メディア「ああ~いいですわね^~」
~3徹~
ダヴィンチ「という訳なのさ」(ゲッソリ)
所長「」
後半後で書き直すかもです。
質素なベッドと道具が散乱している机が置いてある以外には何もなく、塗装も施されていない
無機質な部屋にて赤ジャンヌはオルガマリーとの最後の体内会議を行っていた。
『質量を持ったソリッド所長システム。それは、人々を熱狂の渦に巻き込んだ』
『や め て』
『突如姿を消した父マリスビリーにより心に傷を負ったオルガマリー。だがしかし父と同じ道を志したオルガマリーは異なる7つの特異点の人々全てに笑顔を届ける旅に出た。切り札の乱入と中断とAカードを駆使して全ての人に笑顔を。お楽しみはこれからだ!!』
『やめろって言ってるでしょ!!』
『なんでや漫画版は普通に面白いだろいい加減にしろ!』
『切り札が乱入と中断とAカードって完全にアニメ版じゃない!そもそも貴女のせいで遊戯王とデュエマとバトスピとヴァンガードのルール覚えちゃったじゃないどうしてくれるのよ!!』
『暇が有ればルール教え込んだかいがあったぜ』
『主導権の大半が貴女に有るから逃げられないのを良いことに延々垂れ流しされたらそりゃ覚えるわよ!!』
冬木から帰ってきてから文字通り心が通じ会う仲となったオルガマリーは当然のごとく赤ジャンヌの被害を一番受けていた。
オルガマリーは天才でありながら努力を怠らなかった。その背景には偉大なる父であるマリスビリーという大き過ぎる比較対象と比較され続け、またその父を越えることを周囲から期待されていた名門の娘故のプレッシャー、そして一人の子供として誰かに認めて貰いたい、誉めて貰いたいという、ついぞ大人になっても叶えられなかった願望があった。
結果、オルガマリーは非常に頭が良かった。何せ覚えなければいけないものが余りにも膨大だったのだから。
魔術師というのは何代もかけて同じ
カルデアは科学と魔術それぞれを使用している。そんな組織の長が魔術師だからといって科学が全く解らないなどお話にならないのだ。考えてもみて欲しい、例えば部下が「所長、〇〇の機械が壊れたので新しく買いたいのですがこのカタログの中からどれが良いでしょう」「う~ん。一番高いこれで(←付加価値が高いだけで性能は普通かそれ以下の奴)」の様な事が起これば目も当てられないだろう。勿論組織がこんな単純に動いてる筈がないが、それでも上に立つという事は大きな事を決める時に必ず目を通す存在になり、大きな責任も伴うことなのだ。
つまりオルガマリーは一流の名門魔術師としては勿論、プロの科学側の人達と同レベルの知識をも求められ、更にはビックリするほど命の扱いが軽い魔術側と科学側のイザコザが起こればそれも出来る限り穏便に解消しなければならないし、召喚したサーヴァントはろくに言うことを聞かないし、デザインベビーたるマシュがいつか復讐しに来るんではないかと怯え、魔術側と科学側それぞれのスパイに対応し、魔術側のだれかがうっかり
下手なブラック企業よりブラックである。父のマリスビリーも信用してたレフ教授に依存するのも納得である。
だが悲しいことになまじ頭が良いせいで赤ジャンヌによりサブカルチャーの沼にもはや肩まで引きずり込まれていた。
なお赤ジャンヌと所長の口論はもうしばらく続く。一部抜粋してみよう。
『貴女いちいちフォウ君見かける度に心の中で太郎丸って言うの辞めなさいよ!!』
『進化先間違えるとヤバイのはいっしょやんけ』
『あれ進化!?』
『そもそも貴女いい加減エロ同人書くの辞めなさいよ!』
『いつものペースならあと3日前後は余裕有ったのに今日の朝食堂で唐突にどちらも20回死んでさらに5回死んだとか報告されたんだぞ!!短期間に何度も暗殺されるケースを今回想定してやったらしいけどそうゆう事は事前に言ってて欲しかった!いやランダムに襲っていいよとは言ったけどさ』
