グレモリー家の次男   作:EGO

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今日は二話程を予定しております
では一話目、どうぞ


life11 バーゲンセールだぜ

ゼノヴィアのエクス・デュランダルの一撃でも倒れないか。そうじゃなきゃテロリストなんてやらないか

「いやー、いいね♪」

曹操が楽しそうに言い

「よく旧魔王派の連中は君たちをバカにしたものだね。あいつら、本当にアホだったんだな」

曹操の言葉にホワイト木場ならぬ"ジークフリート"とか言う奴が苦笑する。

「古い尊厳にこだわりすぎて、下から来るものが見えなかった、といったところでしょ。だからヴァーリにも見放されたわけさ。……さて、どうするの?今の一撃でテンションがおかしくなってるんだけど?」

「そうだな。とりあえず、実験をスタートしよう」

曹操が槍の石突きで地面を叩く……すると八坂姫が輝きだした!

「九尾の狐にパワースポットの力を注ぎ、グレートレッドを呼び出す準備にとりかかる。……ゲオルグ!」

「了解」

曹操に"ゲオルグ"と呼ばれたローブを羽織った青年が魔方陣を展開し、動かし始める。

スゲェ量だな。ロスヴァイセに負けてないぞ!

「魔方陣から察するにざっと見ただけでも北欧式、悪魔式、堕天使式、黒魔術、白魔術、精霊魔術……なかなか豊富に術式が使えるようですね」

ロスヴァイセが目を細めながらつぶやいた。

ゲオルグとやらは相当な魔法使いとみえるな。

八坂姫の足元にも魔方陣が展開されるがなんとなく『龍門(ドラゴン・ゲート)』に似てるな

オォォォオオオォォォン!

八坂姫が雄叫びをあげる。目を見開いて危険な色を含み始め、全身の毛も逆立ち始めた!

このままだとヤバそうだな!

ゲオルグが言う

「魔方陣と贄どちらも良好。後はグレートレッドが惹かれるかどうかだ。龍王と天龍がいるのは幸いかもしれない。曹操、自分はここを離れられない。魔方陣の制御がまたキツくてねぇ」

「了解了解。外のメンバーがどれだけ時間を稼げるかわからないところもある。………ジャンヌ、ヘラクレス」

「はいはい」

「おう!」

曹操の声に金髪の女と二メートルはあろうかというデカ男が返事をした。

「彼らは英雄の意志を……魂を引き継いだ者たちだ。ジークフリート、お前はどれとやる?」

ジークフリートは抜き放った剣を木場とゼノヴィアに向けた。

それを見てジャンヌとヘラクレスと呼ばれた二人は笑みを見せた。

「じゃあ、私は天使ちゃんにしようかな。」

「俺はそっちの銀髪の姉ちゃんだな。」

てことは俺は…曹操かな

「俺は赤龍帝とリッパーか。ヴリトラくんは?」

匙はヤル気満々だが俺が手で制して

「匙は八坂姫を頼む。どうにか解放してやってくれ」

「わかりました。俺は怪獣対決ですか」

「死ぬなよ」

「わかってますよ!」

そのやり取りの後匙の体が黒い炎に包まれた。次第にそれが巨大に膨れ上がっていく。」

「『龍王変化(ヴリトラ・プロモーション)』!」

匙の声と共にいっそう炎が大きくなり、形を作っていき、体の長細いドラゴンに変貌していった。

ジャァアアア!

黒いドラゴンが八坂姫と正面から対峙する。

ヴリトラは呪いとかそっちの方面に強いからな、うまくやってくれればいいのだが

イッセーがアーシアに言う。

「アーシアは九重を頼む」

「はい」

「九重、アーシアを頼めるか?」

「任せろ!じゃが…」

「わかってるよ。お前のお母さんは俺が…俺たちが助ける!」

任せろと言わんばかりに親指を立てて九重姫に応じてるな。同時にイッセーはドラゴンの翼を出した。俺も構えるが相手が相手だからな 、油断できんな

「おまえ、ヴァーリより強いのか?」

イッセーが質問するが曹操は口の端を楽しそうに吊り上げ肩をすくめた。

「さぁ。だが、弱くはないかな。よわっちい人間だけどな」

「嘘こけ。先生とやり合った奴が弱いはずねぇだろ」

「ハハハ、そりゃそうか。でもあの先生もチョー強かったけど?俺もまだまだと思うよ。」

そう二人が言い合ったあと、一瞬の静寂が訪れる

オォォォオオオォォォン!

ジャァアアアアアアアア!

匙と八坂姫が戦い始めた!

