やはり計画を変更し『大いなる心』を手にしなければならないようだ
私が転生する前の世界の近くに行くことはできるが、それだけだ
どうも私、いや、この場合は私たちかな?ともかく、とても大きな力のせいで最後の壁を超えることができないでいる
それに、他の世界も少し覗いてきたが、どこか偽物のような感じがする
私がいた世界とは似ても似つかない感じで、どこか違和感を感じる
まぁ、気にすることはない
仮にあれらの世界が偽物だとしたら、一切の躊躇なく、その世界と住人の心を『大いなる心』への糧にできるというものだ
それに、少しづつ『鍵の剣』とその力のことが分かってきた
なかなか興味深く、際限なく強くなっている感じだ
これなら計画も達成しやすいだろう
それに、私の計画は誰にも止められはしない
私が転生する前によく、ケータイ小説などを読んでいたが、『鍵の剣』の力に手を出している作品はなかった
『仮面ライダーディケイド』も世界を超える力を持つが、所詮神が与えるのは偽物で、完全に世界を超えることはできない
『ディケイド』の力をふるえるのはその世界限定だったのだ
つまり、誰も世界を超えることはできない
誰も私の計画を邪魔できないのだ
唯一可能性があるのは、『鍵の剣』の力を与えたこの世界の住人だが、奴らは私を信頼しきっているし、私はこの世界をどうこうするつもりはないので、敵対する理由もないだろう
…いや、最後の可能性を忘れていた
『抑止の守護者』であるカウンターガーディアンのような存在だ
転生者の中にもただ転生するのではなく、神と契約し、一定の違反者を殺すことを頼まれて転生した者たちだ
だが、対処は簡単だ
奴らも所詮他の転生者と同じで、劣化品の力しか持たん
それ故に力の上限が決まっている
私の持つ力は、常に進化をする。つまりコピーではなくオリジナルの力だ
その証拠に、私の『鍵の剣』は転生する前に見た原作では見たことのない形をしている
そう、これは私だけの力だ
他の誰でもない、私が原点となる力だ
故に上限はなく、限界もなく、弱点も存在しない
そんな存在が少なくとも二人、『心の闇の魔物』と『抜け殻』の私がいる
両方とも『鍵の剣』を扱えるのだ
それに、何人かすでに機関のメンバーとして入れている
勿論、そいつらも原作とは違うメンバーであるがゆえに、オリジナルのメンバーと言えるだろう
仮に原作の作品を知っていても、原作の知識は頼りにならないということだ
だが、『大いなる心』を得るには『鍵』が必要である
まずはそれをなんとかしなくてはならない