魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~   作:左近 遼

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地上本部 オフィス


ミツキ視点

「少将。お客様です」

「了解~通して下さい…」

非番のクリスの代わりに補佐をしてくれているギンガの声に私は、書類に目を通しつつ気のない返事をする。

「どうぞ…」

「「失礼します」」

「お久しぶりです。少将」

ギンガの案内の声に続いてシャーリーとティアナが中に入ってきていつもながらの敬礼。そして挨拶。

私はその声の後に挨拶をする。

ハァ~…いつもながら面倒~。

いくら礼儀とはいえ、知り合いにまでこんなことしなきゃいけないなんて…。

”ギロッ”

と考えていたら私の横に来たギンガに睨まれちゃった(笑)

一連の挨拶を終えた私は、シャーリーとティアナを応接用のソファーへと案内。

二人は「失礼します」と言いながらソファーへと座る。

それにしてもティアナ?なんでシャーリーと一緒なの?

「確か…今日でシャーリーさんだけが来る予定だったはずじゃ…」

そんな考えをしているウチにギンガが二人の前に紅茶をおきつつシャーリーに聞いていた。

「当初の予定では、そうだったんだけど…交渉することがあってティアナのこれからのためにも今のうちから体験させとこうと思ってね?連れてきちゃったの?」

「そういえばティアナって、執務官志望だったわよね」

ギンガは私の前にコーヒーを置きつつシャーリーの答えを聞き、そして今度はティアナに話かけた。

「ええ、そうです。でも、シャーリーさん!ミツキさんに会うなら最初から教えてくれても…」

ティアナは、ギンガの問いに答えつつもどうやら私に会うことをここに来るまで教えてもらえてはいなかったようで今度はシャーリーさんにティアナが質問する。

「だってぇ~、私がティアナに話したときスバルと一緒だったでしょ?もし、そのときにミツキさんに会うってことをいったら…」

「私も行くっていいだすわよね…スバルなら…」

シャーリーの答えにギンガが続く。

「確かに…あの状況でなら…でもそれならスバルと別れた後にでも教えてくれたって…」

ティアナはまだ納得してないみたい…。

「う~ん、それはね。ティアナがギンガとミツキさんを見て果たしてどんな反応をするかなって思ってね。そのまま教えないで来たの」

ティアナの問いにシャーリーは悪戯っぽい笑顔で答える。その答えに呆れ顔のティアナ。

「それで、交渉っていっていたけどその内容をそろそろ教えてくれない?シャーリー」

「あっ、はい。では、まずはこちらをご覧下さい」

とりあえず、今回二人が来ているのが仕事がらみでしかも交渉って事だから私は仕事モードに切り替えシャーリーに話を始めるよう促し、その為に表示された画面をみる。

「これは…確かユウが海鳴で倒したって言う黒いガジェット?」

「はい。その通りです。よくご存知ですね」

「まっ、ユウが車の鍵を返しに来たときにそういうのを倒したって言ってたし」

画面を見た私は、自分の記憶から表示された物と同じ記憶があったのを確認しそれと今画面に表示されている物が同じ物かどうかをシャーリーに確認する。

それを聞いたシャーリーはなぜそれを私がそのことを知っているのか確認。そして、その問いに私はユウがそのことを言っていたことを告げる。

それを聞いたシャーリーは、なるほどと思いつつも話を続ける。

「今回ミツキさんと交渉と言うか…お願いしたい事って言うのがこれの詳しい分析をお願いしたいんです」

シャーリーが私にお願いしたい事っていうのを要約すると…

・黒いガジェットがどういう風に動いているか調べてほしい。

・実機については、本局や聖王協会に持ち帰ったその全てを持っていたため渡すことができず持っていかれる前に取ったデータのみで調べてほしい

・実機の中に「影の守護者」と言う文字があるがこれについてのデータや何か知っていることや過去の文献に載っていた力やそれについて類似するものがあればその全てを提示してほしい。

