なかなか思うように書けず長考してしまいました。
今回から龍が如く二の方に入って行きます!
楽しんで読んでくれたら幸いです!
~~桐生視点~~
100億事件から丁度1年が経ち、親っさんや由美、錦の墓参りに行く事になっていた。
「遥、準備はいいか?」
「うん。大丈夫だよおじさん」
「よし、行こう」
____________________
タクシーで墓場まで着くと既に竜也と心愛が着いていた。
「あ、桐生さん!久しぶりです!遥ちゃんも!」
「久しぶりだな竜也、南」
「竜也君、心愛ちゃん!久しぶり」
「お久しぶりです。桐生さん、遥ちゃん」
どうやら2人は既に墓参りを済ませているらしくもう帰り仕舞いをしている。
「もう行くのか?」
「そのつもりだったんですけど……2人が丁度来たならちょっと待ってますかね。心愛も別にいいよな」
「うん、私は大丈夫だよ」
「そうか。じゃあなるべく早く済ますとしよう」
遥と共に親っさんの墓から手を合わす。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「最近の神室町はどんな感じなんだ?」
墓参りを済ませ、俺と竜也、南と遥で近況を話し合っている。
「特に変化はないですね。ただ東城会は色々ゴタゴタですけどね」
「?どういう意味だ?」
「若頭決めたりそこらでてんやわんやだそうです」
「寺田が居るだろう。あいつに限って人選ミスは無いだろう」
「すんませんなぁ。どうにもこうにも外様のあっしには見分けが出来ませんでしたわ。一応柏木さんにしたんですがね」
「寺田、お前も来たのか」
「お久しぶりです。桐生さん、いや四代目」
「その呼び名はやめてくれ」
「……なんで来たんですか……?」
竜也が物凄く不機嫌そうに言う。何故なのかは分からないが竜也が東城会の内情を知っているのと関係しているんだろう。
「黒瀬くん………あなた方と一緒ですよ…私も風間さんの墓参りです」
「……………」
竜也は返事を返さない。正直知りたい気持ちはあるが、この件に踏み込むのは竜也に迷惑を掛けるのは分かるので口を挟まない。
「そうか。それにしても1人とは不用心だな」
「…………………それとは別にどうしても、四代目に知らせておきたい事があるんです」
「なんだ?」
「実は、近江連合の郷田会長と盃を交わそうと思っております」
「盃だと…?」
「ええ。近江との戦争避けるにはそれしか方法が…」
「東城会がそこまで追い詰められるとは……」
寺田を五代目にする事で近江と揉めるのは予感していた。しかし親っさんの意思を継いでいるのも寺田だ。俺が抜けて託すのには寺田しか考えられなかった。
「1年前の事件もあり、内部はガタガタです。戦争が起これば多くの血が流れそしたら東城会は乗っ取られるでしょう。それだけは何とか避けたいと……」
「お前と郷田会長じゃ格が違う。向こうがその話を飲むとは思えない」
何時の間にかこっちに来ていた遥の手を繋ぎ帰ろうとする。
「十二分に承知しております。しかし……」
「寺田、五代目はお前だ。堅気の俺が口を挟む事じゃねぇ」
「先代なら東城会のこの危機をどう乗り越えるか……是非ともご意見をお願いします」
バァン!
1発の銃声が響く。俺は遥を竜也は南を避難させる。
打たれたのは寺田の腕だ。
「お前ら…何の用だ?」
「寺田はんの首、頂きにきたんや」
「関西の鉄砲玉ってところか……」
近江の組員がドスや銃なんかを落とす。
「東城会のボディーガードは脇が甘いですなぁ」
「ウチの組員の…」
「後は穴掘って埋めるだけです……ここは墓地。運ぶ手間省けて丁度ええんとちゃいます?」
「寺田…遥達と逃げろ」
「しかし…!」
「その体に東城会の未来がかかってんだ!…分かったら早く行け!」
「………後は頼んます」
「お前らに極道の礼儀ってもんを教えてやるぜ!」
「……やんねぇ訳にはいかねぇしな…来いよ…!」
銃を持っている5人の内、1人の腕を掴み締め上げるようにして銃を手放す様にする。銃を蹴飛ばし腹に一発入れて沈める。
「死ねぇ!」
別の奴が銃を構えるがその発言を聞いた瞬間に裏拳を入れ結局撃たれず3人目を俺と竜也で同時に顔を殴る事で終わらせる。
「寺田!!大丈夫か?…」
「かすり傷ですわ……」
バァン!!
「桐生さん!」
気絶してた奴が目を覚ましすぐさま銃を撃ってきた。
俺目掛けて放たれた銃弾は
寺田の心臓部分に直撃した。
「っクソやろう!!」
ドゴッ!!
竜也が銃を撃った奴を殴り飛ばす。
その間に俺は寺田を支える。
「寺田!!」
「こ、これを持って……近江連合の郷田会長の元へ…」
「お前!」
「ワシと桐生さんじゃ器が違う…東城会の明日には……これでええんです。桐生さん……頼んます…」
そこまで言って寺田の首は下がってしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
南の手配によりすぐさま救急車が来たが寺田の状態は全く良くなかった。
流石に竜也も南も人が入りきれず2人は帰った。
「寺田!しっかりしろ!!」
ピーー
無機質な音と共に心電図が真っ直ぐになった。
「残念ですが……出血多量です……」
俺の手元にある寺田の血で汚れた手紙。
だが、これを渡すには大阪へと飛ばなければ行けない。
「(無理だ…遥を置いていく訳には……竜也や南も巻き込めない。あの二人も最近生活が安定してきたばかりと言っていたし……)」
「私、しばらくひまわりに行くね……大切なお仕事なんでしょ?でも…終わったら迎えに来てね」
「勿論だ…」
手紙に目を送りながら俺は遥にそう答えた。
ここがきりがいいのでここら辺で少し区切ります。
それと前回から行間を前より開けてあるんですがどうでしょうか?
もし良かったら感想でどっちのが良いか教えてください。
皆さんが良いと思う方に統一します。
後、一つの作品が更新遅いんですがもう一つ作品を書いてみました。
1時間後に投稿するのでもし良ければ見てください。