NEW GAME! LEVEL UP!!   作:naogran

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夏のある日、イーグルジャンプに新入社員の面接会場があった。

青葉「私、プログラムの事なんて分からないんですけど面接官やって良いんですか?」

うみこ「構いません。実力は把握くしてます。素行調査だと思っていただければ・・・」

面接官は青葉とうみこ。するとノックが聞こえた。






会場前には、スーツを身に纏ったある人物が深呼吸していた。

うみこ「どうぞ。」

その人物がドアを開けた。

青葉「え?」

ドアを開けた人物を見た青葉が驚いた。その人物の正体は。









ねね「し・・・失礼します!!」

青葉「ねねっち!?」


20話「凄く熱い視線を感じる」

ねね「あ・・・あおっち!?何で・・・」

 

うみこ「あおっちとは何ですか。面接中ですよ。」

 

ねね「え?あ・・・涼風さん?」

 

青葉「はい、正解です。」

 

ねね(何なんだこれ~!めっちゃ遊ばれてる・・・)

 

緊張しながら椅子の横に立つ。

 

うみこ「自己紹介。」

 

ねね「は・・・はい!きらら女子大学の桜ねねと申します!」

 

うみこ「お座り下さい。」

 

ねね「失礼します。」

 

 

 

 

 

 

椅子に座る。すると青葉が小さくクスクスと笑った。

 

ねね「ど、どうしましたか・・・?」

 

青葉「いえ・・・マナーを守っているので・・・」

 

ねね(っ!?)

 

 

 

 

 

 

うみこ「それではまず志望動機をどうぞ。」

 

ねね「あお・・・涼風さんの前で本当に言うんですか・・・」

 

うみこ「涼風さんに聞かれてはまずい動機なんですか?」

 

ねね「そんな事・・・ないですけど・・・えと、昨年御社でデバッグのアルバイトをさせていただいた事で、御社の雰囲気や作品に対する姿勢に感銘を受け是非入社させていただきたいと思い、プログラマーとして志願させていただきました。」

 

青葉「凄い・・・そんなこと考えてたんですね。」

 

ねね「やりにくい~!(でもこんな事をするって事はもう合格なのかな・・・いやいや待て待て!うみこさんの事だ・・・きっと何かの罠だ!あおっちが居ると私は・・・気が緩んじゃう!そうだ!ここで怠けたら終わりだきっと!)」

 

うみこ「涼風さん。何か桜さんに質問はありますか?」

 

青葉「えと・・・何時から弊社に入社したいと考えるようになったんですか?」

 

ねね「(どうせ取り繕うってのもバレるし・・・)ほ・・・本当はデバッグのバイトしてた時はただ楽しかっただけで、またデバッグ出来たら良いなと思っているだけでした。でも・・・でも・・・!デバッグの募集はもう無いと聞いて、最初はなんとなくプログラムを初めてみただけだったんですが・・・創ってるうちにあお・・・涼風さん達が凄く頑張ってゲームを作ってる気持ちが分かって来て・・・」

 

そして密かに右手を握り締めた。

 

ねね「ゲームを1本自作していく中で自然ともう一度御社で働いてみたいと思うようになりました!」

 

うみこ「結構です。涼風さん、他に何かありますか?」

 

青葉「い、いえ・・・今は別に・・・」

 

うみこ「それでは涼風さんお疲れ様でした。御退室下さい。」

 

青葉「私がですか!?」

 

立ってドアの方へ歩く。

 

青葉「失礼しました〜・・・ねねっち頑張ってね・・・」

 

ドアを閉めて退室した。

 

 

 

 

 

 

ねね(わ~!ここからが本番だ~!)

 

緊張が更に高まった。すると。

 

うみこ「おめでとうございます。」

 

ねね「え?」

 

うみこ「よく気を緩めませんでしたね。桜さんは合格です。」

 

なんと合格と言う結果になった。

 

うみこ「まだ在学中と言う事でご希望通り週3日出勤、まずは3か月間の契約でのアルバイトと言う事で宜しくお願いします。」

 

ねね「ありがとうございます!」

 

うみこ「ただ、幾つか注意があります。」

 

ねね「ん?」

 

