NEW GAME! LEVEL UP!!   作:naogran

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冬の季節になり、青葉が新宿東口を降りてメールを見る。

青葉「えーと、待ち合わせ場所は・・・あ!」

すると遠くにコウを発見して走った。

青葉(八神さん、何してるんだろう?)

コウが見てる方を見るとあの掲示板があった。コウが写メを撮る。

青葉「おはようございます!」

コウ「早いね〜。まだ私しか来てないよ?」

青葉「じーっと見てましたね。」

コウ「いやぁ、扱い良いなって思ってさ。」

それは、フェアリーズストーリー3の掲示板だった。


12話「ひとつ夢が叶いました!」

その後りんとゆんと優斗と合流してヨドバシカメラ新宿西口本店 ゲーム・ホビー館へ向かった。既に行列が出来ていた。

 

青葉「凄ーい!少し行列が出来てますよ!はじめさんとひふみ先輩と大輝さんは先に来てるはずなのに居ないですね・・・」

 

するとゆんと優斗がある物を見た。

 

ゆん「いや、彼処や・・・」

 

優斗「青葉さん、居るぞ。」

 

行列の方を見ると、ひふみとはじめと大輝が並んでた。

 

青葉「並んでる・・・私達はスタッフだからソフトって貰えるんじゃ・・・」

 

コウ「特典目当てでしょ。私とりんはリーダーだから貰えるけど青葉達はソフトだけだからね。」

 

青葉「え~。ずるい~。」

 

りん「貰えないわよ。経費削減で私達もソフトだけよ。」

 

コウ「・・・私も並んでくる!」

 

青葉「あ・・・じゃあ私も!」

 

ゆん・優斗「結局並ぶんかい!」

 

そして結局全員も並ぶ事となった。

 

ゆん「何でや・・・何で自分達で作ったゲームの発売列に並ばないかんのや・・・」

 

青葉「無理に付き合わなくても良かったんですよ・・・?」

 

ゆん「せやかて、後で後悔しとうないし・・・」

 

りん「ね。」

 

ゆん「でもソフト1本余らせて勿体無いな・・・どないしよ。」

 

青葉「売れば良いんじゃないですかね?」

 

ゆん「天才!」

 

コウ「おいおい・・・」

 

優斗「売るんですかい・・・」

 

りん「でも思い出すなぁ・・・私達も初めての時はこうして並んだよね。」

 

コウ「りんは特典貰えないから私も付き合ったんだっけ。」

 

りん「覚えててくれたんだ・・・」

 

コウ「覚えてるよそりゃ・・・あの時は二人だったけど・・・賑やかになったね。」

 

りん「うん。そうだね。」

 

そして遂に。

 

女性レイヤー「きゅぴ~ん!これよりフェアリーズストーリー3の販売を開始しま~す!」

 

コウ「あれ誰?知り合い?」

 

りん「お店の人じゃないかしら?でも嬉しいわね。カレンちゃんのコスプレ。」

 

ゆん「いやでもよう見るとデザインが少しちゃいますよあれ。」

 

優斗「ゆんさん細いな〜。」

 

青葉「良いじゃないですか。気持ちだけでも。ほらお客さん喜んでるし。」

 

ゆん「まぁそうなんやけど、ああ言うの気になってしもうて・・・」

 

優斗「ゆんさんのその気持ち分かるよ。」

 

はじめ「お姉さん!こういうポーズしてもらえますか?」

 

女性レイヤー「こ、こうですか?」

 

はじめ「そうそうそうです!そのキャラはそう言うポーズを取るんですよ!」

 

女性レイヤー「詳しいですね。」

 

はじめ「実はちょっとした関係者で・・・」

 

ゆん「めっちゃ喜んどるし・・・まあ良えか・・・」

 

青葉「そうですね・・・」

 

優斗「何気にはじめさん少しバラしちゃってるね・・・」

 

 

 

 

 

 

そして店内に入った。

 

青葉「皆嬉しそう・・・」

 

コウ「その期待に応えられれば良いけどね。」

 

りん「ダメ・・・そう言う事考えると胃が痛くなってくるわ・・・」

 

優斗「りんさん大丈夫ですか?ってか俺も胃が痛いです・・・」

 