・そのデータからとった内容及び実機を持っている本局や聖王協会とのデータを照合する作業を彼等と共同作業で行ってほしい。作業する場所についてはこちら側で用意する。

・本局側の責任者はクロノ・ハラオン提督、そして聖王協会側の責任者は騎士カリム





シャーリー視点




私の説明を聞いたミツキさんは、その表情が一気に険しくなる。

それを見たギンガもまた表情が険しくなる。その一方で、ティアナはミツキさんの表情に疑問顔。

ちなみにこの条件については、八神部隊長からと言うわけではなくその上の機動六課の後見人の方から提示されたもの。

八神部隊長はこの条件に反論したが却下され、そして、その交渉には部隊長以外の人に当たらせるよう言われたとのこと。

私は、ミツキさんのその険しい表情を見ていた私は、今回の件をミツキさんに伝えるようにいった時の八神部隊長のなんとも切ない表情を思い出していた。

でも、なぜ部隊長がこの条件に反論したのか?

そして、ミツキさんとギンガがこんな表情になるかについては何も知らされてはおらず部隊長もまた、それについては教えてはくれなかった。

「そうね。データのみでの検証することについては、了承するけど…それ以外はお断りするわ」

ミツキさんはその険しい表情をくずしつつ私のお願いについて答えた。

その答えを聞いたギンガは何も言わず、ティアナはいきなり緊迫とした部屋の雰囲気に完全に飲まれていた。

「わかりました。でも、その理由を教えてはくれませんか?」

ミツキさんの答えを聞いた私はその理由について聞いてみた。

「理由…ね…でも、その前にこの話のことをはやては知っているの?」

「はい…知っています」

ミツキさんは私の質問に質問で帰して来た。その問いに私は俯きつつ答えた。

「そう…なら、断る理由はここが地上本部で私もそこに所属しているって事かな?」
さっきまで険しい表情が一気にくずれたミツキさんはその悪戯っぽい笑顔をしつつ、私に断る理由を告げた。

「わかりました。それでは、データのことについては、今日持っていきますのでお渡しします」

その答えを聞いた私もまたいつもの表情に戻し持ってきたデータを渡す。

「あれっ?こんなんでいいの?」

私からデータを受け取ったミツキさんは、私の答えに少々疑問の表情。

「はい。機動六課としては、データを検証してもらえるだけで十分ですしそれ以外のことについては六課には関係ありませんから?」

ミツキさんの問いに私はその理由をきっぱりと答える。

本当は、いい答えを引き出してほしいと後見人の方達からは言われてはいたけど下手をして協力関係自体を破棄されちゃ困るのよ、ウチとしては。

それにティアナを使うって事も一応は考えていたけど、あの険しい表情のミツキさんを見ていたらそれこそが地雷を踏む行為だって事がわかっちゃったし…。

…こういった政治的なことに巻き込みたくないんですね…ティアナとスバルを…。

そもそも私達としては、あの黒いガジェットについて事を調べたいだけだったのでそれが適えば後は私の範疇外だし。

もし!文句を言ってくるなら検証結果に「わかりません」なんて書いて送ってくるな!っての!

ちなみに、今のってここに来る前に本局の技術開発部に検証を依頼した時の結果報告の書類に書いてあったのよ。

でも、まぁ文章そのままって訳ではないんだけど。

その内容ってのが、やれ生け捕りにしたものがほしいとか、検証するには実機が足りないだの、持ち帰った残骸の損傷が激しく確認は難しいだの…。

つまり!要約したらわからないって事!!

2週間もかけてやった結果あれよ!それだけでも頭に来ているのに余計な事まで増やしてくれちゃって!

とまぁ、色々と考えながらミツキさんの顔色を伺う。

どうやら、私の答えにミツキさんも納得してくれた様子。

ちなみにこのやり取りを見ていたティアナは唖然とした表情…。

これで、ようやく私も本題に移れるんだけど…それは本編でのお楽しみに!