うみこ「桜さんはまだ弊社のプログラマーとしての基準を満たしていないと言う事です。桜さんのこれまでのやる気、成長速度を見て私が社長に掛け合って許可を頂きました。当面は課題や雑用のような仕事が続きます。実力が伴わない桜さんにとって苦になるかもしれません。ただ・・・良いですか?これは一度しか言いませんよ。私は今桜さんに期待をしています。」

 

激励を受けたねねが涙を流した。

 

うみこ「まずは3ヶ月後の契約更新を目指して頑張って下さい。」

 

ねね「へへ・・・期待してるなんて生まれて初めて言われました・・・頑張ります!」

 

 

 

 

 

 

面接を終えて、すぐに青葉の元へ向かった。

 

ねね「あおっち~!合格したよ!」

 

青葉「もう!?」

 

はじめ「え!?ねねちゃん入社するの!?」

 

ねね「はい!アルバイトからですが宜しくお願いします!」

 

大輝「マジか!ねねちゃんが入社する日が来るなんて・・・よっしゃラッキー!!」

 

優斗「テンション高えなお前。合格おめでとうねねさん。」

 

ねね「ありがとうございます!」

 

青葉「おめでとうねねっち!」

 

ねね「ありがとうあおっち!あ、あおっちそれって・・・」

 

青葉「え?」

 

ねね「ほんとにキャラデザしてる~。見て良い?」

 

青葉「う・・・うん。」

 

デザインを見る。

 

ねね「やっぱりPECOだったんだね。ゲーム雑誌の表記が八神さんだったから違うのかなって思ってて。」

 

青葉「あ・・・八神さんが広告とかのキービジュアルを担当する事になって・・・だから私は内部デザイナーなんだ。」

 

ねね「凄いよあおっち!大出世じゃん!」

 

青葉「え?」

 

ねね「あおっちのシュールさと言うか黒い所が出てる!楽しい!えへへ〜!」

 

青葉「・・・・・・・」

 

ねね「ん?どしたのあおっち?」

 

青葉「ううん・・・良い時に来てくれたよ。ねねっち。」

 

嬉し涙を流した。

 

 

 

 

 

 

その日の夜の相葉家。

 

美佳「え!?ねねちゃん合格したの!?」

 

優斗「うん。今は3ヶ月契約のアルバイトと言う事になってる。」

 

美佳「そうかぁ〜。優斗君にまた新しい後輩が出来て良かったね〜。」

 

優斗「あはは。」

 

奈々「ぱぱ〜。」

 

そこに奈々が優斗に近寄った。今は少しだが喋れるようになってる。

 

優斗「どうした奈々?パパと遊びたいのか?」

 

奈々「あそぶ〜。」

 

優斗「じゃあ遊ぶか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜のとある居酒屋。

 

クリスティーナ「うわあああ〜〜〜〜ん!!」

 

しずく「まだ気にしてるのかい?綺麗な顔が台無しだよ。」

 

プロデューサーの大和・クリスティーナ・和子が号泣していた。

 

クリスティーナ「私にもっと力があれば会社の言いなりにならずに済んだのに~!絶対絶対PECOを売ってみせるから~!」

 

しずく「頑張ってくれよ。」

 

クリスティーナ「だから今日は朝まで飲むぞ~!」

 

しずく「はいはい付き合うよ。」

 

ビールをガブガブ飲む。

 

クリスティーナ「でも・・・あのキービジュアルのお陰で、雑誌の特集オファーが沢山来てるし良い仕事なの!」

 

しずく「そうだね。」

 

クリスティーナ「でもやり方がダメな仕事なの・・・今回の事でキャラ班から嫌われてるし、書き下ろし版権頼み辛い・・・」

 

しずく「キャラ班の子達と仲良くなる秘策があるんだけど・・・試してみるかにゃん?」

 

 

 

 

 

 

後日のイーグルジャンプ、クリスティーナがキャラ班ブースに向かっていた。彼女の左手にはお守りがあった。

 

 

 

 

 

 

数分前。

 

しずく『これに私の愛を詰め込んでおいたから。大船に乗ったつもりでどーんとぶつかって来なよ。』

 

クリスティーナ『はぁ・・・』

 

渋々お守りを受け取る。

 

しずく『そして上手くいった暁には熱~い抱擁を・・・』

 

クリスティーナ『では遠山さんスケジュールの調整をお願いします。』

 

りん『はい・・・』

 

 

 

 

 

 

そして現在。お守りを内ポケットに入れる。

 

もずく「にゃ〜お。」

 

 

