嫌いな人は名誉を捨ててまで抹殺しますが、仲間は大切にする所存です   作:タクティス・ハルバード=レミィ

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カモメ可愛く仕上がって草


クエスト14カモメかもね

『おおう? 握ってもだいじょぶ?』

 

 折角手を出したのに、掴まないとは……あふただね。

 

「いらないのかーしかたない」

 

 私は、後ろを向き噴水に近寄ると腰掛ける。

 

「ユッコ、良く耐えた。すまんなあのカスのせいで」

 

「死ねるわけないよ、まだ目的があるのに」

 

「そうか、でもあのダーインはヤバイだろ。どう耐えた?」

 

「耐えて消滅の斬撃」

 

 なるほどね。とオルセは手を打つ。

 

「疑問があるとすれば、あの時幻想がナイトをすれば、良かっただけなのに」

 

「そうなの?」

 

「あぁ、奴はインビジブルハートの逆の武器を持っている。あれを使って君を包み込めば余裕だったはずなのに」

 

「なにそれ?」

 

 インビジブルとか聞いたことない、時間は進んでいるんだ。

 

『インビジブルハートの闇版で、名前もちょっとあれだが、インビジブルダークネス』

 

「武器名は?」

 

「総鋼の霊騎だ」

 

「聞いたことない……」

 

 もっと勉強しておくべきだった。

 

「最近の武器だから、知らない人も多い。謎なのは幻想が使わなかったという理由」

 

「なんだろ?」

 

「わからん……光はダーインを防げない、闇は防げるのに」

 

「――私の事を嫌いなのか」

 

「否定は出来ないが賛成も出来ない」

 

 睨まれていたなら、そうかもね。

 

「警戒しといた方が良さげ」

 

 そう言うと、オルセはあふたが寝ている所へ向かう。

 

 まだあふたは立ててない。見兼ねたのか知らないけどさ。

 

「カス起きろ。折角死を免れたんだぞ」

 

「…………」

 

「は? 僕がせっかく顔を伺ってるのに無視?」

 

「なんだよおお、帰れええ」

 

 あふたは手を横に振り、拒否する。

 

「おう、さよか」

 

 目で突き放すと、戻ってきた。

 

「あふたっていつもこんな感じだから」

 

「高慢?」

 

「かもな」

 

 マンドラマスクから表情が見えないけど、笑ってるの?

 

『あっ、そこの鳥、僕達のグループに入らないか?』

 

 鳥と言われた人物は驚きながらオルセを見る。

 

 真っ赤なロングヘアにルビーのように赤い瞳。

 

 前髪ぱっつんの腰までサラサラしてる髪は鳥感を感じる!

 

 いやもう、鳥じゃね!?

 

「鳥さん! 入らない?」

 

「僕達の楽しいぜ」

 

『えっあの……鳥じゃないんです』

 

 いやぁ、鳥みたいなの感じますよ!

 

「鳥さんのお名前は?」

 

 オルセは立ち上がり、ナンパするように右側に行く。

 

 私も見習って左側で、絡む。

 

「カモメ……です」

 

「おっほーほ……鳥さんよろしく!」

 

 オルセは何気なく拳を出すと、鳥は不機嫌そうに当てる。

 

『ようこそ、デモンガックスへ』

 

 すげぇ! オルセすげぇ!

 

『だから鳥じゃなくてカモメですってばー!』

 

「手羽先さんか」

 

「どちかというとチューリップ」

 

『『ちょっと焼き鳥屋に突き出してみようぜ』』

 

「抜けたい……」

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