青葉「確かに・・・売る側ってこんなに緊張する物なんですね・・・」

 

ゆん「人さんの作品は気軽に見れるのに不思議やね。」

 

女性店員「次のお客様〜!」

 

青葉「あ!はい!(とは言っても、やっぱり嬉しいなー!)」

 

次は青葉の番になった。

 

女性店員「私もずっと楽しみにしてたんですよ!」

 

青葉「え・・・ありがとうございます!」

 

女性店員「え?」

 

優斗「青葉さん?」

 

青葉「あ!いや!私も楽しみです〜!あはは〜!」

 

優斗(嬉しくなる気持ちは分かる・・・)

 

 

 

 

 

 

そして特典付きを購入して店から出た。

 

はじめ「あ、帰って来た。買うなら一緒に並べば良かったのに。」

 

ゆん「逆に一緒じゃなくて良かったわ。堂々と関係者なんて言うて・・・」

 

はじめ「良いじゃん別に。こんな事滅多に無いよ。」

 

大輝「そうそう。滅多に無い事を少し出さねえとな。」

 

優斗「だがな、お陰でチョロチョロ見てる人が続出してるかもしれねえぞ。」

 

はじめ「嘘!?何か私、有名人みたい!?」

 

ゆん「ちゃうから!」

 

優斗「悪い意味で有名人になってるかもね。」

 

青葉「ん?はじめさん2つも買ったんですか?」

 

はじめ「え?ああこれ、ねねちゃんの分だよ。」

 

青葉「え?ねねっち!?」

 

はじめ「あ!話をすれば。」

 

丁度そこにねねが来た。

 

ねね「お久~。別店舗特典手に入れて来たであります!」

 

はじめ「助かる〜!お疲れ〜!」

 

ねね「お安い御用でありま〜す!」

 

青葉「何時の間に仲良くなってたの・・・?」

 

ねね「店舗ごとの特典のドラマCDの内容と出てるキャラが違うんだよね~。」

 

はじめ「そうそうメインキャラそれぞれのスピンオフだからね。どれも外せないんだよ。」

 

大輝「そうだよね〜!こいつは最高の特典だぜ!見逃すでは無い!」

 

青葉「あれ?ねねっち3つも買ったの?」

 

ねね「うん。これ秋山さんの分だよ。」

 

優斗「おい大輝!何時の間にねねさんに頼んでたんだ?」

 

大輝「いや〜。ねねちゃんにお願いしたら即交渉成立したんだ〜。勿論俺の代金渡したから問題無し!」

 

優斗「お前な・・・」

 

コウ「別に音源は会社にあるだろ・・・」

 

はじめ「夢が無いですね~。」

 

ねね「うんうん!」

 

大輝「全くです!」

 

はじめ・ねね・大輝「限定版だからこそ価値があるんですよ!」

 

コウ「・・・」

 

青葉「息ピッタリだね・・・」

 

優斗「意気投合トリオが結成された・・・」

 

はじめ「それに皆だって限定版買ってるじゃないですか。ソフトは会社で貰えるのに~。」

 

コウ「そりゃあ記念に一つくらい欲しいじゃん。」

 

優斗「俺のは美佳さんにプレゼントしたくてな。」

 

青葉「このお店はどのキャラのドラマCDなの?」

 

ねね「ヒロインのカレンだよ。だからカレンのコスプレじゃないのかな。」

 

青葉「どうしよう・・・ナイトも好きだからそっちも欲しい・・・」

 

コウ「商戦って怖いな・・・」

 

ねね「私はそのナイトの親友のコナー君が一番のお気に入りだからね~。まさか闇落ちしてラスボスになるとは思ってなかったけど・・・」

 

優斗「ちょっとねねさん!?」

 

はじめ「そうそう!意外だったよね~!」

 

優斗「はじめさん!?」

 

大輝「俺もビックリだぜその展開!」

 

優斗「大輝のバカヤロー!」

 

ねね「でもあの平和主義のナイトとは違う考え方は結構好きなんだよね~!だから最後の一騎打ちも・・・」

 

青葉「ちょ・・・ちょっとねねっち!」

 

