ソードアートオンライン-BASARA-   作:豚トロ

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あらすじ〜血盟騎士団(けつめいきしだん)を脱退したアスナ、だが団長…ヒースクリフは妙な言葉を言ってキリトとアスナはその場を後にした。
その後カイがキリトのところへ訪れ技を教えた、次の日ヒースクリフからメールが来て戦場へと再び戻る…!


第10話!仮想世界の終焉

カイside 俺は今第75層に来ている、理由はボス攻略のためだ。

 

「さぁ、行こうか」

 

血盟騎士団(けつめいきしだん)の団長ヒースクリフが言う。

 

「……きみわるいなここ」

 

ボス部屋前は薄気味悪く、暗かった。

 

「基本的に血盟騎士団(けつめいきしだん)が防御する、その間に、ボスの行動を可能な限り見切り攻撃してほしい。…解放のために!」

 

ヒースクリフがボス部屋の扉を開け、攻略に参加したメンバーは入る。

 

カイside out

 

 

第三者side カタカタカタ……と(かす)かにボスの足音が部屋全体に響き渡る。

 

アスナが上にいることに気づいた。

 

「な…!『スカル…リーパー』…?」

 

『スカルリーパー』は全身骨でなぞれば切れそうな鋭利(えいり)な腕をしている。

 

「何をしている!早くこっちに来い!」

 

キリトが逃げ遅れた2人に指示をしたが、スカルリーパーがすかさずその2人に攻撃した。

 

そしてキリト達は次の瞬間絶望する。

 

「な、一撃かよ…!」

 

エギルが言った通り、スカルリーパーの攻撃で2人が死んだ。

 

「くそっ!やってやる…!」

 

キリトがスカルリーパーに攻撃を仕掛ける、それに合わせて他の人もボスに向かって攻撃を仕掛けた。

 

ヒースクリフがボスの片腕を止め、キリトがもう片方の腕を止めた、そしてアスナがソードスキルを使ってダメージを負わせた。

 

「2人同時に止めれば…いける…!」

 

それからしばらくして残りの体力ゲージが一本になった。

 

「今だ!掛かれぇ!」

 

圧倒的カリスマを持つヒースクリフが言いメンバー全員で総攻撃をした。

 

『グォォォォ……』

 

とボスが(うな)り倒れ、ガラスのような破片が散った。

 

第三者side out

 

 

キリトside …疲れたな…。

 

ん?ヒースクリフ団長の体力が黄色までいってない…?おかしい、あれだけ攻撃を食らっていれば黄色までいくはずなんだか、体力回復する暇もないし…怪しすぎる…。

 

試してみるか…。

 

「…キリト君…?」

 

「………はぁ!」

 

俺はヒースクリフ団長にソードスキル『ヴォーパルストライク』を発動させ突撃するが、団長はその攻撃を食らわなかった。

 

「システム的不死…どういうことですか?」

 

「この男のHPはどうあろうと黄色(イエロー)まで落ちないようにシステムに保護されているのさ」

 

「…思ったことがある、あいつは今どこで俺たちを見ているのか…そして単純なことを忘れていた。子供でも知っていることさ、他人のRPGを(かたわ)らから見るほどつまらないものはない。そうだろ?…茅場晶彦」

 

そこで周りが騒ぎ出す。

 

「なぜ気付いたのか参考までに教えてくれるかな?」

 

「最初に気付いたのは決闘(デュエル)の時だ。最後あんたあまりにも早過ぎたよ」

 

「やはりそうか、あれは私にとっても痛恨事だった」

 

ざわざわ…と俺と茅場(仮)に視線が集まる。

 

「確かに私は茅場晶彦だ、付け加えれば最上階のボスでもある」

 

「趣味がいいとは言えないぞ」

 

「なかなかいいシナリオだろう?」

 

「最強のプレイヤーが最悪のラスボスか…」

 

血盟騎士団(けつめいきしだん)の1人が茅場に攻撃をしようとしたが茅場はメニューを開き動きを封じた。

 

「…!これは『麻痺』…?」

 

「キリト君…」

 

茅場は俺以外全員を麻痺させた。

 

「このまま全員を倒して隠蔽(いんぺい)する気か?」

 

「まさか。しかし、ここまで育て上げた血盟騎士団(けつめいきしだん)を見捨てるのは名残(なごり)惜しいが致し方あるまい。私は最上階の『紅玉宮(こうぎょくきゅう)』にて待つとする。だが、その前にキリト君には私を看破(かんぱ)した褒美をやらねばな」

 

褒美…だと…?

 

「チャンスをやろう。私と勝負し勝てたらゲームクリアだ、無論不死属性は解除する。どうかな?」

 

「ダメだよ、キリト君…今は引いて…」

 

くっ…俺は…俺は…!

