魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~   作:左近 遼

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機動六課 司令室


アルト視点

「上空にガジェット出現!!数300…350…まだ増えています!!」

「周辺部隊に応援を!!」

「ダメです!!ジャミングが酷くて通信繋がりません!!」

公開意見陳述会が始って数時間がたった。

それまで、特に何も起こっていなかったのでこのまま終わればいいな?なんて考えていた所突如周辺部隊との通信が出来なくなりおまけに望遠カメラの映像からは地上本部が襲撃を受けている映像が私達の目に飛び込んできた。

グリフィスさんの指示で、周囲の状況を確認し始めようしていた時レーダーに数百体のガジェットが移りルキノからその報告がグリフィスさんに入りそこから別の指示が飛んだ。

でも、その周辺部隊にも通信が取れないとシャーリーさんからの報告にグリフィスさんは苦悶の表情で次の指示を出そうとしていた。

「シャマル先生とザフィーラさんに迎撃を!!それとユウを急いで呼び出してくれ!!」

「はい!!」

グリフィスさんからの指示で私は、ザフィーラ達に迎撃に向うよう通信をした。

「ザフィーラさん!!敵が現れ…」

「わかっている!!私もシャマルも既に向っている。現状としてはシゲフィールクライゼル・フォン・ラーゼリッヒ二等陸尉が開発したバリアで中への侵入を抑えいる所だ」

「し…シゲフィール…って一体誰の事ですか?」

ザフィーラさんに通信を取り敵の事をつげようとした所、あちらももう気づいていて既に対処をしているとの事。

そして、私が聞いた事もない名前を言ったザフィーラさんに私は思わず頭に「?」マークを浮かべながら聞いてしまった。

「アルト~、それってシゲさんの本名だよ」

「えっ!!そうなんですか?シャマル先生!?」

私の質問に対してザフィーラさんの横にいたシャマル先生がその質問に答える。

「ええ!そうよ!」

「シャマル先生~。それは内緒にしてくれっていったじゃないですか~」

「私は、アルトが聞いて来たから答えただけだもん♪最初に言ったのはザフィーラよ」

「す…スマン…。ついうっかり言ってしまった」

私の質問に答えたシャマル先生の後ろからまいったな~と言った表情のシゲさんが現れ通信画面の向こう側でシャマル先生とザフィーラさんと話をしていた。

「それはそうと、おい!司令室のあんちゃん!!とりあえずこんな事もあろうかとユウに頼まれてバリアを作っておいた!!でも、急ごしらえだからあまり時間はもたねぇ!!だから、非戦闘員は急いで避難させてくれ!!この数…正直不味いぞ!!」

「わ…わかりました!!シャーリー!!急いで非戦闘員の避難を!!それとルキノは、周辺部隊への連絡も続けてくれ!!あとシゲさん!!そっちにユウはいませんか?彼にも迎撃を…」

シャマル先生達と話をしていたシゲさんは、先ほどの表情とは打って変わり真剣な表情でグリフィスさんに現状を伝えそれを聞いたグリフィスさんはシャーリーさんとルキノに指示を出しシゲさんにユウの居場所を聞いた。

「ユウは、何やらやる事があるらしくてな。今は、ここにはいないぜ」

「あいつ~!!こんな時に…」

「それとアルト!お前にユウからの伝言だ!!「OK,are you serious whether it is the opening ofthe party,and the preparations are good?(さぁ、パーティの始まりだ!!準備はいいかい?マジかよ!?)」」

「わ…わかりました!!」

「アルト!!今のは、いったいなんなんだ!!」

シゲさんからユウがいない事を告げられたグリフィスさんは、その苛立ちを露わにする。

そして、今度は私にシゲさんがユウからの伝言を伝えそれを聞いた私は急いでパネルを展開する。

それを見たグリフィスさんから私に声を荒げながら質問してきた。

「今のユウからの伝言は、ユウからのファントムのジョーカーとしての指示です!!意味は、よくわかりませんがとにかくこれを聞いたら急いでファントムに連絡してくれって!!それとユウはファントムの立場で既に動いている事も意味しているそうです」

「通信って…こんなジャミングが酷い状態で…いったいどうやって?」

グリフィスさんからのといかけに答えた私に今度はルキノから疑問の声があがった。

「別に通信する訳じゃないんだよ?ええ~っと…ここをこうして…これでヨシッ!!」

プシュー!!