周りを見ると、人々がざわついてた。青葉達に戦慄が走り固まった。

 

コウ「ヤバイ・・・帰ろう・・・!」

 

 

 

 

 

 

全員日本政策金融公庫新宿ビルまで逃げた。

 

りん「どうしよう・・・怒られるかもしれない怒られるかもしれない・・・最悪クビ・・・」

 

ひふみ「青葉・・・ちゃん・・・これ・・・」

 

青葉「もう広まってる~!」

 

ツイッターを見ると、完全に広まってた。

 

コウ「早いよ!」

 

優斗「がああああ!!!!ネタバレ発言した時点でお終いだあああああ!!!」

 

ゆん「ちゃ・・・ちゃいますよ!きっとフラゲしてもうクリアした人が書き込んでるんですよ!」

 

コウ「成る程それだ!そう言う事にしておこう・・・」

 

青葉「もう~!折角の発売日が~!」

 

 

 

 

 

 

その後カフェに移動してりんがツイッターを見る。

 

りん「確かに・・・フラゲしてクリアした人がちらほら感想を書き込んでるわ・・・」

 

ゆん「じゃあさっきの話が広まった訳やなさそうですね・・・」

 

優斗「助かった・・・」

 

はじめ「ですよね~・・・いくら何でも早いと思ったんですよ拡散するの・・・」

 

コウ「って言っても情報漏洩はご法度だからね!言動は慎重に!」

 

はじめ「わ・・・分かってます。以後気を付けます・・・ね?」

 

ねね「はい!ソフィアちゃんが死んじゃうのは・・・」

 

すると青葉が口を塞いでネタバレを防いだ。

 

青葉「言ってる傍から・・・」

 

優斗「おい大輝!公の場でネタバレすんじゃねえよ!」

 

大輝「いやぁ〜、ねねちゃんとはじめちゃんの話の盛り上がりを見てつい口出ししちまった。」

 

優斗「さっきのはフラゲだけで済んだのは良かったけど、下手したら全国にばら撒かれて俺達お終いだぞ!」

 

大輝「うう・・・」

 

優斗「今度またネタバレ発言したら、しずくさんに頼んで毎日徹夜作業させるぞ。良いな!」

 

大輝「イ、イエッサー・・・」

 

ゆん「優斗さん、それはやり過ぎじゃ・・・」

 

優斗「ゆんさん、大輝は昔からアホだからこれくらいの説教しないとダメなんだよ。」

 

そこに特典を買ったうみこがカフェに来た。

 

うみこ「桜さん。また何かやったんですか?」

 

ねね「ヒィーーーー!!!」

 

青葉「うみこさん!」

 

優斗「奇遇ですね。」

 

コウ「何何?阿波根も特典目当て?」

 

うみこ「その呼び方やめて下さい。」

 

ハンドガンを取り出して脅す。

 

コウ「分かった分かった・・・」

 

うみこ「で、桜さんは何を?」

 

ねね「な・・・何でもありませ~ん・・・」

 

うみこ「本当に?」

 

青葉「あの・・・!そのお店の特典CDは誰が主役なんですか?」

 

うみこ「私の推しはクライフです。若かりし日の修業時代を描いたプレストーリーですね。」

 

はじめ「あー!あの武器や暗器使うのが得意なおじさまの!」

 

大輝「おお!クライフかぁ!」

 

コウ「やっぱり武器とか好きなんだな阿波根は。あはは〜!」

 

うみこ「・・・私は用事があるのでこれで。そうそう。会社にこれが届いていたので借りて来たのですが。」

 

優斗「お!ファミ通ですか。どうもです。」

 

インタビュー記事を見ると。

 

コウ「なっ!?」

 

全員「おおーー!!」

 

青葉「八神さん!凄く可愛く撮れてますよ!」

 

はじめ「八神さんにこんな一面があったとは・・・」

 

ゆん「ほんま可愛えなー!恥じらいがあると言うか・・・」

 

ひふみ「可愛い。」

 

ねね「私も買って来なくっちゃ!」

 

りん「もう本屋さんに並んでるかしら?」

 

大輝「流石ですコウさん!」

 

優斗「この可愛さなら人気者になれますよ。」

 

