魔法少女リリカルなのはStrikerS ~魔法少女と魔神相剋者~ 作:ミストルティン
「僕達がその並行世界にいるって事は分かりました。今度はこっちから質問良いですか?」
「そうやったな。智春くん達はこっちの世界については何も知らなかったな。となると時空管理局も次元漂流者やロストロギアも分からんやろな」
「ええ」
「それじゃあ少し長くなるけれど、この世界について説明するわ」
そこで智春たちはこの世界のことについて聞かられた。今、居るこの世界は魔法文化が発達した"ミッドチルダ"と呼ばれる世界でこのミッドチルダ以外にも数多くの世界が存在しており魔法文化の世界は時空管理局と呼ばれる組織が管理しているとのことだった。
その管理局の仕事に次元漂流者と呼ばれる元いた世界から迷子になってしまう人間の保護、ロストロギアと呼称される、かつて滅んでしまった世界で造られた遺産を回収、調査、管理しているという事だった中にこの世界の技術でも解析できない物も存在するとの説明を受けた。
「さて、魔法や時空管理局やロストロギアの説明をした上で智春くん達に聞くけど。智春くん達が所持しているロストロギアを渡してくれへんかな?」
「なるほど。お前たちの目的は
「それってどういう事なんだ?」
「考えてみろ、ロストロギアの回収は管理局の仕事だろう?なら過去に滅びた世界、並行世界、未来の技術で造られた物であったとしてもこの世界の技術で解析できない様な代物ならそれはこの世界に"存在しない"技術…つまりはロストロギアとなるのではないか?」
「えっ?」
確かにアニアの言う通りだ通称:ロストロギアは滅んだ世界、失われた世界の技術で造られた遺産だ。という事は既に"存在しない"世界の技術が使われている……それは造られたのが何時何処であろうとこの世界に存在しなければ解析できない未知の技術という事になるだろう。
それは
「まぁ、一概にロストロギアでるある場合が多いのは確かやなぁ。それでそのあすらまきーな?いぐないたー?やったけ?それがロストロギアの名前なんか?悪いけど私達に説明してもらえるかな?」
「えっと
「待て!智春、私が説明する」
「えっ!あ、うん」
「まずは
「あの機械人形が
なのはとフェイトは智春たちと初めて会った時のことを思い出していた
ガジェット数十体を粉々に破壊していた黒い機械人形を……。
「成る程な、並行世界から来たんやから別に悪魔が居る世界(地球)があっても可笑しくないって事なんか……。それでイグナイターって言うんは何や?」
「
「人が造った機械仕掛けの悪魔とその拡張部品……」
「分かりました。それではそのロストロギア、
『ちょっと!何勝手にそんなこと言ってるのよ、確かに貴方達はそれが仕事で決まり事かもしれないけど、
「仕方ないよ、操緒。向こうは仕事で警察みたいな事もしてるんだから」
「八神と言ったか悪いが
「理由を聞いてええか?」
「私達が元の世界に戻るには
何せ
「
「危険と言えば危険だ。それ以前に
「滅びる?智春くん達が居た地球が?それって一体どういう事?」
「詳しい事は話せないが滅びを止めるには
そう。智春達は二巡目に戻り世界を滅ぼさんとする機械仕掛けの神、
「分かったわ。私達も1つの世界を犠牲にしてまでロストロギアを回収したいとは考えへんよ。
「ありがとうございます」
「その変わりと言ってはなんやけれど智春くん達には民間協力者として私達に協力してほしいや」
「協力ですか?」
「成程。
『うわっ!せこっ!!どうする、トモ?』
「ぼ、僕に言われても……」
「あの……具体的に…何をするんですか?」
「ここの正式名称は古代遺物管理部"機動六課"主にロストロギア関連を専門に扱う危険な部署なんや。だから……」
「少しでも戦力が欲しい。そういうことか?」
