入試から1週間経った、ある休日。
ボクは、自室の椅子に腰かけちょっとニヤニヤしながらプロジェクターを触っていた。プロジェクターの電源が入る。
『私が投影された!!!!』
「はじめまして
来たね来たねぇ来ちゃったねぇ!!オールマイト(の映像)による合否通知が!今!ボクの部屋で投影されている!
うわぁぁ!ドッキドキが止まらない!けど話が進まないから止めるね!止まった!
『まずは筆記試験!危なげなく、というかかなり上位の得点を無事確保!』
「あ、良かったぁ」
勿論、入試のために猛勉強したけど、ちょっと不安だったんだよね。
『続いて実技試験!
「んんっ!?72P!?ボクが!?なんで?」
『主な理由としては、序盤のギミック独占による大量得点!あの機動力は誇れるぞ!プロにも中々いない!』
あー、何となく理解。そっか、あの誘爆かぁ。アレ結構派手だったし、ギミックを引き寄せてたんだろうなぁ。
『それに加え!先の入試、見ていたのは
『翼色彩人!
「……っ、」
『来いよ翼色少年!
「……ったぁ!やったぁ!合格した!1位!やったぁ!」
物凄い達成感が胸に溢れる。
やった!原作ブレイクとかちょっと霞むくらい嬉しい!
ていうか141Pって!何者だよボク!チートか!?チートなのか!?
あ、なんか今テンションおかしい!キャラ崩壊だ!落ち着こう!落ち着いた!
【PRRRR‼‼】
この、まるで一昔前の黒電話みたいな着信音!ボクのスマホだ!あ、葉隠ちゃんからだ。
「ヤッホー葉隠ちゃん!どうしたの~?葉隠ちゃんが電話してくるなんて珍しい」
「翼色くん入試どうだった!?」
うっウェイビックリ。
「合格した。雄英高校ヒーロー科、A組。葉隠ちゃんは?」
「……!!!!私も!A組!合格した!やったね!やったね翼色くん!おめでとう!」
「葉隠ちゃんもおめでとう!4年連続同クラじゃん、凄いね!また3年間よろしくね」
「勿論!こちらこそよろしく!二人合格できて良かった!じゃあまた学校で!じゃあね~!」
「うん、じゃあね~」
.....まるで嵐が如く来て、嵐が如く去っていくね。まぁ、それが葉隠ちゃんなんだけど。
その日の夜は、来るべき