コウ「もう嫌ーーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

そして数日後。フェアリーズストーリー3の打ち上げパーティーの開催日になった。会場はサンシャインシティアルパ2階。

 

青葉「打ち上げってこんなに沢山の人が開発に関わってるんですね。」

 

ゆん「営業さんや外注さんやクレジットに名前が載ってる人には全て声を掛けてるみたいやからな。」

 

優斗「でもまさか美佳さんまでも呼ばれるなんてね。」

 

美佳「そうなのよ〜。私関係者じゃないのに呼ばれちゃって〜。」

 

優斗「この前しずくさんから渡されたのが美佳さんへの招待状だったとはね。」

 

あの時しずくに渡された手紙は、優斗の妻の美佳へのパーティー招待状だった。

 

青葉「本当に驚きです。美佳さんお久し振りです。」

 

美佳「久し振りね青葉ちゃん。ゆんちゃんとはじめちゃんも。」

 

ゆん「はい。美佳さんお久し振りです。出産おめでとうございます。」

 

はじめ「出産おめでとうございます美佳さん!」

 

美佳「ありがとう。」

 

因みに美佳は、コウやりん達と顔馴染みである。

 

優斗「奈々は家で寝てる?」

 

美佳「いいえ、1人で家に居るのは可哀想だから隣の家のおばさんに世話を頼んでおいたわ。」

 

優斗「そうか。隣のおばさん優しいし良かった。引っ越しした時猪の肉くれてたし。」

 

美佳「また猪食べたいね。」

 

大輝「先輩!ご無沙汰しております!」

 

美佳「あら大輝君。あの時以来ね。成果はどう?」

 

大輝「見ての通りです。俺達で神ゲーが完成したんですよ。」

 

美佳「サボったりしてた?」

 

大輝「勿論サボらず仕事してました!」

 

優斗「ぷぷぷ〜。」

 

大輝「な、何だよ優斗!」

 

ねね「ま。私も呼ばれてるくらいだしね~。そして・・・声優さんも来てるからサインを貰うのだ~!」

 

はじめ「私も私も〜!」

 

大輝「俺もサイン貰うのだー!」

 

青葉「用意良いね・・・」

 

優斗「ちゃっかりしてるね・・・」

 

 

 

 

 

 

するとコウが壇上に上がった。

 

青葉「あ!八神さん!」

 

りんからマイクを受け取る。

 

コウ「え~・・・キャラクター周りを任せて貰った八神コウです・・・えと・・・あれ?何言うか忘れちゃった。すみませんこう言うの慣れてなくて・・・」

 

はじめ「何時も通りで良いんですよ~!」

 

青葉「八神さん!頑張って下さ〜い!」

 

美佳「コウさん!何時も通りで頑張って下さ〜い!」

 

コウ「・・・私は三部作の一作目からキャラデザとして携わってこの7年の間色々な事がありました。辛い事も多かったですが・・・でも今作の開発、楽しい事ばかりだったような気がします。スタッフの皆、ありがとう。今後とも宜しく。」

 

周りから拍手が上がってコウが一礼する。そして壇上から降りる。

 

りん「では最後にディレクターの葉月から。」

 

しずく「まさか八神からありがとうの言葉が出るとは。7年前ではありえなかったですね。」

 

コウ「うぐっ!」

 

しずく「ディレクターの葉月しずくです。お陰様で売り上げも好調のようで。これでまた新たな一歩を踏み出せるかなと思います。先程八神が言った通り一作目のスタートから7年程が経ちます。最初から開発に携わって来た者、途中から参加した者、全てを含めると、とても多くの人間の力でこうして発売まで辿り着けたと思います。皆ありがとう・・・それでは乾杯!」

 

全員「乾杯!!」

 

 

 

 

 

 

ねね「葉月さんがあんな真面目な事言うなんてびっくり。やっぱりただの面白お姉さんじゃなかったんだね~。」

 

青葉「失礼だよ?」

 

りん「それではしばしご歓談下さい。」

 

はじめ「よし!早速サインを貰いに行こう!」

 

ねね「イエッサー!」

 

大輝「ラジャー!」

 

3人はサインを貰いに行く。

 