「まぁそういうことや。どうやろ協力してもらえへんかな?協力してくれるんやったら民間協力者という形で
「因みに断ったらどうなるんでしょう?」
「そうやな。今の智春くん達は未知のロストロギア所持の次元漂流者や。例え私達が見逃したのしてもそのままこっちの世界にいたらいずれ不法ロストロギア所持の容疑で逮捕される事なる。管理局の人にも色々いるから中には問答無用て攻撃してくる魔導師もいないとは保証はでけへんし」
協力しなければ捕まる。しかし協力すれば戦闘行為に参加することもあるだろう。
なのは達と違って智春達は力を使うということはそれだけの代償を払うことになるのだから……。
「あの~もし協力すれば戦闘にも出ないといけないんですか?」
「う~ん、民間協力者って言うても六課に在籍してもらってるから出来れば指示に従ってもらいたいんやけど?」
『トモ。ここは素直に協力した方が良いんじゃない?どうせ協力するか逮捕されるか……どちらかの選択しかないんだし』
「……。嵩月、ニア……僕は彼女たちに協力しようと思う嵩月とニアもそれでいいかな?」
「私は…その…夏目くんがそれでいいなら……」
「仕方あるまい。この世界の事は分からん事が多いからな。但し条件がある」
「条件?」
「戦闘行為についてはこちらの判断で決めさせてもらう。また管理局からの技術協力、解析、要請はこちらは一切応じない。その事を約束してもらえるか?」
「智春くん達の命は保証するよ、
彼女達はあれほどの力を持つ智春達がどうして戦いから避けようとするのか分からなかった。ガジェットを数十機を粉々に破壊するほどの力を持ちながらどうして?
「詳しいことは近い内にお話します」
「分かった、今はそれで良いわ。智春くんと奏ちゃんは病み上がりやし今日はゆっくり休んで明日、訓練所で智春くん達の戦闘データを取らせてもらうからな。ロストロギア"
「それは……僕達全員ですよね?」
「私は智春くん達って言ったよね?」
『ですよねー』
「すまないが、私は一応戦えるが能力は戦闘向きではないからな、私は遠慮させてもらう。智春、操緒、奏、あとは任せたぞ」
「ニア?」
「えっと、戦闘データを取るのは智春くんと操緒ちゃんと奏ちゃんの3人やな。なのはちゃん、フェイトちゃん悪いけど智春くん達の部屋を手配しておくから案内してもらってええか?」
「うん」「任せて」
「それじゃあ皆、明日訓練所で会おうか」
部隊長室にて各隊長さんたちと挨拶を済ませた僕たちは実力、
「それじゃあ部屋に案内するね」
「はい、ありがとうございます」
先ほどの
「おい、ニア」
「何だ?智春」
「どうして模擬戦なんか受けたんだ?それに
「ああ。それに関してだが私はまだ管理局とやらを信用していないからな。それに向こうの名目上は
「だけどそれなら模擬戦を受けたのは間違いだったんじゃあ?」
「だが模擬戦を受けたのは理由がある。それは今の
「黒鐡の状態?」
「そうだ、こちらの世界に来て智春は悪魔から人間に戻った、これについては原因不明だ。あの変な機械……確かガジェットと言ったか、あれに襲われた時はどうにかなったが黒鐡もこっちの世界に来て何かしらの影響があるかもしれん」
僕たちの居た世界では異世界から来た人間はその世界の自分を上書きする、
つまり存在自体を乗っ取ってしまうことを示す。しかし何らかの理由で存在の上書きに失敗するとその人間は悪魔化してしまう……。だけどこちらの世界に来て一巡目の世界で悪魔化していた僕は人間に戻っている。そう考えると
「それに恐らく操緒の魂も限界に近いだろう。通常戦闘ならまだしも再び元の世界に戻るとなれば操緒の魂が持たない……。そうなると世話になる場所をいずれ調達しなければならん、しかし
「ああ、成程」
「それに
「そうか、
「兎も角、
「えっ!うん、分かってるよ。
続きます。
次回は模擬戦の予定です。