NEW GAME! LEVEL UP!! 作:naogran
青葉『私は涼風青葉。1週間前にゲーム会社に入社したばかりです。会社の名前はイーグルジャンプ。なんと配属されたのはフェアリーズストーリーの3作目を作るチームです!』
エレベーターに乗ってオフィスへ向かう。そこにはコウが寝ていた。青葉はカバンを置いて、植木鉢に水やりともずくの寝床を掃除した。
コウ「おはよ・・・」
青葉「あ!おはようございます!」
そこにコウがやっと起きた。
青葉『さっきまで机の下で寝ていたこの人が八神コウさん。仕事熱心で昨日も会社に泊まったみたいです。何時佳自分も八神さんみたいなキャラクターデザイナーになりたい。それが今の私の目標です!でも、パンツのまま寝るのは見習いたくないと思ってます!』
昨日もズボンを脱いで寝てたらしい。
コウ「何だよ?」
りん「コウちゃん。後輩にだらしないとこ見せちゃ駄目よ。」
コウ「へーい。」
りん「おはよう青葉ちゃん。」
青葉「はい!おはようございます!」
りんが出社して来た。
青葉『アートディレクターの遠山りんさん。グラフィックの管理をするのが仕事だそうです。りんさんと八神さんは同期入社で仲が良いそうです。私は同期が居ないからちょっと羨ましいです。』
はじめ「おっはようございます!」
そこにはじめがテンション高めで出社した。
はじめ「青葉ちゃん見て!ムーンレンジャーの新しいステッキ買っちゃった!」
青葉「す、凄いですね!」
ムーンレンジャーのステッキを青葉に見せた。
青葉『モーション班の篠田はじめさん。私の席のすぐ近く。明るく元気な先輩です。』
ゆん「おはようさ〜ん。」
そこにゆんが出社した。
はじめ「振ると!」
ステッキを振るはじめ。
ゆん「わあっ!?」
するとステッキがゆんの頭に当たった。
ゆん「痛い・・・」
はじめ「わあああ!!ゆんごめん!!」
青葉「ゆんさん!!」
ゆんは頭を抑えて痛がる。
青葉『飯島ゆんさん。私と同じキャラ班。はじめさんと同期でしっかり者のお姉さんって言う感じ。』
ゆん「朝っぱらから何しとんねん!!」
はじめ「ごめんごめん、つい盛り上がっちゃって。」
ゆん「おお!」
するとゆんは、はじめが持ってるムーンレンジャーのステッキを取る。
ゆん「これは確かに振り回したくなる!!」
はじめ「おっと!!」
ゆんがステッキをはじめに向けて振るが、はじめがライトセーバーで間一髪防いだ。するとそこに。
ひふみ「おはようございます。」
青葉「あ!おはようございます!」
ひふみが出社した。ひふみはそのまま席に座る。
青葉『滝本ひふみさんもキャラ班。はじめさんとゆんさんよりさらに先輩。あまり喋らないし笑わないけど、社内メッセで質問すれば何でも教えてくれる親切な人です。』
優斗「おはようございます。」
青葉「あ!おはようございます優斗さん!」
そこに優斗が出社した。
青葉『VFX担当の相葉優斗さん。八神さんと遠山さんの後輩で優しい人。と言うか、VFXって何だろう?』
大輝「おっはよーさん!!」
青葉「おはようございます大輝さん!」
大輝が出社した。
青葉『CG担当の秋山大輝さん。優斗さんと同期で何時も元気な人です。因みに私達のチームはこう言う編成。全体を統括するのがディレクターで、グラフィックチームは背景班、キャラ班、モーション班、エフェクト班に分かれてます。』
ディレクター・葉月しずく。
アートディレクター・遠山りん。
キャラクターデザイナー・八神コウ。