青葉「好きだな〜。」

 

優斗「本当に。」

 

ひふみ「青葉・・・ちゃん・・・付き合って・・・」

 

青葉「ひふみ先輩も・・・ですか。」

 

ひふみもサイン貰いに行く。

 

青葉「あの~・・・サインいただいても良いですか?」

 

女性声優「大丈夫ですよ。」

 

青葉「さぁひふみ先輩!」

 

背中を押す。

 

ひふみ「あの・・・ムーンレンジャーからファンで・・・」

 

女性声優「あ、ありがとうございます。メガ粒子レクイエムシュート!ですね。」

 

本家の声を聞いてひふみが興奮する。

 

青葉「あ!知ってます!映画面白かったです!」

 

ねね「気付くの遅いよ!!」

 

サインを貰ったひふみは満足した。

 

大輝「お〜い優斗〜先輩〜!サインGETしたぜ〜!」

 

優斗「お前テンションMEGAMAXだなぁ。」

 

大輝「だって!こんな体験滅多に無いんだぞ!」

 

美佳「まあ大輝君の気持ちは分かるわ〜。」

 

大輝「優斗はいいのか?」

 

優斗「もう美佳さんが貰ってる。」

 

美佳「フフ〜ン♪」

 

既にサインを貰ってる。

 

大輝「流石先輩。」

 

ねね「あおっちも何処かにサインして貰えば良いのに。」

 

青葉「いいよ私は・・・それに最初に貰うサインはこの人にって決めてるし・・・」

 

ねね「ん?誰誰?」

 

青葉「内緒。」

 

コウ「何の話?」

 

青葉「わ!お疲れ様です!」

 

ねね「?」

 

 

 

 

 

 

りん「それではお待ち兼ね。記念品の抽選大会を始めます!」

 

大輝「おお!!待ち兼ねてました!!」

 

ねね「あ!私番号カード貰うの忘れちゃった。」

 

コウ「受付に言えばくれるよ。」

 

ねね「本当ですか?すぐ行って来ま〜す!」

 

番号カード貰いに行く。

 

コウ「元気な子だなぁ〜。」

 

青葉「・・・そうだ!八神さんさっきの挨拶格好良かったですよ。」

 

コウ「いや~・・・緊張しちゃって・・・でも声掛けてくれたお陰で助かったよ・・・」

 

するとしずくがシャッターを切った。

 

青葉「葉月さん!また~!」

 

しずく「さっきの八神の挨拶を撮りそびれたからね。代わりにと。」

 

コウ「撮らなくていいですよ!」

 

しずく「涼風君も良く頑張ってくれたね。お陰でソフィアも人気が出たよ。」

 

青葉「ありがとうございます!」

 

しずく「君にソフィアの仕事を振った八神が正しかった訳だ。」

 

コウ「べ、別にたまたま面白そうだったから振っただけですよ・・・」

 

しずく「そう言う事にしておこう。次は八神にアートディレクターをやってもらうつもりだから八神をこれからも宜しくね。」

 

青葉「凄いですね!」

 

コウ「ちょ!私がAD!?りんのままで良いでしょ!」

 

しずく「遠山君には今のプロデューサーと共同でプロデューサーになってもらう予定だよ。本人の希望もあるしね。」

 

コウ「聞いてないですよ・・・私じゃ皆付いて来ないですって・・・」

 

しずく「そうかな?まぁ無理強いはしないけど考えておいておくれよ。」

 

 

 

 

 

 

その頃抽選会では。

 

りん「次の当選番号、景品は3等。87番の方!」

 

ねね「あ!はいはい!は〜い!」

 

3等にねねが当選された。

 

りん「プログラマー班の阿波根さんよりM16アサルトライフルモデルガンです。」

 

うみこ「阿波根ではなくうみこです。まさか桜さんに当たるとは。ま、デバッグを頑張ってくれたお礼になりますね。」

 

ねね「何これ。いらな・・・」

 

うみこ「桜さんにはBK-47の方がお似合いでしたね。」

 

ねね「そのネタがそもそも分かんないんだよ!」

 

優斗「うみこさーん!銃の名前言ってもねねさん分かんないと思いますよー?」

 

