嫌いな人は名誉を捨ててまで抹殺しますが、仲間は大切にする所存です 作:タクティス・ハルバード=レミィ
あっこの武器なら行けるわ。ムラサメやばいな。何かを感じる。
体を横向けたまま、ムラサメをあふたに向けて、視線を。
『あれぇ、おかしいいいい』
「次は私のターンだよね? 別にターンじゃないけどさ」
慌てふためくあふたを適当に流して、ムラサメから情報を受け取る。
武器自体から、技などを受け取るのが基本。大体が教えてくれるからね。
ちなみに、ムラサメの必殺は……やばいな。下手したらアフタ死ぬ。
ターゲットの後ろに転移して急襲する技だ。しかもその時に限りステータスが3倍されるらしい。
ダメージはなんと3回プラスされる。そのときだけ。4回もガスガスするのか……凶悪。
「こいよおおお」
「だからカスなんだよ」
何も無い空間に手を入れ、大きく引き抜くと体がブレる!
『絶刀ミズチ』
なんて変な感覚なんだ、船に揺られている感じ。
だが、移動している間は時間が止まっているらしい、誰も一切動かない。
体が
「なんでえええええ」
『瞬切』
ダーインスレイヴ目掛けて振り下ろすと、相手の刃が飛び散る。
振り下ろした武器が、残像のように3つ現れてダーインスレイヴを完全に打ち砕く。
瞬切は、ムラサメの専用スキル。これで振り下ろすと、振った場所から3つ残像の様に現れ、目標を切り捌いて消える。
ミズチと合わせると最強確定だな。
『がっく、返しとく』
ポイッと投げると、がっくが受け取った瞬間青い粒子を放ちムラサメは消えた。
消え方までかっこよすぎだろ!
ギャラリーはムラサメが凄すぎて静かだ。
「なんで、、ダーインがあああああ」
「カス、だから言っただろ」
『ふええええん』
「無視して行くぞ」
嘘泣きをしている青鬼(あふた)に見向きもせず、がっくに近寄る。
『ムラサメヤバかった。僕驚いたよ』
「アレはやばい。無くさないようにね。次はアイツ」
仲間は2人も既にいる。ジョーも合わせて3だ。
そこで、完全傍観者のマンドラマスクを着用した戦士を勧誘しよう。
気持ち悪いマスクだな……。
ギャラリーが解散した後も、立ち尽くすマンドラ野郎に近づくと、声をかける。
『君、グルに入らない?』
もちろん、私が声をかけているのである。
『ワイでいいの?』
こんな一人称聞いたことない!
「もちろん、私はユッコ。コイツはがっくで後ろで泣いてるのがafter10」
「ないてないし、ふええええ」
なんかいるし。
「じゃあ、入る。お願いします。名前はオルセ・ロット・ムーです」
さすがマンドラくん分かってるね。
『仲間は増えるね! がっく……』
拳を出すと、頷くようにオルセは当て返した。
『――ようこそ、暗黒剣デモンガックスへ』
途端に互いの拳に光が残る。
『あれ、、、僕の時より描写こいいい! ふえええ』