 

「悪いアスナ…ここで引くわけにはいかないんだ」

 

「死ぬつもりじゃ…ないんだよね?」

 

「あぁ、必ず勝ってみせる…」

 

歩きだし、茅場の前に立つ。

 

「悪いが…頼みが1つだけある。簡単に負けるつもりはないがもし…俺が負けたら、しばらくでいいアスナを自殺できないように(はか)らってほしい」

 

「…ほう、了解した」

 

「そんなのないよ…キリト君ッ!!!」

 

これは決闘(デュエル)じゃない…単純な殺し合いだ…そう、俺はこの男を…殺すッ!

 

二刀流ソードスキルをデザインしたのは奴だ、ソードスキルに頼らず自分の力で倒すしかない!

 

もっとだ…もっと速く…!

 

「!ハァ!ハァァ!」

 

奴の剣先が俺の(ほお)(かす)った。

 

俺は焦りソードスキル『ジ・イクリプス』を発動させてしまった。

 

それを見た茅場はニヤリと笑い全ての攻撃を盾で受け止めた。

 

ごめん…アスナ…君だけは生き残って…。

 

「さらばだ、キリト君…!」

 

「キリト!アレを使えぇぇ!」

 

アレ…?そうか!

 

俺の体を金色のオーラが(まと)う。

 

「『BASARAモード』!」

 

パワー、スピードが上がる。

 

奴の攻撃が遅く感じる…しかも今はソードスキルを発動中だ、ということは攻撃仕放題…!

 

「な…!この力は何だ…?」

 

茅場のHPがゴリゴリ減っていく、そして…。

 

「これで終わりだ!」

 

茅場の胸に剣を刺し、終わった。

 

「ふっ…見事だ…キリト君」

 

そう言って茅場は消えた。

 

キリトside out

 

 

カイside ふっ『BASARAモード』を会得できていたか、だが本物はあれよりももっと速いぞ。

 

しかしこれでこの世界から脱出できるんだな……不思議だ、閉じ込められたのにまだ居たい気分だ。

 

「カイ、助けられたよ最後」

 

「ん?キリトか。やばかったなぁ〜あれは、俺がいなきゃ負けてたんじゃないの〜?」

 

「あぁ、そうだ。だから助けられたも同然。カイ、ありがとう」

 

「…そう素直に言われると照れる…。キリト俺と喋ってないでアスナのとこ行かなくていいのか?」

 

キリトはそう言われると真っ先にアスナのとこへ走った。

 

そして数分後俺たちは仮想世界(もう一つの現実)から現実(リアル)へ帰った。

 

 

目覚めると知らない天井、見知らぬ部屋、自分の家ではないとわかり、隣を見ると点滴の袋やら機会があった。

 

そこで俺はここが病院だとわかった。

 

「………リハビリ面倒だな。ん?」

 

机の上に一枚の手紙と写真が添えてあった。

 

『弟へ、俺は相変わらずニートの生活を送っている、いや『GGO』というやつで稼いでるか…。まぁそんなことはどうでもいい。実はなお前が意識を失なっている間、いろいろと調べてみたんだ。茅場昭彦?は既に死んでいたらしいんだ、自分の頭に大出力のスキャンをしてな、後は帰ってきたら話す』

 

ふーん、兄ちゃん調べてくれてたんだ。

 

何かしてあげようかな?

 

まぁ、いいやナースコールしとこ。

 

それから俺は1週間後家に帰った。

 

「ただいま!」

 

「え…(かい)?」

 

「ただいま、母さん」

 

それから父さん、爺ちゃん、婆ちゃん、兄ちゃん、そして赤ちゃん……ん?赤ちゃん?

 

「えっとこの赤ちゃんは…?」

 

「ふふ、あなたの妹よ」

 

「あーう!」

 

……妹…だと……可愛い!何これ!?可愛すぎでしょ!『あーう』だって、あっはっはっは。

 

「名前はまだないの」

 

ピキーン!

 

「名前…?(つぼみ)はどう?」

 

「いいんじゃないか?」

 

「よし、母さんも父さんも爺ちゃんも婆ちゃんもいいよね?」

 

「「「もちろん」」」

 

「今日からお前は(つぼみ)だ!」

 

「あーうー♪」

 

すっげぇ可愛い…!

 

それから俺は兄ちゃんの部屋に行き、詳しいことを聞かされた。

 

「茅場が行ったやつは万に一つもないらしい。だがやつはデータとして今でも生きているはずだ」

 

「じゃあ、またどこかで会うかもしれないってことだな」

 

「あぁ、それと買ってあまりやらないからコレやるよ」

 

兄ちゃんから渡されたのは『ALfheimOnline』と書かれている。

 

「アルフヘイム?」

 

「アルブヘイムと発音するらしいんだ、ま、データは初期化してあるから最初からできるぞ」

 

「ありがとう!兄ちゃん!」

 

「どういたしまして」

 

カイside out




あらすじはこんな感じでやっていきます。

次からALO編です。

やっとカイのヒロインが出せる、ふふふ…納得いかない人いるかもしれませんけど。

それでは失礼します。
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