うみこ「野蛮な銃、って事ですよ。」

 

大輝「うわあああ!!!良いなーーー!!ねねちゃんそれ俺に譲ってーーー!!」

 

優斗「大輝は黙っとけ!!」

 

 

 

 

 

 

その後うみことねねは別の場所で会話する。

 

ねね「ミリタリーって良く分かんないんだよね。」

 

うみこ「製造の歴史を知れば少しは興味が沸くかもしれませんよ。」

 

ねね「本当?じゃあ次のデバッグの時までに調べておきますです!」

 

うみこ「残念ですが今度から専門の会社に発注する予定なのでデバッグの募集はもうありませんよ。」

 

固まってM16アサルトライフルを落とした。

 

うみこ「大丈夫ですか?」

 

ねね「私絵も描けないしそんな頭も良くないし想像力もないし・・・じゃあ本当にこれでお別れ・・・」

 

うみこ「それは桜さん次第でしょう。何かあれば連絡して下さい。」

 

名刺を貰ったねねは泣いた。

 

ねね「うみこさん・・・」

 

うみこ「泣き言は聞きませんからね。」

 

大輝「ねねちゃん!ミリタリーなら俺に任せてくれ!俺が分かりやすく教えてやる!」

 

ねね「秋山さん!」

 

 

 

 

 

 

青葉はパーティーを眺めてた。

 

女性声優「じゃあシュートのポーズで。」

 

はじめ・ゆん「はい!」

 

ひふみは酒を飲んでる。

 

優斗と美佳は会話していた。

 

りん「それではいよいよ、1等に移りたいと思います。」

 

青葉「あ!そうだ!八神さん・・・」

 

だがコウの姿は無かった。

 

青葉「ってあれ?居ない・・・」

 

するとコウが会場から去る所を見た。

 

青葉「八神さん・・・」

 

しずく「何で八神がADを嫌がるのか知りたい?八神は一度ADになった事があるんだ。フェアリーズ2の時にね。」

 

青葉「初耳です。相当若い時ですよね。」

 

しずく「でも本人は苦い経験でね。何時も一生懸命でそれが空回りして周りに厳しく当たり過ぎてね。皆付いて来れなかったんだ。丁度涼風君ぐらいの新人の子が半年程で辞めてしまって・・・落ち込んでいたのを今でも覚えてるよ。結局別の人間に交代してもらってゲームは完成したんだけど、流石に3では受けてくれなくてね。」

 

青葉「でも・・・やっぱり八神さんは昔も優しい人だったんですね。」

 

しずく「どうして?」

 

青葉「だって、本当に無神経な人だったら人が傷付いてるのを見て落ち込んだりしませんよ。」

 

しずく「うん。私もね。そう思うんだ。そうだ。八神に用事があったんじゃないの?」

 

青葉「あ、そう言えば戻って来ないですね。」

 

しずく「恐らく外で休憩してると思うよ。行って来れば?」

 

青葉「そうですね。ちょっと探して来ます!」

 

 

 

 

 

 

外へ行くと、コウが休んでた。コウは上を見ていた。

 

青葉「あ!本当に休んでる!」

 

コウ「青葉・・・いや・・・人が沢山いる所って苦手でさ・・・」

 

青葉「じゃあちょっと私も休憩させて下さい。」

 

コウ「別に青葉は大丈夫でしょ。良いんだよ?店に居て。」

 

青葉「そんな事無いですよ!私だって疲れちゃいますよ。それに・・・えと・・・あの!一つお願いしても良いですか!?サ・・・サイン下さい!」

 

パッケージを差し出してサインをお願いする。

 

コウ「・・・なぁ~んだ。目的はそれか。良いけど。」

 

パッケージを取ってサインをする。

 

コウ「はい。」

 

青葉「ありがとうございます!ひとつ夢が叶いました!」

 

コウ「恥ずかしいって・・・」

 

青葉「私八神さんには感謝してるんですよ。仕事も沢山教わりましたけど何時も然り気無く声を掛けてくれて。それが・・・私・・・とっても嬉しかったんです。昔の八神さんがどんな人だったか私は知りません。でも・・・少なくとも・・・」

 

すると青葉がコウの手を掴んだ。

 

