魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~   作:左近 遼

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フラナガン郊外 機動六課隊舎内部隊長室


ユウ視点

「あかんーーーーーーーーーー!! 最悪やーーー!!」

「えーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「そんなーーーーーー!!はやてちゃん!!なんとかなんないのーーー!!(泣)」

「なのは隊長…やっぱり…ご自分でなんとかするしか…」

あのパーティが終わってから数日後…。

今、機動六課では部隊長の元に入った地上本部からの査察…その対策のためにバレちゃまずいものなんかを隠す作業で大混乱。

特に、今まで部隊長の暗黙の了解によりこっそりやってきた干物の製造販売やら余った資材を使っての自分達の趣味への投資をしていた整備部…。

そして、何より部隊長自身…個人的な予算の使い込みがありそれがバレれば部隊存続の危機にも成りかねないとの事で部隊長の大号令と共に現在…それをなんとかバレないようにしている最中で俺もそれに巻き込まれ大忙。

そんな中、いきなり部隊長に呼び出されて部隊長室の前に来たんだが…。

「なんだぁ?この大騒ぎわ?…失礼しま…」

「ゆ…ユウ兄ぃ~!!大変なんだよーーーーー!!」

「ユ~ウ~!!ウチを助けて~な~!!(泣)」

「ユウ君~!!なんとかしてぇーーーーーー!!(泣)」

「な…なんだぁ?」

部隊長室に入った俺を見た部隊長達は、それを見るや否や俺に泣きついて来た。

その行動に対し俺は、頭の中が混乱し声を上げる。

尚、今の会話順は部隊長、スバル、なのは隊長に俺…の順な。

「な…なぁ?こりゃ…いったい?」

「ユウ!!今はあんただけが頼りや!!ウチのピンチをなんとかしてぇ~な!!(泣)」

「ユウ君!!私の頼みを聞いてぇ~(泣)」

「ユウ兄!!私の話を聞いてよぉ~!!」

俺がスバル達に話を聞こうとするが当の本人達は、それをまったく聞かずワイのワイのと自分の言いたい事だけを言って来た。

その状況に混乱したままの俺は、ティアナに助けを求めようと彼女に視線を向けた。

「助けないわよ。せいぜい頑張ってねぇ~あ~いい気持ち…」

だが、ティアナはそうイヤミを言い俺の方に手を振りながらその状況を楽しんでいた。

ティアナ…てめぇ…(プチッ!!)

「おい…お前等…少しは落着けぇーーー!!」

「「ひぃーーーーーーーーー!!」」

「ユウ兄が怒ったーーーーーーーーー!!」

「ユウがキレた…珍しい…」

ティアナの態度を見た俺は、頭の中で何かがキレたみたいでその怒りをそのまま爆発させる。

それを見た部隊長となのは隊長は、悲鳴をあげスバルは恐怖に慄き声を上げる。

そして、ティアナは俺が、キレた事がよっぽど珍しかったんだろうな?驚いていたよ。


それから10分後…。

「はぁ~~~!?姉貴に連絡が取れない?」

「そうなんよ~?今までは普通に連絡が取れたんやけどここに急に…」

落ち着きを取り戻した俺達は、部隊長からその訳を聞いた。

それを聞いた俺は、疑問の声をあげ部隊長が自分の席で頬杖をつきながらそれに答える。

「それはそれとして、なんで姉貴に連絡を取らなきゃいけないんだ?」

「ああ…それはな…。ウチは、例の査察のためにミツキに相談したくて…。そんでもって、なのはちゃんがヴィヴィオについてなんでもミツキに相談したいって事なんやけど…そんでスバルにティアナは…なんやったっけ?」

