魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~   作:左近 遼

6 / 58
機動六課隊舎内 エントランス

アルト視点

「これで、よしっ!!っと…。ついに始まるんだ…「機動六課」…」

隊舎1階入り口にあるエントランスで、これから行われる「開設式」で使用されるマイク等のセッティングを終えた私は、その場から立ちあがりその真新しい隊舎エントランスを見渡しふと感慨にふけっていた。

この「機動六課」は、ここの部隊長件課長である八神はやて二等陸佐が長年温め続けていたのを具現化したもの。

正式名称は、「古代遺物管理部 機動六課」。

ロスト・ロギアって言う、過去になんらかの原因で亡くなった世界で作られた今日高度な技術で作られた…その世界の遺産みたいでかなり危険なものを扱う「古代遺物管理部の機動課」に所属している第六の部署(部隊)。

1年限定の実験部隊なんだけどその設立理由は、「レリックの対策と、独立性の高い少数精鋭部隊運用のその実験のため」。

地上で、起きた事態に対し本局のその対応の遅さを嘆いていた八神二佐の考えに高町なのは一等陸尉やフェイト・T・ハラオウン執務官を始めとした周囲の協力により設立した部隊。

少数精鋭部隊との事で、本当なら優秀な人材を集めたかったらしいのだけど「何かあった時の場合に即座に対応する部隊」と言う側面ももっていたためその隊員達のほとんどが部隊長達の身内や周囲からの推薦された出向者や新人達で構成されている。

その結果、本局内にいくつか存在する派閥の中で最大規模を誇る「ハラオウン派」に組する局員達のみで構成されてしまいその周囲…特にミッドに本部を置く管理局内最大派閥の1つ「地上本部」からはあまりいい顔をされてはおらず前途洋々な船出とはいかない様子。

でも、私が公私共にお世話になっている先輩は、「将来有望で、その周囲では有名な人材ばかり集めちゃって?一体なのをするつもりなのかしら?楽しみ?」とその結果に期待を寄せている地上本部の人達もいる。

私は、今回ライトニング分隊副隊長のシグナム副隊長の推薦で六課に来る事になったんだけど…。

「あ~あ…。あいつも先輩もやっぱり来ないんだ…。てっきり、シゲさんやヴァイス陸曹がいるからどっちかは来るとはおもっていたのだけどなぁ?」

感慨にふけ終えた私は、手にしていた隊員名簿を覗き込みその中にお目当ての人物がいない事を確認。その場でため息をつきながらボヤいていた。

そいつは、訓練校時代の同期でその当時訓練校の先輩であったヴァイス陸曹と共にいろんな事をやったメンバーの1人で私が目標の人物の1人に(その人は、そいつの姉でありもう一人のお目当ての人物)にあれこれ教わるその切欠をくれたりした人物。

授業で、失敗ばかり繰り返す私を何度も助けてくれたり…危ない所を何度も助けてくれたりした人…。

そして、今まで知る事するすらなかった管理局のその裏側に足を踏み入れるその扉を開いてくれて…私が命がけでも守りたいと思って…。

「何、漫画かなんかのヒロインみたいに物思いにふけっているんや?アルト?」

「はやて…。いきなり黒いオーラを出しながら言うのは…」

「にゃははは。確かにそう見えるかもね?準備の方はどう?」

「ぶ…部隊長!!それにフェイト隊長になのは隊長!!ご…ごくろう様です。(ビシッ!!)準備の方は万端整っております」

私が、あれこれ考えていた所突如女性の声が聞えその方向を見てみるとなぜか黒いオーラを身に纏った八神部隊長と六課にある2つの分隊のひとつであるライトニング分隊長、フェイト・T・ハラオウン執務官と同じくスターズ分隊長高町なのは一等陸尉が現れ同順番でこちらに話しかけてきた。

