今回であんやの固有スキルが出てきます。
果たしてフォワード陣はあんやに勝てるのか!?
それではスタート!
≪訓練スペース≫
AM9:00
「それじゃあ訓練始めようか」
なのはさんから訓練開始の合図が出る。それぞれが別れ隊長達の元へ向かう。
スバルさんはヴィータさん。ティアナさんはなのはさん。エリオ君とキャロちゃんはフェイトさんのところへ。そして私達4人はあんや先輩の元へと向かう。
「それじゃあ各自、準備運動して訓練始めようか」
「「「「はい!」」」」
準備運動を終え訓練を開始する
私達は戦闘スタイルは違うが前世での経験から互いに教えあう事は出来る。
な「クロって魔法は4系統全部使えるんだっけ?」
ク「もちー。じゃないとこの先何があるかわからないじゃ~ん」
クロは喋りながら周りに氷系統、火系統、地系統、雷系統のスキルを展開している
由「そういえば六課の敵になるのってスカリエッティさんじゃないんだよね?」
竜「そうみてぇだな。まぁ誰が相手だろうと俺らなら問題ねぇだろ」
由亜は3人に体力回復と魔力回復をしながら問い、竜斗は剣の練習をしながらその問いに答える。
そう、この世界での六課の敵は原作のジェイル・スカリエッティではないのだ。今の所敵は出てきていないので考えても無駄なのだが気にはなる。
な「竜斗の言う通り私達と六課の皆さんがいれば転生者が相手じゃなければ負ける気がしないね」
喋りながら練習をしているとあんや先輩が話に加わる
「みんなが前世で勝てなかったあの人達がこの世界に来ている事は確率的に低いと思うけど油断はしないように」
あんや先輩の言葉通りあの人達がもしこの世界に転生していたならばかなりの強敵になる…
「さ、練習の続きをやりましょ」
勝つには練習あるのみ。あの人達に勝てるように練習を再開する。
訓練時間が終わりお昼休憩を挟み午後の模擬戦へと入る。
「予定通り午後は模擬戦だよ。皆頑張ってね」
フェイトさんに応援され、やる気が出てくる
「模擬戦の流れはこんな感じでやっていくよ。」
なのはさんが空間ディスプレイを出してくれる
第1戦目 なのはさんVSスターズ、ライトニング
第2戦目 なのはさんVSロード
30分の休憩の後
第3戦目 あんやさんVS六課フォワード陣
3戦目がフォワード陣全員になっているのは、あんや先輩からの希望らしい。相変わらず馬鹿げている…ルールはVSなのはさんのときは5分間誰も墜ちずに逃げ切るか一撃当てるかのどちらか。あんや先輩の方は10分の間に一撃当てろ、と。
ちなみに開始の合図を出してくれるのはデバイスの調整をしてくれるシャーリーさん。
「それじゃあ第1戦目、スタート~」
開始と同時になのはさんはスフィアを6個作り出し出方を見ている。
(皆、なのはさんの攻撃5分間逃げ切れる自信は?)
(ない!)
(ないですね)
(無理だと思います…)
(じゃあ一撃入れるわよ!)
どうやらスターズ、ライトニングはなのはさんに一撃いれるつもりらしい。
スバルさんのウイングロードが模擬戦場に展開される
「うぉぉぉ!」
スバルさんの特攻に対しなのはさんはスフィアを2発仕掛ける。スフィアはスバルさんに当たるが姿が消える
「ティアナのフェイクシルエット!?」
後方からローラーの駆動音がして振り向き様にシールドを展開し防御し反対側から飛んできたティアナさんのスフィアもシールドで対応する。
スバルさんはシールドで弾かれ他のウイングロードまで飛ばされる。
「なかなか悪くないねぇ」
あんや先輩はその様子を見て楽しそうに言う
(エリオ、スバルとの二人でなのはさんに特攻!キャロはエリオにブースト!)
(了解!)
((了解です!))
スバルさんはウイングロードを走り回りティアナさんはスフィアをなのはさんに打ち込む。
キャロちゃんにブーストをかけてもらったエリオ君はストラーダでなのはさんの左側へ突っ込みそれに合わせスバルさんもまたなのはさんの右側へと向かう。
「!?」
二人同時の特攻に対しなのはさんは驚きはしたもののシールドを張って防御の体制をとる。そこにティアナさんのスフィアが飛んできたが同じくスフィアで対応し相殺させる。二人とシールドがぶつかり煙が上がりなのはさんの周りが見えなくなるがなのはさんのデバイス レイジングハートからダメージが入ったと言葉が出る。
「「え?」」
シールドによって飛ばされたスバルさんとエリオ君が反応した
「ちゃんとダメージ入ってるよ。ジャケットのこの部分」
なのはさんのバリアジャケットの左胸部分に黒い後が出来ていてエリオ君の攻撃が通った事を示している
「訓練終了。お疲れ様」
「「「「ありがとうございました!」」」」
4人の模擬戦は無事終わったみたいだ
次は私達の番だね。
「第2戦目ロードの皆だよ。それじゃあスタート~」
シャーリーさんの合図で私達はそれぞれの位置につく
な(竜斗、前衛お願いね?由亜は竜斗に補助魔法を。クロは竜斗に向かってくるスフィアの迎撃)
竜(任せとけ!)