青葉「少なくとも今の八神さんは私の尊敬できる上司です!だから八神さんがアートディレクターになっても私は付いて行きますから!」

 

コウ「そ・・・その前に同じチームになるかも分かんないっての・・・」

 

青葉「え!嘘・・・」

 

コウ「嘘。多分一緒。でもお陰で自信が付いたよ。少し・・・ありがとう・・・青葉。」

 

 

 

 

 

 

そして2人は会場へ戻って行く。

 

ねね「あ!戻って来た!」

 

うみこ「全く・・・取引先の人が探してましたよ。」

 

はじめ「そうだ。八神さんもサイン下さいよ。」

 

ゆん「素直に欲しいって言えば良えやろ。」

 

大輝「お!コウさんが戻って来たぞ!」

 

優斗「青葉さんも戻って来たか。」

 

美佳「喜んでるわね。何か嬉しい事があったのかしら。」

 

りん「おかえり。青葉ちゃんも連れて来てくれてありがとうね。」

 

青葉「はい!」

 

こうしてパーティーはまだまだ盛り上がるのだった。

 

 

 

 

 

 

ナレーション「きらら警察24時!!」

 

K「ラララ〜♪いてっ!」

 

途中で電柱にぶつかったKさん。

 

K「あ・・・ごめんなさい・・・」

 

A「わ〜!××さん!それ電信柱ですよ!」

 

そこにAさんがKさんを見付けた。Kさんは座った。

 

A「もう、飲み過ぎなんですよ・・・」

 

K「うん・・・」

 

Y「Aさん!大丈夫?」

 

M「Aちゃ〜ん!」

 

そこにYさんとMさんが来た。

 

A「あ!YさんMさん!!」

 

Y「もう××さん、大丈夫ですか?」

 

K「うん・・・」

 

するとそこにRさんが来た。

 

R「だいじょうぶ〜?でも××ちゃんだけにコウ通事故じゃなくて良かったね。なんて・・・ぷっ、あははははは!」

 

Y「いやRさん!上手い事言ってる場合ですか!」

 

Rさんも座ってしまった。

 

山田「どうしました〜?」

 

A「あ、すみません。」

 

Y「すみません、この2人が酔ってしまいまして・・・」

 

山田「もう夜ですからね、もし女性だけだと特に危ないですよ。」

 

A「はい・・・」

 

Y「Aさん、俺の車で送るよ。2人も乗せて。」

 

A「すみませんYさん。Mさんも。」

 

M「気にしなくて良いよ。」

 

Y「すみませんねお巡りさん。」

 

するとそこに。

 

N「何してるの?」

 

D「お〜い皆〜!」

 

N「皆行っちゃ・・・」

 

アサルトライフルを持ったNさんとDさんが来た。山田が振り向いた瞬間銃を隠した。するとその時画面が暗くなった。青葉がテレビを消した。さっきのはテレビの中での出来事だった。

 

青葉「あは・・・あはは・・・」

 

因みにあの後、Yさんが事情を説明してくれたお陰でNさんが解放されたのだった。

 

「END」




         キャスト

      涼風青葉:高田憂希

      相葉優斗:石井マーク

      秋山大輝:下野紘

      八神コウ:日笠陽子
      遠山りん:茅野愛衣
     滝本ひふみ:山口愛
     篠田はじめ:戸田めぐみ
      飯島ゆん:竹尾歩美
       桜ねね:朝日奈丸佳
    阿波根うみこ:森永千才
     葉月しずく:喜多村英梨
      相葉美佳:榎本温子
      女性声優:山村響
    山田(婦警):藤田咲

    コスプレ店員:角元明日香
        店員:貫井柚佳
         客:木内太郎

優斗「フェアリーズストーリー3がやっと完成したな〜。」

大輝「やっとこの日を待ち侘びてたぜ!これで神ゲー決定か!?」

優斗「いや半年かすれば結果が出るぞ。それとネタバレしないようにしてるか?」

大輝「心配すんなって!今度は気を付けてるしよ。でもまさかコナーが。」

優斗「これ以上バラすんじゃねえよこんにゃろー!」

次回OVA「私、社員旅行って初めてなので・・・」

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