発端はとある招待状だった。
『全略 ーーー来てね?』
簡単に言えばハロウィンの招待状だった。
「エリザベートだよね」
「はい、エリザベートさんですよね先輩」
「チェイテ城って書いてあるしな」
「歌の誘いが三回も書いてあるわね」
「さすがの拙者もあの歌はノーセンキュー」
「拒否したいのだけれど」
「すいません所長、そこ特異点化してるんですよ」
「」
誰が犯人かは大体わかる。動機もどうせ大したこと無いのは想像に難くない。だから行きたくないけど特異点だから行かなくてはいけない。世界を守るための機関なんてそんなものである。しょうがないね。
「今晩はドラゴンステーキBBQやな」
「ついでに一応ドラゴンらしいし逆鱗とか爪を剥ぎ取ろう」
「先輩!?」
「冗談だよ」
マシュが言うには、目が笑ってなかったので言われなきゃマジでやりそうだったそうだ。
「でも触媒としてなら剥ぎ取ってもいいんじゃないかしら」
「(わざわざ呼ぶ価値は)無いです」
「アイドル(笑)ェ」
「一応観測した限りではA級サーヴァント程度の戦闘力と大軍宝具を持ってるよ?」
「この聖杯戦争ならA級とか最低ラインだから。なにかしら優秀なモノもってなけりゃ要らないでしょ。今一番弱いのは黒髭………とハサンだけど黒髭は宝具の船がくっそ優秀でハサンは減ったスタッフの代役として有能。エリザベートは特に何も無しだし知能がファミコン並だからむしろカルデアの精密機械を下手に弄られかねない。よって不要。そもそもどうせろくでもない理由で特異点作りやがった時点でギルティ」
「えと、一時期は仲間でしたしあまり言うのは」
「私的には敵だったし燃やすのはやぶさかではないわよ」
「(性格が)ポンコツと(性能が)ポンコツの白黒は黙っとれ」
「燃やすわよ」
「喧嘩腰は良くないですよ」
「お、そうだな。ヒロイン力で淫ピの男の娘に負けてる聖処女(笑)様の言うことは違うっすねwwww」
「ヒロイン力で男に負ける聖女が居るってそマ?wwww」
「戦争」
ここで第38回ジャンヌ戦争が勃発した。
「ちょっと!!会議室で暴れるのは止めなさいっていっつも言ってるでしょ!!」
「大丈夫ですよ所長。毎度のことなのでダヴィンチちゃんがちゃんと壁やら床やらはもちろん机や椅子まで耐久性抜群の物にしてるので」
「違う、そうじゃない。そもそも会議室で暴れないでって言ってるの!!誰か止めなさい!」
「嫌よ」
「嫌です」
「もぐもぐ………ゴクン……嫌」
「デュフフフフフいいぞ。もっとやれ(カメラ片手に)」
「殺し合いなど好きにやらせればよかろう(ケルト並感)」
「…………ぐすん」
「はぁ……君達、あまり所長をいじめてやるな。私が止めてくる」
「………涙目のオルガマリー殿も……良い」
「…………………(無言で盾を構える)」
「私も止めてこよう(盾から目を逸らしつつ)」
戦争の終結は常に明確な勝敗がつくか第三勢力の介入により終結する。此度のジャンヌ戦線はいつもの様に、
「くっ私だって負けじとJKやったり魔法少女したんですよッ!」
「安心してください。大丈夫です。貴方は十分ヒロインですよ」
「ランスロットさん……」
「聖処女という属性だけでも十分イケますから」
「」
しばらくお待ちください
「所長、今回の作戦はどうしますか?」
作戦を聞いてくるマシュと持ってる盾に血痕が付着している気がするがきっとストレスからくる目の錯覚で、一人人数が減ってる気がするのもきっと気がするだけなので努めて無視して所長は作戦を伝え
「そりゃハロウィンだし
ようとしたら赤ジャンヌが真っ先に脳筋式作戦を発表した。そんな物騒な
「ハロウィンなんてリア充がコスプレしてはしゃいで最後にはベッドの上でトリック&トリートする日だろ?モッピーは知ってるんだよ。 死ね」
どうやら赤ジャンヌ的にはハロウィンは滅ぶべき習慣であるようだ。怨念がダダ漏れである。納得のクラス
「なんやねん。ハロウィンって悪い文明やん。滅ぼしたろ」
「先輩落ち着いてください」