それに対し私は、驚いた後3人対し敬礼をしその状況を報告した。


なのは視点

「わかりました。それと、そんなにかしこまらなくてもいいよ?だって、今日から同じ部隊なんだし?(で…ですが…)」

「いきなり、そんな言っても無理だと思うよ?なのは?管理局って元々こういう所なんだし?それはこれからってことで?…ね?」

「うん。そうだね?ありがとう、フェイトちゃん。それでいい?アルト?(わかりました)」


アルトの敬礼に答えた後、私はいまひとつ硬さがぬけない彼女に対しリラックスするよう告げる。

でも、それに対しアルトは、困惑している様子。私もどうしようか悩んでいた所そんな様子を見ていたフェイトちゃんが助け舟を出してくれたおかげでその場はなんとからなり彼女の提案を私もアルト笑顔で了承していた。

その一方…。

「なんでや…なんで、今回もまたアルトがヒロインなんや?なんで、ウチやないんや?このままやと、ウチはまた説明役とヨゴレ役で終わってまう!!ああっ!!なんとかせんと~!!」

「ええっ…と…。なんの話をされてるんですか?部隊長?」

私達がそんなやり取りをしていた所、先ほどから黒いオーラを出し続けていたはやてちゃんが何かブツブツ言った後頭を抱え大声をあげていた。

それを見たアルトは、困惑しながらはやてちゃんに声をかけていた。

「あかん!!このままやとウチは序盤からなのはちゃんのお話を…(はやてちゃん!!)ハッ!!い…いや…なんでも…なんでもあらへんからなぁ?気にせんといてな?アルト?」

「は…はぁ…?」

アルトのそんな声に対しはやてちゃんは、ドンドン自分の世界へと引き込んでいく。

はやてちゃんのそんな様子を見た私は、彼女にこっちの世界へと戻ってくるよう声をあげる。

すると、はやてちゃんはその声にようやく気が付きハッとした様子をしながら周囲を確認した後アルトに対しなんでもないようトボけていた。

でも、アルトは、それをいまいち納得していない様子で困惑した声をあげる。

「(アルト?ちょっと、悪いんだけど、ちょっと聞きたい事が…)あっ、そうや?なぁ?ルト?今日から整備課に新しい人が来るんやけど…。そいつが、今駐車場におってどこに行ったらいいのかわからんちゅう話なんや?せやから、悪いんやけど…。そいつの事、迎えに行ってもらえへんか?」

そんな様子のアルトを見たフェイトちゃんが、意を決したかのように彼女に対し何かを聞こうとした。でも、次の瞬間…そんなフェイトちゃんの声をまるで遮るかのようにはやてちゃんがアルトに頼みごとをし始めた。

「えっ?私が…ですが?」

「そうや?彼には、ロングアーチにも関わってもらう予定やから色々と都合がええんし?それに、グリフィス君やシャーリー達にも声をかけてはみたものの今は手が離せへんちゅうんや?悪いけど、頼めるか?行ったらアルトならすぐにわかるから?」

「わかりました!!では…」

はやてちゃんの話に対しアルトが疑問の声をあげた所、まるでフェイトちゃんがアルトにしようとしている質問をさせまいとしているかのようにその理由を告げすぐにでもそっちに向かうよう話を進める。

それを聞いたアルトは、それを了承。敬礼した後その場を離れ彼が待つ駐車場の方へと向かっていった。

「あっ…アルト!!(フェイトちゃん!!)はやて!!どうして止めるの?だって彼女は!!」

アルトが去っていったのを確認したフェイトちゃんは、彼女を引きとめようと声をあげたもののはやてちゃんはアルトに聞えないように声を荒げそれを静止させた。

その表情は、先ほどまでの惚けた様子とは打って変わりまるでフェイトちゃんを威圧するかのように…。そんなはやてちゃんの様子を見たフェイトちゃんは、アルトがいない事を確認し後はやてちゃんにその理由を問いただした。

「あの…「表向きは存在しないとされる本局所属のなんでもありの独立部隊」の準隊員…?やろ?でも、今回の件については、あの部隊がらみでは…」

「何かをされてからじゃ遅いのよ!!あの部隊は、自分達とは異なる考えを持つ連中に対し何をしてくるのかわからないのよ!!だから、今回アルトが六課に来た理由が自分の意志ではなく連中の指示で来ている可能性を確認しておく必要がある。ただでさえ、地上本部から目をつけられているのよ!?地上本部とかがあらぬ噂を立てる前に!!六課を守るためにも!!アルトだけじゃない、今六課に来ているっていう彼も!!」