「えっ!!何これ!?って言うか、いったいいつの間にこんな仕掛けを!!」

ルキノ問いかけに対し私は、手を動かしたまま答えそして私のいるデスクの横から小さい正方形上の箱が出て来た。

その光景に驚きを露わにするシャーリーさん。

「これについては、後からって事で…。それで…この箱の中に…。あっ!あった!!お願い!!行って!!フェアリー・バタフライ!!」

「黄色い蝶?」

「き…消えた…」

シャリーさんの声に答えつつも私は、その箱の中から黄色の蝶を取り出しそれを両手で包み胸の辺りで願い込めてその場から解き放った。

その蝶をみたグリフィスさん、ルキノの順で声をあげそして私の手から解き放たれた蝶はその手から上に飛び上がりその場から消えてどこかへ行ってしまった。

お願い…。


間に合って…。


私は、蝶が消えた辺りを見ながらそう呟いていた。

「魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その38「六課襲撃」始まります」



その38「六課襲撃」

魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その38「六課襲撃」

 

地上本部内 展望スペース

 

 

フェラルド視点

 

「こりゃあ…まいったな~」

 

俺は、展望スペースにあるソファーに座りその横で意識をなくしてるミオによっかかれたままの状態頭を抱えていた。

 

俺達がなんでここにいるかと言えば、まぁ…簡単に言えばミッドを退去すると見せかけて一部の人間だけ公開意見陳述会に別人になりすまして侵入しているって事だ。

 

ちなみにここに入るためのIDやらは、全て姫とミオ達による偽造品でバレたら…大変って訳なんだが…。

 

「おい!!急いでその扉を開けろ!!」

 

「ち…地上本部が攻撃されている!!それに停電でエレベーター止まってるぞ!!」

 

俺達の周りでは、いきなりの状況の変化に局員達が大慌てといった様子だ。

 

なんせ、ついさっきまで平穏無事だったのがいきなり停電になったのかと思ったら外では恐らくガジェットによる攻撃始まったんだからな。

 

その音に気づいたミオは、すぐさま意識を失い自分で事前に放っていた蝶達からの情報を集めだした。

 

ミオは、こうやって自分の意識を次元空間に飛ばす事で自身の意識を色んな所に移動したり自身魔力で作り出した蝶達とやり取りが出来るっつう「フェアリー・バタフライ」ってレアスキルを持っているんだ。

 

でもまぁ、飛ばせるのは意識だけで意識を飛ばしている間…体のほうは無防備になってしまうっつうデメリットもあるんだが…。

 

ちなみに同じ能力を持ち尚且つその体事移動出来るのがノアなんだが、あいにくとアイツは姫達と一緒に退去した施設に行っていてな。

 

どちらにしろまずはミオの意識が戻らんと話が始らんか…。

 

俺は、そう思いつつ局員達がエレベーターの扉を開けようとしている。

 

その中には、高町とあのハラオウンの嬢ちゃんもいるようだ。

 

助けたいのは山々なんだがなぁ~。

 

でも、勝手に動いたら怒られるしミオをこのままにも…。

 

「う~ん…。フェラルドさん…お待たせしました」

 

「おおっ!んで、状況は!?」

 

俺がアタフタしていた所、ようやくミオが目を覚ました。

 

ミオの声を聞いた俺は、急ぎ状況を確認した。

 

「状況は、とりあえず最悪です。プランを作戦プランDに変更せざるを得ません。と言う訳でフェラルドさん!!」

 

「おう!!その言葉!!待っていたぜ!!」

 

俺の声にミオは険しい表情をしながら俺の問いかけに答える。

 

そして、作戦プランの変更を言いようやく俺に出番が回ってきた。

 

 

なのは視点

 

「もう一度だ!!せぇ~の!!」

 

「「「おりゃ~!!」」」

 

「クッ…。このままじゃ…」

 

「フェイトちゃん…。落着いて…。まずはここから出ないと…」

 

「うん…。わかった」

 

私とフェイトちゃんの目の前では、男性局員達がここの部屋の唯一の出入り口であるエレベーターの出入り口のドアを開けようとしていた。

 

停電の影響で動いている物は、全てその動作を停止していてそれに念話とかの通信も現状では出来ない状態。

 

なんからのジャミングとか…されているとは思うんだけど…。

 

それに会場内でのテロを防ぐ意味合いから中にいる局員達はデバイス持って入れないとの事で私やフェイトちゃんは自身のデバイスをスバル達に預けたまま…。

 

これについては、要人警護の観点から一部の人間にはデバイスを所持できるよう意見も出されたがそれを逆に利用されかねないといけないし誰かだけを特別扱いには出来ないとの事でその意見は却下されていた。

 

まさか、この状況を利用してくるなんて…。

 

そう考えていた所、私の横ではフェイトちゃんが苛立ちの声をあげいた。

 

私は、それを聞くとフェイトちゃんに落着くよう声をかけその声を聞いたフェイトちゃんは落着きを取り戻していた。

 

「これからどうすの?なのは?」

 

「とりあえず、ここをなんとか出て事前にスバル達に言っておいた合流場所に行ってレイジングハートを受け取らなきゃ…。それがないと私達は何も出来ない!」

 

「そうだね。エリオ達…無事でいてくれるといいけど…」

 

「大丈夫。そのために今まで鍛えてきたんだから。それとここがこの状況だと、六課の方も心配だね?」

 

