グレモリー家の次男   作:EGO

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life11 最上級死神と第三フェーズだぜ

俺たちはあれからもしばらく戦い続けていた。

バチッ!バチッ!

時折聞こえるこの音はおそらくだが、先程のイッセーの砲撃とオーフィスの攻撃でこの空間にダメージを与えていたんだろう。

それでもこの結界が健在なのは装置が無事だからということとゲオルグが無事だからだろう。

なんてことを考えつつ、死神をブレードで斬り伏せていく。

見れば他のメンバーも余裕そうだ。

一応下級死神でも中級悪魔並みには強いんだがな。

そこでイッセーがリアスと朱乃に力を譲渡し、その二人がまた強力な攻撃を繰り返していく。

するとイッセーの方にジークフリートと死神ご一行が出現していた。

あれは、援護に行きますかね。イッセーを死なせるわけにはいかないし。

俺はそう決めるとイッセーの方に向かう。途中で死神が邪魔してくるがすれ違い様に斬っていく。

するとジークフリートの声が聞こえてきた。

「……今のキミでも十分すぎるほどの強者だよ」

もしかしてイッセーのやつ、曹操には負けたがな。的なこと言ったのか?

「だから言ったろ。回りが強すぎるだけだって」

そう言いながら俺はイッセーの横に並び、言葉を続ける

「サイラオーグや曹操と戦っていれば、この程度の死神じゃ何人来ても問題ないだろ」

「そうだぜ、イッセー。ま、俺たちもだがな」

アザぜルも下りてきて俺の横に並ぶ。

俺たち仲良く曹操に負けたが、こいつら程度になら負ける気がしない。

『死神を舐めてもらっては困ります』

どこからともなく聞こえた声。その声の主と思われる不穏な気配を感じてそちらを見てみると、空間が歪みだしそこから何かが出てこようとしていた。

そして現れたのは、装飾されたローブに道化師が被っていそうな仮面をつけた死神だった。

気配でわかる。ヤバイ奴やん。

ふざけてる場合じゃないな。あれは確か………

「貴様は!」

アザぜルもわかったのか、驚いていた。

するとその死神が俺たちにお辞儀をしてくる。

『初めまして、堕天使の総督殿、そして魔王の眷属殿。私はハーデス様に仕える死神の一人。プルートと申します』

「なるほど、最上級死神のプルートね。伝説にも残っている奴を寄越すとはハーデスの奴……」

「まったくやってくれるぜ!」

俺たちがそれぞれ喋っていると、プルートが話始める。

『あなた方はテロリストの首領オーフィスと結託し、同盟勢力を影から崩そうとしました。それは万死に値します。同盟を訴えたあなたがこのようなことをするとは』

あちらはそういう"大義名分"でやってるのね。

俺はともかくアザぜルはそれを聞いてぶちギレている様子だ。

「なるほど。そういう理由で俺たちを消すつもりか!そのためにテロリストどもと戦っていた俺たちに襲いかかったと!どこまで話が済んでいるんだ!」

『いずれはそんな理由付けもいらなくなりますが、今回は一応ということで理由を付けさせていただいただけです。さて、私はあなた方に後れを取るほど弱くないですよ』

「そういうが、プルートさんよ。単に嫌がらせしたいだけだろ?」

『ええ、そうともいいますね。死神にとってあなた方は目障りでくので』

「…………舐めてくれるもんだな」

『舐めてはおりません。真剣です。それでは偽物ということになったオーフィスをいただきます』

フッ!

奴が動くが俺はそれに反応しブレードで受け止める。

ギィィィィィィン!

ブレードで止めれちゃったよ。いや、別に今までの相手が悪かっただけか。

俺は一旦プルートと距離を取る。

「リッパー!助太刀は………」

「いや、いらない。その人工神器(セイクリッド・ギア)も本調子じゃないだろ?」

『一人で私と?舐めてくれますね』

「舐めてはおりません。真剣です」

挑発ついでにさっき言われたことをそのままの言葉で返してみた。

『そのようなことを舐めていると言うのですよ!』

若干キレているが無視だ無視。

「イッセーも来るなよ。こいつは俺が殺る」

そう言って俺は奴に突っ込んでいく。

ギィィィィィィン!

再びつばぜり合いになるがそのままプルートを上に押していく。

押していき十分距離が取れたところでつばぜり合いをやめ、斬り合っていく。

にしてもこいつの動き何か遅く感じるんだが、何でだ?

相手の攻撃を余裕を持って防いでいき、隙を見つけて突きを放つ。

『グッ!?』

プルートはギリギリで避けるがローブに斬り傷ができる。

「オラオラどうした!プルートさんよ!」

『では一つ上げて行きましょうか!』

そう言うとプルートから感じるオーラが高まった。

なるほど様子見だったのね。じゃあ俺もギアを上げていきますか!

