Darkness to Door   作:EVIL

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Report02

計画をいくつか変更することにした

 

まず、忘れていたのだが私以外に『心の闇の魔物』を操る者がいる可能性がある

 

世界は広く、操れるヴィランはいるはずだ

 

ならば、下手にここの施設を奪われると困る

 

ここには人口的に魔物を生み出す装置もあるしな

 

そこで、私はこの世界の住人を使うことにした

 

奴らは私が奴隷から解放し、私以外の人間を皆殺しにしたおかげで、私のことを深く信頼している

 

なので彼らにこの世界を守らせることにした

 

もちろん、私の屋敷には近づかないように言ったうえでだ

 

私の屋敷は『抜け殻』に守らせればいい

 

ようやく手にした平和だ、奴らなら必死に守ってくれるだろう

 

それはそうと、今日はいくつか良い事があった

 

まず、『狭間の衣』が完成した

 

これで裏の回廊を通ることができる

 

下手に世界の鍵を開けば、厄介ごとが入ってくる可能性が広がる

 

だが、裏の回廊を通ればその可能性がかなり下がることになる

 

それで、もう一つの良い事だが、面白い者を拾ったことだ

 

それは人間とエルフの間に生まれた子、ハーフエルフの子供だった

 

だが、人間の血を引いているためか、里では忌み子として扱われ、迫害されてきた

 

それだけなら他の存在を恨むだけで終わりなのだが、この子は違った

 

この子は迫害され、嫌われたのと同じくらい、いやそれ以上に親から愛されていた

 

この子の両親は子を庇うようにして亡くなった

 

その男と女の亡骸からもその様子がうかがえる

 

とても大切そうに子を抱えていた

 

そのおかげか、この子の心の中には光と闇の可能性が眠っていた

 

そこで私はこの子の心から闇の部分を取り除き、光と闇の存在に分けた

 

『鍵の剣』使えば簡単な作業だ

 

そうして元の子と、分かれた子、二人を育てることにした

 

上手くいけばこの子は『χ』を生むかもしれない

 

その為には純粋な光と闇の心を育てなくてはいけない

 

まぁ、そうは言っても育てるのは『抜け殻』の私なのだが

 

その方が何かと都合がいいだろうしな

 

私が元の世界に帰ろうにも、そこは平行世界で上手く元の帰れない可能性がある

 

なら、平行世界線の向こうへ渡るしかない

 

その為には強力な力がいる。それも、神に匹敵するような力だ

 

その為にも世界を回る際に子守はできん

 

それに、『抜け殻』の機関メンバーも集まってきていると言うし、二人の子守くらいできるだろう

 

明日からはとうとう異世界へ行くことになる

 

上手く元いた世界に帰れればいいのだが

 

まぁ、上手くいかなかった時の計画もあるのだ

 

何も問題はないだろう




要望があれば、番外編で弟子の話か、このオリジナル世界の話を書こうかと考えています
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