炎が八坂姫を包囲し、そのまま八坂姫のオーラが放出されていく。確かロキ戦の時もやってたな。あのままいけるか?なんて思った瞬間

八坂姫が火炎を吐き出した!現役のドラゴン程じゃないが直撃は不味いな。

ヴリトラになった匙も黒い炎を吐き出し相殺する。だがその影響なのか八坂姫を包囲していた炎が消し飛んだ。

何かの映画みたいだな。

「イッセー!しっかり匙の意識繋ぎ止めろよ!」

「わかってます!」

その後もドラゴンと九尾の狐による戦いが繰り広げられていく。

次は俺たちかな

「木場!ゼノヴィア!少し離れてやってくれ!八坂姫から少しでもこいつらを離したい!」

「「了解」」

俺の指示に二人は応じて、駆け出した。ジークフリートも二人を追いそのまま戦い始める。

「………一本だとどうにもな!」

ゼノヴィアがエクス・デュランダルの鞘の一部に手をかけると仕掛けが動いて握り手部分が出てきた。それを引き出すとエクス・デュランダルから取り外される。柄と握りだけなのか?そう思ったら刃が柄から出てきた!なるほど、わからん。とにかくそれで二刀流になったゼノヴィアは剣速をあげていくが

「おもしろくなりそうだね。よし、大サービスだ!」

そう言うとジークフリートは大きく剣を振り二人を牽制する。

「……禁手化(バランス・ブレイク)

ジークフリートの背中から三本の銀色の手が生えてきた。阿修羅みたいだな。そしてジークフリートは残りの剣を抜き放ちながら言う

「これが『阿修羅と魔龍の宴"(カオスエッジ・アスラ・レヴィッジ)』。僕の『龍の手("トゥワイス・クリティカル)』の亜種神器は禁手(バランス・ブレイカー)も亜種だったのさ。」

二人とも頑張ってくれよ…

「光よ!」

イリナの方もやり始めてるな。いい攻撃だと思うがジャンヌとか言うやつもいい動きしてる。

「いいね。天使ちゃん!」

「じゃあ、これはどう!」

イリナが滑空してから攻撃を仕掛けるが受け止められつばぜり合いになる。ジャンヌが笑った?

「聖剣よ!」

叫びと共に足元から聖剣が!イリナは避けたが今のは

「やるね!天使ちゃん!じゃ、私もサービスしちゃう!」

ウインクしてるがまさか

「お姉さんの能力はね。『聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)』。もちろん本物には勝てないけど色んな聖剣が創れるのよ?けど例外ってあると思わない?」

嫌な予感しかしないのだが…

禁手化(バランス・ブレイク)♪」

ジャンヌの後ろに大量の聖剣が生み出され、何か形作っていく。あれはドラゴンか!

「これが私の禁手(バランス・ブレイカー)。『断罪の聖龍(ステイク・ビクティム・ドラグーン)』。亜種よ」

ジャンヌもかよ

ドォォン!

「魔術を受けてもモノともしないなんて!」

今度はロスヴァイセか

「いい塩梅の攻撃だ!」

笑ってるよ。あのヘラクレスとかいうの。てか爆発がスゴいな。

「俺の能力は攻撃と同時に相手を爆破する『巨人の悪戯(バリアント・デトネイション)』。流れ的に俺もやっておくか!禁手化(バランス・ブレイク)!」

すると、奴の体からゴツゴツしたものが形成されていく。あれは、ミサイルか!

「これが俺の禁手(バランス・ブレイカー)!『超人による悪意の波動(デトネイション・マイティ・コメット)』だぁぁぁ!」

野郎あれでロスヴァイセを狙ってるな!

「このままでは!」

ロスヴァイセが俺たちから離れ始める。

「いい女だぜ!仲間を巻き込まねぇようにしてんな!いいぜ!乗ってやるよ!」

ロスヴァイセが振り向き魔方陣をてんかいするがヘラクレスは構わずにミサイルを撃ちだそうとするが

そうはいくかよ!俺はブレードを展開し、イッセーは左腕を構えドラゴンショットの態勢に入るが

「無視は困るな…」

曹操が俺たちの前に瞬時に出てくる!が気にせず俺たちは発射するがイッセーの左腕を上に弾き、俺が発射したブレードを何本か叩き折られた!おかげでロスヴァイセにいくミサイルは全然落とせてない!

ドゴォォォン!

戦車《ルーク》のロスヴァイセなら大丈夫だろうが、ダメージありだな

「アーシア、回復だ!」

「はい!」

これで一応大丈夫だろ、にしても

禁手(バランス・ブレイカー)のバーゲンセールだな」

「いいだろ?こういうのも」

俺の呟きに曹操が答え距離をとり構える

「お前はならないのか?」

「なしでどこまでやれるか試したいのさ」

「舐められたもんだ」

俺とイッセーも構え奴と対峙する

 

 

 




今回はかなり長めにしてみました。
誤字脱字、アドバイス、感想、一話の長さなどご意見よろしくお願いします
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