スタートです
≪とあるアジト内≫
ソ「戦闘機人と機械兵器の両方を手に入れることが出来たな」
ヒ「これで私達の目的への近道になりますわね」
ソウマ・ヒビキとヒナタ・ヒビキ。4人の転生者の内のこの二人は兄妹だ
ソ「この世界にはあいつらもいるみたいだな」
ヒ「えぇ。六課に所属しているようですわね」
ヒナタは空間モニターを起動させる
ソ「なつひにクロ、由亜と竜斗に夜風あんや。あいつらがいるのは邪魔だな」
ヒ「どうなさいますか?お兄様」
ソ「邪魔するやつらは消すのみだ。そのための戦力だろう?」
ヒ「そうですわね。それにしてもあの子達はまた管理外世界に行ってるようですわね…」
私はついため息をついてしまう
ソ「仕方ない、あいつらはあの世界が気に入ってるみたいだからな」
ヒ「探してまいりますわ…ハァ」
私は再度ため息をつき次元移動用の装置へと向かう
ソ「ヒナタ、あいつらを見つけたらすぐに連れ戻してこい。遅くなったら…」
ヒ「わ、分かっておりますわ。お兄様」
≪第97管理外世界地球・海鳴市≫
カ「ねぇチサト、翠屋いこうよ~」
チ「別にいいけどお姉ちゃんほんと翠屋のシュークリーム好きだよねぇ」
転生者の残り二人、カグラとチサトという姉妹は翠屋へと向かっていた
カ「だってさー前世であんな美味しいシュークリーム食べたことないじゃん?」
チ「まぁそうだけどさぁ~」
翠屋に到着すると私達は奥の席に座り注文をする
カ「シュークリーム2つとコーヒー2つおねがいしまーす」
注文を受けたのはこの店の店主の娘、美由紀さん
「二人ともいつもありがとね。今日はヒナタちゃんは一緒じゃないの?」
チ「今日はヒナタちゃんには言ってないんですよ~」
美由紀さんにヒナタのことを聞かれチサトが答える。ちなみに私達は翠屋の常連になっている
「あ~あ、またヒナタちゃん怒るよ?じゃあ用意してくるから待っててね」
美由紀さんがカウンターへと戻っていく
チ「ねぇお姉ちゃん、やっぱりヒナタちゃんも連れてきた方が良かったんじゃないかな?」
カ「いいのよヒナタは。私達だけで食べましょ」
「二人ともお待たせ」
美由紀さんがシュークリームとコーヒーを持ってきてくれたので頂くとしよう
カ「はむっ…それにしてもこのシュークリーム美味しいわよね~」
チ「それは否定出来ないけどさぁ~私達にもやることはあるんだよ?はむっ…」
幸せだなぁ~。あ、誰かお店に入ってきたみたいだね
あら、いらっしゃーい。
どうやら常連のお客さんのようだ。美由紀さんがこっちを指差していた、なんだろ?
ヒ「貴女達…何をしているのかしら?」
あ、ヒナタだったかぁ。ちょっと怒ってるみたいだね
チ「ご、ごめんね?ヒナタちゃん…」
カ「なぁに?ヒナタ。誘ってくれなくて怒ってるの?」
ヒ「私はそんなことで怒りません…私達の目的忘れのですか?」
あらぁ~ヒナタ激おこだねぇ~。よし少しふざけてみよう
カ「私達が目的のこと忘れるわけないでしょ?」
ヒ「ほう…ならば言ってみてください」
カ「翠屋のシュークリームをたべること!」
チ「ちょ…お姉ちゃん!?」
さて、どうなる!?チサトは慌てているみたいだが今はヒナタの反応をみたい!
ヒ「カグラ、貴女とは1度お話をしなくてはいけませんね。チサト貴女はどうです?」
チ「わ、私はちゃんと覚えてるよ!管理局を潰すこと…それが私達がこの世界に来たときに決めた目的」
ヒ「よく言えました。撫でて差し上げますわ」
チ「はぅぅ…」
私にはお話という名の説教、チサトは頭を撫でてもらっている…何この温度差
ヒ「あぁお兄様から言われていたんですわ、すぐ連れ戻してこいと」
カ「じゃあもう帰る?」
ヒ「いえ…すいません、美由紀さんシュークリームお願いします」
カ「なぁんだ、ヒナタも食べたかったのね」
ヒナタは美由紀さんに注文をしてチサトの横の席に座りまた頭を撫で始めた
カ「ほんとヒナタってチサトのこと好きよねぇ~」
ヒ「べ…別に好きとかでは…」
ヒナタは慌ててチサトの頭から手を離す
カ「じゃあ嫌いってこと?」
私はヒナタが可愛いもの好きということを知っているが本人は否定している
チサトは目が潤んでいた
チ「ヒナタちゃん…」
ヒ「い、いえ!私はチサトのこと好きですわよ!」
カ「はーい、音声証言いただきました~!」
私は手に持っていたレコーダーを見せびらかす
ヒ「カグラ!?それを渡しなさい!」
カ「断る!この後アリサさんとすずかさん来るみたいだから聞かせてあげよっかなぁ~って!」
「ヒナタちゃんどうしたの?」
そこへヒナタが頼んだシュークリームを持って美由紀さんが来る
カ「いや~面白いものが取れたもので~。アリサさん達が来たら美由紀さんも聞きます?」
「ちょっと気になるし聞いてみたいな。じゃあアリサちゃん達来たら休憩もらって合流するね~」
チ「ヒナタちゃんシュークリームきたよ?」
チサトが話しかけてようやくヒナタはシュークリームを食べ始めた。早くアリサさん達来ないかなぁ~
それから10分後アリサさんとすずかさんが来て美由紀さんも休憩をもらったらしく席に来る
「ヒナタ、あんたどうしたのよ?」
「ヒナタちゃん顔真っ赤だよ?大丈夫?」
アリサさんとすずかさんはヒナタの心配をしていて
「なんかカグラちゃんが面白いものが取れた~って言ってたけど?」
カ「そうそう!これ聞いてくださいよ!」
私は例のレコーダーを取りだし音声を流す。するとヒナタの顔は更に真っ赤になっていく。あぁ面白いなぁ~!