 

 

 

 

その頃コウは仕事をしていた。するとその途中。

 

クリスティーナ「ちょっとダメよ・・・もずくちゃん今仕事中だから・・・ほらもう・・・また後でね・・・?」

 

コウが様子を見に行くと。

 

クリスティーナ「え!?」

 

もずくに懐かれているクリスティーナが居た。

 

クリスティーナ「あの・・・八神さん少し良いですか?初公開の評判も良かったので、各社からこれだけオファーが来ています。」

 

大量のオファーが記入されてる用紙を渡した。コウは不機嫌そうに受け取った。

 

コウ「描き下ろしは良いですけど・・・多過ぎでしょこれ。私はゲームを作るのが仕事なんですけど・・・」

 

クリスティーナ「ゲームを宣伝するのも仕事です。八神さんの描き下ろしを条件にページを確保していただいてるんです。締切りにも余裕を持っていただいてますし金銭的にも・・・」

 

コウ「ちょ・・・ちょっと待って。」

 

もずくが気になってしょうがなかった。もずくをクリスティーナから外した。

 

クリスティーナ「すみません・・・それでお願い出来ないでしょうか?」

 

コウ「・・・分かりましたよ。描けば良いんでしょ。調子狂うなもう・・・」

 

クリスティーナ「良かった・・・助かります。」

 

先程の会話は、青葉、ひふみ、はじめ、ゆん。そして優斗と大輝も聞いていた。

 

クリスティーナ(はぁ・・・やっぱり嫌われてる?)

 

心の中で不安を抱えていた。

 

クリスティーナ「では、私はここで。」

 

コウ「あ、はい。」

 

その場から去ろうとした瞬間。

 

 

 

 

 

 

コウ「あっ!」

 

もずく「にゃ〜〜お!!!」

 

突然もずくがクリスティーナに向かって飛んだ。

 

 

 

 

 

 

クリスティーナ「え?・・・きゃあああ!!!」

 

青葉「どうしましたか!?」

 

優斗「何事ですか!?」

 

大輝「何だ何だ!?」

 

青葉達が様子を見に行くと、クリスティーナが倒れていた。コウがもずくを抱えてる。どうやらもずくに襲われたらしい。

 

大輝「クリスティーナさん!?」

 

優斗「どうしたんですか?」

 

するとコウが、ピンク色のお守りを持った。

 

コウ「マタタビ?」

 

優斗「え?コウさん。」

 

お守りの中を見る。

 

優斗「マタタビだ。」

 

マタタビが入ってた。

 

大輝「もずくカモン。」

 

もずく「にゃ〜お。」

 

するともずくが大輝の頭の上に乗った。

 

青葉「大丈夫ですか?」

 

倒れたクリスティーナに手を差し伸べる。クリスティーナが青葉の手を握って立つ。

 

クリスティーナ「どうも・・・ありがとうございます。」

 

青葉「いえ。」

 

クリスティーナ「え?」

 

すると突然、クリスティーナがガタガタ震え始めた。そして。

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスティーナ「ち・・・近付かないで下さい!!」

 

 

 

 

 

 

青葉・ひふみ・はじめ・ゆん・優斗・大輝「え!?」

 

突然の大声でびっくりした。

 

青葉「あ、ご・・・ごめんなさい。」

 

クリスティーナ「あ・・・いや・・・ただ私は・・・人に触れられたり接近されたりするのが苦手で・・・」

 

優斗(クリスティーナさんの意外な一面!?)

 

大輝(クールな人で、まさかの人見知りだったとは・・・)

 

クリスティーナ「・・・ごめんなさい・・・」

 

青葉「あぁ、そうだったんですね・・・ごめんなさい、知らずに・・・」

 

クリスティーナ「いえ・・・分かっていただければ・・・」

 

青葉「あの・・・大和さんのフルネームって大和クリスティーナ和子さん・・・ですよね?」

 

クリスティーナ「え・・・?はいそうです。母がフランス人のハーフです。」

 

青葉「フランス人ですか!あ・・・友人から挨拶でキスするのが習慣だって・・・」

 

クリスティーナ「あぁ・・・確かにそうですね・・・」

 

青葉「な・・・何かあったんですか?」

 

クリスティーナ「いえ・・・フランスに居る家族が・・・特に妹が必要以上に挨拶好きなのでその・・・ちょっと・・・」

 