「うん。みんな…大丈夫かな?」

 

「大丈夫だよ。絶対に…」

 

エレベーターの出入り口をみんなが開けている間私とフェイトちゃんは、今後の予定とかを話し合っていた。

 

心配そうな声をあげるフェイトちゃんに私は、自分に言い聞かせるように声をかける。

 

そう…焦りは禁物…。

 

今は、今の自分が出来る事をするんだ。

 

私は、その昔フェラルド教官から言われた事を何度も繰り返し唱えながらエレベーターの出入り口が空くのを待っていた。

 

「くっそ~!!もう一度だ!!」

 

「おい!!もっと手を貸せ!!そこのヤツ!!お前だよ!!お前!!」

 

「だぁ~れが、お前だぁ!!テメェ等こそ邪魔だ!!そこをどきやがれ!!」

 

「な!なのは…この声…もしかして…」

 

男性局員達が再度エレベーターの出入り口をあけようと他の人達にも手助けしてもらうよう声をかけていた。

 

そんな中、その中の一人が大柄の男性に声をかけた所その声に対し大声で怒号が響き渡った。

 

その声を聞いたフェイトちゃんは、私に確認を取ってくる。

 

私は、その声を確認しつつもその声がした方を見てみた。

 

「ふぇ…フェラルド教官!!いったいどうしてここに!?」

 

「おう!!高町か!!まぁ、色々とあってな。とりあえず、ここから出るからそこの連中をどかせろ!!」

 

「ここを出るって…いったいどうやって?」

 

声がした方をみれば、フェラルド教官がこちらに向けて歩いてきてた。

 

それを見た私は、彼に声をかける。

 

フェラルド教官は、私の声に気づき出入り口にいる男性局員達をどかせるよう私に言ってきた。

 

その話に私は、疑問の声をあげた。

 

「ったく、お前なぁ~。昔教えただろ?こういった場合の対処法を?でもまぁ、その時のお前は訓練校で同じ事を習ったって大見得をきっていたがな?」

 

「えっ!?でも、あれは…手を魔力で包んでガードするだけでこういう事には…」

 

フェラルド教官の声に私は、その時のことを思い出しながらさらに質問した。

 

「な~に、ようはそれを応用するだけだ。簡単に言えば魔力で手を包んでそれをグローブ代わりして…。後はこうやって…。おーーーーーーーーーりゃーーーーーーー!!」

 

ドゴーーーーーーーーーーーーーン!!

 

私の問いかけに対しフェラルド教官は、その説明をしつつ自身の右手を魔力で覆いそしてそのままエレベーターの出入り口を殴りつけた。

 

すると、教官が殴りつけた辺りは爆音と共に入り口のドアは大破。

 

あれだけ苦労していた男性局員達が目を丸くする中、そのドアを開ける…というより壊してしまった。

 

「それでは!私は先行します!!フェラルドさんは、プラン通りに!!それとフェラルドさんの相棒も既にこっちに向ってもらっていますので!!」

 

「おうよ!!気ぃつけろよ!ミオ!!」

 

「はい!!フェラルドさんもお気をつけて!!」

 

唖然とする私達を尻目にその後から突如ミオちゃんが現れフェラルドさんにそう言い残すとその壊したドアから外へと飛び出していった。

 

「ええっ…とぉ~。教官?これ、不味くないですか?色々と…」

 

「んなこたぁ~。現場判断ってヤツだ。壊れたもんは、後で直せば済むだろうが!それじゃいくぞ!!高町!!」

 

「壊れたと言うより教官が壊したんじゃ…(行かないのなら、置いて行くぞ!!)あっ…はい!!行こう!!フェイトちゃん!!」

 

「うん!!」

 

ミオちゃんが飛び出した後、私は一応教官にこれは不味いのでは?と聞いてみた。

 

私の声に教官は、現場判断の一言でそれを一蹴。

 

そして、教官もまたそこから外へと出ようと私達に声をかける。

 

教官の声に聊か疑問を残しつつも私とフェイトちゃんは、教官の後に続きその部屋を脱出する事となった。

 

 

地上本部 公開意見陳述会会場内

 

 

はやて視点

 

「状況の確認を急げ!!」

 

「はやくドアを開けろ!!」

 

「ダメです!!外との通信がまったく取れません!!」

 

会場内では、停電のため全ての灯りが消え局員達がレジアス中将直々の陣頭指揮の元現状の確認と会場からの脱出作業に奔走している。

 

「主はやて…。如何致しますか?このままでは…」

 

「そうやね。なのはちゃん達や六課の事も心配やけど、今ヘタにうち等が動いて帰ってパニックを引き起こすかもしれへんからな…。さて…どうしたらええんやろ?」

 

ウチの横にいたシグナムが心配そうな顔をしながらウチに声をかけてきた。

 

その声にウチは、少し考え込みながらいかに会場内にパニックを起こさずここから脱出するのか?その方法に一計を案じていた。

 

恐らく…これはスカリエッティ一味によるものやろうな…。

 

これを起こさせへんためにウチ等がいるハズやったのに…。

 

アカン、アカン!!

