ホントに危なかった。リメイク3発売日だってのに今日出せなかったら意味無いや
~~伊達視点~~
桐生と竜也が翠蓮桜に潜入してからかなりの時間が経った。結果としては最悪と普通の中間といった所だろう。
まず一課の連中に誰かがけしかけ桐生が遥の誘拐犯という形にされた。
竜也の方は傷がひでぇって事でまず治療が先になり、話すら出来なかった。
「(ようやく見つけたぜ。これがありゃ…ま、考えても仕方ねぇ)」
桐生の檻の鍵を取った。もちろん極秘に。
「(だが、まずは竜也だな。あいつはただ事情聴取だけだからな。話せば直ぐ出してくれるだろう)」
「済まない。警視庁の伊達だ。黒瀬竜也を出して貰えるか?」
「え?彼なら治療が終わった数分後に彼の保護者代わりって名乗った人が引き取りに来ましたけど……」
「何!?本当か!」
「は、はい…」
「(こんな時に竜也の保護者代わりだと…?普通に竜也の知り合いだと良いが仮に東城会関係だとしたら……まずいぞ)」
「……そうか。ありがとう……桐生一馬の檻は確かしばらく先だったな」
「はい、もし会うならお気をつけて」
「あぁ」
「(一応念の為竜也の件も桐生に言わなくては)」
急いで桐生の檻へと急いだ。
~~竜也視点~~
「う…こ、ここは…」
目が覚めるとそこには黒のスーツを着た連中が大勢居てそして目の前に白いスーツを着た何度か見た男が居た。
「お目覚めですか。黒瀬さん」
「安堂……車か」
外の様子が見えないため推測でしかないが時たま来る振動から車だと予想した。
「えぇ、あまりこの車好きでは無いんですがね…さて、そろそろ本題に入らせてもらいますよ」
「心愛か?」
「えぇ、もちろん彼女だけでは無いですがね…これは私の感なんですが…もしかしてかなり黒瀬さんは真相を知っているのでは?」
「ある程度は予想出来るけど正直全部なんて分かんねぇよ」
「フフ、素晴らしいですね」
「悪いけどぜってぇに口は開かねぇぞ。心愛と風間さんの事は喋らねぇ」
「……もちろんそう言うと思っていましたよ。ですがもう良いでしょう。ただ喧嘩が強い高校生が入っていい所はとうに過ぎましたよ。」
「……かもしんねぇ。けどここまで来てそれはねぇだろ」
ドスッ!
「ウグッ!」
嶈よりも数倍は重いであろう一撃。反撃しようとするが括られていて何も出来ない。
髪を掴まれ引き寄せられる。
「舐めんなよ。ガキが…前にも言いましたよ。容赦はしないと。大人しく場所を言った方が身のためですよ」
「……知らねぇって言ったら?」
「心当たりがある場所を一つずつ言ってもらいます」
「(錦山の時とはまた状況が違ぇ……あの時は逃げる手段は幾らでもあった。けど今回は……一つもねぇ)」
絶望
その一言に尽きる。
沈黙が続く。
「ある程度待ちました。決まりま「言わねぇ」
安堂の言葉を裂き俺の意見を伝える。
「どんだけ脅されようとな、心愛は俺の大事なダチだし、風間さんは恩人だ。てめぇの脅迫受けたところで変わりはしねぇんだよ」
「そうですか…なら、死ぬしか無いですね」
ドスッ!