キャラ班・涼風青葉、滝本ひふみ、飯島ゆん。
モーション班・篠田はじめ、他3人。図にされると寂しい。
エフェクト班・相葉優斗、秋山大輝、他3人。
青葉『八神さんは私達キャラ班のリーダーでもあります!』
仕事に入った青葉は真剣にやる。すると。
もずく「にゃ〜お。」
青葉「うわ!?ちょっともずくちゃ~ん・・・もう仕事にならないでしょ~?」
しずくの飼い猫のもずくが青葉の膝の上に乗った。
もずく「にゃ〜お。」
青葉「ごめんなさい。でしょ?」
しずく「随分手慣れてるわね。」
そこにしずくが来た。
青葉「わ!ごめんなさい。葉月さんの猫ちゃんを・・・」
しずく「構わないよ。悪いのは仕事の邪魔をしたもずくさ。何なら飼い主である私にもお仕置きしてくれて良いんだよ?」
青葉「え!?」
しずく「冗談さ。さっ、これ以上邪魔しちゃいけないよもずく。」
もずくを持って仕事に戻って行く
青葉『葉月しずくさん。今作ってるフェアリーズストーリー3のディレクターなんだけど・・・そうは見えない不思議な人です。もずくちゃんの名前は飼い主がしずくさんだから語呂で決めたそうです。』
ホワイトボードに『明日!(4/10)青葉の歓迎会あるよ〜。暴飲暴食に注意!』と書かれてあった。
ゆん「青葉ちゃんお昼どうする?」
はじめ「私達はお弁当買ってくるけど・・・」
時間はもう昼になってた。はじめとゆんが青葉をお昼に誘う。
青葉「このパートもうちょっとで終わるから一気にやっちゃいます。」
はじめ「そっか。でもお腹には何か入れとく方が良いと思うよ?」
ゆん「あ!せめて、これだけでも食べとき?」
カロリーメイトを青葉に差し出す。
青葉「このご恩は何時か必ず!」
ゆん「今度何か奢ってや?」
はじめ「本気だな・・・」
その後ゆんとはじめはお昼へ行く。青葉は休憩に入る。
青葉「ふぅ〜・・・やっと終わった〜・・・!ゆん先輩いただきます!」
貰ったカロリーメイトを食べる。後ろから作業しているひふみを見つめる。
青葉(ひふみ先輩って何時もお昼どうしてるんだろう?)
ひふみ「ん?わああ!!」
青葉を見て驚いた。するとイヤホンのコードが外れて音が漏れた。
優斗「のわ!?どうした!?」
青葉「ああ優斗さん!」
その後音を消した。
ひふみ「な・・・何か用・・・?」
青葉「いえ、ひふみ先輩はお昼ご飯食べないのかな~って・・・」
ひふみ「もう家で食べちゃったから。」
青葉「え?凄い!私そんな余裕ないです。出社お昼に近いし・・・」
優斗「ひふみさんは何時も家で食べてるからね。」
青葉「優斗さんはお昼食べたんですか?」
優斗「さっき弁当食べ終わったから。大輝はまだカフェで食事中。」
青葉「そうなんですか。」
ひふみ「宗次郎と一緒に食べたくて・・・」
青葉「そそそ宗次郎さんって・・・まさかかかか彼・・・!?」
ひふみ「見る?」
青葉「良いんですか!?」
スマホを操作するひふみ。
青葉(こう言う所は素早いのに・・・)
ひふみ「これ。」
青葉「ん?」
写真を見て青葉は唖然とした。たわしらしき物が写ってた。
青葉「たわし?」
ひふみ「ハリネズミ。」
宗次郎はひふみが飼ってるハリネズミの名前だった。
青葉「なんだ・・・宗次郎って言うからてっきり彼氏さんか何かかと・・・」
ひふみ「彼・・・氏・・・?男の人と居ると気が休まらないから・・・」
青葉「あ!分かります!ちょっと緊張しますよね!」
優斗「え?」
ひふみ「いや・・・想像だけど・・・」