それでは!!「魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その15「体験」…始まります」



その15「体験」

魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その15「体験」

 

ティアナ視点

 

 

「それじゃ、ギンガお借りします。それとティアナもがんばってね」

 

「それでは、行って参ります」

 

「はい。ありがとうございますシャーリーさん」

 

「いってらっしゃ~い。終わったらそのまま108でいいからね」

 

「は~い」

 

シャーリーさんとギンガさんが部屋にいる私とミツキさんに挨拶し部屋を後にする。

 

会話順としては、シャーリーさん、ギンガさん、シャーリーさんの声に答えた私そして、次がミツキさん。最後がミツキさんの声に答えたギンガさんって順番かな?

 

んで、どうしてこうなったのかと言えば前回の話のすぐ後、前に八神部隊長が108に来たときに捜査協力のお礼として機動六課からギンガさんにデバイスを進呈するって言われていたんだって。

 

そして、今回それが完成したとのことでその出来たデバイスを説明するのにギンガさんをシャーリーさんが連れ出したって訳。

 

ちなみにそのデバイスのメンテナンスについては、ミツキさんがやるらしくさっきまでシャーリーさんとあれやこれややっていたわよ。

 

それで、なんで私が残っているかと言えばこれからミツキさんが執務官の仕事で何箇所か回らなければならなくて私にミツキさんが「ついて来る?」って誘ってくれたの。

 

でも、この後の仕事のことやらどうしようか考えていたらシャーリーさんが

 

「行って来なさいよ!いい経験になるから。それと、この後のことは心配しなくていいからね?六課には、私が連絡入れとくから」

 

と言ってくれたので、私はその誘いを受けた…でもね…。

 

「ねぇ、ティアナ?ひとつ聞いてもいいかな?」

 

「なんですか?ミツキさん」

 

シャーリーさん達と別れてからおよそ20分くらい。

 

私とミツキさんは地上本部を後にし、現在ミツキさんの車で移動中。

 

そんな時だ、運転するミツキさんから私に質問があると言われそれが何か確認したところ

 

「あのね、なんで今日いつもより化粧濃いの?」

 

ざわっ、ざわっ…

 

「えっ?それがどうしたんですか?」

 

ミツキさんの質問に動揺しつつも私は、なぜそんなことを聞くのか確認する。

 

「だってさ、いつものティアならノーメイクに近いはずだったのに今日に限ってなぜかしっかりとメイクしているててさ、それに目の周りが特に念入りにしているみたいだったから何か無茶でもしてるんじゃないかな?って思ってね」

 

ざわっ、ざわっ…。

 

う…嘘…でしょ…。

 

「どうしたの?ティア。なんだかオバケでも見るような顔をして…さてはまさかっ!!」

 

私の動揺した表情にミツキさんは何に気づいたらしい…。

 

逃げたい…でも…今は車の中…逃げられない…

 

 

ミツキの車車内

 

ミツキ視点

 

「…まったく…。今から補佐官の勉強をしなきゃいけないのはわかるけど、そのために寝不足になってそれがバレないためにするためにいつもより厚化粧するなんて…。勝手に特訓でも始めたんじゃないかって心配したじゃない?」

 

「すいません」

 

ティアナからその話を聞いた私は、呆れたような声をあげその後ションボリした様子の彼女を横目に運転を続けていた。

 

「まっ、やり過ぎないようにね?訓練とかに影響すると高町さん辺りから「お話」がくるかもしれないから?」

 

「わかりました。そういえば、これから具体的にはどうするおつもりなんですか?」

 

そんな様子を見た私は、それ以上注意するのを辞め程ほどにするよう告げた。

 

すると、彼女はそれを了承。いつもの調子に戻り今後の予定を聞いてきた。

 

「そうね?出し忘れていた書類の提出とか…。後は、近隣の部隊によってあれこれ確認するてんとか…後は、ティアナから六課の様子とかを聞く事くらいかな?」

 

