2日遅れで大変申し訳ないです………
イベントだからといってインフレしないとは言ってない。
調べ直したら本来の順番は月見、ハロウィン、ぐだぐだっぽいですね。今更ですのでこの小説はぐだぐだ、月見、ハロウィンの順でいきます。何度も増えて申し訳ないです。
今回の騒動でゴキブリの様に湧いてるちびノブはふざけた見た目の割りに戦闘能力が高い。それこそサーヴァントとほんの少し戦える程度には。
それはつまりカルデアの一般職員からすれば明確に命を脅かす脅威であるということだ。よってまずはオルガマリーと立香の皆でカルデア内のちびノブを駆逐することから始まった。
食糧庫では
「食糧は……絶対に護る」
「…ここは私が見ている、決して食糧に手は出させないさ。だからいま懐に入れた団子を戻しなさい」
「なんのこと?記憶に無い」
「ふむ、そう主張するならまず目線を合わせて目を見て言おうか。そして少しジャンプしてみろ」
「………ケチ……」
という食糧をめぐる攻防が繰り広げられ、廊下では
「こんな……こんなふざけた見た目の生物にすら正面からだと我々は負けるのかッ!!」
「そこまで強くもないのに100分裂したらまぁね。そもそもハサンなら正面から戦わずに暗殺しろよ」
「んんんwwwwあんなのにすら負けるとかあり得ませんぞwwww」
「いくらアサシンとはいっても弱すぎでしょ。アハハハハ」
「事実だとしても言って良いことと悪いことがあるだろ!!」
「先輩それトドメです」
改めて己の弱さにうちひしがれている百貌に対し赤ジャンヌ、黒髭、黒ジャンヌ、立香の四人が追い討ちをかけていた。
優秀な現代の魔術師が万全な状態でタイマンならという条件が付くが、それでも負ける可能性が十分に有るのが100分裂したハサンなのだ。
通常の聖杯戦争ならマスターの暗殺が主な勝ち筋なアサシンクラスなのに下手するとそのマスターすら殺せないとか最早存在価値がないよね?辞めたら、サーヴァント。レベルである。
場面は変わって会議室にて
「さて、今の君はゴーレムの核、ワイバーンの爪や鱗、キメラの心臓や爪、牙などなど様々な魔獣の素材をふんだんに使って造られている。更に此から先の特異点で新しい魔獣やらが出た時にはその魔獣の素材を突っ込める様に余裕も持たせていると報告を受けている。当然マスター適正もレイシフト適正も完備だ。ぶっちゃけあの変な生き物程度なら今の未完成な君でも簡単に殴り倒せる。……………はっきりいって平時なら封印指定待った無しだな。また仕事が増えた……」
「人理修復の暁にはアニムスフィア家が全面協力しますので本当にお願いします」
「えと、私が手伝える事が有るなら手伝いますよ」
オルガマリーが魔改造された事により元々から冷静でさえいれば単身でシャドウサーヴァントを倒せるだけの実力を持っていたのが、冷静じゃなくてもシャドウサーヴァント位なら殴り殺せる程度にはなっていた。
当然魔術協会が知れば封印指定されるのでそれも孔明がなんとかしなければいけなくなってしまった。
頑張れ孔明、君が頑張らないと所長とカルデアのサーヴァント達で魔術協会を潰して解決することになるぞ!