フェイトちゃんの話に対しはやてちゃんは、彼女が言いたい事をあげた後その必要がない事を告げる。

でも、フェイトちゃんは、そんなはやてちゃんの話には納得してはおらず声を荒げそれに反論する。

この話は、元々ココに来る前部隊長室でしていた話で、そろそろ開設式が始まる事を告げに来たグリフィス君によりそこではうやむやなままで終わっていたんだけど…。

「その事については、さっき説明したやろ?心配あらへんって?(どうしてよ!?)そいつとアルトについては、事前にウチがその関係者からそうではない事を確認しておる。まっ、あいつの事やらからこっちの邪魔をするよりもむしろバックアップをしてくれるかもな?」

「…どうして、はやてはそんなに信用出来るの?あの部隊に関わっている人間を?」

声を荒げ続けるフェイトちゃんに対しはやてちゃんは、ハァ~と小さなため息をした後先ほどと同じ理由を告げた後さらに自身の中で思っている事を話し始めた。

その話に対しフェイトちゃんは、「信じられない」と言う顔をしながらその理由について彼女に質問する。

「まっ、連中がやっている事については、ウチもどうかとは思うけど…。でも、その考えの根源がウチ等と同じ。それに、あないな方法を使わんとどうにもならない事もあるっていうのをウチ自身…身をもって経験した事があるからって事やろうな?ただ、自分達の大切な者達を…守るために…。あの時、ウチ等がなのはちゃんの事を守ってあげようとしていた時と同じように…」

「はやてちゃん…(はやて…)」

彼女の質問を聞いたはやてちゃんは、そのやり方については彼女と同じ意見である事を告げた後その理由が自身の経験である事とそして、以前私がある事件に関わりその際瀕死の重症をおった時の事をあげそれを少ししんみりした様子で私達に話をしてくれた。

その様子に対し、私もフェイトちゃんもそれに合わせるかのような声をあげその様子を伺う。

「でも、なにもせんって訳ではないんよ?(どうするつもりなの?はやてちゃん?)とりあえず、挨拶周りの時にでもあの部隊の隊舎にでもいってどう対応していくのかを話し合うつもりや?向こうの出方を伺う目的でな?もし、向こうが六課を潰そうとしてくるもんなら…そんな行動をアルトやこれから来る奴とかが起こそうもんなら…。こっちもキッチリと対応していくしそれに対抗するためのカードも既に用意してあるから。そうでないなら、下手に事を大きくしない方がええやろ?下手に連中を刺激して、六課の敵に回る事だけはなるべく避けたい連中やからな?…使えるもんは全部使う。それが例え…ウチ等とは考え方が違う連中だどしても…。六課設立の本来の目的のためにも…。と言う訳やから、その事については、向こうが行動を起こしてくるまでの間、この話については緘口令をひくで?特にフォワードの新人達には絶対に言わない事!!ええな!?高町なのは一等陸尉、フェイト・T・ハラオウン執務官?ちなにみ、この話は六課の後見人の皆様にも了承を頂いている話やからそのつもりで?」

「「わかりました。八神部隊長」」

私達のそんな様子に気づいたはやてちゃんは、友人としての顔ではなく六課部隊長件課長の立場としての方針を私達に告げそれに従うよう告げる。
その話を聞いたフェイトちゃんは、その話の中で六課の相談役にもこの方針で行く事がすでに了承されている事を聞きそれ以上の反論はせずにそれを了承。

私もその話を二つ返事で了承した。

「なら、この話はここでしまいや。さっ、ウチ等も開設式の準備をしよっか?」

「うん。(そうだね)」

フェイトちゃんと私の返事を聞いたはやてちゃんは、その表情をいつもの笑顔に戻し声をかけてきた。

その声に私達も笑顔で答えそれぞれ開設式の準備を始めた。


「魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その2「機動六課」…始まります」




その2「機動六課」

魔法少女リリカルなのはStrikers~影の守護者~再戦~その2「機動六課」

 

