「自害させましょう。いや自害させるべきです先輩」
「ファ!?」
「!?」
「草」
事の発端を探る為にざっくりと過去に遡ろう
とある山奥に存在する秘密機関『カルデア』
そこでは観測された2017年の人類史の消滅を防ぐために様々な事が行われていた。
しかし、人類史救済の任務へと出発する寸前にて爆破テロが発生。
奇跡的に巻き込まれなかった予備の予備として、人数合わせの為に呼ばれた
元々召喚されていたサーヴァントと融合してデミ・サーヴァントとなったマシュとマスターと戦おうとしない
本来サーヴァントを召喚しようとすれば、召喚されるサーヴァントは基本触媒が有ればその触媒に縁の有るサーヴァントが、触媒がなければマスターと相性の良いサーヴァントが召喚される。
そしてこの場でのサーヴァント召喚は
例えマシュがその盾を宝具として使えなくても、自分と融合したサーヴァントの名前も知らなくてもそれは間違いなく触媒となり得る物である。そうなれば召喚されるサーヴァントは彼しか居ないだろう
「貴方が私を呼んだマスターですか?」
サー・ランスロット(剣)召喚成功。
「どうしたのマシュ!?」
普段の彼女からは考えられないマジトーンの自害提案に驚愕を隠せないマスター。
当然である。ある程度一緒に過ごし、多少なりともマシュの性格を知っているのだ。心優しい彼女からの召喚1秒後の自害提案など尋常な事では無いだろう。
「いえ、私でもよくわからないのですが、私の内側から自害させなきゃいけない使命感のような物が湧き出て来るんです」
「そうか………マシュが言うなら自害させた方が良いんだろうな。うん、僕はマシュを信じるよ。
令呪をもって命ずる、セイバーよ自害「待って!お願い待ってください!」
それは綺麗なDOGEZAであった。無駄に洗練された無駄の無いDOGEZAだった。
「自害は勘弁してもらえないでしょうか!精力的に働きますので!えぇ、この特異点位ならサクッとクリアして見せますので自害は、自害は止めてください。今自害すると
「おっ、そうだな。(次の章で出てくるバサスロットを思い出しながら)」
ランスロットによる必死の懇願と先程まで笑い転げていた
しれっとジャンヌが召喚されてますが働く気は無いので今の所お荷物となっているジャンヌ。
ジャンヌ「グンダ先生より楽なチュートリアルだろ、このくらいテメェらだけで頑張れよ(ダクソ3初心者並感)」