 

今は、起こってしまった事よりもこれからの事を考えなアカン!!

 

ウチは、自分の頭をブンブンと数度横にフリながらマイナス思考になっていた頭をプラス思考へと強制的に移行しようとする。

 

こんな時…、あの眼鏡狸がおってくれたら…。

 

ん?眼鏡狸?…。

 

そうや!!!

 

「あっ!!主はやて!!いったいどちらに!!」

 

「レジアス中将の所や!!ウチには、まだやれる事があったんや!!」

 

シグナムからの問いかけに答えたウチは、ユウからの伝言の事を思い出し急いでそのメッセージを伝える相手の所へ向っていった。

 

みんな…無事でいてな…。

 

 

 

機動六課隊舎上空

 

 

オットー視点

 

「ほう…バリアとは…。連中もなかなかやるではないか」

 

私とディード、それにゼール様の3人は、一緒に連れてきたガジェット達と共に機動六課隊舎への攻撃を開始した。

 

当初の作戦通り、まずはガジェット450機による波状攻撃を開始した所機動六課隊舎の周りにバリアが張られそれによりガジェット達の攻撃が阻まれていた。

 

その様子を見ていたゼール様は、その全身に覆う騎士甲冑にその表情までは見えないが上ずった声をあげていた事からこの状況をおそらく楽しんでおられる様子。

 

「このバリア…。どうやらたいした性能は持っていない様子。このまま攻撃を続けていればすぐに破壊出来ますが?如何致しますか?ゼール様?」

 

「そうだな…。ただ篭城するためのバリアであればこのままでも問題はないが…。これが単なる時間稼ぎにすぎないとすれば…」

 

「篭城であれば問題ありませんが、時間稼ぎとなればターゲットに逃げられる恐れがあります」

 

私は、機動六課が張ったバリアを調べその結果をここの指揮にあたるゼール様に報告し指示を仰いだ。

 

その問いかけに対し、ゼール様は腕組みを崩さないまま2つの可能性を示唆。

 

その後をディードが続く。

 

「どちらにせよ、こちらのスケジュールではあまり六課に時間をかけてはおられないからな。ならばここは、私自ら出向いてターゲットを捕獲する。オットーとディードは、この場で待機。そして、私が戻り次第機動六課に総攻撃をかけスカリエッティが指示したターゲットである聖王様とアルト・クラエッタ以外…あそこにいる連中を皆殺しにしろ!いいな」

 

「「ハッ!」」

 

ディードの声を聞いたゼール様は、そう私達に指示を与えると転送魔法らしきものを自身の足場に展開しその魔方陣の中へと消えていった。

 

そして、私とディードはその場にてゼール様の指示どおり待機しながら機動六課への攻撃の様子を眺めていた。

 

 

地上本部 地下

 

 

フェイト視点

 

 

私となのはそれにフェラルド教官の3人は、先ほどまでいた部屋からエレベーターについているロープを使って地下まで降りそして、スバル達との合流ポイントに急ぎ向っていた。

 

先頭を走るフェラルド教官に続いてなのはそして、私と続き目の前にある瓦礫をフェラルド教官が先ほど同様両手に魔力を集めそれで瓦礫を破壊しながら進んでいる。

 

でも…。

 

「なっ…なのは!ひとつ聞いてもいいかな?」

 

「何?フェイトちゃん」

 

「あのさ、フェラルド教官の事なんだけど…。本当に手に魔力を集めただけであれ程の瓦礫やエレベーターのドアなんかを破壊する事なんて出来るのかな?」

 

私は、ここに来るまで感じていた疑問をなのはに聞いてみた。

 

すると…。

 

「あっ、あれね?あれは確か…ほらっ!よくテレビとかで「気」とか言うのを使って壷とか瓦とかを割っちゃうヤツやっていたでしょ?あれと同じで、昔フェラルド教官に地球でやっていたそういったバラエティー番組を見せたら教官…その人の所に行ってその「気」ってヤツを習いに行っちゃったの。そしてそれを習得しちゃったみたいで…。つまり教官が今までやっていたあれは、手に魔力で覆った上で「気」を右手に集めてドアとかを壊していたって訳。そう言えばあの後、よく授業中にそれを自慢していたな~」

 

「えっ!!あれって、手品とか何かのトリックとかなんかじゃなかったの!?」

 

なのはの話しを聞いた私は、その話に驚きの声を上げた。

 

だって、あの番組私も見た事があるんだけど…魔法かなんかのトリックを使ったものだと思っていたから…。

 

「あれはトリックなんかじゃなぇ!本当だ!俺が聞いた話によればこれを極限まで使いこなせるようになると髪は金髪で逆立って星ひとつを壊せるようになるんだと」

 

「う…嘘!!」

 