残念ながら文字も読めなかった突撃脳の聖女では手伝えることは無いぞ。
そんなこんなでカルデア内のちびノブを掃討し、百貌を残し皆でレイシフトした。
百貌を残した理由は、もしもまだカルデアにちびノブが残っていたら対処するためと、レイシフト前に赤ジャンヌがロマンを物理的に寝かしつけ、更に後2~3日は寝かしつけるために起きる度殴り倒す役だ。腐ってもサーヴァントなのだからもやしのロマン程度殴って気絶させられる。ついでに赤ジャンヌの伝言『これに懲りたらちゃんとした睡眠とれ』というのを伝える役割も有る。
「ここをキャンプ地とする!!」
レイシフトして早々に赤ジャンヌが叫びと共に宝具の旗を地面に突き刺した。
そして召喚されたアヴェンジャーズによって周囲一帯のちびノブの殲滅が行われた。
「何ですかそれ!?完全に私の上位互換じゃないですかやだー」
「しかもどう見ても日本人でも無いのに現代の日本国旗とかどうなっとるんじゃ!?」
「そう言えば説明して無かったわね」
人数こそ沖田と比べれば少ないが、スカサハによりスキルを獲得したのも有り、最早一人一人の強さが上位サーヴァント並には有る部下の連続召喚の宝具。本人の強さを比べても、さも当たり前の様に縮地やらつばめ返しやら使うし、病弱とかいう致命的なデメリットスキルも保有してないどころかスカサハにより10以上のスキルを覚えた赤ジャンヌは、本人が言ってる様にどう考えても沖田の上位互換だろう。
そしてノッブの反応は新しいサーヴァントが召喚される度に似たような事を言うのでいつもの事である。なのでそれを聞いた所長が二人に赤ジャンヌが転生者(仮)であると話してない事を思い出したのだ。
~所長説明中~
「てな訳で俺は大和魂をもったフランス人だから。天皇陛下ばんざぁぁぁぁぁぁぁい!!」
「天皇支持?つまり徳川政権を倒幕?要するに浪士?斬らなきゃ(使命感)」
「連想ゲーム並の発展のしかたじゃな!?脳みそ幕末過ぎるじゃろこいつ」
「おら来いよ。黒(髭の)船ぶつけてやるからよ」
「なに味方同士で戦おうとしてるのよ。そして煽る様な事言うんじゃないわよ赤ジャンヌ!またビンタするわよ!!」
赤ジャンヌのちょっとした発言に幕末脳の沖田が反応し、一触即発の空気となったがまたしても所長が両方にビンタして解決した。
なお赤ジャンヌは本日二度目のビンタである。
赤ジャンヌには兎も角サーヴァントに対してビンタできる様になってる所長のメンタルは間違いなく強化されているだろう。……………たとえ膝が生まれたての小鹿並に震えてても大きな進歩である。
「ホウセイマイフレンド」
「俺がホウセイだとすると所長が蝶〇になるが宜しいか?」
「現代の日本人しか解らないネタはやめたまえ」
立香と赤ジャンヌはエミヤに対し『いや、正義の味方(笑)のお前がなんで知ってるの?』という目を向けていた。
ノッブと沖田の先導し、時々白ジャンヌの啓示スキルとえっちゃんの直感スキルも使いながら順調に進んでいった。
たびたび黒ジャンヌが隙あらば敵ごと赤ジャンヌを焼こうとしたり、えっちゃんに餌付けするエミヤを暗殺しようとするランスロットをマシュがゴミを見る目で容赦なく殴り倒したり、メディアやメデューサをナチュラルに口説こうとするランスロットをマシュがブタを見る目で無慈悲に殴り倒したりする細事があったりと道中ぐだぐだではあったが順調である。
だがそのまま一直線にラスボスまで行ける訳が無いのだ。
「ん、私の直感がこの先危険と言ってます」
「え、私の啓示は特に反応はしてませんが」
直感と啓示という似たスキルの差が明確に現れた瞬間である。
直感は基本的にその場その場での事のみに発動する。
啓示は全体を通して発動するのだ。
直感が戦闘の勝利を示すならば啓示は戦術的勝利を示すのだ。
「……直感は警告してるけど啓示は何も無しなのね………つまりこの先には強い敵かなにかが居るけど迂回するほどでもない、もしくは迂回しない方が良いって事かしら」
『ふむ……そこから先をスキャンしてみたら何か若干変だけどサーヴァント反応が三騎分あったよ。これは所長の推測が正解かな』
「若干変?……啓示は警告してないなら多分戦っても大丈夫だと思うけど……」
「じゃぁ偵察するか。見てこいカルロ!!」
「おう!」
アヴェンジャーズの一人であるカルロさんが偵察へと出向いたが彼は戻ることは無かった。だって偵察出る前に既に死亡フラグが建設されてるからねしょうがないね。
そしてカルロの代わりと言わんばかりに敵のサーヴァントが向こうからやって来た。
そう、松平アーラシュ、今川らいこう、金時坊雪舟の三騎である。
「「ふぁ!?」」
所長と赤ジャンヌが揃って驚愕の声をあげているが、この三騎は此から先の激戦の前座で有ることをまだ彼等は知らないのだった。
キャスターピックと土方ピックでそれぞれ10連引きましたが案の定☆4鯖すら出ませんでした。とりあえずCCCコラボに向けて後はガチャは多分引きません。
ダクソ3のDLC2凄すぎィ!そしてミディール君強すぎィ!!
今UAが約18万なので20万いったら通常投稿と一緒に記念に何か書きます。