魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~   作:左近 遼

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第97管理外世界、地球の日本のどこかにある海鳴市郊外 コテージ内

はやて視点


「ユウ!これ頼むわ!」

「はいはい…よっと…」

「ユウ!今度これをこっちに!」

「へぇ~い」

「ユウ!」

「今度はなんです?」

「ただ、呼んだだけや」

「…。ハァ~」

なんや!あの「またどっから仕入れたんだよ…その古い笑いわ…」って言いたそう態度は!!

大きなため息をしつつ、そのまま持っているお皿を運ぶユウ。

ったく…。

まぁ、ええ。

まだ、あのメッセージをまだ見つけてないからやろな。

なら、ネタばらしが楽しみや。

現在、待機所にて夕食の準備中。

機動六課前線メンバー全員と現地協力者の皆様方、そして、今回日頃の鬱憤晴のためだけに呼んだユウと何にも知らんとただついて来たアルト。

このメンバー全員で今夜は鉄板焼きや。

隊長陣とリイン、そして現地協力者であるすずかちゃんにアリサちゃん、それに美由希さんにエイミィさんとアルフで料理の準備。

新人フォワード陣とユウとアルトで食器類等を準備しとる。

そして、ウチは料理の準備をしつつ陣頭指揮や!

材料については、大変ありがたいことに現地協力者が用意してくれたのとたまたま東京に来ていたミツキが車を借りに行ったユウ達に飲み物意外にも食料の差し入れを持たしてくれていたらしく、もしかしたら足らんかも?と思っとったウチ等は用意する必要がなかったわ。

ちなみに余ったらどうすんのか?考えとったらユウが…。

「姉貴からこっちの食料が余ったらこっちに送り返してくれですって。理由は、こっちで使うからだそうです」やて。

相変わらずあいつは…。

そういうことで、先に現地協力者の方が用意してくれた物を使うことにしてミツキの方はその後でっちゅうことにする事となりみんなで準備しとる。

ウチはその夕食の準備をしとるみんなを見ながら感謝の気持ちでいっぱいや。

「はやてちゃんがシミジミしている今のうちに…。魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その11「早い者勝ち!!」始まりますですよ~!」

「あっ!!リイン!!それウチが今言おうと思っとったのに~!!!」

「えへへっ。言ったもん勝ちですよ~!!はやてちゃん」



その11「早い者勝ち!!」

魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その11「早い者勝ち!!」

 

それから数十分後…。

 

第97管理外世界、地球の日本のどこかにある海鳴市郊外 コテージ内

 

 

ユウ視点

 

ジュー。

 

「ユウ兄まだぁ~!!」

 

「まずかったらただじゃすまねぇ~ぞ!!」

 

「へいへい…ほらぁよっと。お~いとりあえず1回目上がったからもってけぇ~」

 

「「はっ…はい」」

 

スバルが座っているイスから立ち上がり、こっちを向きながら俺を急かす。

 

それに続いてヴィータ副隊長が席に座ったまま腕組みしながらこっちを見ながら圧力をかける。

 

俺は、中華鍋をふりつつも二人の問いかけに答え出来上がったおよそ5人前のチャーハンを皿に盛り付け持ってくよう指示する。

 

その声に答えたエリオとキャロが大皿を持っていく。俺は再びチャーハンを作り出す。

 

 

やれやれ…。

 

やっぱり足りなかったか…。

 

現在、俺は待機所にあるキッチンに立ってる。

 

とりあえず、状況の説明をすれば…夕食の準備が終わり機動六課と現地協力者の方々との友好を目的にした夕食会が始まった。

 

ああ…始まったよ!

 

でもな!初対面の連中による自己紹介タイムが終わったて1時間もしない内に現地協力者が用意してくれた食材(焼肉)はあっという間にそこをつき、姉貴が用意してくれた食材に手をつけるハメに…。

 

だが、入っていたのが業務用の冷凍チャーハンの元。

 

所謂、スーパーなんかに売っている冷凍チャーハンの業務用バージョン。

 

その量…一袋につき20人前…それがダンボールに3袋…計60人前ってことだ。

 

作り方は、ただ炒めて味付けするだけ。

 

すると…あら…どうでしょう…お店で出してるようなチャーハンの出来上がり!!