『だからってなにも今日の午後に配布する必要ないじゃない!』
『ダヴィンチちゃんとメディアとついでに黒髭に「まだ?」って催促されたんだからしょうがないだろ!!とりあえず下書終わってただけでも救いだったわ。今回は【信じて
『そんなことしてるから出会い頭にガンド撃たれたりマシュが本気で追いかけ回してきたりするのよ!最近ロマン含めた職員達がまともに立香とマシュの顔見れてないじゃない!!』
『負けた方が悪い』『つまり僕は悪くない』
『
『なんでそんな積極的に二人のヘイト稼いでるのよ』
『は?んなもん俺がいつ死んでも引き摺らない様にに決まってるだろ!』
『…………えっ』
『ぶっちゃけ命投げ捨てても第四特異点で殺すつもりだから。そうすればロマンが消えなくて済むしハッピーやろ?まぁ立香が俺に惚れてた時は焦ったけど順調に好感度下げれてたみたいで安心したよ』
『………………………は?』
『は?』
☆☆☆☆☆☆
『はぁはぁ……この話はしばらく決着が付きそうに無いし一旦置いておいて第三特異点の話でもしましょう。置いておくけど許すわけじゃないからね?』
『はぁはぁ…原作では気まぐれで生かしていてくれたみたいな物なんだし問答無用で即殺した方が良いだろうに………まぁ良いだろう、第三特異点の話をする。
とりあえず今のところ他の特異点では原作でストーリー上敵として出てきたサーヴァントは全て敵として出てきてる。それに+αで難易度が上昇してる。それを考慮すればほぼ間違いなくバーサーカー以外のクラスでヘラクレスが召喚。後は……船関連…船…船、船……あっ、学士殿の宝具って確か軍艦を蒸発させたとかって逸話の……バサラの毛利元就みたいな太陽光を鏡で反射して増幅させる的なサンシングだったはず』
『学士殿?私そのサーヴァント聞いてないんだけど』
『そう言えば言ってなかったな。アルキメデスだよ。今思い出したけど学士殿は人理焼却賛成派だったはず。おっと一気に可能性高くなったな』
『どの程度強いの?』
『う~ん……とりあえず宝具は対軍宝具だけど……キャスターとして素の戦闘能力ならやっぱりメディアが上かな?攻撃手段は豊富みたいだしスキルに【殺戮技巧】って殺す事特化のスキルを保有してる。結論はそもそも初出がfateの無双ゲー的な奴だから良く解らん。まぁ学者系の中ではかなり強い方だろ』
こうして第三特異点会議はのめり込んで行き、途中で完成した薄い本を配布してる最中にダヴィンチちゃんとメディアに連行され、各特異点から集めたスケルトンの骨、ワイバーンの鱗や骨や爪、ゴーレムの核、キメラの皮や心臓など、貴重な素材をふんだんに使い、さらに成長の余地をあえて多く残したパーフェクトボディーへの乗り換えが行われた。保険として第二特異点で回収した聖杯を用意していたが、二人の天才が慎重に慎重を重ねて行ったため無事に乗り換えは成功した。
因みに最早新しい所長の体は歩く神秘の塊であり、普通に封印指定ものである。当然ながらレイシフト適正もマスター適正も完備と至れり尽くせりだ。
だからこそ少し後に発生するぐだくだに巻き込まれたのだが……。
そもそも原作開始時点での所長の年齢も、所長が所長になった年齢も知らないのでそこらへんは捏造です。
なんか喋らせてるだけの方が筆が進むかもしれない。
他の作品のアイデアだけは次々浮かぶのでそろそろ我慢できずに新作書くかもです。
そろそろ5日間隔更新で安定してきた。
最近この小説かいてるからか例のリアフレにお前幸運Eだよなとか言われ始めた。お前の運が良すぎるだけだって何時も言ってるだろ!俺の幸運は普通………のはずだ!!