青葉「成る程・・・」

 

大輝「ほほえま〜。」

 

優斗「おい。」

 

青葉「じゃあ日本には1人で。」

 

クリスティーナ「はい。私は日本のゲームが好きで日本に来ました。妹もフランスでゲームを作ってるんですよ。」

 

大輝「やはり外国人は日本が好きなんだな。」

 

優斗「良い事だな。」

 

はじめ「どんなゲーム作ってるんですか!?」

 

クリスティーナ「そうですね・・・古代の街を歩き回るような体験型ゲームです。」

 

 

 

 

 

 

その後、もずくを抱えてしずくの元へ帰って来た。

 

しずく「おかえり。どうだった?」

 

クリスティーナ「八神さんは版権の仕事を受けてくれたわ。」

 

しずく「え?そうじゃないだろ?キャラ班と相葉君と秋山君とは仲良くなれたかい?」

 

クリスティーナ「ああ。助かったわ。ありがとうもずく。」

 

もずくにキスした。

 

しずく「あ~!ずるいぞもずく!私だってキスしてもらった事ないのに~!」

 

クリスティーナ「しずくには絶対しないわ。」

 

 

 

 

 

 

更に数日後のイーグルジャンプ。青葉に朗報が舞い降りた。

 

青葉「と・・・とうとう私も・・・せ、先輩になれるんですね!」

 

はじめ「おめでとう青葉ちゃん!」

 

ゆん「何余裕振ってるんやはじめ~。」

 

大輝「青葉ちゃんおめでとう!」

 

優斗「お前も何余裕振ってんだよ。」

 

青葉「あっ!と・・・年上だったらどうしましょう・・・」

 

コウ「まぁそこはお楽しみに。私は知ってるけど。」

 

青葉「あ・・・だけどここのブースは既に席が・・・」

 

コウ「新人を私の隣に座らせるのも緊張させちゃうだろうし・・・ここの誰かに移動してもらうのが一番なんだけど・・・」

 

全員がはじめを見る。

 

はじめ「ちょ・・・ちょっと待って!席どうこうって言ったらモーション班の私じゃん!」

 

ゆん「寂しくなるなぁ。一番の賑やかしやったのに。」

 

はじめ「決定!?本当にゆんは私が居なくなっても良いの?」

 

ゆん「え?そ・・・それはよく・・・あらへん事もあらへん事もあらへんけど・・・」

 

はじめ「どっちなんだ?」

 

青葉「一層ここの真ん中に席を!」

 

コウ「可哀想だろ。」

 

優斗「目立ち過ぎでしょ。」

 

大輝「あ、そうだ。」

 

優斗「どした大輝?腹減ってんの?」

 

大輝「違う違う。俺今度エフェクト班のブースに移る事になったんだ。」

 

優斗「え!?初耳だぞそれ!?」

 

大輝「リーダーから、今度エフェクト班に配属する新人が来るから、先輩としてやってくれって。」

 

優斗「エフェクト班に新人社員が?」

 

大輝「ああ。」

 

優斗「そっか〜。」

 

大輝「優斗、俺の分まで青葉ちゃん達の面倒を見てやってくれ!」

 

優斗「ああ良いけど。」

 

大輝「後俺の愛情も。」

 

優斗「破棄しろ。」

 

青葉「大輝さんが居なくなるとは・・・」

 

大輝「気にしないで青葉ちゃん。後は優斗に面倒を任せとくよ。」

 

優斗「それで、新人さんの席はどうするの?」

 

青葉「そうですね・・・」

 

ゆん「まぁじゃんけんやろな・・・」

 

ひふみ「あの・・・」

 

青葉「そうですね!恨みっこ無しで!」

 

ゆん「そうそう。最初は・・・」

 

ひふみ「あの!!えと・・・私が・・・コウちゃんの・・・隣に行く。」

 

自ら声を出して言った。

 

コウ「まぁそれが妥当かな。ひふみんはキャラリーダーだし。」

 

青葉「でもやっぱりちょっと寂しくなりますね。」

 

ひふみ「ううん。大丈夫。毎日進捗確認しに来るから!」

 

青葉「いや・・・普通に来て良いんですよ?(新しい人かぁ、楽しみだなぁ〜。)」

 

大輝「新人さんどんな子かなぁ?」

 

優斗「あんまり困らせるなよ?」

 

 

 

 

 

 

