NEW GAME! LEVEL UP!! 作:naogran
ゆん「それ青葉ちゃんのモデル?」
はじめ「そうだよ。今モーション付けてるんだ。」
すると青葉がビクッと反応した。
はじめ「待機モーションなんだけど、どうかな?」
ゆん「せやなぁ〜、折角可愛いモデルなんやからもっときゅんとするようなんが良えんとちゃう?」
はじめ「きゅ〜ん?」
青葉(自分のモデルの話をされると何だか恥ずかしいなぁ・・・)
ゆん「こないな感じは?」
きゅんとしたポーズをする。
はじめ「ちょっと媚び過ぎじゃない?ん?」
青葉「あ!」
気付かれた青葉が恥ずかしながらそっぽ向く。
ゆん「これが気になるんやない?」
はじめ「あ〜!」
ゆん(あ、そうや。)
するとゆんが何かを企む。
ゆん「へー、これが会話モーションなんや。へー、これが歩行モーション。へー、これが〜。」
青葉「意地悪しないで下さい!!」
ゆん「ごめんな。青葉ちゃん素直やからつい・・・」
はじめ「あぁ・・・」
青葉「あのー、ちょっと見せてもらっても良いですか?」
はじめ「良いけど、大した事無いよ?」
青葉「いえ!遠くから見ててもキャラが生きてるみたいに動いててずっと気になってて・・・はじめさん凄いなぁって!」
はじめ「ま・・・まぁね・・・でもちょっと努力すれば青葉ちゃんだって出来るよ。」
コウ「分かりやすいな〜。」
優斗「何だろうこの和む会話は?」
りん「あ、コウちゃん。タブレットペン余ってない?」
コウ「え?持ってないよ?」
優斗「どうかしたんですか?」
りん「困ったわ・・・何だか反応悪くなっちゃって・・・」
コウ「はじめと青葉に買いに行かせれば良いよ!うん。それが良い!」
りん「別に隣のチームから借りれば・・・」
優斗「そうですよ・・・」
コウ「はじめ〜!青葉〜!」
青葉「八神さん?」
はじめ「どうしたんですか?」
りん(分かりやすいわね。)
大輝「俺も同行しよっかな〜?」
優斗「ダメだ。俺達は作業優先だ。」
大輝「がびょ〜ん。」
買い出しを頼まれた青葉とはじめは、ヨドバシカメラマルチメディアakibaに向かった
青葉「おつかいって頻繁にあるんですか?」
はじめ「ううん、たまにあるくらいだよ?でも、次からは青葉ちゃん一人で行かされると思うから領収書とか捨てないように注意ね。」
青葉「あ、はい!気を付けます!」
はじめ(せ・・・先輩って気持ち良い~!)
心の中でそう思うはじめである。2人はタブレットペンを見る。
青葉「タブレットペンって太いのや細いのもあるんですね~。どれが良いんでしょう?」
はじめ「(う~ん・・・良く分かんないけど・・・)普通ので良いんじゃないかな?」
青葉「じゃあレジに持って行きますね。」
早速レジに向かおうとしたその時。
青葉「あ・・・」
はじめ「ん?」
青葉「す・・・すみません・・・お財布を会社に忘れて来ちゃいました・・・」
はじめ「ドジだなぁ。今度から注意するんだよ・・・」
財布を取り出そうとしたが。
はじめ「ん?」
ポケットの中も探るが。
青葉「もしかして、はじめさんも・・・?」
はじめ「落としたっぽい・・・何時もポケットだし・・・」
青葉「ええ!?」
何とはじめも財布を無くしてしまった。ピンチ到来。2人で財布を探すが何処にも無かった。これまたピンチ到来。
青葉「お店の中には落ちて無さそうですね・・・」
はじめ「私はサービスカウンターで聞いて来るから青葉ちゃんは会社に戻って自分の財布を取って来てくれる?」
青葉「分かりました。でも帰り道も探しながら戻りますね。」
すぐに青葉が財布を取りに会社に戻って行く。
はじめ(ああー!!私はなんて情けない先輩なんだ~!)