「ああ…私達は、ミツキさんに…」

「ミツ姉に…というかナリアちゃんの連絡先を教えてもらいたくて…この間、聞きそびれちゃったんだよね…」

「そんなに大騒ぎする事じゃねぇだろ?スバル?(ジトー)」

「その…つい…その場のノリで…あはっ…アハハハハ…(照)」

俺の問いかけに部隊長が自分の理由となのは隊長の理由を答えそして、スバルとティアナが自分達の理由を答える。

部隊長となのは隊長の理由はともかくとして…スバルとティアナの理由を聞いた俺は、その理由に呆れながらスバルに聞き返しそれを聞いたスバルは照れながらその訳を話した。

「それにしても姉貴に連絡が取れないなんて…(ピポパ)…「は~い!!ミツキです!!ごめんなさい。今通信にでれません。…ピッーって音の後にメッセージを…」(ピッ!)あれ?留守電…んじゃこっち…(ピポパ)「は~いミツキ…」これも留守電…なら!!(ピポパポ)「は~い!!…」(ピッ!!)本当だ…つながんねぇ…」

「ウチもミツキの知ってる連絡先全部試したんやけど…その全てが留守電で…それにノアにもつながらへんのや」

「それにギン姉や父さんも連絡が取れないみたいで…で…でも!誰かに誘拐されたとかじゃなくってファントムの本部って所にいるみたいなんだ…」

「そんで、ウチがミオちゃんにも聞いてみたんだけど…なんでも仕事が忙しいみたいで連絡が出来ないんやと…」

「それにミオちゃんもナリアの連絡先…知らないんだって…」

部隊長達の話を聞いた俺は、自分の端末を取り出し俺が知る限りの姉貴の連絡先に連絡した。

だが、その全てが留守番電話になっていてそれを見た部隊長が自分も同じ事をした事をつげその後にスバル、部隊長、ティアナの順でその経緯が説明された。

「そうか…ともなれば姉貴に直接会うしかねぇが…あ~あ…こんな時にナリアでも来てくれたらなぁ~」

「そんな…ご都合主義じゃないんだから…そんな事…ある訳が…」

プシュー。

「失礼しま~す!!部隊長!!お客様です」

「こんちわ~!!…ってあれ?どうしたんですか?皆さん…何かあったんですか?」

「あっ…アルト…それにナリアちゃん!!」

「な…ナリア!!」

「嘘…」

「はい?」

俺は、腕組みをしながら次の手段を模索しながらボヤいて所アルトがナリアを連れて部隊長室に入ってきた。

それを見たスバルと部隊長は、いきなりのナリアの登場に驚きの声をあげティアナは一度俺のボヤきを否定していたためその驚きは人一倍であった。

そんな状況を見たナリアは、疑問の声を上げていた。

んでも…ナリアのヤツ…なんで地上本部の制服着てんだ?

確か…あいつ…管理局の仕事には、確か関われなかったんじゃ…?

魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その29「査察」始まります。




その29「査察」

魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その29「査察」

 

機動六課隊舎内 部隊長室

 

 

ナリア視点

 

「姫に連絡…ですか?」

 

「そうや…なんとかならんやろうか?ナリア…」

 

「でもなんで姫に…」

 

「それはな…実は…」

 

私が八神部隊長を尋ねて機動六課に来てアルトさんに案内されて、その部屋の応接スペースにある椅子に座ってすぐに八神部隊長からいきなり姫に連絡が取れないか?と聞かれた。

 

その話に疑問の声をあげる私に八神部隊長が、その理由を教えてくれた。

 

「そうでしたか…それで、今回ここに来た理由と言うのが実は…その事についてなんです。」

 

「いったいどういう事や?」

 

八神部隊長からその理由を教えてもらった私は、今回ここに来た理由がその事についてである事を告げた。

 

それを聞いた八神部隊長は、その理由を私に聞いてきた。

 

今回、なぜ姫とノアさんに連絡が取れなくなったと言えば…。

 

それは、地上本部のレジアス中将が今回の機動六課への査察にもし姫が関与するなら厳重に処分すると言う情報が舞い込んできたきたと事に端を発する。

 

この情報を知った副指令とミオさんの父親でファントムの最大のスポンサーであるメイファ財団の総帥であるタキゾウ・メイファさんは、レジアス中将と姫との関係を悪化させないよう副司令に指示。

 

そして、副司令がミオさんに姫とノアさんそれに私の通信回線を非常時以外閉じるよう指示しこうなった。

 

