世界樹の根元にある絶対クリア不可能なクエスト『グラウンドクエスト』に挑む…!
カイside 「やっと着いたな」
俺たち4人は世界樹の根元『グランドクエスト』があるところまで来た。
「さぁて、ストレス発散するか」
『
門の隣にある像が喋り、『Yes』か『No』のボタンがでてきた。
「もちろん…」
「Yesに決まっている!」
扉が開く、俺はユウキとリーファは扉から見ていてくれと頼んでおいた。
「さぁ、やろうか」
俺とキリトは中へ入る。
「なんだここ?」
そう思っていると上から敵が現れ攻撃してきた。
「おっと…」
鞘から刀を抜き敵を切って倒す。
「あれ?一撃で終わった」
SAOのデータそのまんまだからか。
「キリト!てっぺんに何かあるから行ってこい!雑魚は俺が纏めて倒す!」
「あぁ!わかった!頼んだぞ」
「
雷の魔法を唱え刀に纏う。
「いっくぜぇぇぇ!キリト感電するなよ!『HellDragon』!!!」
刀に纏った雷を放出させ、周りからでてきた敵にぶち当てた。
「え…?ちょっと待って…!」
雷は凄まじい勢いで周りの敵に感電させていく。
その頃ユウキとリーファは扉から覗く形でカイ達の様子を見ていた。
「……長くこのゲームやってるけどあんなの見たことない…」
「へぇ〜ボクはあんまり驚かないかな、なんせ幼馴染だもの」
「オラァ!もう一発!『HellDragon』!!!」
「…病気じゃない?あれ」
「あははは…」
にしても数多すぎだろ、かれこれ100体は倒したんじゃないか?
矢!?剣!?投げてきてるし、ウザいな。
俺はもう一本の剣を出し二刀流になる。
「くっくっくっあーはっはっはっは!テメェらはもう終わりだ!」
「
紅い球体がでてくる、例えるなら太陽を作った感じだ。
その球体を敵にぶつける、その瞬間今までいた敵が全て滅ぶ。
広範囲に絶大なダメージを負わせる最強と言っても過言ではない魔法だ。
「さーて、残りの奴らを片っ端から片付けるか」
俺は飛び敵を切り裂いて行く。
「あははは!面白い!無限に出てくるじゃないか!」
扉から覗くリーファは、「笑っちゃってるよ」と引いていた。
ユウキは「楽しそうだね」と笑っていた。
「さてと、キリトは上に着いたかな?」
かれこれ1000体は軽く倒したであろう、そうするとクリア画面がでてきた。
そして、全ての敵を倒し終わった頃に
「終わったぞ?グランドクエストなら」
「……え?終わった…?」
「あぁ、ほら」
「えぇぇぇ!!あのクリアは不可能と言われていたのを1人で!?」
「いや?キリトとやったが。キリトは多分この上にいるんじゃないかな?」
「そうか」
「カイー!お疲れ!」
「うん、疲れたから寝る」
ユウキが「おいで」と言って膝枕をしてくれるというので、その言葉に甘えた。
そしてユウキの膝で浅い眠りにつくのだった。
カイside out
キリトside 「アスナ!」
檻の中にいる人物に言う。
「キリト…君…?ユイ…ちゃん?」
「ママ!」
俺は明日奈に近づき、俺と明日奈は無言で抱き合った。
「ユイ、明日奈をログアウトさせれるか?」
「いいえ、ママのコードが何重にもなっていて複雑になっています」
くそ…一体どうすれば?
突如俺たちに思い重力がかかる。
「パパ、ママ、何か良くないものが…」
ユイが消え、誰かが来た。
「あれぇー?小鳥ちゃんの檻にゴキブリが混じっているなー」
「…!須郷!」
この男は須郷!あの歪んだ笑い顔病室で見たときと同じだ、忘れるはずがない!
「この世界で『
「がっ!」
俺は腹を蹴られた。
「キリト君…!」
「システムコマンド『ペインアブソーバー』をレベル8に変更」
俺にさっきよりも強い重力がかかる。
「段階的に強くしていってやるからな、レベル3以下にすると現実の肉体にも影響があるらしいがな」
そのあと須郷は自分が人間の魂を変える実験を8割がた終わっていることを言った。
「さて、君たちの魂を変える前に楽しいパーティーといこうじゃないかッ!」
そう言って須郷は上から鎖を下ろし明日奈の手に付け吊るした。
「ん〜いいねぇ」
須郷は言いながら明日奈の体に触れる。
「やめろ!触るんじゃない!」
「大丈夫だよ、キリト君私はこんなことで傷ついたりしない」
須郷がとうとう明日奈の服を破り、ヘソの辺りから触っていく。
くそ……。
明日奈を助けるのは無理なのか?
『逃げ出すのか?…………逃げ出すのか?』
違う、現実を認識するんだ。
『屈服するのか?』
しかたがないじゃないか…、あいつはゲームマスターで俺はプレイヤーなんだぞ。
『それはあの戦いを汚す言葉だ、私に見せてくれたシステムを上回る人間の可能性というものを…』
……!