「ウッ!」
腹から頭その二撃で俺の意識はまた沈んでしまった。
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ふと鼻に入る変な匂い、そこに時折混ざる酒の匂いによって目が覚めた。
「(どうやら生きてはいるみてぇだな……この入り組んだ感じ…チャンピオン街か?)」
目に入るバーや風景からチャンピオン街だと予想した。
「(なんで奴は俺は殺さなかったんだ?)」
ふと思った疑問。奴なら確かに俺を殺しても可笑しくは無いはずなのに。
「(まぁ生きてるならそれで良い…一旦河原に行こう。桐生さん達の行方がわかんねぇ以上、アジトに行くのが最適だな)」
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河原に着き急いで花屋の所へ行く。
「花屋居るか?」
しかし花屋は居なく、花屋のテーブル付近が無くなっている事から観察場(俺が勝手にそう呼んでいる)に居ることが分かった。
「観察場か。しゃぁねぇちょっと待つか」
タイミングを見計らったように地響きが鳴る。
「お?ラッキー」
出て来た人は花屋だけじゃなく、桐生さんに伊達さんも居た。
「皆さん此処に来たんですね」
「竜也…保護者代わりの奴が引き取ったと聞いたがどうだったんだ?」
伊達さんが聞いてくる。俺は安堂と話した事、チャンピオン街に降ろされた事を話した。
「そうか…どうやら東城会もなりふり構わなくなってきたようだな」
「見たいですね…所でさっきはなんで三人揃って出て来たんですか?」
「そうだ!桐生、急がねぇと」
「あぁ」
「ちょ、ちょっと待ってください。俺にも状況を教えてください。後、俺も桐生さんに言わなきゃならない事もあるんで」
「………分かった。だが、移動しながらで良いか?悪いが本当に一刻を争うんだ」
「分かりました」
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桐生さんの話によると麗奈さんが錦山に俺らの行動を言っていたらしい。
「そんな事が…」
「あぁ、それで竜也、おまえの方は何なんだ?」
「桐生さん、シンジって人知ってますか?」
「心当たりはある。だが、何故竜也は知ってるんだ?」
「風間さんが桐生さんに会いたいそうです」
「!?おやっさんが…」
「はい。それでシンジって人を探すしか無くて」
「分かった。麗奈に話を聞いたら直ぐにでもシンジに連絡しよう」
そんな話をしている内に着いた。
しかし入った俺らの目に広がったのは椅子や花瓶が倒れているセレナだった。
「これは…?」
「桐生さん、テーブルに手紙が」
そこには麗奈さんの懺悔にも似た手紙が置いてあった。
「麗奈……」
その時桐生さんの携帯が鳴る
「シンジか?お前、どうした!?」
「あぁ、俺もさっき知った」
「何!?」
「シンジ!今何処だ!?」
「シンジ、待ってろ。直ぐに行く。それまで絶対に死ぬな!」
「桐生、どうした?」
「麗奈の奴が錦を撃とうとしたらしい。それで今シンジと逃げているようだ」
「俺も行きます」
「済まない。伊達さんは遥を見ていてくれ」
「分かった!任せとけ」
こうして俺と桐生さんは外に出た。
「血の跡が…!?桐生さんこれは」
「急ごう…」
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血の跡を追い、辿り着いた場所は雑居ビルだった。
中に入り、シンジを探す。
中に入ると電話が来た。
「分かった。屋上だな、直ぐに行く!」
「屋上ですね。急ぎましょう」
階段を上がると組員らしき人物が電話をしていた。
「……あぁ、昔キャバクラがあった雑居ビルに居る。田中の叔父貴は女連れて屋上に逃げてるぜ」
「今、叔父貴を探してた連中集めてる所だ。お前らも大至急来い!!」
「……なんだと?荒瀬の兄貴?…そいつはマズイ。兄貴が来たら、ビル中蜂の巣になるぞ!」
「兄貴が来る前になんとかして終わらすぞ!とにかく来い!」
電話が終わると同時に俺らも出る。
「て、てめぇ桐生!おい!桐生がいるぞ!殺れ!」
ぞろぞろと集まってくる。
「邪魔くさ…」
マシンガンの最大速で全員一発で終わらす。
「行きましょう。止まってる暇は無いですから」
「あぁ…」
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所々から出てくる連中を来る度倒し、やっと屋上に、辿り着いた。
「まだ居んのかよ」
が、まだまだ構成員はいる様で流石にしんどい…
それを言い訳に止まる訳にもいかないので
近場の鉄パイプを広い叩き付ける反動により体を浮かしで上から蹴り下ろす。
あの真島さんの技術を真似する。
「竜也、次行くぞ」
三人いたが俺があれをしている間に二人を倒したらしい。
「まさか真島の兄さんの真似が出来るなんてな」
どうやら見ていたらしい。
「実際こうやってやってみると真島さんがいかに人間離れしてるか分かりますよ……俺のはあくまで応用ですもん。普通あそこまで飛ばないっすよ」
「……まぁあの人は“凄い”なんて言葉じゃ表現出来ないからな」
「(ほんと桐生さんといい、真島さんといいバケモンクラスか、それなりのレベルしか居ないからな。神室町…あれ?そう考えると桐生さんも普通じゃ無いよな)」
ちなみにここまで俺が少しあまり効かないのを三発喰らっただけで、桐生さんはノーダメージだ。2人共息が荒れている様子も無い。
「…竜也?何をボーッとしている?行くぞ」
「あ!すいません!今行きます!」
桐生さんの跡を急いで追うと日本刀、ショットガン、その他諸々武器を持った連中が7、8人居た。
「うっわぁ…これは…」
「流石に喰らわないってはキツそうだな…」
「まぁ最低限でいきましょう…」
「あぁ…」
俺はライフル、桐生さんは堂島の龍になり、各々の構えをとる。
振りかざされる日本刀の柄の部分を掴み拳を握り潰す。
「ぎゃあああ!!」
「ついでに寝とけ!」
殴って沈める
桐生さんの方とはいうとハンマーを持った奴を蹴飛ばしハンマーを逆に奪い殴っている。そのままハンマーを回し3人同時に倒している
ドンッ!!