青葉「ごめんなさい。私も想像でした。」
優斗「ひふみさん、俺と大輝はどうなの?」
ひふみ「優斗君と大輝君は大丈夫・・・」
優斗「良かった。本気だったら大輝の奴悲しむからな。」
ひふみ「他にもあるよ。」
宗次郎の顔の写真。
青葉「わ!可愛い~!」
ひふみ「でしょ?」
青葉「ハリネズミって懐くんですか?」
ひふみ「ううん、何時も巣穴に隠れてる。凄く臆病。」
青葉(何だかひふみ先輩と似てる・・・)
ひふみ「でも、素手で触れるぐらいには、慣らしたよ。」
するとひふみの笑顔の写真を発見。
青葉「あ!ひふみ先輩が笑顔。」
優斗「本当だ。ひふみさんの笑顔久々に見た。」
ひふみ「ふえええええ!?」
笑顔を見られて恥ずかしくなった。
ひふみ「忘れて・・・」
青葉・優斗「お金!?」
千円札2枚差し出す。
優斗「いやいやひふみさん!買収ダメだよ!」
青葉「そうですよ!」
ひふみ「いや・・・だって・・・こんな顔・・・」
青葉「そんな!笑顔も可愛いじゃないですか!」
ひふみ「え?」
青葉「だって凄く優しそうで、これなら話し掛けやすいのに。」
ひふみの顔全体が赤くなってる。
優斗「ひふみさん大丈夫?」
ひふみ「可笑しく・・・ないんだ・・・」
青葉「とんでもないです!」
優斗「そうそう!笑顔はおかしくないよ!」
ひふみ「じゃあ・・・」
頑張って笑顔を作るが、両手で顔を隠した。
青葉「いや!出来つつありました!」
ひふみ「無理~・・・」
優斗(可哀想になってきた・・・)
青葉「じゃあ私を見ずに宗次郎君を見ましょう!」
宗次郎の写真をひふみに見せる。
青葉「スマイル~。スマイル~。」
ひふみ「スマイル・・・スマイル・・・」
するとそこに。
コウ「ご飯〜ご飯〜♪うえ!?何やってんだ・・・?」
そこにコウが戻って来てコウが驚いた。青葉がひふみの顔を触って笑顔にする。
青葉「あ!」
優斗「コウさん!」
大輝「あ〜腹一杯〜!ん?何やってんの?」
今度は大輝が戻って来た。
優斗「おう大輝。青葉さんがひふみさんの笑顔の練習を手伝ってるんだ。」
大輝「何だそれ?」
コウ「青葉、昼飯は?」
青葉「ああ、参考書を進めたくて。」
コウ「休憩をちゃんと取るのも仕事のうちだよ。ほら、おにぎり。」
おにぎりを青葉に投げ渡す。
青葉「何かすみません・・・ゆんさんにもスナック貰ったりで・・・八神さんにも今度何か奢ります!」
コウ「新人に奢られるか!忙しい時は出社前に何か買っておくんだね。」
青葉「ありがとうございます!いただきます!」
大輝「あ〜腹一杯食った食った〜♪」
優斗「また何時ものパターンか?」
大輝「腹が減っては戦が出来ぬだからな!腹一杯食った方が体力付くからな!」
優斗「逆に腹一杯のせいで気力奪われそうだな。普通の人なら。」
青葉「うわ!もうこんな時間!早く食べなきゃ!」
貰ったおにぎりを急いで食べる。するとひふみが、おにぎりを食べてる青葉を見てご飯を食べてる宗次郎を想像した。
ひふみ(宗次郎!の仲間・・・)
すると青葉に近付いて青葉の頭を優しく撫でる。
ひふみ「あ!ごめん・・・」
青葉「あ、いえ。(ドキッとした~・・・)」
その夜、ひふみが帰宅した。
ひふみ「ただいま。宗次郎も・・・笑顔の方が・・・良いかな?」
だが宗次郎は巣穴に隠れた。どうやら嫌らしい。ひふみはとても不機嫌になった。
翌日の昼、カフェでひふみが弁当を食べてる。
青葉「あれ?今日はお弁当なんですか?」
ひふみ「うん。宗次郎と喧嘩したから・・・」
