龍の背中を追いし竜   作:Kurato

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えー3のリメイクが出る前に終わらせたいと言っていたにも関わらずまさかの発売までもうこんなに時間が無いとは(詳しい日にち知らなかったです)
後、ものすごく短いです。それと今回ラスト付近に戦っている奴の描写説明の時カタカナじゃなく普通にひらがな使ってます。ご了承ください。


18話 奪還

<蛇華幹部>

 

キンッ!

 

鉤爪とメリケンがぶつかる音と共にお互いに下がる。

 

「(どう考えてもリーチ勝負はあっちのもんだ。それにヒートである程度加工しててもただのメリケンじゃ直ぐに壊れちまう。何とか懐に入んねぇと…!?クソっ!)」

 

距離を離れ過ぎると針を投げて来てそれに気を取られると鉤爪が目前まできてしまう。

 

腕を掴み膝蹴りを腹に入れる。

 

「グッ!…」

「はぁ…はぁ…悪ぃけどその邪魔なもん壊させて貰うぜ」

 

ザクッ!

 

嫌な音に脇腹に熱い痛み

 

「ッ!……」

 

叫び声をあげないように声を押し殺す。

 

「オラァ!」

 

蹴り飛ばし俺も後ろに下がる。脇腹を触ると赤いものが手に付いた。

 

「後……すう…センチ奥だったら…ヤバかったぜ……」

「ソレをウケテモ、マダタツカ」

「ちょっと頑丈なのが…俺の特徴なん…でな……」

 

「(やべぇ…周り霞んできやがった…立ってんのかすら怪しいぜ)」

 

ただ抑えているだけで血が止まる筈もなく、明らかに血が出過ぎている。

 

「ふぅ…ふぅ…飛ばすしかねぇよな…」

 

マシンガンスタイルになり、ヒートを出す。

 

が、遅すぎた。

 

グググッ

 

「カッ……」

 

首を締められ声すら出せなかった。

蹴りを入れ抵抗するが奴の手が緩む事は無い。

 

「(や、ヤロォ……)」

 

その場で掴んでいるだけだったのだが、急に何処かに移動し始めた。

 

「(何だ…何処に……!?嘘だろ……!)」

 

あまり動かない首を動かしてみた先、そこにはコンロがあった。

 

「(あんなのに焼かれたら…火傷じゃすまねぇぞ……!)」

 

炎が出ているコンロの前に立ち、凄まじい勢いで振り下ろされる。

 

ガッ!

 

キッチンの壁に持てる力の全てを使い、壁にしがみつく。

 

「……ムダなコトを」

 

ドコッ!

 

今みたいな状況じゃなければ直ぐに気絶してしまう程の拳を受ける。

 

「ッツ!カハッ……!」

「オワリダナ。“桐生”のホウモスグにカタガツクダロウ」

 

息が出来ず肺から空気が出るだけ。大きな出血と首絞めにより意識を保つので精一杯だった。

 

「ド…ドッラァ!」

 

それはある種の賭けだった。しがみついていた手を離し足で奴の腰に巻き付く。

自由になった上半身で頭突きで仰け反った所を手刀を縦に降る。

 

「ウグ…」

 

奴も堪らず手を離す。

 

「まだだ!」

 

ライフルスタイルになり、抱きつくように手を腰に回し持ち上げ調理場からホールまで猛ダッシュで壁にぶつける

 

「グハッ!」

 

これは先程よりも効いているらしい。

しかしこれで辞めるつもりも無い。遠心力を利用し、下のシャンデリアが落ちている場所まで投げ飛ばす。

 

「フゥ……オラァ!」

 

メリケン+ライフルのパワーをフルに使い二階へと上がる階段を中心、両端を殴り壊す。

その代償として1つメリケンが壊れてしまうが特に気にしない。

 

「さて、次…グッ!」

 

脇腹が主張するように痛みを出すが止まれない。

調理場に急いで戻り今度は扉に様々な棚等を置き直ぐに入って来れないようにする。

そしてコンロに目を向ける。

 

「ックソ……やるしかねぇよな」

 

上着を全て脱ぎスタミナミンXXを口に入れるだけ入れて直ぐには飲まず空き瓶となったそれを手で力強く抑える。

 

ジュウ!!

