嫌いな人は名誉を捨ててまで抹殺しますが、仲間は大切にする所存です 作:タクティス・ハルバード=レミィ
しかし、今回は不作のようで、閃光の騎士はあげる側に挑戦する。
『チョコだと? 残念、私はクエスト報酬しかあげれない』
友達は多くても男のものは拒否する。
女からくれ!
『私は……! 私は……!』
いや、違う。そんなんじゃない。
「甘いもの食べたいだけ」
バレンタイン編1
『バレンタイン〜』
私は雪の降った城下町で、ふらふらと過ごしていた。
金色の鎧のおかげで寒くない、心は寒いけどさ!
酷くない? バレンタインまだ貰ってないって酷くない?
それほどでもないとか言ったら斬るから。
『あふたです、、、あの、、くだしゃい』
突然青い鬼ヅラを下げた蒼髪男が土下座をして、そんな事を言った。私に向かって。
彼はafter10。やはり、貰えてないらしい。
気がついたら背後にいるなんて……ステルス性能高いな。
「何が?」
「チコ……」
「しゃぶって来いよ」
「そこまで卑猥じゃねえよ、チョコくれ」
土下座をやめて立ち上がると、お願いしてくる。
「チョコだと? 私が欲しいわ!!」
「ガッポガッポなんじゃ?」
分かってないな、男とか興味無いから。
そもそも来ないけど女から欲しいのだよ!
「ぼっちだからさ……」
「閃光の騎士からそんな言葉出るとか意外すぎる」
そうかな、男の友達そんな認めてないから仕方ない。
「おっオルセきた」
あふたの指さす方向を見てみると、マンドラ仮面をかぶった黒シャツの男が。
『やあ……』
声のトーンが低い、オルセも貰えてないらしい。
「今年どうだった?」
オルセが無神経にそんなことを聞いてきた、私とあふたはため息をつく。
『『不作だよ』』
「僕もなんだ」
チョコかーそもそも生産すらされてないんじゃないの?
「仕方ないな、私がバレンタインやるからホワイトデーの時に返してくれる?」
私は無駄なことを提案した。普通にクエストに行くだけだ。
『行くぜ!』
「あぁ! ホワイトデーで返すぞ!」
『じゃあ〜』
クエストか、何かあったっけ……。
噴水のそばにあるボードに立ち寄ると、紙をちぎる。
『これ』
「いこうぜ!」
「戦えるううう!!」
紙にはメサとイアの討伐と書かれていた。
大量のアイテムを買い占めた閃光とあふたとオルセは、草原でスタンバイしていた。
ちなみに費用は全部あふた持ち。
『お、お財布、、、、、』
「あふたの貯金どうせあるんだろ?」
オルセは無駄に高い声で聞く。
「あるよ、、、100poro、、、」
「……悪かったな」
流石に同情するらしくマンドラの仮面から低い声が聞こえた。
『メサとイアどこ?』
「閃光の騎士って大体草原で敵見つけるんだよなぁ!?」
「そうだよ!」
2人は寄生する気満々だ。閃光は呆れてため息をつく。
「とか言ってると来るんだよ?」
閃光は不気味な笑みを浮かべ、途方もなく広がる草原の奥を指さす。
そこには2人の人が居る。
服装は聖者という感じでスカートだ、女に見えるが明らかにおかしい。
「流石だなぁ!(なんかやな予感)」
「しゅごいいい!! オルセ任せた! あふたさんは寝てきます」
『あふたゴー!』
「そんなぁあ!! ふええええ」
パラレルでございます☆