青葉「喧嘩!?」
ひふみ「宗次郎は・・・私の笑顔・・・嫌いみたい。」
青葉「えーー!?」
その後。
コウ「参考書どれぐらい進んだ?」
青葉「はい。何とかここまで・・・」
進んだページを見せる。
コウ「・・・よし!そろそろ本番と行くか!」
青葉「本番?」
コウ「仕事だよ。青葉に初仕事してもらうの。」
青葉「・・・はい!」
遂に青葉の初仕事が来た。早速開発中のゲーム画面を見せる。
コウ「これが今作ってるフェアリーズストーリーの主人公、ナイト君。」
青葉「何度見ても良いですね!本当に良いですね!でもこの街って人が居なくて寂しいですね。」
コウ「そう。青葉の初仕事はこの街を賑やかにしてもらう事。」
青葉「ど・・・どうやってですか?」
コウ「村人を1人1人作るんだよ。デザインは出来てるからそれをモデリングして3Dキャラに起こすの。因みにこう言った直接操作しないキャラの事をNPC。つまりノンプレイヤーキャラって言うんだ。逆に操作出来るキャラはPC。こっちの町のNPCは全部出来てるから参考にしてね。」
完成してるNPCを見せる。
青葉「ネコミミさんだらけ!可愛い!」
コウ「猫町だからね。ひふみんの力作。」
青葉「ひふみ先輩!私も頑張ります!」
ひふみ「ええ!?」
突然の意気込みでひふみが驚く。
その後ティータイムを始める。
ゆん「いよいよ青葉ちゃんも初仕事か~。」
青葉「はい!頑張ります!」
大輝「もう初仕事に入ったのか〜。早いもんだね〜。」
優斗「まあそこの坊ちゃんは初仕事入るのに3週間掛かったけどね。」
大輝「うぐっ!?」
図星した大輝だった。
大輝「この野郎・・・入社から5日目で初仕事入ったからって調子乗ってんじゃねえぞ・・・!」
優斗「俺でも苦労したんだぞ?」
はじめ「何か青葉ちゃん見てると自分が新人の頃思い出すな~。」
ゆん「はじめほど失敗しとらんけどね。」
はじめも図星した。
はじめ「私だってそんなに失敗しなかったよ!お茶溢したり間違えて他の会社に入っちゃったりしたけどさ・・・」
ゆん「やっとるやん。」
大輝「俺だって失敗しなかったぞ!仕事中寝ちゃったりもしたけどさ・・・」
優斗「お前もやってんじゃねえか。」
はじめ「でももう2年目もん。新人の時みたいな失敗はしないよ~。」
紅茶を飲む。しかし。
はじめ「熱!!」
熱い紅茶を飲んでしまって、カップを手放してしまった。テーブルの上に溢れてしまったが、クッキーはゆんが持ち上げた為無事だった。
大輝「フラグ回収。」
はじめ「のわああああ!!!」
青葉「拭く物持って来ます!」
ゆん「言うてるそばからもー!」
はじめ「ごめん・・・」
ティータイムを終えて、仕事を再開する。
その後。
青葉「やっぱり難しい・・・ひふみ先輩はどうやってるんだろう?そっか!ここがこうなって・・・」
コウ「青葉~!そろそろお店に行く時間だぞ〜。」
優斗「今日は歓迎会だよ〜。」
青葉「・・・」
だが青葉は仕事に夢中だった。
優斗「青葉さん?」
青葉「ここってどうすれば良いんだろう?」
コウ「青葉!」
青葉「え?あ!はい!!」
コウ「時間だよ。皆を待たせちゃうぞ。」
青葉「す・・・すみません!」
優斗「早く行こう?」
青葉「あ、はい。」
会社を出て店へ向かう。優斗は400Xを押して店へ向かう。
青葉「優斗さんはバイクで来てるんですね。」
優斗「うん。通勤に便利。それに俺、車も持ってるしね。」
青葉「そうだ、優斗さん。」
優斗「何?」
青葉「VFXって何ですか?」