一方とあるレストランに3人の少女が居た。1人目は赤髪、2人目は黒髪、3人目は金髪。赤髪の少女がファミ通を読んでいる。

 

少女A「どうしたもも?」

 

もも「PECOのデザイン、八神コウさんのデザインっぽくない。」

 

少女A「どこらへんが?クレジットも八神コウさんじゃん。」

 

少女B「そうだよ。あの八神コウだんだよ?」

 

もも「うん。だけど・・・なんと言うかバカっぽい?」

 

少女B「え?バカっぽい?」

 

 

 

 

 

 

数日後、あの3人がイーグルジャンプ前に来た。

 

少女A「良かったね。一緒にインターンに来れて。」

 

もも「うん。」

 

少女B「ここがイーグルジャンプかぁ!」

 

3人が入ろうとしたその時。

 

青葉「あの!もしかしてイーグルジャンプの新入社員さんですか!?」

 

少女A「はい・・・そうですけど・・・」

 

青葉「やっぱり!私ここに勤めてる涼風青葉と申します!」

 

もも「よ・・・宜しく。」

 

少女A「ダメだよもも!挨拶は元気良くしないと。」

 

少女B「そうそう!私達みたいに元気出さないと!」

 

すると今度は。

 

優斗「青葉さんおはよう。」

 

青葉「あ!おはようございます優斗さん!」

 

優斗「ん?君達もしかして、イーグルジャンプの新入社員さん?」

 

少女A「あ、はい。」

 

優斗「やっぱり。俺はここに勤めている相葉優斗です。青葉さんの先輩です。宜しく。」

 

ツバメ「私は鳴海ツバメです!今日から東京ゲーム専門学校よりインターンシップで来ました!」

 

あや「私は木崎あやです!同じく東京ゲーム専門学校よりインターンシップで来ました!宜しくお願いします!」

 

2人の少女の名前は、「鳴海ツバメ」と「木崎あや」。

 

優斗「へぇ〜、東京ゲーム専門学校かぁ。」

 

もも「・・・・・」

 

ツバメ「此方は望月紅葉。宜しくお願いします!」

 

赤髪の少女は「望月紅葉」。

 

青葉「分かります・・・最初は緊張しますよね。」

 

紅葉は外方向いた。

 

ツバメ(相変わらずだなぁ・・・)

 

あや(人見知りが激しいんだから全く・・・)

 

 

 

 

 

 

エレベーターを待つ。

 

優斗「3人は友達同士?」

 

ツバメ「はい!同い年の幼馴染みで、私がプログラム志望で、もも・・・望月紅葉と木崎あやはグラフィック志望です。」

 

青葉「へぇ。じゃあ望月さんはきっと私と同じキャラ班ですね。」

 

紅葉「・・・・」

 

青葉(ひふみ先輩っぽい・・・)

 

あや「ほらほら紅葉!頑張って何か話してみて!」

 

紅葉「うん・・・あの・・・」

 

青葉「はい!」

 

紅葉「学生服がここの制服なんですか・・・?」

 

青葉「いや!スーツですからこれ!」

 

優斗(また勘違いされてる・・・)

 

紅葉「ご・・・ごめんなさい。」

 

青葉「いえ・・・私は何だかこれで慣れちゃって・・・先輩は皆私服です。」

 

優斗「俺は私服着てるから大丈夫だよ。」

 

青葉「って、後輩って初めてで私・・・望月さん!年齢を・・伺っても良いですか?」

 

優斗(新人さんが年上かどうかまだ気になってたんだ・・・)

 

紅葉「・・・19・・・です。」

 

青葉「あ~!同い年だ!」

 

 

 

 

 

 

イーグルジャンプのオフィス。

 

優斗「ここがキャラ班のブースだよ。」

 

青葉「あ・・・少し待ってて下さい!(この時間は大丈夫なはずだけど・・・)」

 

すぐに何処かへ向かった。

 

ツバメ「どうしたんだろ。見られて恥ずかしい物でもあるのかな?」

 

あや「それ私気になる〜!」

 

ツバメ「相葉さん、何か恥ずかしい物とかあるんですか?」

 

優斗「いやそれは無いよ。」

 

すると紅葉がある物を見付けた。

 

紅葉(PECOのポスター・・・まだ見た事無いイラスト・・・それにキャラデザの紙がいっぱい・・・もしかして・・・八神コウさんの机!)