「出し忘れって…(期日は、過ぎてないから大丈夫よ?ただ、この間、司法局に行った時に出し忘れていただけよ?)…そうなんですか…。それで、私はそれ付いて行くって事ですか?」

 

彼女の声に私は、考えていた予定を話す。

 

すると、それに疑問を感じた彼女は、少し呆れた様子になるもその後の私の説明を聞き納得した様子で自身について聞いてきた。

 

「まぁ、そんな事。実際に書類を作るとかについては、この間はやてに会った時の話じゃ…六課終盤にでもハラオウン執務官がやるっていっていたから今日は体験…というより見学の方が多いかな?ただ、地上本部と本局じゃそのやり方も提出する書類とかも違ってくるからそこの所は頭においておいてね?」

 

「はい…。でも、私は、補佐官に受かってもフェイト隊長ではなくミツキさんに…」

 

私の説明に対しティアナは、自身の本来の希望を言おうとする。

 

でも、その途中で私はその話を止めた。

 

「ストップ。その件については、ハラオウン執務官も貴方の事を注目しているしそれにまだ補佐官の試験をクリアーしていないし…まずは、試験を突破してからね?全ては、そこからって事で?ね♪」

 

「…わかりました」

 

私の説明に対し、彼女は渋々といった様子でそれを了承。

 

その声を聞いた私は、最初の目的地へと車を向けた。

 

聖王協会  カリムの執務室

 

 

リンディ視点

 

 

「そうですか…やはりデータの解析以外断ってきましたか…」

 

私とクロノは現在聖王協会の騎士カリムの執務室にてミツキさんとの交渉をしたシャーリーからの報告を聞いた後、今後の対策について話合っている。

 

その報告書をみたカリムは、”やはりこうきたか”という表情をしながらこちらを視線を向けた。

 

「ええ。その理由が、自分が地上本部の人間だからだそうです。相変わらず、こちらの意図をまるで理解しようとしない!」

 

その視線を受けたクロノは、ミツキさんが断ってきた理由とこちらの意図を気づこうともしないミツキさんに腹を立てながらカリム方を見ながらカリムの問いに答えた。

 

「まぁ、今回の条件についてはいささか強引でした…」

 

「ですが、例の黒いガジェットの残骸に記載してあった「影の守護者」との記載があった以上…このままでは…」

 

クロノの話を受けたカリムは、今回ミツキさんに提示した条件が強引だったと反省の色を浮かべながらその声に答える。

 

それを聞いたクロノは、六課から回収した黒いガジェットの残骸から「影の守護者」の文字が出てきたことを上げ今回の条件の正当性をカリムに告げる。

 

そもそも、なぜ今回こんな条件をミツキさんに提示したかと言えば、元々影の守護者については聖王協会だけではなく本局の上層部でも興味を示している人達が多い。

 

そして、その大半はそれを今後の自分たちのために利用…もしくは、それを手柄に昇進しようと考えている輩がほとんど…。

 

私たちとしては、そういった輩から彼女を守るためにも…そして、影の守護者ではないか?との噂も出ているミツキさんにその真相を確かめるために多少強引な手段であったがあんな条件を提示した。

 

でも、最初は交渉担当していたはやてにそれを伝え、そして、必要ならば彼女の家族も同然であるスバル・ナカジマ、ティアナ・ランスター両二等陸士、ユウ・サエグサ一等陸士にも彼女の説得に当たらせるよう伝えた。

 

でも…私たちの話を聞いたはやては…

 

「後見人の皆様方の考えはわかります…でも…これをミツキに見せる事、そしてスバル達にミツキの説得に当たらせるなんて…ウチには出来ません!だって、こんな事をもししたら折角うち等を信じて…「六課ならスバル達が抱いた目標をかなえる近道に…そして、それをまっすぐに導いてくれる隊長陣がおる機動六課ならっ大丈夫でしょ?」って、