サービスカウンターに向かった。
はじめ「でも青葉ちゃんしっかりしてるなぁ。それに良い子だし可愛いし。しかもまだ10代!なんてけしからんのだ!」
篠田はじめはまだ21歳。サービスカウンターで待ってる間、アニメを観る。
猫耳少女『ミュ〜〜〜〜。』
顔にボールが当たり、猫耳少女が後ろに倒れた。
動物達『大丈夫!?』
はじめ「大丈夫・・・?」
猫耳少女『はっ!お日様が気持ち良くて、ぼ〜っとしてたニャ!えへへ。』
はじめ「あるある~。私もぼ〜っとしてたらお財布落としちゃったみたいなんだ~・・・」
するとそこに青葉が戻って来た。
青葉「あ!はじめさんここに居た!」
はじめ「青葉ちゃん・・・サービスカウンターにも届いてなかったよ・・・てへ・・・」
青葉「うふふ〜。これな~んだ?」
取り出したのは、何とはじめの財布だった。
はじめ「はっ!青葉ちゃん・・・!!」
財布を見付けてくれた青葉に対して嬉し泣きをした。
青葉「ちょ!はじめさん大袈裟・・・!」
その後タブレットペンを無事購入してヨドバシカメラから出る。
青葉「会社に戻ったらデスクに財布が置きっ放しになってたんですよ。」
はじめ「あ!そう言えばそうだった!おっちょこちょいな先輩でごめんね。」
落としたのではなく、会社に置きっ放しにしただけだった。
青葉「そんな!私もおっちょこちょいだからちょっと安心します・・・ってこんな事言ったら怒られちゃいますよね。」
舌をちょこっと出した。
はじめ「(可愛いなぁちくしょー!)青葉ちゃんはそれでも可愛いし・・・」
青葉「え?はじめさんだって可愛いですよ!」
はじめ「そう・・・?そうかにゃ?テヘ☆」
突然猫のポーズをした。
青葉「え!?か・・・可愛いなぁ・・・」
はじめ「やっぱ照れるなぁ〜!」
その後会社に戻った。
はじめ「八神さん!買って来ました~!」
コウ「ああ、お疲れー!え!?」
女の子らしいはじめを見てコウがビックリした。
はじめ「どうぞ〜!」
コウ「あ、ああ、ありがと・・・」
大輝「はじめちゃんが別人になった・・・!?」
コウ「ど、どしたの・・・?」
はじめ「ほへ?何がですか?」
コウ「ほ・・・ほへ?」
大輝(はじめちゃんに何があったんだ・・・?)
コウが青葉に顔を向けるが、青葉は顔を横に素早く振る。
ゆん「あはは!はじめったら自分のキャラ間違えてんで?」
するとゆんの言葉に反応したはじめが泣き出した。
はじめ「分かってたよ!!ちくしょー!!!」
青葉「はじめさーーん!!!」
季節が流れて夏になった。はじめが自転車に乗って颯爽と走る。会社に到着して駐輪場に自転車を停める。
はじめ「ふぅ。大分熱くなってきたなぁ。」
すると青葉が後ろから、はじめの顔にペットボトルに入った冷んやりしたポカリスウェットを当てた。
青葉「ばぁ!」
はじめ「うわ!?冷た!!」
青葉「おはようございます!」
はじめ「あ、青葉ちゃんおはよう。それ凍らして来たの?」
青葉「はい!暑い日にはこれです!」
すると駐輪場に400Xが到着した。乗ってる人物がジェットタイプヘルメットを外す。
優斗「おはよう、青葉さんはじめさん。」
はじめ「おはようございます優斗さん。」
青葉「優斗さんおはようございます!」
優斗「2人共同時に着いたの?」
青葉「はい。」
3人はエレベーターを待つ。
青葉「はじめさんって自転車通勤だったんですね。家近いんですか?」
はじめ「うん。まぁ5駅ぐらいかな。」
青葉「え!私だったら電車にする距離です・・・」
はじめ「でもこの仕事座りっぱなしだし少しは運動しないと、その学生服も着られなくなっちゃうよ?」
青葉「スーツですよ!優斗さんの家って近いんですか?」