「こんな魂のない攻撃にあの世界の刃はもっと痛かった!もっと重かった!」
「あー?まだ妙なバグが残っているなーあぁん!?」
須郷が俺にビンタを喰らわせようとするが、それを止め、あることを言った。
「システムログイン、ID『ヒースクリフ』管理者権限を変更、IDオベイロンをレベル1に」
「何だ!?そのIDは!僕より高位のIDだと!?認めない、僕はこの世界の王!神!」
「違う、お前は盗んだんだ!」
「ぐっ!」
そこで須郷は俺を倒すためか、『エクスキャリバー』を呼び出そうとしたが、それはできず俺がやるとできたので須郷に投げた。
「システムコマンド『ペインアブソーバー』をレベル0に!逃げるなよ、あの男はどんな場面でも臆さなかったぞ、あの茅場晶彦は!」
「か、かや、茅場ァァァ!そうか…あのIDは…なんで死んでまで僕の邪魔をするんだよォ!あんたはいつもそうだ!何もかも悟ったような顔しやがってェ!」
「須郷…お前の気持ちもわからなくもない、だが、俺はあいつみたいになろうとは思ったことはないぜ」
システムに頼りすぎていた須郷は、2年もVRにいた俺とは力の差がありすぎた。
なんせ須郷の剣の振り方が初心者以下なのだ、俺はそれを躱すことなく自分の剣で弾く。
「はぁぁ!!!」
「ぎゃあ!痛い…!」
俺は須郷の頬をかすめる程度に切った。
「痛い…?お前が明日奈に与えた苦しみはこんなものじゃない!」
「ぎゃああああ!僕の手がァァァ!?おぼぁぁぁぁ!!」
須郷の片手を切り、そのまま下半身を切った、その際に血が噴き出すエフェクトがでた。
須郷は完全に戦意喪失していて、泣き出していた。
その上半身と片腕しかない状態の須郷を空中に投げ、剣を上に向けた、そのまま須郷は剣に刺さりHPが0になった。
明日奈に取り付けていた鎖を切って助けた。
「信じてた…ううん、信じてる、今までもこれからも、ずっと」
不覚にも俺は泣き、明日奈に抱かれた。
「さぁ、帰ろう。現実はもう夜だ」
「やっと…終わるんだね」
「きっと驚くぞ」
「うん、いっぱいいろんな所行って、いろんな事しようね」
その後明日奈はログアウトした。
「終わったか……そこにいるんだろ?ヒースクリフ」
何もない空間に俺はしゃべりかけると、ヒースクリフ…茅場晶彦が現れた。
「まずは礼を言うよ」
「礼は不要だ、私と君はそういう仲ではないだろう。しかし、代償は必要だ」
代償…?一体なんだ?
そう思っていると、空から金色に輝く卵型の何かが降りてきた。
「これは?」
「それは世界の種子、『ザ・シード』だ。芽吹けばどいうものかわかる、もし君があの世界に憎しみ以外の感情があるなら…、では私は行くよ」
茅場がそう言うと今まで暗かった空間が明るくなり、明日奈が閉じ込められていた檻の中にいた。
「ユイ大丈夫かー?」
俺がそう言うと愛娘であるユイがでてきた。
「無事だったんだな」
「はい!パパのナーヴギアにあるローカルメモリに退避したんです。ママは?」
「明日奈は元の世界に戻ったよ」
明日奈が現実の世界に帰ったことを知ったユイは安心した。
「じゃ、明日奈を迎えに行ってくる」
「はい!大好きですパパ!」
現実世界に帰り、すぐさま家を出て明日奈がいる病院へと向かった。
キリトside out
槐side 多分、明日奈の病室へ行く前に須郷という奴が阻止するだろうな、助けに行くか。
俺は竹刀を持ち家を出て明日奈の病院へ向かった。
10分後病院に着き和人はまだ来ていなかった。
5分後和人は来て病院の入り口に向かって走っている。
そして車の影から男が飛び出し和人を切ろうとしたが、俺が竹刀で止めた。
「な…!槐!?」
「誰だ!お前は!」
「よう和人、多分こいつが和人を殺そうとしてくるだろうと思って助けに来たぜ」
俺は須郷を見る。
「なぁ、おっさん。俺がもし竹刀でその刃物を止めなかったら、和人の腕は少しだが切れたよな?」
「それがどうした!こいつは僕の計画をめちゃくちゃにしたんだ!当然罪を償ってもらう!もちろん『死』でだ!」
こいつ頭いかれてるな。
「まぁいい。和人行け、こいつは俺が止めとく」
「ありがとう!槐!」
「悪いなおっさん、もう警察には電話してあるのさ。だから今から抑える」
「ガキがァ!」
須郷が俺に向かってナイフを前に出し突進してきた。
俺は竹刀をしまい、須郷の腕を掴む。
「ぐっ…」
そして握力を加える。
「ぐぁぁぁぁ!」
「おいおい、脆すぎるぜおっさん」
俺の握力は最高で70、今加えているのはだいたい50程度。
「さぁ〜て取り敢えず、倒れろ」
顎をおもいっきり殴り
「一体…なに…が…?」
そのまま須郷は倒れ、立てなくなっていた。
数分後に警察が来て、事情を話す事もなく須郷が持っていたナイフに気がつき「危ないから二度としないでくれ」と言われた。
それから俺は家に帰った。
槐side out
和人side 槐が須郷を止めてくれたおかげで俺は明日奈の病室に着いた。
「明日奈…」
「…キリト君…」
俺と明日奈は抱き合った。
「結城明日奈です。ただいまキリト君」
「桐ヶ谷和人です。おかえり明日奈」
そして俺と明日奈はキスをした、病室だというのに。
和人side out
エロ要素がない?はっはっはっ次から多分出しますよ。