言ってくれてスバル達を預けてくれて、それに少将として協力までしてもらってるミツキに申し訳が立ちません!!」

 

と言って交渉するのを拒否。私達もはやてを説得したがうまくいかず、結局はやてに自分以外の者に交渉させるよう命令した。その命令をはやては渋々了承した。

 

そして、後日はやてから話を聞いたシャーリーが、私達がいい答えを引き出してほしい…と伝えるがシャーリーからは、

 

「最初の条件以外は難しいかもしれません」

 

と言われたがそれについては、最低限の答えとしてという前置きをしてそれでも構わない旨を伝えて交渉してもらった。

 

「リンディ統括官はどう思われていますか?」

 

二人の話を黙って聞いていた私にカリムが意見を求めてきた。

 

「そうですね…とりあえずは、これ以上の回答は正直厳しいでしょうから…」

 

「何を言ってるんです!統括官!!いつまであいつにでかい顔をさせて置くんですか!!いっそのこと六課にいるあいつの弟やら、近親者にあいつを説得させるよう命令すれば…」

 

カリムの問いに私が答えようとしたら、クロノが強行案を提示。

 

「クロノ提督…そんなことを言っているから、彼女にこんな恥ずかしい写真を取られるんですよ?」

 

その案を聞いた私は、それがどんな結果になるかがすぐにわかりクロノに1枚の写真を見せる。

 

「とっ!!…統括官!!…まだそれを持っていたのですか!!」

 

私が見せた写真を見たクロノは顔を赤くし座っていた席から慌てた様子で立ち上がる。

 

「??それは一体…??」

 

その光景をみたカリムが、それが一体どういった内容なのか私に聞いてきた。

 

「これはね、その昔、クロノがミツキさんに撮られたぁ、失禁写真でぇ~す♪」

 

「母さん!!それだけは勘弁してください!」

 

私は笑みを浮かべながらカリムに写真内容を説明。それを見たクロノは慌ててその写真を私からとりあげようとした。

 

詳しく話をすると、その昔管理外世界地球で起こった所謂「闇の書事件」の後始末をしている時に地球のとある諜報機関にそのことがバレみたいで海鳴に調査員を派遣してきたの。

 

そして、それをなのはちゃんのお兄さんである高町恭也君が叩きのめしちゃって。

 

それを聞いたその当時執務官であったクロノがそれに介入してその事自体をなしにしちゃったのよ。

 

でも、実を言うとその諜報機関と管理局で交渉をしていたらしくそれによればその諜報機関は、「闇の書」と言う”書物”に興味があったらしく管理局側としては、事件の際闇の書は消滅したという風に説明したんだけど納得してくれなかったんだって。

 

それである程度一定の期間を決めて海鳴を管理局の人間の立会いを条件の元、その機関が調査することで折り合いをつけたみたいなの。

 

その立会人というのが当時クロノと同じ執務官として前線で活躍していたミツキさん。

 

その期間内にクロノが、ミツキさんに確認をとらずにそれをやっちゃったもんだからさあ大変!!

 

諜報機関とも交渉していたミツキさんにとっては、闇の書自体はやての体内に解けてしまって見つけることが出来るわけもない事を知っていたし。

 

それに、闇の書事件の関係者だったなのはちゃんとフェイトは別の任務に協力してもらうよう都合をつけて地球から離れてもらっていたし、はやて達も管理局で拘束して取り調べとかしてたし…。何も起こらず終わるって考えていたところにこれだから…そうとう大変だったみたい…。

 

それで、だれがそんなことをしたのかミツキさんが調べているときにクロノと遭遇…ミツキさんはクロノと恭也君をフルボッコにしたったの。

 

そして、これ以上余計なことをさせないために叩きのめした2人の失禁姿を写真をとったんだって。

 

ちなみにはやて達八神家のみんなにはその件については伝えないことをミツキさんとの間でそれについては同意しているの。

 