優斗「ああ、VFXってのは、
青葉「CGとは違うんですか?」
優斗「CGはコンピューターで制作された映像だからVFXとは違う。VFXは視覚効果とも言うから、そっちを覚えた方が良いかもね。」
青葉「成る程。視覚効果ですか。」
その後優斗は近くの駐輪場にバイクを停めて、『太平洋』と言う店に来店した。
りん「それでは涼風青葉ちゃんの新人歓迎会を行いたいと思います。乾杯!」
全員「乾杯!」
歓迎会が始まった。因みに青葉はオレンジジュースで、優斗はカルピス。
コウ「今日は会社の奢りだってさ!皆好きなだけ飲んで食べちゃおう!」
大輝「よっしゃ!飲むぜ飲むぜ!!」
コウ「よっしゃ!食うぜ!」
大輝「優斗!お前も鱈腹飲もうぜ!」
優斗「出来るか。俺バイクで来てんだ。飲酒運転はアカンだろ。それに酒は嫌いだ。」
大輝「でも将来下戸克服出来るかもだぞ?」
優斗「やれたらな。」
コウ「青葉、入社祝いにこれ食べてみ?」
青葉「え?何ですか?」
たこ焼き1個青葉に差し出す。
コウ「まあまあほれほれ〜。」
たこ焼きを食べる青葉。すると口を押さえた。
青葉「何これ辛い・・・!!」
コウ「からし入りロシアンたこ焼き大当たり~!」
優斗「コウさん見事に当てたな。」
りん「青葉ちゃんはこう言う飲み会は初めて?」
青葉「あ、はい。」
ゆん「と言うか、まだお酒飲めへんもんね~。」
もうゆんが酔ってしまった。
青葉「え?もう酔ってる?ゆんさん、寝ちゃダメですよ?(ひふみ先輩は強そう。)」
その後も飲み会が続く。
大輝「あ〜何だかふわふわな気分がしてきたな〜。」
優斗「酔うの早なお前。」
大輝「優斗〜、お前も飲めよ〜。」
優斗「俺はジュースで十分だ。」
大輝「これは失礼〜。」
りん「あ、葉月さん!」
そこにしずくが顔を出しに来た。
しずく「ちょっと覗きに来たよ。涼風君どう?ちゃんと歓迎されてるかい?」
青葉「はい!歓迎していただいてます!」
しずく「聞いたよ。もう仕事を振られたんだってね。」
青葉「はい。でも全然進んでなくて・・・」
しずく「まだお仕事初日だろ。1週間で3Dの作業に入るなんて早い方だろ。八神?」
コウ「まぁ意外と参考書が進んでたんで良いかな~って。」
しずく「相変わらず八神は素直じゃないね。」
素直じゃないの矢印がコウの頭に刺さった。はじめが笑い堪える。
しずく「素直に凄いって言ってあげれば良いのに。」
2本目の矢印がコウの胸部に刺さった。
しずく「涼風君。八神は素直じゃない上に実はナイーブだから優しくしてあげてね。」
コウ「もう帰って下さいよ!ここはキャラ班の歓迎会なの!」
はじめ「私モーション班なんですけどー。」
優斗「俺と大輝エフェクト班なんですけどー。」
コウ「話をややこしくしない!」
しずく「こんな所だけど上手くやっていってもらえると嬉しいよ。」
青葉「いえ。会社ってどんな所だろうって少し不安だったんですけど、皆さん優しいので安心してます!」
しずく「それは良かった。さて私はそろそろ行くかな。」
はじめ「え?本当に帰っちゃうんですか?」
優斗「もう少しここに居ても良いんですよ?」
しずく「私が居ないともずくが拗ねちゃうからね。」
優斗「あ〜もずくか。」
りん「外まで送りします。」
しずく「後、お肉ごちそうさま~。」
帰って行くしずく。コウは持ってる茶碗を確認すると。
コウ「あーー!!何時の間に!?」
優斗「しずくさん凄え・・・」
その後も歓迎会は続き、鍋にご飯を入れておじやにする。
