バカとテストと僕たちの戦いはこれからだ(仮)! 作:ハッピー23
うん、何となくで書きました!駄文でもよければどうぞ!
ふ
あれから所変わって別side……妖怪老婆の視点に移る。
「誰が妖怪老婆だいっ!!?」
『え?ど、どうした?』
「あ、いや、なんでもないよ……。なんか失礼な言葉が聞こえた気がしてね」
『はあ?』
いま、仮の学園長室で誰かと話しているようだ。
『で、話を戻すが……何とかしてくれないかい?』
「なんのためにだい。それにこっちにそんなことをして、なんのメリットがあるってんだい」
『そこを何とか頼むよ……。ほら、昔からの馴染みだろ?』
「ったく、なにが昔からの馴染みだよ。珍しくそっちから連絡をいれてきたと思えば……。体育祭を夏休み前にやってくれないか?って、ふざけてんのかい!?」
回りの部屋の迷惑を考えずに大声をだす。まあ、確かにこの仮の学園長室の回りの部屋には生徒はいないが……。
『そこを何とか頼むよ。一生のお願いだ!』
「……アンタ、その一生のお願いを何回叶えてきたと思うんだい?」
『……すまない』
「しかも、こっちの体育祭のサブでやる『野球大会』に、アンタのところの生徒を参加させてほしいとか、色々無理を言い過ぎじゃないのかい!」
『頼むよ、自分の出来る範囲でなんでもするから!』
「…………っ、一体なにがあったのか、それをまず話な。内容次第だよ」
少し戸惑いながらも理由聞く学園長。
『文月グランドパークのチケットがほしい』
「諦めな」
『えっ!?』
「なんでそこまで驚くんだい!?当然だろう!?」
誰が遊園地のチケットのために行事の日にちを大幅に変更しなきゃならないんだい!?
「それに、文月グランドパークのチケットっと体育祭が関係あるんだい?意味がわからないさね」
『いや、家の娘がね……どうしても行きたいと言ってるんだよ……』
「…………」
『知ってるだろ?最近出来たばかりで人気なせいか、プレミアムチケットどころか普通の入場チケットすら手にいれにくいんだ』
「……それで」
『そこで幸運といっていいのかどうか……その話を聞いていた生徒がいてね……。その文月グランドパークのチケットを譲ってくれるというじゃないか』
何となくわかってきた
『でも、条件があって……』
「それが、文月学園でやる野球に参加させろってことかい?ついでに言えば、夏休み前にやらなければならないぐらい用事があるやつが」
『その通りなんだ。こっちの学校が寮生なのは知ってるだろ?その生徒とその友達の殆どが実家に帰るんだそうだ。その前にそっちで野球をやりたいと……』
「……却下だね。チケットは自分でなんとかしな」
『そ、そんなこと言わずに……!』
「なんでアンタなんかのために学園の生徒に迷惑をかけなくちゃならないんだい?」
ま、そこまで迷惑にはならないんだけどね……きっと。
「……なんて嘘だよ。アンタの娘さんの歳はいくつだい?」
『今年、小学校に入学したよ』
「はぁ……そのくらいの歳の子じゃしょうがないかねぇ……。父親の良いところも一つは見せてやりたい気持ちもわからなくもないからねぇ」
『それじゃあ』
「OKだよ。また決まれば連絡するようにするよ」
『ありがとう!』
「でも、当然この話が終われば色々協力してもらうからね」
『ああ、もちろんだ』
「さて、それじゃあこっちの騒ぎもそろそろ止めないといけないねぇ」
『……?』
「じゃあ、また連絡するよ」
『よろしく頼むよ』
そのまま電話をきる。
さてと、どうしたものかねぇ……。まずはあのクソジャリ共を止めなくちゃいけないが、一体なにがあってあんなに女子風呂を覗きたがるのか……。正直に言うとため息しか出ない。「む~……」と、思考を巡す。
「……お、そうだ。なら風呂をなくせばいいんじゃないかい?」
すごくシンプルな答えに行き着いた。
「でも、流石に女子にはキツいし……」
「でもねぇ……」と、さらに思考を巡らしていく妖怪老婆……。
「……あっ、そういや少し離れた所に温泉なんかあったはずだが…」
…念のために女子風呂を完全封鎖して、そこに行けば一件落着……?
「それだけじゃ面白くないねぇ……。温泉までの道のりは田舎道……」
悪巧みをしているような顔で笑みを浮かべる。
「完全に予定外だが、とりあえず緊急オリエンテーリングを開催しようじゃないか」
明久達が鉄人から逃げ回ってる間に予定変更……。さて……一体どうなるのだろうか?
……にしても、他校からくる生徒とは一体誰なのだろうか?