だって、闇の書事件にその事自体あまり関係しないしそれをしったらはやて達に変な責任感を押し付けかねないからね。

 

クロノもその事については、同意してくれている。

 

それでその際、クロノはそのときミツキさんの恐ろしさにどうやら本気で失禁していたみたいで写真には、木に寄りかかり足を伸ばした状態で地面に座っていたクロノ腰のあたりに水溜りが出来ている様子が写っている。

 

私がこの写真をどうやって手に入れたかいえばミツキさんが私のところに怒鳴りつけてきた際もらったの。

 

ミツキさんとはそれが最初…それから私達に近づきたい連中がミツキさんに情報を提示するよう協力を要請するようになり…彼女が拒否すれば、それが脅迫にかわり…そして、それが近親者の誘拐未遂事件に発展。

 

挙句の果てには、彼女に対し性的暴行事件を起こす輩まで…それも彼女が病気を持っている事を利用して…。

 

私達がそれを知って何度も誤りにも行った…。

 

なぜそんな事をしたかと言えば、それをした人間は少なからず私達の関係者だったためだ。

 

そして、それをした人間を厳重に処罰もした。

 

それは、同じ女性として…そして、同じ子供を育てる立場としてそれを行った連中が私は許せなかったから。

 

そして、そんな状況が続く中で私と彼女との間で共通点を見つけることが出来今では普通に会話してくれるまでに改善したのよ。でも、クロノとは相変わらずみたい…。

 

それは、彼女はこういった政治的なことに自分の近親者…つまりナカジマ三佐の2人の娘さん、ティアナ・ランスターさんそして、彼女の弟であるユウ・サエグサ一君をこういった事に巻き込みたくない事。

 

そして、私も自分の子供であるクロノとフェイトにはあまりこういうのには関わってほしくわないと思っている。

 

でも、そんな私達の思いをよそに私は、クロノでミツキさんは弟のユウ君ナカジマ三佐の娘のギンガさんがそれぞれの考えでこういう事に関係してきている。

 

そんな今の状況を今でもたまに連絡を取ってはお互いにボヤいているのよ。でも、それはあくまでもプライベートでね?仕事は別よ。それは彼女も同じみたい。

 

ちなみに、私はフェイトでミツキさんはスバルさんとティアナさんは辛うじてこういったことに関与させてはいない。

 

とまぁ、今までこんなことがあった事を説明した私は、写真を見つつ顔を赤らめているカリムとその写真を見られた事に頭を抱えるクロノに対し、自分の意見を述べる。

 

「とりあえず、現状としてはやてから今の状況を彼女に伝えてもらうことに。そして、後は彼女からの分析の結果を聞いてからにしましょう。まずは、例の黒いガジェットがなぜこっちのセンサーに反応しなかったのかを一刻も早く解明しないと…もし、あれがミッドに現れでもしたら大変な自体になるかもしれません。ですので、クロノ提督の案については現状の六課との協力関係を優先としたいので却下したいのですがよろしいでしょうか」

 

私の回答にカリムは同意を示し、クロノは自分の案が却下されたとこを不服に思うのか渋々同意してくれた。

 

そして、その後今後の六課の方針について話し合い結論とこちらで確認できているミツキさんに対しての情報を彼女に伝えるようはやてに私から伝えた。

 

私の話を聞いたはやては、

 

「わかりました。その旨を私のほうからミツキに伝えます。それとわがまま言ってすいませんでした」

 

と言い画面の向こうで私に頭を下げる。

 

「いいのよ。私もはやてと同じ立場なら同じ事をしただろうし、今回はこっちがかなり強引に事を進めようとしただけだから」

 

私はそう言いつつはやてに頭を上げるよう促す。

 

そして、私から彼女に今回の件についてお詫びの連絡を入れるがはやての方からも私達が詫びていた旨をつたえてもらうよう頼み通信を終えた。

 

