バカとテストと僕たちの戦いはこれからだ(仮)!   作:ハッピー23

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第八問

「ん~……」

 

「どうしたの?」

 

いま僕は、夜道を木下さんと二人で歩いている。なんというか、色々と複雑だ。

 

「いや、別になにもないけだけどさ」

 

「……ふーん」

 

まず、学園では敵だったわけだし、まともに会話もしたことないし……。なんでこうなったのだろうか。いや、多分きっかけは昨日の夜なんだろうけども……。

 

「ねえ、吉井くん?」

 

「なにかな?」

 

「争い事がなくてよかったわね」

 

「どうしたの突然?」

 

「だってさ、昨日のこと思い出しただけで笑えてきてね」

 

そういえば、確かにこっちは覗きに行く気満々だったわけだし、木下さんも最後に……。

 

「あはは、確かにね」

 

「なんかねぇ…不思議だわ。あなた達を見てると」

 

最後に「なんだか秀吉が羨ましくなってきたかも」なんて言ってくれた。少し嬉しいかな?

 

こんな感じに話していると

 

「ここがチェックポイントだね」

 

旅館へ続く道の途中に、禍々しさを醸し出している召喚フィールドが展開されている。肝試し用に調整したのだろう。

 

「……これって召喚獣も妖怪みたいになっているのかな?」

 

「気になるなら召喚してみれば?」

 

「そうだね、試獣召喚(サモン)!」

 

「「……」」

 

……え、仮装?僕の召喚獣が、学ランから甲冑へと変わっている。しかも、召喚獣の体より、さらに小さな馬に乗っている?

「これ……「えいっ」って、えぇぇ!?」

 

痛い!なんか地味に痛いよ!?召喚獣の頬をつねる木下さん……なんで?

 

「急につねらないでよ!?」

 

「え?あ、ごめんなさい。なんか触ってみたくて」

 

最近の『触る』っていうのは、つねるということなのだろうか?そうして、しばらくする(いまだに頬をグニグニされている)と、ポロンと……え?

 

 

 

コロン……カラカラカラ………

 

 

首がとれた。

 

「キャアアァァァ~!?

「ギャアアァァァ~、僕の首がぁあぁぁ!!?」

 

しかも、転がり落ちた後……、その首はこちらをずっと見ていた。怖い!なにこれ!?

 

「ハァハァ……ビックリしたわ」

 

「落ち着くの早いね木下さん……」

 

普通なら、もうちょっとパニクっていてもおかしくないっていうのに……。

 

「とりあえずフィールド外へ出るよ」

 

そういって僕は数歩後ろへ下がった。もちろんフィールドの外へ出たので、首の取れた召喚獣も消えた。

 

「まさか、先生は使わないよね……」

 

「多分ね」

 

僕の召喚獣みたいなビックリがない限りは、ただの仮装召喚獣だし、可能性は低いかな?

 

「さて、なんか色々と想定外のことがあったけど……」

 

「そうね、行きましょうか」

 

僕たちは、また足を進める。

 

「そういえば、誰もいないよね。前にも後ろにも」

 

「そういえばそうね?まあ、私たちの前は急いで駆け抜けて行ったんじゃない?後ろは代表と坂本くんでしょ?」

 

「なるほどね。それなら少し納得だよ」

 

きっと雄二は辛い目にあってるだろう……。

 

『……吉井』

 

すると、急に肩に手がおかれた。

 

『welcome』

 

「て、鉄人!?」

 

ボカッ

 

「西村先生と呼べ」

 

狼男の衣装を着た鉄人に殴られた。

 

「ったく、何度言えば直るんだお前は」

 

多分、いくら直せと言われようが直らないだろう。

 

「西村先生お疲れさまです」

 

「おお、木下。このバカに何かされたら俺に言うんだぞ?しっかり指導してやるからな」

 

「僕はなにもしませんよ!」

 

鉄人が笑ながら変なことを言っている。いったい僕が何をするというんだろうか。

 

「お前ら、ここから目的地までは一本道だが、気をつけて行くようにな」

 

「鉄じ……ゴホン、西村先生は待機ですか?」

 

「ここを全員通過するまではな」

 

ゴンッ、とまた殴りながら「さっさと行け」と、また茂みに隠れていった……。

 

「うぅ……ひどいよ」

 

「ちゃんと呼ばないからでしょ?」

 

やれやれと言って歩いていく。

 

この後も、大島先生、布施先生と色々なオバケ役が登場した。

 

「それにしても、以外に長いわね」

 

「結構歩いたのにね……」

 

歩いても歩いても召喚フィールドさえ出れない。もうそろそろだと思うんだけどなぁ?しかも、霧が出てきたぞ?

 

「はいはーい、こっちだよこっち」

 

「「え?」」

 

「だがらこっちだよって」

 

すると、急に目の前に女の子が現れた。

 

「あの、君はいったい……?」

 

「私は『因幡 てゐ』。あんたらが目指してる旅館の案内人さ」

 

可愛いようでいて、少し不気味な笑みを浮かべた少女と出会った。

 

 

 




とりあえず、少しだけ東方とのコラボを考えてます。
他にも色々と知っているものは、知識が低くても混ぜていきたいと思ってますのでよろしくです。
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