機動六課隊舎内 エントランス

 

ユウ視点

 

(…以上、機動六課部隊長件課長の八神はやてでした)

 

パチパチパチ…。

 

(以上で、開設式を終了いたします。以後の行動については、各部署の責任者の指示に従ってください。では、解散)

 

ザワザワザワ…。

 

「案外、あっさりと終わったなぁ?」

 

「そうだね?部隊長の挨拶だから、話が長くなるのを覚悟してたんだけど?」

 

「俺もだ。…んで?俺は、これから一体どうすりゃいいんだ?アルト?」

 

無事、機動六課にたどり着いた俺は、部隊長に言われて俺の事を迎えに来たと駐車場にあら現れた訓練校時代の同期のアルト・クラエッタと共に開設式に参加。

 

それが、たった今終わり以後の行動について彼女に確認していた。

 

「この後?ええっと…。とりあえず、ユウと私は整備部と機動部隊の後方支援・指揮を担当する「ロングアーチ」の業務を兼務する事になるから…。まずは、それぞれの部署と部隊長に挨拶しに行く事になるね?でも、ロングアーチの方に先に行っちゃうと…時間がかかりそうだから…まずは、整備部の方にでも行ってみる?」

 

「そうだな?」

 

俺の話を聞いたアルトは、少しばかり考えた後今後の行動について説明し始めた。

 

その話を聞いた俺は、その話の中で彼女が提案してきた内容について了承。その行動を開始しようとした。

 

すると…。

 

「整備部の方は、ロングアーチや部隊長に挨拶し終えた後でいいぞ?」

 

すると、俺達の後ろの方から声が聞えてきた。

 

振り返るとそこには、3~40代の整備士が着る灰色のつなぎを来た男性が一人たっていた。

 

その人物こそ、機動六課整備部係長件工場長の通称シゲさん。

 

階級は、六課の部隊長につぐ三等陸佐。本名は…あるらしいのだが、本人の諸事情により俺達は彼の事をそう呼んでいる。

 

ウチの姉貴に整備のイロハを教え、そして、乳母車から超巨大ロボット…果ては限られた地域のみで伝説として残されているような力を使った道具や機械等ありとあらゆる世界や時代の整備技術を網羅している整備のスペシャリスト。

 

俺とアルトは、姉貴の関係で知り合い世話になっている人物で頼りになる兄貴分の1人だ。

 

「あっ!!シゲさん!?」

 

「お久しぶりです、シゲさん。それとこれからよろしくお願いします」

 

アルトの声の後、ここに来る前に爺から渡された資料にあった組織図の中に整備部のトップにシゲさんの名前があった事を思い出し彼に挨拶をした後彼と握手を交わす。

 

「よろしく頼むぜ?ユウ?」

 

「でも、本当にいいんですか?私達がロングアーチに行っちゃうとフォワード達との顔合わせとかもあるから結構時間がかかちゃいそうなんですけど?」

 

俺の声に答えたシゲさんに対しアルトが、難しい顔をしながら声をかけてきた。

 

「部隊長の方からお前等2人は、今日1日中ロングアーチかかりっきりにさせるって言われているからな?明日にでも、顔を出してくれりゃいいさ?なんせ、あっち(ロングアーチ)は、ウチ(整備部)とは違ってすぐにでも動けるようにしとかにゃいけないしな?特にフェワードの新人達を早く1人前にしなきゃいけねぇのが今の六課の急務だからな?あっちでも言われるかも知れねぇが…お前さんの担当は、主にフォワードの新人達が持ってきたデバイスの整備とメンテナンス。それと、訓練施設のメンテだ。あっちの隊長さん達は、その辺についてはとてもうるさいからな?いつものように「面倒くさい」ってのだけは勘弁してくれよな?」

 

「一応、肝に銘じておきます」

 

「それじゃ、お言葉に甘えて…私達はそろそろ…」

 

「おう、それじゃな?」

 

アルトの問いかけに対しひょうひょうした様子でその訳を話してくれたシゲさんに対し俺とアルトは、その言葉に甘えロングアーチへと向かう事をアイコンタクトで確認。

 