反射神経と身体センスをフルにつかい下に伏せる。
目の前にはショットガンを持った男が立っていた。
「(っぶな…あんなん喰らったら死ぬって…)」
ドンッ!!ドンッ!!
続けて二発、転がる形で回避する。
「フゥ……一発で終わらす…」
起き上がり突進。撃たれるが斜めに回避して膝蹴りでダウンさせる。
「キッツ……集中しすぎて目いてぇ…」
「あまり危険な事はするなよ…」
全員倒した所で桐生さんが話しかけて来る。
「大丈夫ですよ…集中が続くと視界がやけにクリアになるんですよ。だからさっきも弾のバラつき方も分かりましたし」
「そ、そうか……まぁ行くか」
開けた所に出ると腹を抑え倒れてるボウズ頭と銃を構えてる男がいた
「兄貴…」
「桐生さん……邪魔しないでください」
「黙れ」
桐生さんはかなりきているようだ。
「近付かんでください!これ以上あんたに組荒らされたくないんだ!」
「お前シンジに銃向けて恥ずかしくないのか?お前らの兄貴分だろ」
「悪いのは田中の叔父貴です。親に背ぇ向けて…組裏切って!」
「錦は東城会裏切ってる…本当の裏切り者はどっちだ?」
「うるせぇ!」
桐生さんの首元に向けて撃つが外す。
「俺たちは“親”が絶対なんだ!“親殺し”が口挟むんじゃねぇ!」
「…撃ちたきゃ撃てよ…シンジは撃てて俺は撃てねぇのか!?」
「なぁにチンタラやってんだ馬鹿野郎」
後ろを見るとガタイの良い奴ら3人いて赤いコートを着たリーダー格は銃を持っている。
「(こいつが“荒瀬”って奴か…)」
荒瀬が顎で合図すると組員の1人が女をこちらに向ける。
「「麗奈(さん)!?」」
「さっさと弾いて終わらせろや!」
桐生さんは勿論だが、俺ももう限界だった
「うぉぉぉ!!!」
「……殺す…!!」
<荒瀬和人>
「竜也…」
「分かってます…あいつは頼みますよ」
正直俺も奴を殺してやりたい程だが、桐生さんの怒りに比べたら大したものでは無い。
「遅せぇよ!」
ハンドガンになり、銃を持ってる手を引き手刀で腕を折る。
その腕を離さずライフルに切り替え振り回す。
俺を狙いずらくする為の行動
「もういいや…てめぇら全員…死ねよ……」
「なっ!?」
急に振り回すのを止め動きが硬直する瞬間に倒した。
桐生さんの方を見ると荒瀬の銃は全部肩とかを擦る位でまともに当たっていなかった。
そしてどうやら口が動いてるのを見ると何か喋っているらしい。
恐らく恐怖から生まれる言葉だろうが
「自業自得か……」
桐生さんの強烈な一撃を喰らいピクピクと動くだけだった。
「麗奈…」
桐生さんは麗奈さんの目を閉じてあげた。そしてシンジの所へ向かった。
「兄貴…すんません…最後まで……」
「シンジ…!」
「そこの…ガキは……知ってるかも、知れないですが…風間の親っさんは“アケミ”って女に預けました…俺の…女です……」
「分かった、“アケミ”だな」
「兄貴…これを……」
「シンジ、お前!」
ガクッ!
首が自然と下がる。
「シンジ…シンジィィィィ!!」
桐生さんの声が木霊した…
所々端折ってます
超絶不定期更新作者次はいつ出せる事やら