おや、いらっしゃい。
ウチに人が来るなんて珍しい……ことはないか。それで? 君は今日、どんな物語を求めてここに来たんだい?
『シンデレラ』? それはまたポピュラーな童話を……いや、どうやらその『シンデレラ』ではないようだ。君が求めている『シンデレラ』にはシンデレラが複数いるね。
少し、待っていてくれ。
ふむ…………では、この作品はどうだい? ……自分が知っている物語と違う?
そりゃそうだ。ここは元の物語から広がったifの世界。パラレルワールドと呼ばれるモノを集めた館だ。
勿論、1から産み出された世界もあるけどね。まさか知らないでここに来たのかい? まあ、知らないからといってとやかく言うつもりは無いけどね。
君の知っている物語……シンデレラガールズはこうだろう?
一人の無愛想な
だが、読んでみて分かっただろうけど、その物語は少し違う。その物語は君の良く知っている『シンデレラ』……アイドルマスターシンデレラガールズを元にして、別の作者が描いた物語だよ。
作者が変われば登場人物も変わる。
登場人物が変われば、それに応じて人間関係も変化してまた違うものになる。
人間関係が変わればかけられる言葉も変わり、反応が変わる。
それが積み重なった結果、表面は同じでも中身は別のものになる。
大筋の物語は君が知っているモノと同じ、シンデレラの舞踏会を無事に終えるところまで……だったかな。しかし、そこに到るまでの経緯が違う。
その物語と元の物語との最も大きく重要な相違点を挙げるならば、シンデレラプロジェクトにプロデューサーがもう一人いることだろう。
もしあの時、武内P以外にもプロデューサーがいたら。支えの無い彼に、頼れる友がいたら。そういった考えの元に作られた物語。
彼の存在によって救われる展開があるだろう。しかし、逆に彼という身代わりがいることで新たな困難が産まれる。なかなかなかった組み合わせのアイドルの掛け合い。原作では描かれなかった、アイドルたちの違った一面を見ることが出来るのはこの作品だけに限らずここにある多くの作品の醍醐味だよ。
あまり私が話しすぎても、作品を読む楽しさが減ってしまうからね。ここら辺で自重しておくよ。ここからは自分の目で確かめてくれ。彼、『浅葱遼哉』がどんな影響を与えているのかを。
さて、これから集中してじっくりと読むといい。他に何かあるかい?
ん? 私が何者なのかずっと気になってたけど訊けなかった?
うーん、特に珍しいとかそういう訳でもなんでもないよ。私は物語が好きなただの笛吹きさ。童話に描かれただけのただの笛吹き。
私のことはもういいだろう。さあ、ページを開いて。物語は表紙をまず開かないとね。
どうも、「346の〜」の作者黒いファラオです。ずっと書きたかったアニメ準拠のストーリー。頑張ります。
今回出てきた彼はただの案内人なのでストーリーとは一切関係ないです。おそらくもう出てきません。少なくともストーリーには絶対出ません。
良かったら346の〜も見てください。オリP、浅葱遼哉の人となりがよく分かると思います。交友関係とかもね。
ところで、ニコニコでまだ浅利七海合作を見ていないP諸君は見ることをお勧めします。
では、感想よろしくお願いしますとか言おうと思ったけどこれにどんな感想言えばいいんだよって自分で思いました