 

「ンン!?」

 

変な声を出しながら様々な形で全力で声を我慢する。

ちびちびと口の中にある飲み物を胃に入れながら耐える。

 

ビキッ!

 

今の音的に手で抑えていた瓶が割れたのだろう。

それすらもどうでも良くなる痛みのせいで何も考えられなくなってくる。

 

段々と目の前が潤んでくる。

 

「(痛みで泣くのなんか何時ぶりだよ!…の野郎ぜってぇ許さねぇ!)」

 

その瞬間扉が開く音がした。

 

「キサマ、ナニヲ…!?ヤイタノカ」

「おかげさんでな!……まぁいいや、完全に血は止まったし…こっからはてめぇが泣く番だからな」

 

左手に付けていたメリケンを右手に付け替えマシンガンのスピードで顎に一発入れる。

 

「!?」

 

理解が追い付いていないらしい。

 

「まだまだ行くぜ」

 

鼻、足、肩、腰、胸その他の場所を四肢を存分に使い致命傷に至らせる。

 

「グ、グオオオ!」

 

しかし河原の時と同様体を捻り体制を立て直そうとするが

 

「自由に動かすかよ」

 

捻っている間に近づきストレートを放つ。が、それは腕で相殺し強引に回避される

 

「ッチ、あれで終わらすつもりだったんだけどな。お前やっぱ強えぇな」

 

先程までとは信じられない程俺が優勢になっていた。が、こいつを見くびる訳にはいかない。

 

「(油断はしねぇ。全力で潰す!)」

 

「フッ!」

 

ハイキックからの鉤爪の振り下ろし

蹴りを腕で止め、鉤爪はメリケンで壊し、回転しつつ裏拳を使いもう片方も壊しそこまでの攻防でまた距離をとる。見るとメリケンが壊れている。奴は壊れた鉤爪を見ながら俺に話しかけて来た。

 

「……ナントイウ?」

「あ?」

「ナマエをキイテイル」

「黒瀬、黒瀬竜也だよ」

「クロセか…」

「てめぇは?」

「嶈…ソコダケでイイダロウ」

「嶈ね…かっけぇ名前。結構回復したんじゃねぇの?」

「ソンナツモリハナカッタガナ」

「ま、どっちでも良かったから何でも良いんだけどな」

 

ハンドガンに戻しヒートを出す。

 

「ぶっ飛ばす事に変わりはねぇし」

「イイダロウ」

 

嶈も同じくヒートを出す。河原の時と何ら変わらぬ光景しかし今度は止める奴はいない。

 

「「ウォォォ!!」」

 

俺は飛んで上からのパンチ、対して嶈は顎に膝蹴り

 

ドカッ!

 

二人同時に喰らう。

 

「うっ!」

「ガッ!」

 

お互い直ぐには倒れない。

先に動き出した嶈が足元がおぼつかない状態で俺に近付いてくる。

 

「大人しく…た、倒れとけよ…」

「………」

 

嶈は喋らない。無駄なエネルギーを極力無くしているのだろう。

俺はまだ立ち上がるだけで動けない、その間に側頭部に的確な蹴り、からの焼いた所にフックどちらも大した威力ではないが、場所が場所だけになかなかダメージがある。

 

「グッ…な、めんな!」

 

反撃のボディブローを決める。

 

「フン!」

「オラァ!」

 

そっからはお互いノーガードのただの殴り合い。

殴られては殴り返し、殴ったら殴り返される。

満身創痍すら通り越した状態が続く。

 

蹴ろうとした時に足がふらつき体制を崩す。

 

「しまっ…!」

 

正面からのストレートを喰らい倒れる。

 

~~嶈視点~~

「……ココマデトハナ」

 

しばらく寄り掛かりたい気分だが、“念には念を”劉様の元に行かなくては

 

ガシッ

 

「!?キサマ!」

「こ…れで……終わりだぁぁぁ!!」

 

ドンッ!!

 

未だかつて味わった事の無い重みを感じながら意識が切れた。

 

~~竜也視点~~

「や、やってやったぜ……こんちくしょうが……き、桐生さんのほう」

 

ドサッ

 

「(これ、やべぇ…立ち上がる所か、体の何処にも力入んねぇ…)」

 

意識が薄れていく中、最後に目と耳に入ったのは武装した集団とその足音だった。




戦闘シーン全然書けなくなってきてる 
誰か良い書き方あったら教えてください
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