからそっちは最低値で建造してみてよ」

 

時雨は少し呆れ気味にいいそれに気付いた提督は時雨の言う通りにする

もう一つの紙を妖精に渡すと妖精たちは建造を始める

 

時雨「高速建造が出来るみたいだし今回はそれを使おうか。妖精さんたちお願い」

 

時雨が指示を出すと妖精たちは従い大きな炎を出すガスバーナーを建造してたものに放つ

 

提督「おい、あれでいいのか本当に」

 

時雨「うん、一応大丈夫だよ」

 

提督ははじめてなので作られ方に疑問を思ったが炎を放たれた建造物は次第に姿を変え人型に変化していった

 

そこには小さな少女が現れた

 

少女「陽炎型駆逐艦雪風です!どうぞよろしくお願いします!」

 

雪風と名乗った少女は手には双眼鏡を背中には魚雷を背負っていた

 

時雨「まさか雪風が来るなんて…」

                  

提督「ん?どうかしたのか?」

 

時雨「どうしたもこうしたもないよ!この子は簡単には建造出来ないんだ。適当に入れたとはいえ提督は運がいいね」

 

時雨は雪風が来たことに驚いていた

 

雪風「あ、もしかして時雨さんですかっ!?」

 

時雨「うん、そうだよ。久しぶりだね」

 

提督「二人は知り合いなのか?」

 

雪風「はい!雪風達は呉の雪風佐世保の時雨と言われた幸運艦なんです!」

 

提督「幸運艦かぁ…そんな二人を迎えられたなんてほんとラッキーだな」

 

時雨「そうだね……幸運艦だからっていいことばかりとは限らないけどね…」

 

時雨はどこか寂しげにポツリと呟いたしかし今の提督にはそれに気付くことが出来なかった

 

提督「じゃもう一つのほうも見てみるか」

 

提督は時雨が言ったように妖精たちに指示を出すと妖精たちは先程のように作業をする

そしてまた一人の少女が現れた

 

川内「川内参上!夜戦なら任せといて!」

 

元気いっぱいな少女が現れた

 

提督「川内か、俺が提督だよろしく」

 

川内「よろしく!いきなりだけど提督は夜好き?」

 

提督「夜か?まぁ嫌いじゃないかな」

 

川内「うんうん、いいよねぇ夜はさぁ」

 

時雨「これは…夜は騒がしくなるね」

 

こうして時雨と二人の艦娘が仲間になった

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