嫌いな人は名誉を捨ててまで抹殺しますが、仲間は大切にする所存です   作:タクティス・ハルバード=レミィ

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クエスト22絶対炎刃スサノオ

 で、どんな技ある?

 

〈えっとね、ウィキウィキ……〉

 

 本当に覚えてないのかよ!

 

〈あ、右に避けて、左に回り込んで〉

 

 言われた通りに、右に避ける。

 

 ムラサメが通り過ぎ、左に回り込むとがっくは薙ぎ払った。

 

 危な、当たってたよねこれ。

 

『あれ、思ってたのに』

 

 がっくも声を漏らすくらいだから自信あったみたい。

 

 回り込んだからがっくの背後だ。

 

〈あった! 火炎連刃と絶刃プロミネンス!〉

 

「ありがとう……」

 

「何か言った?」

 

「別に」

 

 どんなスキルか知らないけど、専用の火炎連刃を!

 

 まって、カッコよすぎ!

 

「僕から行くよ」

 

 がっくのムラサメがブレて見える。

 

〈危ないよ、右側から斬撃来るから〉

 

『瞬切』

 

 言われた通りに右側で、スサノオを構えると、ムラサメを持ったがっくが!

 

 あの位置に、がっくはいない。

 

 軋む音を立てて弾くと、専用ではなく必殺から使う事にした。

 

『絶刃・プロミネンス』

 

〈来たきたあ! おおー!〉

 

 体が勝手に動き、左斜め上から右斜め下に切り払うと炎が濃く舞う。

 

〈それがプロミネンス。握ってみるといいわ〉

 

 ふーん……左斜め上の方を掴み、引き寄せてみる。

 

〈ゼツバ〉

 

 スサノオの声と共に、炎は火を吹き始め、刀のように姿が変貌。

 

「閃光だとやっぱりモーション違う」

 

 カモメはそう呟くと、ぐてっと横になった。

 

「二刀流?」

 

「数で押し切る!」

 

 火だからね。水にはそれしか。

 

〈ダメ! 弱点で水相手だとプロミネンスは掻き消されちゃう!〉

 

『意味ねぇだろうがああああ』

 

 最大限のツッコミを掛けた後、プロミネンスを投げ捨て専用を発動する。

 

『火炎』

 

 スサノオの刃からまるで、牙を剥くように炎が伸びていく。

 

〈連刃〉

 

 私の数倍はある炎の刃。それを……

 

「くらええ!! 火属性で燃やし尽くす!」

 

 全力で振り下ろす!

 

「うわあああああ」

 

〈ダメよ! 水の攻撃で相殺されちゃう!〉

 

「ダメじゃねえかああああ」

 

 ムラサメと炎が触れた瞬間、消火する音ともに消えた。

 

「シュワーって消えたね、シュワーって」

 

「僕にワンチャンスある」

 

 勝てる気しねぇわ、スサノオくん……!

 

〈いいえ、勝機はあるわ!〉

 

 なんだねスサノオ!

 

〈素手〉

 

 お前の意味なくなるわ! なんのための不利な戦いだ!

 

 力でゴリ押しなのか? それで行けるなら行く。

 

『ゼクティス・レイダー』

 

 オシリスを取り出し、振り回すと投げ捨ててスサノオを振りかざす。

 

『ベルセルク×3』

 

 よし、行くぞ!

 

『刹那の豪気』

 

「刹那は卑怯だよ! ユッコ!」

 

 あれ、体が動かねえ。

 

〈刹那は四属性使えないわ!〉

 

「忘れてた! うわーこれもう初心者がするミス!」

 

『僕の勝ち』

 

 なんとか耐えないと……あった。

 

『ペルセポネ・シュラーク』

 

 斧を投げ捨て、左手をかざす。

 

『ディバイン・ペルセポネ×3』

 

 これで耐久はある……っていうか、暗黒の力強い。

 

「ムラサメ、俺に応えろ!」

 

 絶対耐える、刹那が切れても。

 

 

 身体に粒子を纏い動けない私、余裕の表情でエネルギーの光を刀身に宿らせるがっく!

 

「ルール的に動けないから仕方ない」

 

『絶刀ミズチ』

 

――極太のビームが、私の体に……ゆっくり振ってくる!

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