マシュの盾が
「っは!?俺は何を……」
「元に戻って良かったです先輩」
「平然と盾でツッコミが入るとは。普段の組手の成果だな。そしてだいぶ絆が深くなっているな」
「えぇ………」
ドン引きするロマン。そして『親しい人には
「なに貴方、ハロウィンデートもしたこと無いの?ふん、私なんか5人とハロウィンデートしたわよ!!」
なお
「話が進んでないわよ!!どんな作戦なのよ」
余りにも話が脱線したため所長がテーブルを叩きながら作戦の内容の説明を赤ジャンヌに求めた。
「オルレアンでやった事のリプレイ」
「あっ(察し)」
「ヒエッ」
オルレアンでやった事を知ってるメンツは全てを察し、その中でも約一名がトラウマを思い出していた。
☆☆☆
「ふふふ、飾り付けも料理も完璧。後は子ジカの部屋に繋ぐだけね。そして、苦労してやって来た子ジカにご褒美として私のサプライズソロライブを聞かせてあげる。完璧な作戦だわ!そして感動にむせびなく子ジカが私に是非ともサーヴァントになってと懇願す」
ーーーーーーーードッカーン☆
「トリック&トリートォォォォォォ聖杯だけ置いてけこのどこに出しても恥ずかしいド三流サーヴァントがぁぁぁぁぁぁ!!」
「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!?????」
「にゃんとぉぉぉぉぉキャットの自信作がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「安心して、料理は全て私が保護したから」
「君は本当に食べる事になると饒舌になるな」
「何なのよいったい!!とにかく逃げな」
「『
「隙 を 生 じ ぬ 2 段 構 え」
「ドラゴンステーキになっちゃう…………」
こうして、【(乗ってる面子が)豪華海賊船で行くハロウィンチェイテ城弾丸ツアートリック&トリート!!~後追いペガサスを添えて~】作戦は無事成功に終わった。
内容は皆で『
もうこの作戦続ければ人理定理復元出来るんじゃないかな?といった顔をする立香だが、相手が船で移動する第三特異点と、本拠地が地下にある第四特異点と、アルジュナが控えてる第五特異点と、ロンの槍とギフト有りの円卓の騎士達が居る第六特異点と、そもそも敵がまず一定のフラグを回収しないと出現すらしない第七特異点と、終局特異点では通用しない予定である。そしてそれを知ってる所長の顔色はあまり優れない。具体的に言うと今にも吐きそうな顔色をしている。
「どこの絶叫マシンも真っ青になるくらい怖いし気持ち悪……うっぷ」
訂正、どうやら所長は単純に船酔い……船酔い?のようだった。
後はパッと聖杯を回収して特異点修復である。たった1日のスピード解決であった。
カルデアに帰った後えっちゃんが美味しそうにタマモキャットの料理を食べるので興味を持ったエミヤが一口貰った料理が唯一の
ハロウィンは1日限定でしょ?(白目)
殆どがカルデアでの会話だけどこっちの方が書きやすい……ぶっちゃけ会話オンリーが一番書きやすいかもだけど喋り方だけでキャラを判別させる事が出来るほどの腕が作者に無い……。
サーヴァントのキアラ弱すぎィ!!せめて宝具に敵を確定スタン位よこせ。孔明もマーリンも玉藻も持ってない作者じゃ男鯖の肉〇器位しか使い道無いじゃないか!()
改めて作者の☆5鯖見直したら
天草→アポ裏ボス
邪ンヌ→1章ボス
アルテラ→2章真ボス
メイヴ→5章ボス
モードレッド→6章クソボス
メルト→CCCボス
キアラ→CCC真ボス&CCCコラボ真ボス
ボスばっかじゃねぇかうちのカルデアぁ!!ネロブライト以外ストーリー上無視できない立派なボスしてんじゃねぇか!しかも天草以外女って偏り過ぎィ!☆4も配布抜いたらバサスロ、バサクレス、ベオウルフ以外女って……あ、作者はノンケです。
追記 コラボ終了1日前にリップ狙いで最後の足掻き程度の気持ちで呼府使ったらJKセイバー出ました。これ以上セイバーは要らないって言ってるダルルぉ!?