優斗「いや、俺原宿に住んでるんだ。」
青葉「え!?そんなに遠いんですか?」
優斗「そうなんだよね。でも高校時代にバイク免許、イーグルジャンプに入社と同時に車の免許取ってるし問題ないよ。それに家は妻が選んでくれたんだから大事にしないといけないし。」
青葉「優斗さんって奥さんを大事にしてるんですね。」
優斗「うん。」
エレベーターに乗る。青葉がはじめの身体を見る。
青葉「でも確かにちょっとお肉が付いて来たかも・・・」
はじめ「せめて隣駅で降りれば?」
優斗「そうだね。そうすれば少しは良い運動になるよ。」
青葉「成る程。どんな自転車がおすすめですか?」
はじめ「え?」
優斗「何?」
青葉「だって隣駅から乗る自転車が・・・」
はじめ・優斗「歩きなよ・・・」
青葉「ですよね〜・・・」
エレベーターから降りてオフィスに入る。
青葉「はぁ〜。会社は涼しい~。」
優斗「良い感じの涼しさだ〜。」
はじめ「でも空調効き過ぎじゃない?」
青葉「それだけだと確かに。」
はじめ「上着着て来れば良かった〜。」
優斗「今は24度か。」
今の冷房は24度。
ゆん「おはようさん。今日は外暑いなぁ。」
青葉「真夏日になるみたいですね。あ、ゆんさんはまだ長袖。」
優斗「長袖着てるけど、ゆんさん外は大丈夫だった?」
ゆん「え?あ、そ、そうです!うちはまだ大丈夫です!(あかん・・・ちと太ってもうて、このぷよぷよの腕を見せとうないなんて言えん・・・)」
優斗(あ、ゆんさんまた太ったのか?)
ゆんが太ってる事に優斗は気付いてる。
青葉「隣駅から歩くだけで痩せますかね?」
はじめ「う〜ん・・・」
ゆん「何や?ダイエットの話?」
青葉「そうなんですよ。腕の肉がちょっとぷよぷよしちゃって・・・」
するとゆんの体にぷよぷよの矢印が刺さった。
青葉「あ、もしかして・・・」
ゆん(な、何や・・・やっぱり太って見えるんかな・・・どないしよ・・・)
青葉「影でダイエットしてるタイプですか!?」
気付かれてない事にホッとした。
ゆん「な・・・何もしとらんよ!(あ、焦った・・・)」
はじめ「どうでも良いけど、やっぱちょっと寒くない?」
ゆん(どうでも良くないわ!アホー!)
その後優斗が席に着くと、大輝が気持ち良さそうな顔をしながら作業している。優斗が社内メッセする。
優斗『おいそこの男、何ちゅう顔してんだ?』
大輝『外暑かったからクーラーに当たりながら作業してる〜。ここのデスク、クーラーの風が良く当たるんだ〜。』
優斗『お前は本当に夏に弱い奴だなぁ。たまには我慢したらどうだ?』
大輝『無理!干からびるから!』
優斗『この野郎・・・』
その後も着々と作業する。
ゆん(気付かれんうちに痩せんと・・・!)
クーラーの効き過ぎではじめが寒がる。
青葉「空調って上げちゃいけないんですか?」
はじめ(う〜ん・・・八神さんと優斗さん去年しょっちゅう操作してたし・・・まぁ良いか!)
空調を操作しに行く。
はじめ(2度くらい上げれば良いかな・・・いや4度ぐらい上げても分からないよね~!)
24度から28度に上げた。その結果、もあもあした暑さになった。
大輝(暑!何じゃこの暑さは!?)
コウ(暑い・・・!空調効いてないのかな?)
空調の温度を下げる。するとはじめがまた寒がる。
はじめ(何かさっきより寒いな・・・空調効いてないのかな・・・)
温度を見ると、22度になってる。さっきより6度下がってた。
はじめ(6度も下がってる!?誰だか知らないけど、やってくれるじゃないの!8度上げてやる!)
温度を8度上げた。結果、さっきより暑くなった。
優斗(何だこの暑さ・・・誰か空調上げたのか・・・?)