 

しかしその席は青葉の席だと言う事を知らない。

 

青葉「ごめんなさい!たまに寝てるので初対面のイメージを悪くしちゃうかもな~って思って・・・」

 

紅葉「っ!?」

 

青葉「大丈夫でした!」

 

 

 

 

コウ「それって誰の事だ~?」

 

 

 

 

青葉「わ!八神さん!」

 

優斗「コウさんおはようございます。」

 

コウ「おはよう優斗。」

 

紅葉「八神コウさん!」

 

コウ「お?望月さんだよね。もう2人はエフェクト班とプラグラマー班の子かな?」

 

ツバメ「鳴海ツバメです。宜しくお願いします!」

 

あや「木崎あやです。宜しくお願いします!」

 

優斗「エフェクト班かぁ。俺もエフェクト班なんだ。担当はVFX。」

 

あや「そうだったんですか!宜しくお願いします先輩!」

 

優斗「宜しくね。」

 

紅葉「わ・・・私八神さんみたいなキャラクターデザイナーになりたくて来ました!望月紅葉です!」

 

青葉「私と一緒だ!お互い頑張りましょうね!」

 

紅葉「は・・・はい・・・」

 

優斗(青葉さ〜〜ん!!)

 

青葉「そうだ!何か飲みますか?コーヒーとか紅茶とかありますけど・・・」

 

紅葉「・・・」

 

あや「私は今日水筒を持って来ましたので大丈夫です!」

 

ツバメ「私は紅茶でお願いします!」

 

紅葉「私も・・・砂糖無しで・・・」

 

青葉「望月さん、無理して砂糖無しにしなくて良いんですよ?」

 

コウ「砂糖無しじゃ飲めないくせにコーヒーブラック頼んじゃってさ~。そんなの青葉くらいだよ。」

 

青葉「ちょ!後輩の前でそんな話しないで下さい~!」

 

優斗「あはは・・・」

 

青葉「じゃあ私、お茶淹れて来まーす!」

 

お茶を淹れに行った青葉。それと同時に。

 

大輝「おはようございまーす!!」

 

優斗「おう大輝。」

 

大輝「何処何処だ?俺達エフェクト班の新しい後輩は!」

 

優斗「この子だ。」

 

あや「木崎あやです。宜しくお願いします!」

 

大輝「後輩発見!俺はエフェクト班の秋山大輝だ。CGを担当している。宜しくな!」

 

あや「はい!宜しくお願いします!」

 

優斗「めっちゃテンション高え・・・」

 

コウ「ごめんね騒がしくて。青葉の奴、初めての後輩で張り切っちゃって・・・」

 

紅葉「いえ!良い人だと思います・・・」

 

大輝「あの2人も新人さんか?」

 

優斗「ああ。キャラ班の望月紅葉さんとプログラマー班の鳴海ツバメさんだ。」

 

ツバメ「鳴海ツバメです。この子が望月紅葉です。」

 

紅葉「・・・・・」

 

大輝「緊張してるのかな?」

 

ツバメ「はい。この子ちょっと人見知りで。」

 

大輝「分かる。分かるぞその気持ち。だがリラックスは大事だ。OK?」

 

紅葉「は、はい・・・」

 

優斗「気にしないで。此奴こう言う奴だから。」

 

コウ「まぁ皆の出社時間まで少しあるからここでゆっくりしてて。」

 

紅葉「八神さんの席ってここじゃ・・・」

 

コウ「そこは青葉の席だよ。」

 

紅葉「そ、そうだったんですか・・・キャラデザの紙とかいっぱいあったので・・・」

 

コウ「・・・うん。だってそれが青葉の仕事だし。」

 

紅葉「?」

 

コウ「青葉がPECOのメインキャラクターデザイナー。私はキービジュアルとアートディレクターだよ。ごめんね、変な宣伝の仕方してるから勘違いするよね。」

 

紅葉「い、いえ・・・(さっきの人がメインキャラクターデザイナー?確か同い年だって・・・そうか・・・八神コウさんらしからぬあのバカっぽい違和感はそれで・・・でも良いデザインなのは変わらない。青葉・・・青葉・・・上の名前何だっけ・・・すぐ忘れちゃう私・・・確か涼しそうな・・・そうだ!涼宮青葉!覚えた!)」

 

ライバル心を燃やしながら苗字を間違えた。

 

優斗「熱!?」

 

大輝「どうした望月ちゃん!?」

 

ツバメ(あちゃぁ・・・火が点いちゃった・・・)

 

あや(あぁまた・・・)

 

そこに青葉が戻って来た。

 

青葉「お待たせしました~・・・ってあれ?」

 

突然紅葉に睨まれた。

 

紅葉(涼宮青葉・・・涼宮青葉・・・涼宮青葉!)