再び斬り合っていく中であいつの言っていたことが本当だということがわかった。先程よりも攻撃が鋭くなっている。

プルートの攻撃は確かに鋭いが、曹操に比べるとまだまだな感じがしてしまう。事実こんなことを考える余裕があるわけだからな。

キィン!

相手の上段から振り下ろされた鎌を右手だけで持ったブレードで受け止め、左手にブレードを作り出し右に凪ぎ払う。

フッ!

俺の攻撃は空を斬るがまたプルートのローブに傷ができた。

「お前……弱くね?」

『何!?』

何かアザぜルに任せても大丈夫だったんじゃないかな、これはヴァーリが全快なら勝てるぞ。

『まだまだぁぁぁ!』

さらにオーラが高まったが、ようやく本気かな?これならアザぜルだとわからんな。ヴァーリもどうかな?まぁいいか。

今度は俺から仕掛け、両手に持ったブレードで連続で斬り込んでいく。あいつが攻撃する隙を与えないレベルでの連撃なのだがプルートが一瞬の隙を見つけたのかそこに攻撃をしてくるが……

ギィィィィィィン!

俺はそれを受け止める。空間が軽く振動したがそんなレベルの攻撃だったのか。

再び斬り合っていくがこっちの攻撃は何回か入っているがどれもローブに傷を作るだけで致命傷には届かないものばかりだ。こちとら鎌に斬られただけでアウトだってのによ!

俺が若干イライラしてきた時、大量の死神が出現した。

なるほど質より量に作戦を変えたのね。

「シ、シドウさん!大変だ!」

「どうした!イッセー!誰かやられたか!」

「いや、そうじゃなくて!何か先輩方がリアスの胸を次のステージに進ませようって言ってきてるんです!」

「………知るか!」

イッセーの言葉でアザぜルは狂気すら感じる嬉しそうな顔をしていた。

『随分余裕そうですねっ!』

プルートはそう言いながら上段から斬りかかってくる。

「っ!」

俺はそれを体捌きで避けるが

あぶねぇ~今度からはイッセーの言葉には深く反応しないようにしよう。

そのままプルートと再び斬り合っていく。

奴の鎌が右からくればそれを左のブレードで受け止め、左手のブレードで反撃をする。だが二回目ということもあり避けられるが離れずにそのまま攻撃していく。

奴の鎌と俺のブレードがぶつかるたびに空間が震える!

ようやくお互いが本気になった証拠だろう。あいつの動きもさらに鋭くなってきている。俺が騎士(ナイト)じゃなかったらまた違ったかもしれないな。

すると今度は紅の光が視界に映る。

「キタキタキタ!ついにリアスの胸が第三フェーズになったぞ!これぞまさしく乳力(にゅうパワー)だぁぁ!」

アザぜルがうるさく騒いでいた。やっぱりあいつに任せればよかったよ。すると

ズドォォォォォオオオ!

イッセーの砲撃!?三発目だぞ!大丈夫なのか!てか今ので死神の三分の一が消えた!だがもう限界じゃ……

ビィィィィィィィ!

するとリアスの胸から紅の光が出てイッセーに当たる。するとイッセーのオーラが回復した!?

「さしずめ紅髪の魔乳姫(クリムゾン・バスト・プリンセス)だな!そして今のは"おっぱいビーム"または"おっぱいバッテリー"だ!」

ブチッ………

俺の中で何かがキレた………

『な、なんだ貴様もオーラが高まったぞ!』

「うるせぇ……」

俺はそのままブレードでプルートに斬りかかる。

奴は鎌で受けようとするが俺の一撃はプルートの鎌の持ち手の部分を斬り裂き、プルートの仮面を壊す。

『ぐぁぁぁ……』

若干奴の顔から血が出ているがまだ浅いのか。

「なんだよリッパー!出来るなら最初から………」

「黙ってろ……」

「ちよ!?リッパー!?どうしたんだよ!」

「ヒトの妹の二つ名を、胸に変な名前を………!」

「そ、そんなことで!?」

「そんな事だと!俺のはいいぜ!堕天使の誰かにもらったものだからな!リアスのは母様のものをもらったものなんだぞ!後リアスの胸にそんな変な名前をつけるな!リアスのことも考えてやれ!わかってんのか!」

「まったくよ!お前も若干シスコン入ってんぞ!」

「アザぜル………」ゴゴゴ

「わかった!わかったから!取り消すから!さっきのも今のも取り消すから!」

俺とアザぜルがこんなやり取りをしている間にもイッセーの砲撃は続いていた。

「とにかく二人を守ってろ。プルートは俺が殺る……」

「わ、わかった!いくぞお前ら!」

『は、はい!』

俺そんな怖いか?

 

 

 

 

 

 




後半ふざけすぎですかね?
誤字脱字、アドバイス、感想などよろしくお願いします
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