大輝(俺の血液が干からびて行く〜・・・)
その頃ゆんは、汗だくになってた。
ゆん(何ややけに暑いなぁ・・・はじめったらどんだけ上げたんや・・・汗でべとべとや・・・でも袖はまくりとうないし・・・あ!でもここで汗を掻けば痩せるやん!一石二鳥やん!ここは耐え時やでゆん!)
青葉(ゆんさん忙しそうだなぁ・・・私も頑張ろう!)
その頃コウは温度を見た。30度になってた。
コウ(誰だ!8度も上げた奴!)
温度を8度下げて22度にする。
コウ(今度また調整しに来た所を捕まえてやる!さあ来い!)
もずく「にゃ〜お。」
隠れて犯人を捕まえようとする。
優斗(さっきから空調上がったり下がったりしてるけど、誰かが悪戯してんのかな?俺だとりんさんに頼まれて操作してたけど。)
度々優斗が空調を操作して理由は、りんに社内メッセで頼まれたからだった。
ゆん(あかん・・・快適すぎる。まだコップ1杯の汗も掻いとらへん・・・こんなんじゃ半袖なんて夢のまた夢・・・!自分を甘やかしたらそれまでやでゆん!)
青葉(私もゆんさんの姿勢を見習わないと!)
そしてゆんは温度の調整しに行った。そして温度を上げる。コウはそれを見た。
コウ(え!?ま、まさか!)
そして温度を30度上げて戻ろうとしたその時。
コウ「ゆん!さっきから温度を上げてたのって・・・」
ゆん「八神さん!ちゃ・・・ちゃいますよ!」
コウ「だって今も結構高めに上げてたみたいだけど?」
ゆん「これはえと・・・その・・・(仕事中に汗かいてダイエットなんて言えへ~ん!)」
完全に濡れ衣を着せられたゆん。だがその時。
はじめ「待って下さい!」
コウ・ゆん「はじめ!?」
そこにはじめが現れた。
はじめ「さっきまで上げていたのは・・・私ですよ!」
まさかの自白。
はじめ「これではっきりしたじゃないですか。ゆんも高温を求めてるんです。つまり2対1でこの会社の温度は高温に決定なんです!」
コウ「3人でこの会社の温度決めるって可笑しいでしょ!」
はじめ「じゃあ八神さんが勝手に決めるのも可笑しいじゃないですか~!」
ゆん「(加熱させてどうすんねんあほ~・・・)2人共・・・うちはただ・・・」
りん「こら!さっきから上げたり下げたりしていたのはあなた達ね・・・!」
ゆん(遠山さんが怒っとるー!!)
結果、りんに見られて怒られてしまった。
りん「譲り合って仲良く出来ないの?」
コウ「だ・・・だって液タブの熱が・・・」
はじめ「上着が・・・」
りん「それが出来ないなら、今後あなた達には空調の操作を禁止します!」
コウ・はじめ・ゆん「は、はい・・・」
ゆん(治って良かった〜・・・)
この光景を青葉とひふみがこっそり見ていた。
青葉「遠山さんってビシッとして格好良いですね。憧れちゃいます。」
ひふみ「そこ・・・?」
そして翌朝。
青葉「やる気100%の青葉選手!早起きスキル発動だ~!」
今日の青葉は早起きして会社へ向かってる。そしてオフィスに入る。
青葉「おはようございま〜す・・・ってまだ誰も居ないや。」
カバンを置いて、コウの席を見る。
青葉「八神さんも居ない。珍しい。」
するとコウの席に座った。
青葉「八神さんの席~!キャラクターデザイナー!青葉!」
すると後ろから物音が聞こえた。振り向くとひふみが立っていた。
青葉「きゃああああああああ!!」
優斗「おはようございますってまだ誰も・・・あれ?」
そこに優斗が出社し、ひふみを見付けた。
青葉「いや・・・あの・・・ちょっとした出来心と言うか何と言うか・・・!」
ひふみ「青葉・・・ちゃん・・・えと・・・ね・・・ふぁいと・・・」
青葉「あ、ありがとうございます・・・」