ミツキ視点

 

「はい到着!さっ!降りた降りた」

 

「あの~ここって…」

 

車を駐車スペースに止めた私は、助手席にいるティアナを降りるよう促す。

 

私の声に車を降りて辺りを確認したティアナは、見たことのあるその風景に確認するかのような声を上げる。

 

「何度か来た事あるでしょ?この訓練スペース」

 

私がティアナを連れてきた場所、ここは管理局が一般の魔導士にも開放している訓練スペースでミッドの中じゃ中規模クラスのところ。

 

管理局が管理するする世界では、こういった施設がいくつもあってここでは魔力なしの人でも魔法を疑似体験する事とかもできる。

 

ちなみに局員であればここの利用は無料。

 

中にあるのは、本格的に魔法の訓練が出来るスペースからゲーム感覚で楽しめるものまであり一種の娯楽スペースでもある。

 

なぜこんなスペースを用意しているかといえば、魔法への悪いイメージへの改善のためと優秀な魔導士を発掘するためなの。

 

万年人材不足の管理局にとって、優秀な魔導士をいかに確保するかってことが最重要課題でもあってね。

 

それを容易にするためにここにある魔力なしの人が利用出来るゲームの中にリンカーコアがあるかどうかってのを調べることが出来る機械がついていているの。

 

それで、ゲームをしている間にそれを調べてコアがあるようならその人をスカウトするために人材を派遣するって訳。

 

けどまぁ、スカウトするのは早いもん勝ちって事にことになってるらしくて、本局と地上本部のそれぞれの部署ごとに独自に開発したゲームをこういったスペースに置いてるから場所によっては、魔導士ようの場所が一切ないところまであるのよ。

 

ちなみに今流行ってるのは…。

 

「ミツキさん準備できました」

 

とまぁ、説明しているうちにティアナの準備が出来ちゃった見たいだからまた後でね。

 

「それじゃ、始めるわよ。スタート!」

 

ティアナはバリアジャッケットで小さな部屋(ブース)の中にいる。そして「開始」の文字が表示され中にあるシュミレーターが起動する。それと同時にブース四隅にあるシューターから魔力弾は次々と発射されティアナに襲い掛かる。

 

ティアナにやってもらっているのが、簡単に言えば四隅から出てくる魔力弾を時間内にいくつ落とせるかというもの。魔力の設定は非殺傷設定で1発や2発当たっても大したダメージは受けないようにはなっているが複数を受けるとそれなりのダメージをうけてしまう事に。

 

ティアナはそれを普段使っているクロスミラージュではなくミツキが用意したガンデバイスを使って行っている。(アンカーガンに似たものと考えてもらえればわかりやすいだろう)

 

バシュ!バシュ!

 

ティアナは襲い掛かる魔力弾を手に持ったデバイスから魔力弾を発射し次々と打ち落としていく。

 

ミツキは手にティアナから預かっているクロスミラージュを持ちつつ、ティアナが入っているブースの外からそれを見つめている。

 

ビーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

それからおよそ20分。機械的な音と共に肩で息をするティアナの前に「終了」文字が表示される。

 

「おつかれさん」

 

ブースから出てきたティアナにタオルを渡しつつ声をかけるミツキ。

 

「ハァハァ…あ…ありがとうございます」

 

ミツキからタオルを受け取りその汗を拭う。

 

「それで…結果は?」

 

「前来たよりもよくなってるわよ、ほら!」

 

汗を拭いつつ結果を気にしているティアナに結果を見せる。

 

その結果に驚きの表情のティアナ。

 

どうして、ティアナにこんなことさせたかと言えば、どうも強くなってるかどうか疑問に思っているティアナに自信をつけさせたかったのよ。

 

ここには以前から何度か来ていて、射撃魔法やら色々と私がアドバイスとかしてたの。

 

その際のスコアとかも登録してあったから前の自分と比べてどれだけ強くなっているのか確認してもらうためにこんなことをやらせたって訳。

 

でも、どうしてクロスミラージュを使わせなかったかというといいスコアをだしてもクロスミラージュのおかげなんて言わせないため。

 

ちなみに今回のスコアは今までの中でダントツの最高スコア!