「カグラ…あんたとんでもない物をとってしまったわね…可愛すぎるじゃないの!」
「ヒナタちゃんが真っ赤になっている理由はそれだったんだね」
「確かにこれはいいわね。普段はクールっぽいのに実は可愛いもの好きって!」
3人も満足してくれたようだ。ヒナタはというとチサトを膝に乗せていた
ヒ「仕方ないじゃないですか…チサトは可愛いんですから…」
チ「あぅぅ…」
いや~ヒナタいじりは楽しいですなぁ~。ハッハッハッ
「ゆっくりしてるみたいだけど3人とも時間は大丈夫なの?」
ヒ「あ、お兄様をお待たせしているんでしたわ…。」
「忙しそうね。気をつけて帰りなさいよ?」
ヒ「えぇ、ありがとうございます。さぁ二人とも帰りますわよ」
カ「もうちょっとゆっくりしてたかったんだけどなぁ~」
チ「ソウマさん待たせたら大変だし早く帰ろ?」
ヒ「すいません、失礼いたしますわ。あ、持ち帰りでシュークリーム4つお願いします」
「オッケー。ちょっとだけ待っててねー」
ヒナタはお土産としてシュークリームを買っていくそうだ。少し待っていると美由紀さんが箱をもってきてくれた
「はい、お待たせ。じゃあまた来てね」
ヒ「えぇ、アリサさんすずかさんまた来ますわね」
カ「またね~」
チ「また来ますね」
それぞれ挨拶をして店を出る
ヒ「早く帰らないと。お兄様が待っています」
カ「そうだね…ほんとはヒナタにはこっちに残ってて欲しいんだけど…」
ヒ「カグラ?何かいいましたか?」
カ「ううん!なんでもないよ~」
チ「お姉ちゃん…」
ヒナタには聞こえてなかったみたいだね。チサトは聞こえてたみたいだけど
≪とあるアジト内≫
私はカグラ達を連れてアジトまで戻ってきた。
ヒ「ただいま戻りましたわ」
カ「たっだいまー!」
チ「ソウマさんお待たせしてすいません。」
ソ「あぁやっと戻ってきたか。チサト戻ってきてすぐで悪いんだが仕事だ」
チ「はい、あまり気は向かないですね…」
カ「チサトにしか出来ないんだからさ、洗脳なんて」
お兄様のいう仕事とはナンバーズをチサトが固有スキルで洗脳するというもの。優しいチサトにこんなことをさせるのは正直気が進まない…
ヒ「チサトごめんなさい。出来るなら私が代わって上げたいのですが…」
チ「ううん、大丈夫だよヒナタちゃん。」
そしてチサトはナンバーズがいる部屋へと向かっていった
ソ「カグラ、お前はルーテシアの監視をしてくれ」
カ「了解。じゃあルーちゃんとお喋りしてくるねぇ~」
カグラはルーテシアのところへと行ってしまった。部屋に残ったのは私とお兄様…
ソ「さて、俺は早く連れ戻してこいと言ったよな?」
ヒ「は…はい」
お兄様怒っていらっしゃる…
ソ「遅すぎじゃないか?俺のいうことを聞けねえやつは…」
ヒ「がっ…」
ソ「仕置きが必要だな」
私はお兄様にお腹を蹴られその場に座り込んでしまう
ソ「俺はなぁ無能なやつは嫌いなんだよ。お前なら分かるよなぁ?」
ヒ「ぅぁ…は、はぃ」
お兄様は蹴るのをやめてはくれない。もうこれはいつものことだ…
ソ「お前は固有スキルもなんもねぇんだ。前世とは違うんだよ!」
ヒ「ひぅっ…すいません、すいません、」
私は前世のネットゲーム世界で神を取り込んでしまい転生のときに力を封じられてしまったのだ。なので今の私は無力にて無能…そんな私はカグラ達とは違っていつ捨てられてもおかしくはない
ソ「ちっ…つまんねぇな」
お兄様は部屋を出ていき残された私はただただ泣いていた
ヒ「ごめんなさい…ごめんなさい…」
カ「ヒナタ…私が絶対にあなたを助けて見せる」
そこにはいつもの元気な感じではなく真面目な雰囲気のカグラが部屋の中を見ているだけだった
さて今回はソウマサイドのみで終わってしまいました。そしてヒナタにはPT事件のときのフェイトさんみたいになってもらいました。ぶっちゃけ作者はあの描写嫌いなんですけどね!今後の展開次第では…
次回「魔王降臨」
竜「やめてくれー!」ガタガタガタ