彼にその旨を伝えた後、その場を後にしロングアーチへと向かいそこにいるの面々と顔合わせ等を行う事となった。

 

 

機動六課隊舎内 女子更衣室

 

ティアナ視点

 

「はぁ?開設式にユウが?」

 

「間違いないよ!!あれは、ぜぇ~…ったい!!ユウ兄だよ!!だって、この目で確かに見たもん!!」

 

開設式が終わった後、機動六課前線フォワード部隊スターズ分隊に所属する事となった私こと「ティアナ・ランスター」と訓練校時代からの腐れ縁で相棒の「スバル・ナカジマ」の2人は同ライトニング分隊所属のキャロ・ル・ルシエの3人はこの後行われる更衣室でそのための着替えを行っていた。

 

そんな中、私のとなりで訓練着に着替えるスバルが少しばかり興奮した様子でユウがいた事を告げてきた。

 

「あ…あの…そのユウさんっていうのは一体どなたの事なのでしょうかランスター二等陸士?」

 

スバルの話に「?」を浮かべる私に対しスバルとは反対側で着替えを行っていたルシエ三等陸士が恐る恐るといった様子でこちらへと話しかけてくる。

 

本当ならもう少しラフな状態で話をしたい所だけど…今日あったばかりでお互いの事をほとんど知らないからね?こういう風になるのも仕方がないか…。

 

「ユウ兄っていうのは…。私の家のお隣さんで…ギン姉…あっ、私、二個上にお姉ちゃんがいるんだけど…。そのお姉ちゃんと幼馴染で…」

 

「ストップよ?スバル。その調子で話し続けていると日が暮れるわよ?まっ、簡単に言えば…名前は、ユウ・サエグサ一等陸士いって、スバルのお隣さんで私達が大変お世話になっている方の弟さんの事よ?そいつもそのお姉さん同様局員で今は確か…陸士108部隊にいるハズなんだけど…」

 

ルシエ三等陸士の話を聞いたスバルは、ここぞとばかりにその事を言おうとしていた私を押しのけ相変わらずまとまりのないの話を始めだした。

 

スバルのそんな様子に対し戸惑うルシエ三等陸士。その一方、スバルはそんな事を一切気にしてはいない様子。

 

そんな様子の2人を見かねた私は、小さくため息をした後少し暴走ガチのスバルを止め簡単に彼の事を説明した。

 

「姉弟共に局員なんですか?(そうよ?)でも、サエグサって…どこかで聞いたことがあるような…」

 

「それも当然だよ!!なんせ、ユウ兄のお姉さんのミツ姉…ミツキ・サエグサっていうんだけど…。そのミツ姉は、「陸(おか)の最後の砦」って言われる程のすんごい執務官でぇ!!それ以外にも、地上本部で少将…そして、父さんが部隊長を勤めている陸士108部隊の技術開発室の室長なんかも兼務している超有名人なんだから?」

 

「その人の事だったら、以前フェイトさんから聞いた事があります。でも、確か…お体の調子がお悪いとかで…。今では、あまり現場指揮は行わず、後方支援と事務方に徹しているとか…。それにその捜査方法にも疑問視あげる声とか、本局との間で何度も衝突したりしたために何度も命令無視を行ったり、管理局では認められてはいない力を有しているとか…あまりよくない噂も…。あっ、すいません!!私ったら!!本当に申し訳ございませんでした。ナカジマ二等陸士」

 

私の話を聞いたルシエ三等陸士は、自分の分隊の隊長であり保護者でもあるフェイト・T・ハラオウン執務官の名を挙げ自身が感じた事を質問してきた。

 

それに対し、またもスバルが私を押しのけ「今度こそ」と言わんばかりにミツキさんの事を説明し始める。

 

スバルが私に対し「私だって出来る」といわんばかりの態度を見せながら説明し終えた後その話を聞いたルシエ三等陸士は以前聞いた話の事を思い出し私達も局に入局してから知ったミツキさんのよくない噂の事を話し始めた。

 

それを聞いたスバルは、先ほどまで見せていた笑みが消えなんだかしょんぼりとした様子になる。

 