 

青葉(何だろう・・・凄く熱い視線を感じる・・・)

 

ツバメ「紅茶ありがとうございます・・・」

 

青葉「あ、はい。こっちが鳴海さんのです。」

 

ツバメ「っで、こっちがもものですね?はいもも。」

 

紅茶を紅葉に渡す。

 

紅葉「あ、う、うん・・・」

 

ツバメ「いや~2年目でキャラデザって凄いですね!」

 

青葉「いやぁまだまだですよ!」

 

ツバメ「何時から絵の勉強を始めたんですか?」

 

あや「PECOのあの絵凄く上手ですね!」

 

紅茶を飲んだ紅葉が震えた。

 

紅葉「甘い!」

 

青葉「ああ!私間違えちゃいました!?」

 

ツバメ「ああ違います。私のいたずらっす。ごめんなさい。」

 

あや「出た!ツバメの悪戯!」

 

紅葉(なるにお茶を濁された・・・)

 

青葉「ん?」

 

すると紅葉が青葉に歩み寄って、手を差し出した。青葉は戸惑いながら紅葉と握手した。

 

紅葉「涼宮さん。私負けませんから。」

 

青葉「あの・・・私、涼風です。」

 

紅葉「えっ!?」

 

苗字を間違った事に恥ずかしくなった紅葉。

 

コウ(あ~・・・面倒臭い事になりそ・・・)

 

優斗「木崎さん、望月さんどうしたの?さっき青葉さんの事を涼宮さんって言ってたけど。」

 

あや「紅葉はすぐ他人の名前を忘れる癖があるんですよぉ。それプラス名前間違える事が多々あります。」

 

大輝「あ〜そう言う事か。」

 

あや「でもメモを取れば大丈夫なんです。」

 

優斗「名刺が必要かな?」

 

こうしてイーグルジャンプに、望月紅葉、鳴海ツバメ、木崎あやがインターンシップとして入社したのだった。

 

「END」




         キャスト

      涼風青葉:高田憂希

      相葉優斗:石井マーク

      秋山大輝:下野紘

      八神コウ:日笠陽子
      遠山りん:茅野愛衣
     滝本ひふみ:山口愛
     篠田はじめ:戸田めぐみ
      飯島ゆん:竹尾歩美
      望月紅葉:鈴木亜理沙
     鳴海ツバメ:大和田仁美
      木崎あや:伊波杏樹
       桜ねね:朝日奈丸佳
    阿波根うみこ:森永千才
     葉月しずく:喜多村英梨
      相葉美佳:榎本温子
      相葉奈々:内藤穂之香
クリスティーナ・和子:名塚佳織

紅葉「涼風青葉・・・涼風青葉・・・今度こそ、覚えた!」

しずく「あぁ〜!また私の楽園に、美少女が加わってしまった〜。」

紅葉「な、何ですか・・・?」

しずく「望月紅葉君は、負けず嫌いの寡黙美少女。時にポンコツって所かな?良いね〜。」

紅葉「ポンコツ!?」

ツバメ「まあまあ落ち着いてもも!」

あや「紅葉、ここは冷静に。」

しずく「木崎あや君は、元気いっぱいの活発美少女だね〜!」

あや「そう言われると照れますね・・・でも良いですね!」

しずく「鳴海ツバメ君は、天真爛漫な美少女だね〜!」

ツバメ「あはは、照れますね・・・ありがとうございます!」

しずく「でも、その笑顔の下に何か隠してるね?」

ツバメ「え!?」

あや「そうなのツバメ!?」

しずく「なんてね。」

次回「メイド喫茶がいいと言ったんだよ」

紅葉・ツバメ・あや「これがディレクター・・・油断出来ない!」

しずく「私は・・・この会社をメイド喫茶にした〜い!」

クリスティーナ「ほら、何寝言みたいな事言ってるのよ?」

しずく「うわぁ!冗談だよクリスティーナ・・・」

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