 

ってな感じだったんだが…。

 

「ほらよっと。お次!!」

 

さっきとは別の中華鍋で炒めたチャーハンを大皿に盛り付ける。

 

ちなみにこれは料理が大体出来るヤツなら問題なく作れる。

 

とは言え、現在任務継続中のため隊長陣やフォワード達にも現地協力者の方々はある意味ゲストのため

やらせるわけもいかず…結果的に俺とアルトでやるハメに…。

 

俺の目の前では3つあるファミレスなんかにある業務用のコンロがフル回転。

 

その全てでチャーハンを作っている。

 

どうやっているかといえば、両手でそれぞれの中華鍋をふる。

 

その間、空いている中華鍋については焦がさないよう注意しつつ3つの中華鍋を入れ替えしながら炒めていく。

 

味付けについては、塩コショウ…それと一緒に入っていた姉貴特性のチャーハンのタレを鍋肌からひと垂らし…。

 

といった具合にチャーハンをつくっては次のチャーハンを作り…それを繰り返してる…それも一人で…。

 

そういえば…アルトのヤツは?つーか手伝え!!!

 

 

アルト視点。

 

こっちだって忙しいんだよ!!!

 

私は空いたお皿を片付けたり、スバル達から先に確保していたお肉を守ったり、それに今出来たばかりのてのチャーハンをパクリ!ってね。

 

う~ん、おいひぃ~。

 

「「おいしいです」」

 

「なかなかやるな。だが、はやての方がこれより10倍うめぇぞ」

 

私は両手を口に両手を抑えて満面の笑みでおいしさを表現。

 

それに続いて、エリオとキャロが得意のユニゾンで感想をいい、それに続いてヴィータ副隊長は部隊長へのひいき目満載の感想が続く。

 

「う~ま~い~でぇーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

部隊長は昔あった料理漫画にでていたどっかの料理会の会長がやってたのと同じように口からビームを吐き出しつつおいしさを表現…っていうかいくらなんでも大げさですよ…部隊長。

 

とかなんと思いもう一口!パクリ!

 

「アルト。おまえは手伝いに行かなくもいいのか?」

 

げぇ!シグナム副隊長…。

 

どうやらこの状況を一番冷静に見ていたのであろうシグナム副隊長は他のメンバーに気づかれないよう自分の席を立ち、私に近づき耳元で小さな声で話かけて来た。

 

「あ…今いこうと思ってたんですよ~」

 

「そうか…ならいいのだが…」

 

私は、シグナム副隊長にその場の勢いで考えた言い訳いい席を立つ。

 

それを聞いたシグナム副隊長は、その言葉を信じてくれたらしく自分の席へと戻っていた。

 

ふぅ~危ない、危ない。

 

このままさぼっていたら副隊長のことだ。普通にレヴァンティンを抜いて切りかかってくるからなぁ~。

 

とりあえず、ユウが作っておいてあったチャーハンの入った大皿を手にしてそれをみんなの所へ持っていく。

 

「アルト、それそのままちょうだい」

 

「ちょっと、スバル。あんたまさかそれ全部一人で食べるつもりじゃなんじゃ…」

 

私の持ってきた大皿を見たスバルがそれをよこせと私に要求。

 

そして、それを見たティアナが横にいるスバルに注意する。

 

が…。

 

「うん、そうだよティア」

 

「そうだよティア…って…あんたね!!ちょっとは他の人のことも考えなさい!!」

 

ティアナの注意に対しスバルは満面の笑みでティアナの言葉をまるで聞いていないかのように答える。

 

それを聞いたティアナは、再度スバルに周りのことを考えるよう注意する。

 

でも…スバルは…

 

「だってぇ~…おいしいんだもん!!」

 

やっぱり…聞いてないね。

 

ティアナの注意をニッコリしながら受け流すスバル。

 

「開き直るなぁ~」

 

「ティア~痛いよ~ギブギブ」

 

ティアナはスバルをプロレス技で言う所のヘッドロックのスバルにかける。

 

その痛みにギブアップを宣言するスバル。

 

これってなんというか…漫才?

 

私は大皿を持ちつつ、その光景をただ呆然としながらその場に立ち尽くす。

 

「まぁ、まぁ。ウチ等はおなか一杯やからスバルが食べてもええよ」

 

「本当ですかぁ~!!」

 

そんな状況を見て八神部隊長がスバルに助け舟を出す。

 

その声に大喜びのスバル。

 

「いいんですか?八神部隊長?」

 

「うん、ええよ。それにほらまだ来るみたいやし」

 

ティアナの問いに八神部隊長はキッチンを指差す。

 

そこには、大皿に盛られたチャーハンがさらに増えていた。

 

「はい、スバル」

 

「アルト、ありがと!」

 

「アルト、こっちにも頂戴。エリオもほしがっているから」

 

「アルト~こっちもお願~い!!」

 

「アルト…こちらにも頼めるか」

 

私は持っている大皿をスバルに渡す。

 

すると、フェイト隊長、シャマル先生…それにシグナム副隊長からこっちにも大皿を持ってくるよう声がかかる。

 

「はい、は~い!ただ今~♪」

 