私の話を聞いたフェラルド教官は、こちらを向きながら笑顔で話をして来た。

 

その話に驚きの声を上げる私。

 

「きょ…教官…。それは、漫画での話じゃないですか?」

 

それを見たなのはが呆れながら、突っ込みを入れる。

 

「そうだったか?まぁいい…行くぞ!!」

 

なのはの声にフェラルド教官は、惚けつつも先を急ぐように声をあげそれに私となのはが続いた。

 

そう言えば…フェラルド教官って少し長め金髪の髪でその体は筋肉ムキムキな感じで…なのはが言っていた…その漫画に出てきそうな感じと言うより、どこかの世界にいる「○・クラッシャー」って言われる整備士の人みたいな気が…。

 

私は、なのはの前を走るフェラルド教官背中を見ながらふとそんな事を考えてしまっていた。

 

 

 

「止まれ!!」

 

 

 

そして、そこからおよそ5分程走った所でフェラルド教官が私達に向けて声を上げ止まるよう指示を出してきた。

 

「どうかしたんですか!?フェラルド教官?」

 

「おいっ!高町…何か音、聞えないか?」

 

「音?ですか?」

 

フェラルド教官の声にその場に立ち止まったなのはがフェラルド教官に声をかける。

 

そして、フェラルド教官の話しを聞いた私となのはは耳を澄ませその音が出ているのかを確認した。

 

ギュイーーーーーーーーーーーン!!

 

「確かに音がします!!これは…何か…モーターの駆動音のような音が…前から!!あれは…ガジェットⅠ型!!それも大勢で!!」

 

「後からもだよ!!なのは!!」

 

「まずいなぁ…。この狭い細道で前後からか…」

 

「挟み撃ち…ですね。どうしますか?教官…」

 

耳を澄ませて聞いてみた所、私達がいる地下の細い一本道のその前後から聞えてきた。

 

その音を確認したなのはと私は、フェラルド教官の方をまるで指示を仰ぐよう見そしてなのはがフェラルド教官に話しかける。

 

「そうだな…ん?あれは?」

 

「えっ!?何!?」

 

「あれは…斧の上に人が乗って…飛んでくる?」

 

なのはの声にフェラルド教官は、難しそうな顔をしながら考え込んだ。

 

そして、彼が前を見た所前方から来るガジェット達を追い越すかのように巨大な斧の上をまるでサーフボードに乗るかのようにスイスイとそのガジェット達をすり抜けながらこちらの方に飛んできた。

 

「いーーーーーーーーーーーーーーーーーやっ…ほーーーーーーーーーーーーーーーい!!」

 

「あれは!!ノア!!それにファイバード!!よっしゃー!!これなら!!」

 

「おっ!?フェラルド!!いい所にいたな!!(こいっ!!ファイバーーーーーーーーーーード!!)だとよ?んじゃ、いくぜ!!」

 

<あいよー!!お嬢!!旦那!!>

 

ガジェットを追い越したそれに乗っていた大人の格好をしたノア(フルモード)が声をあげながらこちらに向ってくる。

 

それに気づいたフェラルド教官は、声を上げる。

 

フェラルド教官の声に気づいたノアは、彼女が乗るその巨大な斧「ファイバード」に声をかけそしてそのスピードをあげた。

 

「高町!!ハラオウン!!お前等2人は、瓦礫に隠れてろ!!コイツ等は、俺とファイバードとノアで殺る!!」

 

「えっ?この数を!?たった3人で?」

 

「フェイトちゃん!!今のままじゃ私達はただの足手まといになるだけ!!ここは、教官達に任せよう!!それに教官とファイバードのコンビならこの程度の数くらい、まったく問題ないから」

 

「う…うん…わかったよ。なのは」

 

フェラルド教官からの指示を聞いた私は、その指示に疑問の声をあげる。

 

その声になのはが私の腕を引っ張りながらそれが問題な事をつげ、なのはの声に私は疑問を残しつつもなのはと一緒に近くの瓦礫の影に隠れる事にした。

 

「よっしゃ!!いくぜ!!」

 

私となのはが瓦礫に隠れた事を確認したノアは、声をあげその場から飛び上がる。

 

そして、誰も乗っていないファイバードはそのままフェラルド教官の下へ。

 

ガシッ!!

 

「おっしゃーーーー!!一気に行くぞ!!ファイバーーード!!」

 

<おうさ!!>

 

飛んできたファイバードの柄の部分を右手で掴んだフェラルド教官は、ファイバードに声をかけながら掴んだ右手をそのまま後に回し飛んできた勢いを殺す。

 

教官の声にファイバードは、ついているカードリッヂを2つ程ロード。

 

トン。

 

「前は、任せたぜ!!」

 

「おうっ!!なら、後は頼むぞ!!ノア!!」

 

「あいよ!!」

 

ファイバードを受け取ったフェラルド教官の方に飛んできたノアが彼の左肩に一度着地。

 

そして、彼等に声をかけ彼の肩を利用し再度飛び出した。

 

ノアの声に答えたフェラルド教官は、ノアが飛び出した後ファイバードを両手で持ちそしてそれを振り上げた。

 

 

 

「食らいやがれ!!フレイム…バード!!クラーーッシュ!!」

 

「ガイヤナックル、モード3!!いくぜ!!シューーーティング…ブレイカーーーーーーーーーーーー!!」

 

 

 

 

ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーン!!