 

「すごいじゃない!ティア!」

 

「あ…はい…でも、今回ここまでできたのがミツキさんが用意してくれたこのデバイスおかげですよ」

 

そのスコアを見た私は、大喜びでティアナに話かける。

 

その問いかけにティアナはこちらの思惑を裏切るかのような答えを言って来た。

 

そうきたか…なら!

 

「それいじゃ、この映像でも見てみようか?」

 

といい、ティアナの射撃姿勢なんかが表示された画面を使ってどこが良くなったのかを具体的に説明。

 

それと同時に訓練を担当している人が毎日よく見て一生懸命に教えないとこんなに急にうまくならない旨を伝えた。でも、その割には随分わかりづらい訓練をしているのでティアナの今回の行動もその辺をうまくやればよかったのにね…とティアナのせいだけはない事は付け加えておいた。

 

私の話を聞いたティアナは、一応に納得してくれたみたいで話が終わった後はなんだかスッキリとしと表情に変わっていた。

 

どうやら、あの手紙だけでも納得してはいなかったみたい…。

 

やっぱり、あの子の言う通りだったね?

 

と、心の中でそう呟きながら彼女を六課まで送り届けた。

 

ちなみにさっき言い忘れていた今人気のゲームって言うのが…機動六課採用試験!!っていう機動六課に入るための採用試験を疑似体験できるゲーム。

 

で、人気の理由がそのゲームの中で六課メンバーであるはやてを始めとした隊長陣がゲーム中の色んなところで出てきて対戦したり共同でミッションをしたりするってのがウケてるんだって。

 

それとある一定の条件をクリアーすると隊長陣のお宝画像(水着、パジャマ姿等など)なんかが表示されるみたい…。

 

まっ…はやてがやりそうな事だけど…。

 

 

数日後~

 

「あっ…はい!もしもし!スバル?それでどうだった?」

 

私は108の技術開発室にあるオフィスでスバルからの連絡を受けていた。

 

(うん!ミツ姉のおかげでうまくいったよ~!!)

 

「何言っているのよ?今回の件はそもそもあんたが言い出したことでしょ!」

 

(まぁ…そうなんだけど…でも、ミツ姉のおかげでティアも元気なったみたいだし!それにあれ以来早朝訓練もしなくなってティアの顔色とかもよくなっているし…)

 

実を言うと今回の件はスバルから以前に相談されていたの。

 

前回の手紙以降、まだ納得していなかったみたいで猛勉強を始めたのに気づいた私の所にスバルが相談してきたの?

 

それで、スバルから大体の内容を聞いた私が今回のことを計画。

 

そして、それを今日実行したって訳。

 

ちなみにはやて達はこのことをしらないのよ/

 

でもまぁ、こっちが動き出す前に余計な事をされちゃこまるから事前にユウには話はしてあって情報は常にこっちには流れてきてはいたんだけど。

 

(あっ…やば!こっちにティアがきそうだからそろそろ切るね)

 

「わかったよ。また今度連絡ちょうだい」

 

(うん!また!)

 

プツン!

 

どうやらまだティアナにネタ晴らしはしていないようで、ティアナがくる気配を感じたスバルが通信を切る旨を伝えてきたので私はそれを了承し通信がきれた。

 

ふぅ~…。

 

私はオフィスの机に置いてあったコーヒーを持って今ごろどうなってるかな?って思いつつ起動六課があるであろう方角をそこにある窓からその外を眺めていた。

 




ココ最近は、以前使った話をベースに少し修正した話をお送りしております。

ですから、更新が早い早い(笑)

これから当分続きますので、お付き合いください。

では…また…。
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