優斗「ひふみさん何してるの?」
ひふみ「あ、優斗・・・君・・・」
優斗「あれ青葉さん?早起き?珍しいね。」
青葉「あ、優斗さん、おはようございます。」
優斗「青葉さん、コウさんのデスクで何やってたの?」
青葉「あ!いやこれは・・・その・・・」
優斗「ああ、別に否定しなくて良いよ。誰にも言わないから。」
青葉「あ、ありがとうございます・・・八神さんの机って何時も散らかってますね。」
優斗「コウさん仕事熱心だからね。」
青葉「前から気になってたけどこの紙・・・」
ひふみ「見てない・・・から・・・」
両手で両目を塞ぐ。
青葉「そんな悪い事しませんよ!」
ひふみ「いや・・・見るくらいなら・・・良いと思う・・・」
青葉「ですよね!」
キャラデザの絵を見る。
青葉「うわ!これ全部キャラデザの絵なんだ・・・微妙な違いだけど八神さんも結構ボツ出してるんですね・・・」
優斗「本当だ。微妙に違うのが分かる。」
ひふみ「コウちゃん・・・頭抱えてる事多いよ。」
青葉「へぇ〜、ちょっと意外です。」
今度はりんの机を見る。
青葉「遠山さんの机はやっぱり綺麗ですね~。」
???「そりゃあそうさ!」
優斗「のわ!?大輝何時の間に!?」
そこに大輝が出社した。
青葉「あ、大輝さんおはようございます。」
ひふみ「おはよう・・・大輝君・・・」
大輝「おはよう青葉ちゃんひふみちゃん。」
優斗「お前早起きしたのか?」
大輝「いや偶然早く起きて、暇だったから早く来たんだ。」
優斗「何だそれ?」
青葉「あ・・・これ昔の写真。フェアリーズのパッケージが写ってるって事は最初の頃の・・・」
大輝「そうそう。フェアリーズストーリー完成披露の時の写真だよ。」
優斗「2の完成披露の時は俺と大輝が写ってるのもあるよ。」
青葉「でもこの八神さん何だか雰囲気違う・・・」
写真を見ると、コウが緊張してる顔をしている。
ひふみ「昔は・・・無口だったし。」
青葉「え!?信じられない!」
2年前。
ひふみ「席が隣の頃があって・・・話し掛けて・・・来ないから・・・良い人だな・・・って思ってたのに・・・ある日突然・・・」
3ヶ月後・春。
コウ『滝本さん。ちょっと良い?』
突然話し掛けられてビックリした。
青葉「(ひふみ先輩は相変わらずだなぁ・・・)優斗さんと大輝さんは昔違う席だったんですか?」
優斗「いや、入社当初から既にコウさんと一緒だったよ。」
大輝「そうそう。優斗は入社後すぐ馴染んでたな。」
優斗「おいおいお前もすぐ馴染めただろ?」
大輝「いや俺は数日ちょっと遠避けてたし・・・」
青葉「いや・・・何か良く私も話し掛けちゃってごめんなさい。でも最初の頃に比べるとひふみ先輩も喋ってくれるようになりましたよね?」
ひふみ「あ・・・青葉ちゃんはちょっとだけ・・・話しやすい・・・から・・・」
青葉「え!?な・・・何だか照れちゃいます・・・」
大輝「微笑ましいなぁ〜。」
優斗「お前な・・・」
するとそこに。
りん「青葉ちゃん、ひふみちゃん、優斗君、大輝君おはよう。皆早いのね。」
青葉「あ、おはようございます。」
優斗「りんさんおはようございます。」
大輝「おはようございます!」
その後青葉はりんに尋ねた。
りん「え?昔のコウちゃん?確かに無口でギラギラしてて近付きにくい雰囲気はあったけど、それが格好良かったわね~!」
優斗「あのーりんさん?」
青葉「いやそう言う事じゃなく・・・」
りん「そうね・・・例えば先輩からお菓子を貰った事があったんだけど・・・」
先輩『これあげる。』
コウ『ありがとうございます。』
貰った飴を食べる。
コウ『微妙っすねこれ。』