 

 

 

ノアが離れた後フェラルド教官は、振り上げたファイバー度をそのまま振り下ろした。

 

振り下ろしたファイバードからは、まるでフェニックスのような火炎魔法を纏った鳥が前方のガジェット達へと飛び立ちそのままガジェット達と激突。

 

それにより前方のガジェット達は、全滅。

 

その一方、フェラルド教官の肩から飛び出したノアは、そのままの状態で自身の右手につく篭手方ストレージデバイス「ガイヤ・ナックル」の右手拳の前に巨大なドリルに展開した。

 

展開させたドリルを回転させ、そして自身の周りに白銀の魔力を纏いながらその勢いのまま後方から来たガジェット達へと突撃。

 

ノアがそのガジェット達に突撃してから数秒後、その場から爆発が起きた。

 

そして、その爆発から脱出したノアはフェラルド教官の背中あわせの状態で着地。

 

爆発した方を見つめながら、展開していたドリルをしまいそして構えたまま残りがないか確認をしていた。

 

<残存は…ナシ!!とりあえず、ここはもう大丈夫だぜ?お嬢に旦那>

 

「ふぅ~。ともかく助かったぜ~、ノアにファイバード。にしてもよくここにこれたな~」

 

残存している機体がない事を確認したファイバードが声をあげた所で教官とノアは、その警戒をときお互いに向き合いながら教官がノアに話しかけた。

 

「ああ、ミオの例の蝶から連絡をもらってな。ミツキの指示で艦隊を動かそうと最初はしてたんだが、あいつ等…どうやらあたい達が転送出来ないようにこっちに来る次元世界の間に強力なネットを張って艦隊が来るのを阻止してたんだ。それで、数人だけなら通れる所を見つけて先行部隊としてあたい達がこっちに来たってことさ。ちなみにファイバードは、こっちに行く時に連れてけって強引についてきたんだよ」

 

<あったりめぇだろう!こんな楽しいお祭りにおいらをおいてけぼりにするなんざぁ~、ゆるせるかっ!てんだ>

 

フェラルド教官の声にノアが事情を説明しその後をファイバードが続いて話をしていた。

 

「教官!!ファイバード!!それにノア!!お疲れ様」

 

<おう!!誰かと思えば高町の嬢ちゃんじゃねぇか!久しぶりだな!!>

 

「本当、お久しぶりだね?ファイバード?その様子だとようやく夢がかなったの?」

 

ノア達が談笑をしていた所、安全を確認した私となのはが彼女達に近づきなのはが彼女達に声をかけそれを聞いたファイバードがなのはと話をしていた。

 

「ねぇ?なのは?私にも紹介してくれないかな?えっと…その…」

 

<おう!おいらは、ファイバードっつうフェラルドの旦那専用の巨大斧型インテリジェントデバイスだ!んでもって夢ってのが、巨大な合体ロボット型デバイスのAIになる事だぜ!だが、その夢はまだまだ先のようだ…。なんせ、今回もまだ斧だしそれにおいら一人でまだ飛べねぇんだ。さっきみたいに、ノアがおいらの操縦と燃料変わりの魔力をおいらに送ってもらってその上でおいらに搭載されたオリジナルの飛行魔法を使ってなんとか飛べるようになったんだ。…それに…まだ、その最大の障害が…>

 

 

「最大の障害?それっていったい…」

 

なのはに話しかけた私にファイバードが自己紹介をしてくれた。

 

でも、その荒っぽい話し振りに私はタジタジになりながら彼の話の中にあった「最大の障害」について彼に聞いてみた。

 

「それは、こいつの持ち主のフェラルドって訳さ。でも…その理由ってのが…プププッ!!」

 

「ノア!!笑うんじゃねぇ!!コイツは、色々とわがままなんだよ!!なんせ待機モードにはつまらねぇって言ってならねぇし、ロボット型のデバイスになりてぇとか言い出すし!!第一!!ファイバードがロボットになったら俺はコイツの中の狭いコックピットで暴れなくちゃなんねぇんだ!そうなったら俺がつまらなくなる!だから、ダメだ!!」

 

「それなら、別のデバイスをミツキに作ってもらえばいいのに…(俺はコイツでなきゃダメなんだ!!)」

 

私の問いかけに対し今度は、ノアがフェラルド教官の方を見そして、その理由に笑いを堪えながらそれに答える。

 