スバルのそんな様子の変化に気づいたルシエ三等陸士は、すぐに自分がしていた話を辞め彼女に対し頭を何度も下げていた。

 

「そ…そんな事ないよ!!誰にだって、いい噂もあれば悪い噂もあるんだから…わ…私はそんな気にしていないから!!あははっ!!」

 

ルシエ三等陸士の声を聞いたスバルは、こちらにもわかるくらい無理矢理笑顔を作り申し訳なさそうにしているルシエ三等陸士の事を気遣い気にしていない素振りを見せる。

 

スバルがこうなるのも仕方がない。

 

なんせ、ミツキさんが本局の命令を無視しているのも、本局との仲が悪いのは噂等ではなく事実。

 

でも、それは単なる命令無視だけではなく彼女が有しているというその力…それを狙ってくる連中や彼女の名声を己がために利用しようとしてくる輩が多すぎるからだ。それもありとあらゆる手段を使って。

 

中には、犯罪行為まで行ってくる連中までいる始末。

 

スバルのお父さん…陸士108部隊の部隊長をなさっているゲンヤ・ナカジマ三等陸佐の話によると今ルシエ三等陸士が話したその悪い噂のその大半は私が今話をしたその事実を彼女のことをよく思わない本局の連中が捻じ曲げられたものだと言う。

 

私とスバルは、知り合ったのは訓練校に入ってから。

 

でも、スバルは、今さっき言っていた通り実家のお隣さんとして…。私は、今は亡き私の兄であるティーダ・ランスターが、ミツキさんが幼い頃からの知り合いであったために彼女と知り合いで兄が亡くなった後イロイロと気にかけてくださった人物。

 

私の夢…執務官になる事のその夢の到達点にいる人であり…私が超えるべき人物。

 

私も正直言って、スバルと同じ気持ち。

 

出来ることなら…そんな悪い噂…今にでも私が…吹き飛ばしてやりたいくらい。

 

でも、今この話をしたルシエ三等陸士にとってはまったく関係のない話。

 

私とスバルが、彼女に対しそんな事を言っても何も変らないし…これから1年もの間同じ部隊としてやってく事になるんだから…今のスバルの行動が正しい判断…なのよね?

 

ちなみにその弟であるユウと私は、訓練校でスバルと同じ部屋になり…共にミツキさんの事と知り合いである事がわかってからの知り合い。

 

度々、ミツキさんの代わりとして私とスバルが持つデバイスのメンテナンスをしてもらったり…ミツキさんの事について彼が知り彼女についての情報とかを共有したりしている。

 

まっ、性格上は私とはまっ…たく!!といって会わないけど、共にミツキさんには無茶しては欲しくないと思っているしいずれは彼女には管理局を辞めてもらって…その穴を私達が埋める事でミツキさんには安心して悠々自適な生活をおくってもらいたいと考えている。

 

もちろん、その中には、スバルも、陸士108部隊にいるスバルのお姉さんであるギンガ・ナカジマ一等陸士も…その考えは同じ…。

 

でも、私もスバルもまだ正直言って自分達の事で精一杯であるためにミツキさんの事については、ユウとスバル…それにミツキさんの使い魔と名乗り八神部隊長の家族で六課にも参加しているリインフォースⅡ曹長と同じサイズであるノアやナカジマ三佐にその対応をまかせっきりにしているのが現状。

 

早くなんとかしないと…それにランスターの弾丸が打ち貫ける事を…今は亡き兄の変わりに…私が…。

 

「…ィア!!ねぇ、ティアったら!!もう時間だよ!!」

 

「えっ!?あっ、いけない!!もうこんな時間!!ごめん!!すぐに準備するから!!」

 

「りょう~か~い」

 

私が、いつの間にかあれこれ考えていた事がちょうどその終わりを告げた頃その耳に甘ったるいスバルの声が聞えてきた。

 

それに気づいた私がその方を見てみるとどうやら、いつの間にか着替えを終えたスバルがその部屋にある時計を指差しながら声をかけてきていた様子。

 