正直に述べた。
青葉「ええ!?正直過ぎるんじゃ!?今も正直ですけど!」
りん「昔から実力は凄くて誰よりも頑張ってたんだけど・・・コミュニケーションが苦手だったのは確かね。でもそれだと指揮する立場になれないから自分なりに頑張ってるみたいだけど、まだちょっと空回りしちゃってるけどそう言う所も可愛いでしょ?」
青葉(八神さんの事になると遠山さんも空回りしてるんじゃ・・・)
りん「他の皆もそうだけど、コウちゃんと仲良くしてくれて私も助かってるのよ。ありがとう。」
青葉「い、いや!別に意識して仲良くしてる訳じゃないですよ!?結構、気を遣ってくれてたんですね・・・私も八神さんに合わせて子供っぽく振る舞うべきかな・・・」
りん「青葉ちゃんは今のままで良いのよ・・・それに、今のコウちゃんだって素だと思うわ。明るく振る舞うのが恥ずかしくて、照れ隠しでああしてるのかもね。」
青葉「成る程・・・お話聞いてると私は今の八神さんで良かったかな~ってちょっと思います。」
りん「それは良かったわ。」
ひふみ「あ・・・私も・・・イメチェン・・・したい・・・けど・・・」
急にガッカリした。
大輝「ひふみちゃん!?」
青葉「ああ!私は今のひふみ先輩が好きですよ!本当ですってば!」
りん「優斗君は、昔から凄く周りからモテたのよね。」
青葉「え?そうなんですか優斗さん?」
優斗「ああ、あの頃は大変だったよ。誕生日になると先輩達からおめでとうって言われたり、バレンタインになるとチョコを沢山くれちゃったり。」
りん「でも大変だったのは優斗君が結婚した時だったわよね?」
優斗「そうだったんですよ。花束沢山貰ったりと、あの時は仕事より疲れてしまいましたよ。でも嬉しかったですね。祝福されたら誰だって喜びますからね。大輝も早く彼女見付けろよ?」
大輝「何時になるか分からんな。でもお前より良い彼女を見付け出して自慢してやるからな!」
優斗「多分無理かもな。」
大輝「ガビーン!!」
全員が笑う。
その後作業をしてると、コウが出社した。
コウ「おはよー。」
青葉「おはようございます・・・凄い荷物ですね!」
コウ「しばらく泊まりで仕事やるから着替えとかもろもろ。」
青葉「そんなに泊まり込むんですか・・・?」
コウ「う~ん・・・夜の方が仕事しやすい・・・から?」
青葉「(やっぱり今でも人と関わるの重荷なんだな・・・)私応援してます!」
コウ「ああ・・・うん・・・どしたの?」
その夜、ひふみは家でハリネズミの宗次郎に質問した。
ひふみ「宗次郎も・・・私がイメチェン・・・した方が良いかな・・・?」
すると宗次郎が縮こまった。ご飯のりんごを差し出す。宗次郎が反応したが、ひふみが遠ざけられて、宗次郎がガッカリした。
ひふみ「青葉ちゃんに合わせて・・・子供っぽい・・・感じとか?」
するとまた宗次郎が縮こまる。ひふみがりんごを近付けると宗次郎が反応した。また遠ざけられた。
ひふみ「大人っぽい私とか・・・どうかな?どうかな?」
その言葉に宗次郎は呆れるしかなかった。
「END」
キャスト
涼風青葉:高田憂希
相葉優斗:石井マーク
秋山大輝:下野紘
八神コウ:日笠陽子
遠山りん:茅野愛衣
滝本ひふみ:山口愛
篠田はじめ:戸田めぐみ
飯島ゆん:竹尾歩美
もずく:喜多村英梨
猫耳少女:貫井柚佳
先輩:前田玲奈
青葉「入社前の八神さんの印象って、もっと完璧な人だと思ってました!」
ひふみ「がっかりした?」
青葉「いえ!意外と努力家なんだな〜って。私も見習わないと!」
ひふみ「うん。私も・・・頑張る。」
次回「発売・・・中止とか?」
感想や評価や誤字脱字など宜しくお願いします。