本来なら、連絡を取らないよう姫や私達に言えば済むんだけど…姫…そう言われても聞く耳を持ってくれなくて…。

 

「それで、あの鉄仮面…もといケイン副司令が強行手段をとったって訳やな…」

 

「はい…その通りです」

 

「それにしても…その情報本当なのか?俺にはあの中将が姉貴にそんな事…言うなんてな…どうも…」

 

「私もユウと同じよ。だって、確かミツキさんとレジアス中将って相当仲が良くてその信頼関係もかなりなもんなハズよ?」

 

「うんうん」

 

私の話を聞いた八神部隊長は、腕組みをしながら私の話をまとめ私はそれで間違いない事を告げた。

 

そのやり取りを見ていたユウさんにティアナさんが疑問の声をがえその声にスバルさんも大きく頷きながら自分も同じ考えである事を示していた。

 

「私も…最初はそう思いました。ですが…今の情報源というのが…レジアス中将の娘さんでその補佐官の…オーリス・ゲイツ陸上三佐なんです…」

 

「お…オーリス三佐やと!!」

 

「あの…お嬢が?…どうやらこりゃマジな話らしいな…」

 

ユウさんとティアナさんの疑問に対し私は、その情報源がオーリス三佐である事を告げその声に八神部隊長が驚きの声をあげその一方でユウさんは、やれやれと言った様子でその情報が本当である事に納得していた。

 

「はい…オーリス三佐は、レジアス中将にそう直接指示された後姫に連絡したそうなんですが直接連絡が取れなかったみたいで…それで、ナカジマ三佐にウチの相談役…それにタキゾウさんに今回の事を告げそれの対処するようお願いしたみたいなんです。どうやら、オーリス三佐も…姫と中将との仲を悪くしたくないみたいです…」

 

「そりゃ、そうだろ…なんせレジアス中将はミツキとユウにとっちゃ命の恩人みたいなもんだしレジアス中将もミツキに色々と助けてもらっていたしなぁ~」

 

「ヴァイス陸曹!!」

 

「ヴァイス君…いったいどうしてここに…」

 

私は、皆さんのが落ちつた所でその詳細な内容を話し始めた。

 

そして、その話が終わった所でその部屋にヴァイス陸曹が何かのファイルを持って現れた。

 

そのいいタイミングでの登場にアルトさんは驚きそして、高町隊長がここに来た理由を彼に確認していた。

 

「いや~ヘリの補給物資を頼みたくて部隊長にその許可を貰おうと思ってここに来たんですが…部隊長室に来て見たらナリアの話をみんなが真剣な顔して聞いてるもんだから…こう入った方がインパクトあるかな?っと思いまして」

 

「インパクト抜群やったわ…ヴァイス君」

 

「そりゃどうも…部隊長」

 

高町隊長にヴァイス陸曹は、手で自分の頭をかきながらその理由に答え八神部隊長は、その理由の最後部分にあきれながらその感想を述べヴァイス陸曹がそれに答えていた。

 

「それはそれとして…なんで中将が俺と姉貴の命の恩人みたいなもんなんだ?」

 

八神部隊長とヴァイス陸曹のやり取りを見ていたユウさんは「そんな話聞いたことがない」と言ったような表情でヴァイス陸曹に詳しい話を聞こうとしていた。

 

「なんだ?ミツキから聞いてねぇのか?ったく…あいつは…。まぁいい、お前とミツキが当時いた施設が襲撃された時、その情報をレジアス中将がいち早く入手して当時地上本部でゼスト隊の分隊長をしていたゼスト隊長にその施設の関係者の救出を命令。そして、その分隊にいたスバルの母さんのクイント・ナカジマとこの間ミツキ達が保護したルーテシア・アルピーノの母親であるメガーヌ・アルピーノそして、当時休暇で近くを訪れていたティアナの兄…ティーダ・ランスターがミツキとユウを救出したって訳。そんでもって、オーリスとミツキが友達になるよう仕向けたのもレジアス中将だって話だぜ」

 

「へぇ~母さんが…ミツ姉とユウ兄を助けたんだ…」

 