スバルが指差すその時計を見ると…あれだけあった着替えの時間が、すでに残り僅かとなっているのに気が付き私は着替えが終わるのを待っていてくれていたスバルとルシエ三等陸士に誤りすぐさまその着替えを再開。

 

大急ぎで訓練場へと向かう事となった。

 

 

 

機動六課施設内 訓練施設前

 

ユウ視点

 

カチカチカチ…。

 

「これで、よしっと…。それにしても、遅いですね?新人達?」

 

「まだ来たばかりだから…もしかしたら迷っているのかも?ねぇ、ユウ君?そっちの準備の方はどう?」

 

「システムオールグリーン。問題ないですよ?いつでも、いけます。それにしても、連中が来たら驚きますよ?六課ご自慢の訓練施設を見たら?」

 

アルト共にロングアーチへと向かった俺は、そこでの俺の上官となるグリフィス・ロラウン准陸尉や今俺の横にいるシャーリー事シャリオ・フィニーノ一等陸士件執務官補佐。

 

さらには、ここのボスである八神はやて部隊長やここの機動部隊であるスターズ、ライトニングの両分隊の隊長、副隊長と顔合わせを行い今後の事についてその指示を受けた。

 

そして、その後アルトとは別れシャーリーさんと訓練教官件スターズ分隊隊長である高町なのは一等陸尉と共にこれからココに来るであろう新人フォワード達の訓練を行うためにその準備を行っていた。

 

自身のその周囲にいくつもの空間パネルを開きそれを起用に両手で操りその準備を追えたシャーリーさんは、新人達が来ない事をきにかけなのは隊長に声をかける。

 

その声に対しなのは隊長は、気にしていない素振りを見せながらそれに答える。

 

どうやら、なのは隊長の方もその準備が終わった様子で俺に対し状況を確認してきた。

 

隊長の声を聞いた俺は、開いていた空間パネルが正常に動作しているのを確認した後その事を彼女に告げこちらもその準備が追えた事を告げさらに六課ご自慢の訓練施設についてその詳細が記された空間パネルを見ながら思わず声をあげる。

 

「にゃははは。これ(訓練施設)については、はやてちゃんに随分と頑張ってもらったから?」

 

「それを言うなら、君の経歴もだよ?ユウ君?(そうですか?)そうよ!!だって「所属していた部署は短期での稼動部署を含め40以上(経理や総務、武装隊に広報部隊など等)って…」いったい今まで何をやってきたの?」

 

「えっ!?そんなに?」

 

「ええ…」

 

俺の話に対しなのは隊長は、笑みをこぼしながらそれに答えそれを聞いたシャーリーさんは空間パネルに俺の経歴が書かれた画面を表示させながらその経歴の多さに声をあげる。

 

その声を聞いたなのは隊長がその画面を確認しながらシャーリーさんに声に答えた後その理由を言葉ではなくその視線で俺に聞いてきた。

 

「言っときますけど、トラブル起こして追い出された訳ではありませんから?(なら、どうして?)今回俺が六課に来たのと理由は同じですよ?」

 

「つまり、ユウ君のお姉さんであるミツキ・サエグサ少将の代わりとして…」

 

「そういうことです。いい理由であれ悪い理由であれ…、引く手あまたですからね?ウチの姉貴は?ったく、こっちはゆっくりと休んでもらいたいのに…。あっ、すいません。一言多かったですね?」

 

その視線に気づいた俺は、やれやれといった様子をしながらそれに答えそれを聞いたなのは隊長がそれを自身したその話を要約した内容を俺に言ってきた。

 

隊長のその話を聞いた俺は、それでいい事を了承。そして、思わず自身の中で感じていた事を口にしてしまいそれが隊長達の気分を損ねたと感じすぐさま謝罪した。

 

「ううん。いいよ?気にしないで?」

 

「ちなみに…ユウ君自身、今回どっちの理由で六課に呼ばれたと思っているの?その…いい理由と悪い理由?」

 

俺の謝罪を受けたなのは隊長は、気にしないよう告げてくれそれについては言葉こそださなかったがシャーリーさんも同じ様子。

 

ただ、彼女の中で俺に対し何か気になっていた様子だったか隊長の声の後聞きづらそうな表情を浮かべながらその事について俺に聞いてきた。

 

なんせ、シャリーさんは、執務官であるフェイト隊長の補佐官。そのフェイト隊長の母親と兄がトップに君臨する派閥…「ハラオウン派」と呼ばれる人達とウチの姉貴は仲が悪い。

 

特にフェイト隊長の兄であるクロノ・ハラオウン提督とは特に仲が悪く…その影響と俺が関わっている例の独立部隊の事もあり恐らくその動向をフェイト隊長辺りから事前に聞くよう言われてたんだろうな?