由(りょーかーい)
ク(任された!)
私は離れた位置から3人に指示を出し弓を構え、由亜は自身に付けている制限を1段階外し竜斗へ速度上昇の補助魔法をかけ、竜斗はそのままなのはさんへと突っ込む。スフィアが飛んで来るがクロが正確に全て相殺していく。
竜「ぬおりゃゃゃ!」
「くっ…」
さすがのなのはさんも竜斗に苦戦しているみたいだね。さて私もやりますかぁ~。
そして私は弓を構えた状態でスキルを発動させる。
今回発動させるのはシールドを貫通することが出来るスキル
な「秋風・第1スキル花!」
スキル発動後矢を発射する。竜斗は私が矢を放った時点で巻き込まれないように離脱していた。なのはさんはシールドを展開するがそれをも貫通し突き進む。
「なっ!?」
矢はなのはさんに直撃し煙を上げる
な「あっ」
模擬戦なのにやりすぎてしまった…非殺傷だから大丈夫だとは思うけど心配だ。なのはさんの元へと飛んで行くと矢を持ったなのはさんが満面の笑みで現れた…。
やっばぁぁぁー!私死んだー!
「なつひ、本気でやってくれたみたいで私は嬉しいよ。ただ模擬戦なんだからもうちょっと加減はしようね?とりあえず一撃入ったから模擬戦は成功だよ」
な「はい…」
由「なのはさん、怪我とかはないですか?」
そこへ由亜が合流しなのはさんを心配する
「うん。大丈夫だよ、由亜ありがとね」
なのはさんは由亜の頭を撫でていた
ク「えーもう終わり?私スフィア落としただけなんだけど~」
クロが文句を言っているとクロの後ろにあんや先輩が現れる
「クロ、まだ撃ち足りないんだね?じゃあ私との模擬戦のときはいっぱい撃ち合おうね」
あんや先輩は満面の笑みで言う…それはもう怖いくらいに
ク「……」
あ、クロが死んだ目をしている
私達のVSなのはさんも無事一撃を与えることに成功し30分の休憩に入る
この休憩の間に私達フォワード陣は集まりVSあんや先輩の模擬戦の対策を考える
「あんや隊長に一撃入れる事出来る?」
な「ん~どうだろうね」
ティアナさんの質問に私は曖昧に答える。正直無理だと思います
「双剣ってことは接近型だよね?」
「双剣だけど接近だけとは限らないよ~」
「あんや隊長!?」
スバルさんの言葉に返したのは話題にしているあんや先輩だった
「皆にはまだ教えてなかったけど私の固有スキルってなんでもありなんだよね~。普段は双剣しか使わないけどね」
「てことは砲撃とかも使えると言うことですか?」
「そのとおーり!」
あんや先輩はテンション高くそう答える。
由「まさかとは思いますが模擬戦で使わないですよね…」
「え?使うよ?由亜は私が手加減すると思ってた?甘い、甘すぎるよ!角砂糖10個入りのカフェラテよりも!」
うぁぁ…あんや先輩本気だ。クロと由亜が死んだ目をしてる…
「じゃあ頑張って対策考えてね~」
そう言い残しあんや先輩は去っていく。
竜「さて、どうする?」
「どうするって、勝てるんですかね?」
竜斗の言葉にキャロちゃんが疑問系で返す。ちなみにクロと由亜は震えたままだ。
「クロと由亜の状態を見たらあんや隊長が強いのは大体分かった。でも勝つつもりで行くわよ!」
ティアナさんはクロと由亜を見つつしかし勝とう!と言ってくれた。それだけでもやる気が出てくる
な「じゃあ作戦立てようか」
そして私達はVSあんや先輩の作戦を立て始めた
休憩が終わり遂にあんや先輩との模擬戦が始まろうとしている
「皆作戦通りにうまくやるわよ」
な「力を合わせれば一撃くらいは入れられるはず。諦めずに頑張ろう」
ちなみに指示を出すのは私とティアナさんの二人だ
フォーメーションを確認する
前衛はスバルさん、エリオ君、竜斗
センターにティアナさんとクロ
バックにキャロちゃんと由亜
最後衛に私だ
「さて、皆準備は出来たかな?」
今回開始の合図を出してくれるのはシャーリーさんとなのはさん
「それじゃあ本日最後の模擬戦皆頑張ってね!レディ…」
「「ゴー!」」
開始の合図と共にスバルさんはウイングロードを展開。そこをスバルさんとエリオ君、竜斗が走りあんや先輩へと向かっていく
「おりゃゃゃ!」
「はぁぁぁっ!」
竜「どりゃぁぁっ!」
3人の特攻に対しあんや先輩はスバルさんに頭突き、エリオ君と竜斗の攻撃は双剣で弾き返す
「いったぁぁ…」
「あんや隊長の対応、速すぎる…」
竜「ありえねえだろ…」
な(3人とも離れて。クロの砲撃飛んで来るよ)
私は3人に念話で指示を出し離脱させる
ク「くらえぇぇぇ!サンダー…ストーム!」
スキル名通りの雷の暴風があんや先輩へと放たれる
「食らうと思って?アースバリア!」
それをあんや先輩は土の壁を作り身体全体を覆う程に展開させ防御する
由亜はクロに魔力補充のスキルを使う
な(キャロちゃん)
(はい!)