「兄さんも…そうだったんだ…」

 

「なるほど…そう言う事か…」

 

「そう言う事」

 

ユウさんの話に姫から話を聞いていない事を確認したヴァイス陸曹は、ユウさんと姫が管理局に保護された時の事を話始めそれを聞いたスバルさんとティアナさんは、驚いてきユウさんは納得し声をあげその声にヴァイス陸曹がそれに答える。

 

「ちなみに~!!ヴァイス陸曹と先輩が知り合うきっかけってのは…ヴァイス陸曹がオーリスさんをレジアス中将の娘だと知らずにナンパした事がきっかけでぇ~その事でぇヴァイス陸曹は、オーリス三佐に逆らえないそうでぇ~す!!」

 

「アルト!!てめぇ!!余計な事を言うな!!(ポカッ!)」

 

「痛ったぁ~い!!いきなり殴らないで下さい!!」

 

その後、アルトさんがヴァイス陸曹と姫がどうして知り合いになったのかの理由を言いそれを聞いたヴァイス陸曹がどうやら彼にとってはその事が余計な一言だったらしくアルトさんの頭を殴りつけそれに対しアルトさんは頭を手で抑え涙目になりながらヴァイス陸曹に文句を言っていた。

 

「そうなると…まいったな~査察が入る前にミツキにチェックでもしてもらおうと思ったんやけど…」

 

「私も…ヴィヴィオ…私がいなくなるとすぐに泣き出しちゃうから…その事を相談しようと思ってたんだけど…」

 

「う~ん…高町隊長の方は、査察が終われば通信回線ももとに戻すとの事なんで査察の後という事であればなんとかなりますが…八神部隊長の方は…」

 

「それにしてもナリアちゃん?なんで地上本部の制服着てるの?確か…ナリアちゃんって管理局に所属してなかったんじゃ…」

 

大方の話が終わった所で八神部隊長と高町隊長がそれぞれ姫に連絡が取りたかった理由を言いそれに私が答えた所でスバルさんが私の格好を見て質問してきた。

 

「あっ!?これはですね…姫が通信出来なくなってそれに今ファントム本部にある姫の執務室に缶詰状態になってて、その他の業務…特に陸士108部隊の技術開発室の業務が滞ってしまいまして…それで私がその代理としてギンガさんに制服をお借りして色々と回っているんです。でも…本当は私…今日お休みで…これも…ボランティアなんです…副司令の指示で…」

 

「ナリアちゃんも色々と大変なんだね…」

 

「あっ…でも、ナカジマ三佐がそれを聞いて臨時のアルバイトとして雇ってくれたんで問題はないんですけど…」

 

「それやーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

「ぶ…部隊長…いったいどうされたんですか…」

 

「びっくりした~」

 

スバルさんの質問に私は、憂鬱な顔をしながら答えたらそれをみたアルトさんがなんだか可愛そうな顔をしながらその感想を言いそれを聞いた私は、ナカジマ三佐が助け舟を出してくれたくれたことを説明した所で八神部隊長が私を指差し大声をあげた。

 

その声にティアナさんとスバルさんが驚きの声をあげる。

 

「なぁ…ナリア…ちょ~っとウチに協力してくれへんかぁ~」

 

「な…なんですか?八神部隊長…」

 

「いやな…ウチ今…いい事思いつたのよ…これがうまく言ったら…一石二鳥にも三鳥にもなるんやけど…」

 

八神部隊長は、なんだか不気味な笑みを浮かべながら私に近づいてくる。

 

それを見た私は、恐れおののきつつそれが何かを聞いてみるが部隊長はその不気味な笑みを崩さないままゾンビのように両腕を前に出しながら私にさらに近づいてくる。

 

「ナリア…そんなに怖がらんと…安心し…ウチがやさしくしてあげるから…(ニヤ~)」

 

「や…八神部隊長…何…訳のわからない事を…イーーーーーヤーーーーーーーーーーーーー!!(泣)」

 

私…いったいどうなるんでしょう?

 

(次回に続く!!byアルト)

 

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