大輝「あ〜・・・眠い・・・」
優斗「そのまま寝てろ。」
おじやを食べてる優斗。
コウ「青葉って、彼氏居んの?」
ゆんと大輝は寝ている。はじめとひふみは聞いてる。りんと優斗は黙ってる。
青葉「え!?い・・・居る訳ないじゃないですか!でも八神さんは居そうですね!」
ゆんと大輝は寝ている。はじめとひふみとりんと優斗は聞いてる。
コウ「え・・・居る訳ないじゃん・・・!」
はじめ「何初々しく照れてるんですか~。」
優斗(青葉さんの見事なカウンター攻撃。)
コウ「仕事ばっかしてっとよ~!そんな暇ね~っつ~の!優斗はもう居るよね?」
優斗「ええ妻ですけどね。」
コウ「良いよな〜恋人が居るなんて〜!」
優斗「大声で言わないで下さいよ。」
青葉「え!?優斗さん奥さん居るんですか!?」
優斗「ああ、青葉さんには話してなかったね。実は俺結婚してるんだ。去年に。」
左手の薬指に嵌めてる結婚指輪を見せる。
青葉「驚きました・・・優斗さん凄いです・・・」
りん「ちょっとコウちゃん飲み過ぎじゃない?これは私が飲むわ。」
コウ「ちょ・・・その酒強いよ・・・」
酒を取り上げてゴクゴク飲む。
りん「ぷはぁ〜。私も彼氏居ないわ・・・」
コウ「効いてね〜!!」
酒を飲んだりんが酔ってしまった。
優斗「りんさんが壊れた!?」
りん「青葉ちゃん!新人は先輩にお酒を注ぐものです!」
青葉「は、はい!!」
グラスにビールを注ぐ。結果、泡が少ない。
りん「はぁ・・・」
青葉「す・・・すみません!!」
優斗「パワハラが始まった!?」
注いだビールをりんが飲み干す。
りん「ビールの正しい注ぎ方ってのはね!こうするのよ!コウちゃん!」
今度はコウがビールを注ぐ。結果、泡が多い。
りん「これ。これが絵的にも味的にもベストなの。」
青葉「おおー!!」
はじめ「いやそこ感動する所違うから。」
優斗「はじめさんナイスツッコミ。」
するとりんがグラスを落としてその場で寝てしまった。
はじめ「大丈夫ですかー?」
コウ「アハハ!弱いのに飲むから〜。」
優斗「酔いってやっぱ怖えぇな・・・」
青葉「こ・・・これが大人の飲み会・・・」
するとひふみが青葉に注文表を見せる。
ひふみ「注文お願いします・・・」
青葉「あ、はい・・・あのーすみませーん!」
女性店員「はいただいまー!」
青葉「えっと・・・この・・・『もりむさし』?お願いします。」
女性店員「『もりたけぞう』ですね。」
青葉「あ!はい!もりたけぞう。」
女性店員「飲み方はいかがしますか?」
青葉「え?」
女性店員「ロックか水割りがありますが。」
青葉「ひふみ先輩。飲み方はどうします?」
ひふみ「あ・・・そのままで。」
青葉「そのまま・・・そのまま・・・だそうです。」
女性店員「ストレートですか?」
青葉「ストレー・・・え?」
女性店員「何も割らなければストレートになりますが・・・」
ひふみが頷く。
青葉「はい!それで!」
女性店員「森武蔵のストレート。しばらくお待ち下さい。」
青葉「ああ・・・でもお酒って高いな~。1杯800円のもある。漫画1冊買えるし・・・」
森武蔵のストレートが来た。
青葉「(ど、どんな味なのかな・・・?)あの、一口だけ飲ませて貰っても良いですか!?」
ひふみ「え!?」
優斗(え!?青葉さんあなたはまだ未成年ですよ!?)
ひふみ「ひ、ひ・・・一口だけ、だよ・・・」
青葉「やった!」
優斗(ひふみさん!?何故許諾しちゃうのですか!?)