私は、まるでレストランのウエイトレスかのように動き回る。

 

 

はやて視点

 

「それにても本当、よく食べるねぇ~」

 

「本当。いくら食べ盛りとは言っても…」

 

スバルとエリオのそのものすごい食べっぷりをみて、すずかちゃんとアリサちゃんは唖然としながらその光景を見つめる。

 

そりゃそうやろ。

 

なんせ、5人前はあろう大皿に入ったチャーハンがものすごい勢いで消えてくんやから…。

 

スバルとエリオの前には、空になった大皿がそのものすごさを表すかのように積み上げられとる。

 

これじゃ…ユウとアルトは大変や。

 

そう考えたのはすずかちゃんも同じらしく、自分の席を立ってキッチンの中へ入っていった。

 

ウチもそれに続く。

 

「あれ?なのはちゃん?どうしたの?」

 

ウチ等がキッチンに入った所で目の前になのはちゃんが立っていた。

 

そして、すずかちゃんがウチより先に彼女に声をかける。

 

「あっ…すずかちゃんにはやてちゃん…それがね。忙しそうだったから手伝おうと思ってここに来たんだど…ユウ君が…」

 

「こういうのは、慣れっこですから大丈夫ですよ。」

 

すずかちゃんの問いかけに振り返ったなのはちゃんが答える。

 

それに、中華鍋を振りつつ、ユウがなのはちゃんに続く。

 

「慣れっこって、いったって…」

 

ユウの答えにいまいち納得がいかないすずかちゃん。

 

「ええ~っと、月村…さんでしたか。慣れっこってのは、あそこでものすごい勢いで食べる短髪の…スバルってヤツなんですが…あいつとは昔からのご近所さんでしてね。まぁ~なんというか色々あってあいつん家の飯をウチの姉貴が作ってたんですよ。でも、見てのとおりあんなに食うんですよ。それも父親意外の3人…いや今は2人か…それで、姉貴一人じゃ大変で。それで色々と手伝ってたんですよ」

 

ユウは作業を続けつつ、すずかちゃんに理由を説明する。

 

「なるほど…。それでいつもどれくらい作ってたの?」

 

ユウの説明に納得したしたすずかちゃんが質問をする…。

 

そういえば、ギンガもスバルに似てものすごぉ食べよるって言うとったし…それにあの話やとスバルのお母さんも食べよるんやね。

 

「そうですね~。一人につき大体…一食20~30人前ってところですかね?」

 

「一人20人前~30人前!!それが一食でぇ!!」

 

「はい。そんなもんです」

 

ユウの答えにただ驚くばかりのしずかちゃん。

 

っていうかこれにはウチもなのはちゃんもびっくりしたわ。

 

「それで、ユウ意外は手伝わへんかったのか?」

 

今度はウチがユウに質問する。

 

「まぁ、料理を運ぶこととかはスバルやギンガとかも手伝ってはくれましたが…ただ、料理の方は…」

 

ユウがウチの質問に答えようとしとる途中で言葉に詰まる。

 

というかウチ等の方をみてゲッ!!とした表情になっとる。

 

それに気づいたウチはそれとなく後ろ振り返る。

 

それにしても何や?この悪寒…。

 

「ユウ兄…余計なことは言わないで…」

 

ああ…なるほど…。悪寒の原因はこれか。

 

ウチの後ろでは、チャーハンの大皿とスプーンをそれぞれの手に持ち口元に米粒つけたスバルが…怒りの表情でたっとった。

 

「料理の方は?それでその続きは?」

 

「ええ~っと…何と言うか…その…」

 

どうやら、後ろのスバルに全く気づいていないすずかちゃんがユウに答えの続きを催促する。

 

その問いにどう答えていいのか困るユウ。

 

「まっ…まぁ、それぞれ色々あるってことだよ。ね!ユウ君」

 

「ええ、まぁ…そんなところです」

 

答えに困っていたになのはちゃんが助け舟をだし、それにユウが続く。

 

一方、その答えを聞いたすずかちゃんといえば…

 

「ふ~ん…そうなんだ」

 

といいつつ、いまいち納得がいってない様子だが、それぞれの事情となればそれ以上突っ込む訳にもいかない様子。

 

なんか色々と大変なんやね。ユウ…。

 

その後、ウチ等はそのユウの動きの良さに関心しつつもそのままいたら邪魔になるんで自分達の席へと戻っていった。

 

ちなみにスバルはといえば、ウチ等が戻ろうとするころには、何時の間にか自分の席にもどっとったわ…。

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は、食事シーンのみお送りいたしました。

次回は、いよいよ「銭湯準備」となります。

さて…今回は、どうしようかな?
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