魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~ 作:左近 遼
ユウ視点
「ったく…いったいいつまで待たせるんだ~」
現在俺は、温泉を一人でゆっくりとスーパー銭湯を満喫…。
その後、受付け付近のソファーで女共を待っている。
それにしても、エリオには悪いことをしたよな(笑)
「ユウ兄!お待たせ~」
とかなんとか考えていたらみんな一斉に出てきて、その代表としてスバルが俺に声をかける。
「おっせ~よ」
「ごめん、ごめん」
スバルの声に俺は遅い旨を伝えそれにスバルが答える。
「ユウさん!!どーして一人でいっちゃうんですか!!!(怒)」
俺とスバルとの会話は見たエリオが怒りの表情で俺に詰め寄ってくる。
「ああ…なんだぁ~その~いい社会勉強になっただろ(笑)」
「ユウさん!!!」
俺の答えに納得いかないエリオが声を上げる。そんな時…。
「センサーに反応!」
「クラールヴィンドにも反応がありました」
どうやら、キャロのケリュケイオンとクラールヴィントに反応が出たらしい。
「ほなら、任務開始といこうか」
八神部隊長の声と共に一斉に動き出すフォワード陣。
「ユウとアルトは現地協力者の皆さんをガードしつつ車で待機所に戻ってな」
「「了解」」
という訳で行動開始…だな。
「魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その13「緊急出動!!」…始まります」
魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その13「緊急出動!!」
海鳴郊外 山道
アルト視点
反応がでておよそ10分。
現在、ティアナ達がロストロギアを指定ポイントまで追い込んでいる。
指定ポイントでは、八神部隊長を始めとした隊長陣が結界をはりつつティアナ達の様子を見ている。
そして、私達といえば…。
「ちょ…ちょっと~!!なんでこんなところにガジェットがでてるのよーー!!!」
なぜか私達をガジェットが追いかけてきている。それも10体…しかもいつも見ている色とは違い黒。
私はその光景に驚きの声を上げる。
ちなみに現地協力者の方々には、私達が囮になるといい付近から離脱してもらっている。
「知るかーーーー!!って、いうか早く連絡入れろーーーーー!!!!」
「う…うん!こちらロングアーチ03!ロングアーチ00応答願います!!八神部隊長!!応答してください!!」
ザーーーーーーーーーーーーーー。
「ダメ!繋がらない!!」
ユウの声に部隊長に通信を繋ごうとするが、ジャミングがかかっているみたいで通信がつながらない。
「ジャミングかぁ…それに…これだけ逃げ回っているのに応援がこない…となれば、向こうも気づいていない…かぁ…ならしかたがないな」
そう私の答えに声をもらしたユウは、片手でハンドルを握り空いた手でパネルを展開しなにやら操作しだす。
「ちょ…ちょっと!!どうして車を止めるの?」
パネルの操作を終えたユウがガジェットとの間に距離を置き近くにあった公園の駐車場に車を止める。
「おまえはここで待っていろ。連中は俺が片付けてくる」
いつものユウとは違い、真剣…なんだか怖いように見えるユウが私にそう伝え車を降りようとする。
「ちょ…ちょっと待ってよ!いくらなんでも10体のガジェット相手にユウ一人でって…危ないよ!」
私は、ユウの腕をつかんで心配そうな声を上げる。
「心配すんなって。たいした事じゃない。おまえはこの車の中に入れば大丈夫だから」
ユウは私に振り向いて笑顔で答える。
「でも!!そういってあの時だって怪我したじゃない!!」
「あの時って…おまえまだ覚えていたのか?姉貴が大怪我したあのときの事…」
私は昔のことを思い出しユウに声を上げる。それを聞いたユウは静かに聞き返してくる。
「うん…ごめん…でも!!」
ユウの答えにうなずく…そして、涙目でユウに再度声を上げる。
だって…だって…。
「まったく…、心配するなって、いっているだろ。それに、すぐ戻ってくるから安心して待っていろ。大丈夫だ、この車の中じゃ問題ないから。」
ユウは、私の両肩を掴んで私を落ち着かせる。
そして、「行ってくる」と言い残し車から外へでる。
ユウが降りた後すぐに、車の周りをバリアが展開されさらにその姿を隠すための遮へいフィールドも同時に展開された。
って、いうか…なんで車にこんなものを積んでいるの?