それを聞いたフェラルド教官は、笑いを堪えるノアに怒りつつも私にその理由を話してくれた。

 

「ねぇ…なのは…。昔から思ってたんだけど…フェラルド教官って…私と同じ…」

 

「そうだよ!生粋のバトルマニアだよ!!フェイトちゃんと同じ…ね♪もちろん、ファイバードもだけど」

 

フェラルド教官が私にその理由を話してくれた後、ノアの突っ込みに対応している間私はなのはにフェラルド教官は自分と同じでは?と聞いてみた。

 

するとそれを聞いたなのはは、笑顔でそうである事を私に教えてくれた。

 

「それで、ノア?あなたはこれからどうするの?もし、よかったら私達と一緒に…」

 

「これから、スバル達とも合流するから一緒にどう?」

 

ノアとフェラルド教官の話がすんだ所でなのは、私の順でこれから一緒に行かないか?と彼女を誘ってみた。

 

「そうしたいのは山々なんだが…すまねぇ!あたいはあたいでこれから色々とやる事があってな、一緒にはいけねぇ。けど、あたいが確認出来る限りあいつ等は今の所はまだ無事だ。それとミツキからの指示でフェラルドはこのままなのは隊長達と一緒にスバル達と合流するまでついてやってくれ。んでもって、合流した後は好きに暴れて言いとさ」

 

「おうよ!!」

 

私達の誘いにノアは、残念そうな顔をしながらそれを断りフェラルド教官にミツキさんからの次の指示を与えそれを聞いたフェラルド教官はそれに返事をしていた。

 

「そうか…。なら、気をつけてね!ノア」

 

「ああ!そっちもな!それと…スバル達の事…頼むわ…なのは隊長、フェイト隊長」

 

「うん!まかせて!!」

 

「わかった」

 

ノアの話を聞いたなのは最初は残念そうな顔をしていたが直に切り替え彼女に声をかけた。

 

それを聞いたノアは、それに答えつつもスバル達の事を私達に託しその場を後にした。

 

「さて…俺達も急ぐぞ!!」

 

「「はい!」」

 

ノアを見送った私達は、フェラルド教官の声に返事をしスバル達との合流ポイントへと走り出した。

 

 

 

機動六課隊舎内 格納庫

 

 

ヴァイス視点

 

(隊舎内に侵入者発見!!近くにいる武装隊員は、急いでそちらに急行して下さい!!)

 

まったく…、侵入者?いったいどこから…。

 

俺は、司令室から聞えてくるアルトの声を確認しながらストームレイダーでセットアップした上で急ぎ格納庫へと向っていった。

 

その通信から聞えてくる、司令室とシゲさん達がいる整備員達の詰め所でのやり取りを聞くところによると…。

 

現状では、非戦闘員の避難もまだ済んでおらずそれにバリアの方も急ごしらえで部隊長の許可を得ないで作っていたためそんなには持たない。

 

だから、急いで六課隊舎を放棄して脱出しようと提案しているシゲさんに対しグリフィスは救助が必ず来るハズだからとりあえず非戦闘員の人達が避難するまでバリアを持たせて欲しい。

 

そして、もしバリアが壊れてもシャマル先生達が既に戦闘準備を整えてくれているから多少は持つ!だから、シゲさん達も急いで避難してくれとのやり取りが続いている。

 

正直言って、俺も外を見たがあの数はいくらシャマル先生やザフィーラの旦那が優秀であってもかなりマズい…。

 

だが、こうは言ってみても俺達は管理局の局員だ!!

 

俺やグリフィスにも多少なりに局員としての意地とプライドってヤツがある。

 

だから、部隊長達も地上本部で頑張っているんだ!!

 

部隊長達の留守の六課を俺達で守れなくてどうする!!

 

その強い意志が俺をその侵入者がいると言われる格納庫へとその歩みを進めさしていた。

 

(レーダーに反応です!!マスター!!)

 

ストームレイダーからの声に俺は、物陰に隠れそしてストームレイダーを構えそれについているスコープから格納庫の中の様子を見た。

 

すると…。

 

「あ…あれは…。ヴィヴィオ!!それにヤツは!!」

 

ガクガク…ガクガク…。

 

スコープで見えた先には、気を失った様子のヴィヴィオを抱えた小学生くらいの子供がたっていた。

 

まだ、こちらには気づいていない!!

 

今なら!!

 

俺は、ストームレイダーのその引き金を引こうと指をその引き金に指をあてる。

 

だが…。

 

「どうした?撃たないのか?」

 

んな!!気づいていたのか!!

