魔法少女リリカルなのはStrikerS ~魔法少女と魔神相剋者~   作:ミストルティン

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EX-3 魔法世界ミッドチルダ

「あれ……僕は一体どうして……」

 

智春は見知らぬ場所のベットの上で目を覚ました。

 

「確か空を飛んで来た人達と話をしてる途中で倒れたはずじゃあ?」

 

「あの……夏目くん…大丈夫ですか?」

 

「えっ!」

 

そこには綺麗な黒髪の少女、僕の契約悪魔である彼女"嵩月奏"がいた。

 

「嵩…月?身体は大丈夫なのか?」

 

「はい。夏目くんのお陰です」

 

「よかった……。嵩月……本当に……」

 

彼女が生きている、ただそれだけで本当に良かったと智春は心から喜んだ

こうして彼女と話せるのだから。

 

『おっはよ~トモ。元気になったね~』

 

「まったくこんな所でまで何をイチャついているのだ、智春」

 

突如後ろの方から操緒とアニアの声が聞こえてきた、どうやら僕が眠っている間ずっとそばに居てくれたらしい……アニアは少し前当たりから彼女の傍に居たみたいだけど。

 

「けどここはどこなんだ?何で僕はベットになんか……それにあの身体が焼けるような痛みは一体……」 

 

その疑問にアニアが答える。

 

「一巡目の世界では智春は悪魔化していたからな、理由は分からんがこちらの世界に来て智春は人間に戻ったのだ。だからその痛みは悪魔から人間に戻る時に反動みたいな物だな」

 

「人間に?それじゃあここは二巡目の世界なのか?」

 

「いや…此処は、この世界は二巡目ではないだろう。智春達が寝ている間にこの施設を見せてもらったが一巡目、二巡目にも使われていない技術が多数存在している。そこから導かれる答えはこの世界は一巡目、二巡目とは異なる世界だという事だ」

 

「つまり全く別の世界に来てしまったって事なのか?あれ確か異世界から来た人間は悪魔化するはずじゃあ?」

 

「先ほども言ったが理由は分からん。智春の言う通り"異世界から来た人間は悪魔化するはず"……にも関わらず智春は人間に戻ったのだ。まぁ智春が人間に戻ったお陰で奏が目を覚ましたのだがな」

 

人間に戻ったことで智春と奏との契約は成立した。そのお陰で嵩月奏は目を覚ます事ができた。

その時、白衣を着た女性が話し掛けてきた。

 

「良かった。目が覚めたみたいね」

 

「えっと。すみません、貴女は?」

 

「紹介がまだだったわね。私はシャマル、この機動六課の医務官をしているわ」

 

「医務官。ありがとうございます。治療して頂いて」

 

「いえ、怪我人を治療するのが私の仕事ですし」

 

部屋の扉が開いて人が入ってきた、その人はあの時、空を飛んできた女の子2人。

 

「シャマルさん。ありがとうございます、それで彼らの具合はどうですか?」

 

「なのはちゃん、フェイトちゃん。丁度良かった、ついさっき目を覚めたの。健康状態についてははやてちゃんにデータを送っておくわ」

 

「はい。ありがとうございます」

 

「良かった。思ってたより元気そうだね」

 

「貴女達は確かあの時、空を飛んで来た……」

 

「そういえば自己紹介がまだだったね。私は高町なのは、よろしくね」

 

「私はフェイト・T・ハラオウンです、よろしく」

 

「ああ、こちらこそよろしくお願いします。えっとここはどこなんですか?」

 

「貴方達は次元漂流者だったよね?ここの世界は"ミッドチルダ"。そしてここは時空管理局"機動六課"の医務室」

 

「ミッドチルダ?」

 

「うん、そうだよ」

 

「すみません。ちょっと色々聞きたい事があるんですけど?」

 

「実はその事なんだけどね。病み上がりの所悪いんだけどちょっと事情を聴きたいから部隊長室まで来てほしいんだけど大丈夫かな?その時に一緒にこの世界のことも説明するし」

 

病み上がりだし強制はしないとの事だったが特になのは達管理局からすれば彼らはロストロギア持ちの次元漂流者。

話が聞けるようになれば事情を聞きロストロギアを回収し次元漂流者である彼らを保護しなければならないのだから。

 

「分かりました、話をする程度なら大丈夫ですので…操緒たちもそれで良いかな?」

 

「あっ。私は構いません……私が目覚めるまで何が起きたか確認したいので……」

 

『まぁ仕方ないよね。何も分からないと動きようがないしね~』

 

「ああ、私達がどういう状況なのか確認するにはこの世界の事を理解しないとならないしな」

 

「それじゃあ、案内しますね」

 

 




続く。
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