キャロちゃんに念話を繋ぐとすぐに分かってくれたようでブーストをかけてくれる
な(みんな!今から秋風を撃ちます!なので巻き込まれないよう気を付けてください!)
皆に念話で注意をするよう伝え弓を構える。キャロちゃんのブーストもあるため加減は出来ない、いや加減なんかしなくてもあんや先輩なら防御してくるだろうけど…
な「秋風・第3スキル鉄!」
なのはさんに使用した秋風は第1。それよりも上のスキル鉄をあんや先輩に向けて放つ。しかし…
「なつひ、無駄だよ?」
あんや先輩はにっこりと笑い
「アイアンスキン」
物理攻撃に対して最強の防御スキルを使い無傷で立っている
な「これでもやっぱだめか」
時間は半分の5分が経過する
(竜斗!フェイクシルエットからの近接戦行くわよ!)
(任せろ!)
ティアナさんのフェイクシルエットで竜斗の幻影は正面から突っ込む。本体は真上から仕掛ける
竜「グラディエイトバーサーカーラァァッシュ!」
竜斗は無駄に長いスキル名(略称GBR)を放ちながら連撃を放つがそれをもあんや先輩は
「だ~か~ら~。効かないってば。そもそもそれ教えたの誰だと思ってるの?」
あんや先輩は双剣を鞘へと戻しどこから出したのか大剣を持っていた
「本物を見せて上げる。GBR…」
あんや先輩のスキルは竜斗のそれよりも速度も連撃回数も桁違い。竜斗は3連撃までだがあんや先輩は8連撃。竜斗はそのまま遥か後方にいる私の所まで飛ばされて気絶した
「今度はこっちから仕掛けるよ」
今度は大剣ではなく杖をその手に
「クロのスキルも私が教えたんだよ?」
薄く笑いながらその言葉を発する
「サンダーストーム…インパクト」
それはクロへと向かっていき直撃する
ク「あがっ…」
クロもまた気絶させられ墜ちて行く
「次はどっちが落とされたい?」
あんや先輩は私と由亜に問いかける。私も由亜も身体が震えている…
こわいこわいこわいこわい…
「じゃあなつひでいいかぁ~。由亜はこの後ゆぅっくり遊んであげるねぇ~」
今度は弓を構えたあんや先輩が見える。やばいこれ死ぬかも…由亜も目が死んでいる
「秋風・第4スキル彩」
な「あぁぁ…」
チュドォーン
派手な着弾音と共に私は落とされた
「あんや、やりすぎだよ~。皆引いてるから!」
私由亜はなのはさんの介入によって助かった…とりあえず3人を治療しないと!
由「キャロちゃん手伝って~」
「あ…はいー」
キャロちゃんにブーストをかけてもらいながら3人の治療を開始した。エリオ君ティアナさんスバルさんは固まっていた…
な「はっ!ここはどこ!?私は誰!?」
なつひが起きて最初に放った言葉はこれだった…
さて模擬戦も無事?に終わり由亜に治療してもらって復帰した落とされた私達3人を含むフォワード陣とあんや先輩、なのはさんで今回の反省会という名の雑談が始まる
「皆お疲れ様。最後はあれだったけど頑張ったね」
なのはさんの労いの言葉から始まり
「いやーやりすぎちゃったね。ごめんごめん」
あんや先輩の軽い謝罪
「ほんと、びっくりしましたよ。あんや隊長がロードのスキルを使えることに」
「だって教えたの私だも~ん」
ティアナさんの言葉に答えるあんや先輩
ちなみに私達ロードの4人は隅っこでいまだに震えている
「なつひさん達大丈夫ですか?」
「あんや隊長怖かったですね…」
エリオ君とキャロちゃんが心配してくれている
な「矢がチュドォーンって…チュドォーンって…」カタカタカタカタ
ク「あは…あはは…」カタカタカタカタ
由「やめてくださいやめてくださいやめてください」カタカタカタカタ
竜「人ってあんなに飛ぶんだなぁ…はは…」カタカタカタカタ
「あ・ん・や~!」
「まさかトラウマ再発するとはねぇー。あっはっはー!」
あんや先輩とは模擬戦したくない…
「4人共そろそろ復活してね。あんやが夕飯奢ってくれるらしいから。もちろんティアナ達の分もね」
「えぇ!なんでさ!」
「それは自分に聞いてみなさい。そして反省しなさい!」
あんや先輩はなのはさんに怒られていた。
「わかったよぅ…皆食堂にいこっか」
皆で食堂に向かい夕飯を奢ってもらった。食堂につく頃には私達4人は復活出来ていた。
さて、訓練と模擬戦一日目終了です。あんやの壊れっぷりいかがでしたか?なつひ達のスキルを強化しての使用…まさにチート!ここからのなつひ達の成長に期待してください。