 

そこにいた少年は、こちらを見ないままこちらに声をかけてくる。

 

俺は、その声に驚きつつも引き金を引こうとする。

 

だが…。

 

そこから、指は動く事はなくその場で俺は何時の間にかガクガクと震えていた。

 

「そんなに震えて…。お前、新兵ではないのであろう?ヴァイス・グランセニック?」

 

俺の様子に気づいたその少年は、こちらを向き物陰に隠れたままの俺に声をかけてきた。

 

「てめぇ…なんで俺の名を?」

 

「そんな事は、調べればすぐにわかる。貴様…昔妹撃ってそれからデバイスを握れなくなったのであろう?だから、この格好で現れた。どうだ?中々面白い趣向だろ?」

 

俺の問いかけにその少年は、ニヤリとしながらその訳を話してきた。

 

「へ…ヘドが出る話だぜ!!それにお前の事を俺が知らないと思っていたのか?黄天!!…いや!!ゼール!!」

 

「ほう…私の名を貴様が知っていたとは…。だが、それを貴様が知っていたからどうなる事でもない。貴様はここで死ぬのだから…」

 

ゼールの話に俺は、啖呵を切った上で奴の名を叫んだ。

 

俺の話に奴は、最初こそ驚いた様子だったがすぐにニヤけた顔に戻りそして、黄金色の魔力弾を自身の周りに数十発展開させた。

 

「そんな事…やってみないとわからないぜ!!」

 

「フッ…これを見てもまだそんな口が叩けるとはな…。だが…それもここまでだ。サウザント…アクション…」

 

奴の話しに俺は冷や汗をかきつつも俺は、ストームレイダーの引き金を引いた。

 

「くっ…くっそーーーーーー!!うわぁーーーーー!!」

 

ドゴーーーーーーーーーーーーン!!

 

引き金を引くと同時に奴が放った魔力弾が俺を襲う。

 

それを俺は、かわす事が出来ずそれをくらいそしてその魔力弾によって破壊された瓦礫の中に埋もれていった。

 

「フッ…。他愛もない…。心配せずともすぐにあの出来そこないもお前の後を追わせてやるさ。さて、それでは行きましょうか?聖王様…。フフフ…ハーーーーハッハッハッ!!」

 

瓦礫の中で薄れていく意識の中で俺は、奴の声を聞きそしてヴィヴィオを連れて自身で展開した転送魔法の中に消えていく奴を見ながら…。

 

そして…

 

すまねぇ…ミツキ…。

 

すまねぇ…みんな…。

 

俺は、そう呟きながら意識を失っていった。

 

オットー視点

 

「ん?転送反応…ゼール様か…」

 

ビュイーーーン。

 

私のレーダーにゼール様の転送反応の表示がでた。

 

それを確認するとほぼ同時にまずは少年の格好をしたゼール様が現れそしてすぐにいつもの全身黄金色の鎧兜に覆われた姿に戻った。

 

「お疲れ様ですした。ゼール様、それで首尾の方は?」

 

「この通りだ。それで、クワットロはまだか?奴がこれを引き取りに来るとの事であったが…」

 

ゼール様の姿を確認したディードが彼に話し掛ける。

 

それを聞いたゼール様は、その腕に抱えた少女をディードにみせながら彼女の回収に来るハズのクワットロお姉様の事をディードに聞いた。

 

「残りおよそ、20秒で到着されます。来ました」

 

「お待たせしました~。ゼール様♪」

 

ゼール様の話に私が答えた直後、クワットロお姉様が現れ彼に声をかけた。

 

「遅いぞ」

 

「申し訳ございませ~ん♪いろいろと準備をしておりまして~」

 

クワットロお姉様の話にゼール様は、一言でそれに答えそれに対しクワットロお姉様は妖しい笑みを浮かべながらそれに答える。

 

「まぁいい。さっさと聖王様をスカリエッティの所へ持っていけ。それと、遅れた罰としてあのバリアをなんとかしろ(は~い♪わっかりました~♪)では、私はこれより次の作戦に映る。(後、用意していたものを投入しろ。スカリエッティの茶番の後にな?)」

 

「「はっ」」

 

「(かしこまりまりました)いってらしゃいませ~♪」

 

そう言い残したゼール様は、持っていた陛下をクワットロお姉様に渡し地上本部の方へと飛び立っていった。

 

「それで、如何いたしますか?クワットロお姉様?」

 

「あの程度のバリア、私たちが手を出す程の物ではないわよ。オットーちゃん、数十体のガジェット達にこれから指示する一点をいっせいに集中攻撃させて。これであのバリアもおしまいだから♪それじゃ、私は、聖王陛下をドクターの所へお連れするから…。あとはお願いね」

 

「了解しました。クワットロお姉様」

 

クワットロお姉様は、そう指示した後私の所に攻撃するポイントを示しドクターの所へと飛び立っていった。

 

「攻撃ポイントを各ガジェットに指示完了。攻撃…開始…」

 

クワットロお姉様がいなくなった後、私が攻撃開始をガジェット達につげた。

 

 

 

そして…。

 

 

 

 

ドゴーーーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

「バリア…消失確認…」

 

「一斉攻撃開始…」

 

 

 

 

 

 

バリアの消失を確認した私に続きディードが次の指示をガジェット達に与えていた。

 

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