と、そんな疑問を感じするも私は、ユウの事が心配でどうしようか悩み始める。
「よし!!これなら!!こちらロングアーチ03!ロングアーチ00!!応答して下さい!!」
私は、少し時間が経ち、意を決した私は車のコンソールから別の通信機を取って部隊長達への通信を再会した。
今の私に出来ることはこれだけだから…。
公園奥地
ユウ視点
「さてと…。この辺なら目立たないか…」
アルトが乗ったままの車を後にした俺は、追ってきていたガジェット達をこちらに誘導するかのような行動を取りながら公園の奥へと進んでいった。
どうやらこの公園…山1つが公園となっている大きな所らしく俺は黒いガジェット達を目立たない場所へと向かう。
そして、周囲を確認しつつその条件に適した場所を見つけその場所で立ちとまり声を上げた。
すると、黒いガジェット達は、すぐに俺に追いつきまるでこういった場合のセオリー通りその周囲を囲み俺の逃げ道を全て塞いだ。
ギュイーン!!ギュイーン!!
「へぇ~…。流石は、機械…。セオリー通りだね…。さてと…本当ならこういうのは、スバル達の担当なんだよな~面倒くせぇ…。けど…そうもいってらんねぇか…」
周囲を囲う黒いガジェット達は、それを警戒しながらぼやく俺を無視しながらその距離を縮める。
どうやら、単純に撃破…というより…俺を捕縛するつもりか?
…いや、俺がどう出てくるのかを警戒しつつ…って所だろうな?
それと、戦闘データを収集…って所か?
俺との距離をジリジリと縮めながら戦闘体勢を取る黒いガジェット達を警戒しながら観察していた俺は、その目的を憶測…そして…ポケットにしまってあった紅色の宝石がついたドッグタグの形をした俺のデバイスである非AI搭載型インテリジェンスデバイス…「ゲイル・ファング」を取り出す。
「しゃ~ない…。なら、見せてやるよ。ゲイル…セットアップ…」
ピカー!!
そして、俺は、そういった後ゲイル・ファングにセットアップを指示。すると、それと同時に俺の周囲を光が包み込みそれと同時にバリアジャケットが展開されドックタグだったゲイルファングが銃の形に変化。俺の左腰にあるホルダーに納まる。
「…セットアップ完了…。さて…始めるとするか…」
そういった俺は、右の腰の鞘に納まった中国の刀である「苗刀」の形をしたカートリッジ機能付きのアームドデバイス「紅」を抜きながらその戦闘を開始した。
はやて視点
「なんやて!!それは、ほんとか!!」
ウチはアルトの通信をいつも使っている回線とは別の…以前ミツキから聞かされていた緊急用の回線から受けている。
(はい!今、ユウが一人で迎撃しています!援軍を!)
「了解やいまから向かう!」
(了解!お願いします!)
アルトとの通信を終えたウチはシグナムとヴィータを引き連れユウの元へと急ぐ。
が…。
「遅かったですね…部隊長」
ウチ等が到着した時には黒いガジェットの残骸とケロッとした表情のユウが後始末をしとった…。
「一体何があったんや?」
その状況を見たウチがユウに確認を取る。
「それは、後にしてもらっていいですが?今はこの状況をなんとかしないと…なんせ結界張ってなかったんで…さっさと元に戻さないといろいろと…」
「そ…そやったな…ほな手伝うわ」
とユウの答えに納得したウチは後始末を開始した。
そして…無事がロストロギアの回収も無事に終わりウチ等は帰宅の途についた…。
機動六課隊舎内部隊長室
「お帰りなさい…お待ちしておりましたよ…部隊長(怒)」
無事ミッドに帰って来たウチを部隊長室で向かえてくれたんは、なぜか怒りの表情のグリフィス君やった。
「ぐ…グリフィス君…な…何をそんなに怒っとるんや?」
ウチの問いにグリフィス君は無言のままウチにメッセージカードを見せてきた。
「こ…これは…ウチが書いた…」
「そうです。ユウに宛てて書いたカードです」
ウチの答えにグリフィス君が確認したかのように話かけてくる。
「な…なんでグリフィス君がこれを…」
「これはですね…実は…」
ウチの質問にグリフィス君が今までの事情を説明してくれた…。
「ゆ…ユウのヤツ!!だましおったなぁ~それにグリフィス君やアルトまでー!!」
事情を聞いたウチは怒りの声を上げるが…。
「それは、部隊長があんな事考えるからですよ…さぁ…こちらでお話しましょうか…」
「いややーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
逃げようとするウチを引きづり部屋の奥へと進むグリフィス君。
その後ウチは…色んな人からお説教を受けるハメになった…。