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
もりたけぞうを持つ青葉。勇気を出して飲もうとすると。
女性店員「お客様ー。」
青葉・ひふみ「ヒィーー!!」
良いタイミングで女性店員が来た。
青葉「ごごごめんなさい!でででもまだ何もしてないです・・・!」
女性店員「あの、ラストオーダーとなりますのでご注文がありましたらお願い出来ますか?」
コウ「え〜?もう?早。」
優斗「もうこんな時間か。」
青葉「ふぅ〜・・・ん?」
すると青葉のスマホに着信音が鳴った。LINEを見ると。
ひふみ『お酒は20歳になってからだぞ(ゝω・`)』
青葉(もっと早く止めて下さい・・・)
優斗「青葉さん、未成年の飲酒は犯罪だよ?さっきのは未遂で良かったけど、今度からは気を付けてね?」
青葉「は、はい。」
そしてラストオーダーが終わって、全員外へ出る。
コウ「え〜では!二次会来る人~!」
優斗「俺は帰ります。帰って風呂入りたいんで。」
はじめ「私はゆんを家まで送って帰ります。」
青葉「あれ?ひふみ先輩もう居なくなってる?」
りん「私は行けます!」
優斗「りんさんまだ酔ってる!?」
大輝「俺二次会行きま〜す!」
優斗「お前酔いから覚めるの早!では、俺も帰ります。」
ヘルメットを被って、バイクに乗って家に帰る。
コウ「よし!じゃあ4人で行こー!!」
青葉が強制的に参加させられた。
1軒のバーに来店した。りんは寝ている。青葉はぎこちない状況。
コウ「マスター、私ウィスキー。」
大輝「俺セレブレ。」
コウ「青葉は?」
青葉「もうお酒はこりごりなんでジュースって無いのかな・・・」
大輝(ここはバーだからジュースは無いけど・・・)
青葉「あ!私オレンジブロッサムで!」
コウ「それお酒じゃん。」
大輝「しかもカクテル。」
青葉「え!?」
大輝「ってかマスター何故出したんですか?」
その後二次会を終えた。青葉は家に帰って、風呂から上がって部屋のベッドに倒れ込む。
青葉「あぁ・・・お酒なんて飲んでないのに私も酔っ払った気分~・・・」
すると着信音が鳴った。
青葉「ん?はいもしもし?」
ねね「うわ〜んあおっち~!」
青葉「うわ!どうしたのねねっち!?」
通話の相手はねねだった。
ねね「聞いてよ!大学でね!皆が中学生扱いするの!酷いと思わない!?」
青葉『ああ・・・だってねねっち子供っぽいもん。しょうがないもん。』
ねね「あおっちに言われたくないよ!」
この2人は大人には見えない。
青葉「で・・・でも私社会人になって大人らしいこと覚えていってるし!成長してるし!」
ねね『どんな?』
青葉「え~と・・・お酒の頼み方とか・・・」
ねね『わー!悪い大人が居ます!』
青葉「飲んでないよ~・・・」
ねね「お仕事の方は順調?」
青葉『う〜ん、まだ分からない所だらけだけど面白いよ!今八神さんの設定画から3Dにしてるの。』
ねね「それってフェアリーズストーリーの3?」
青葉「え!?」
バレてしまった。
ねね「ええ!?まさか本当に!?」
青葉「ち・・・違う違う!今のはそうだった良いな~っていう間であって・・・大体今何作ってるかは言っちゃいけないんだよ。守秘義務ってのがあるの!」
ねね『ごめん今の忘れるから・・・あおっちが逮捕されるような事しないから!』
青葉「逮捕~!?」
この2人はとっても仲良し。
「END」
キャスト
涼風青葉:高田憂希
相葉優斗:石井マーク
秋山大輝:下野紘
八神コウ:日笠陽子
遠山りん:茅野愛衣
滝本ひふみ:山口愛
篠田はじめ:戸田めぐみ
飯島ゆん:竹尾歩美
桜ねね:朝比奈丸佳
葉月しずく:喜多村英梨
女性店員:下地紫野
青葉「ひふみ先輩って美味しそうにお酒を飲む姿が憧れちゃいます!」
ひふみ「そ、そうなの?」
青葉「炙ったエイヒレに七味を振ったマヨネーズをちょっと付けて、熱燗でしっぽり!そんな大人に私はなりたいです!」
ひふみ「未成年・・・だよね?」
次回「遅刻したらどうなるんだろう」
感想や評価や誤字脱字など宜しくお願いします。