 

本人の顔にも書いてあるよ?「これは、したがなく聞いている事だって…私の意志で聞いている事じゃなから?」って。

 

「正直に言えば、どっちも…と言うより良い方だけで呼ばれたと思いたいですね?(それってどういう事?)姉貴の状況については、俺も大体把握しているつもりです。ここの部隊長と姉貴が仲がいいことも…それにフェイト隊長のご家族共仲が悪い事も知っています。でも、この機動六課が上手くいけば姉貴の出番が減る。そうなると、自ずと休みが多くなり…その結果、姉貴が無理しなくてすむ。まっ、上がどう考えているかは知りませんけど?まっ、俺としては、こんなに楽な方法でこっちの思惑がかなうならそれでいいと思っています。それが先ほどの理由です」

 

「じゃあ…もし、君の思惑通りにならなかったら…もしユウ君のお姉さんに対し六課が無理をさせるような事をしたら…貴方はどうするつもり?」

 

シャーリーさんのそんな様子を見た俺は、流石に不機嫌になる訳にも…その話をはぐらかす訳にもいかなくなり…その本音を2人に明かした。

 

それを聞いたシャーリーさんは、その俺の答えに対しさらに質問。

 

こういう状況になれば、よくあるパターンとしてその関係性の悪化を懸念したなのは隊長が止めに入るのだが…今回の事についてはなのは隊長自身もどうやら同じ事を感じたらしくそれを止める事はなかった。

 

「それは、その時になったら考えます。出来れば、そういう事がない事を願っていますけど?それに、なのは隊長にはウチの妹分達がこれからかなりご迷惑をかけると思うんで?」

 

「ん?妹分?って?…なるほど…そういう訳か?なのは隊長?これは、責任重大ですね?」

 

シャーリーさんのそんな問いかけに対し俺は、今思っている事をそのまま2人に告げた。

 

俺のその話を聞いた彼女は、話の後半部分についていまいち理解していなかった様子。だが、その話をなのは隊長は理解している様子であったため1人置いてけぼりをくらったシャーリーさんは、すぐさま自身の周りにさらに空間パネルを表示させその事についてあれこれ調べ始めた。

 

数秒後、どうやら今の話の事をシャーリーさんも理解したらしい少し嫌味交じりの笑顔をしながらなのは隊長に声をかける。

 

「にゃははは、そんな事はないよ?ちなみにユウ君は、二人の事をどう思っているの?その局員として?」

 

「う~ん…。あまりそういう事を考えた事はないんですが…。まっ、ウチの姉貴の言葉を借りるなら「磨けば光るダイヤの原石」って所でしょうか?ちなみにウチの姉貴…なのは隊長の事を羨ましがっていましたよ?「「あんなダイヤの原石」を磨く事が出来るチャンスなんてそうメッタにないってね?」

 

シャーリーさんの話を聞いたなのは隊長は、それを笑顔で返しながらその2人について俺自身の2人の評価を聞いてきた。

 

それを聞いた俺は、あの2人に対し今までそんな事をした事がなかったため姉貴が以前に口にしていた言葉を借りそれを自身の評価として答えさらにその時の姉貴の様子について隊長に話をした。

 

「なるほど?なら、私もガンバらなくちゃ!!全力全開で!?ユウ君?シャリーしっかりとフォローの方よろしくね?」

 

「「わかりました」」

 

俺の話を聞いたなのは隊長は、それに感化されたのか全身にやる気をみなぎらせ俺たちにそのフォローをしっかりする様その指示をだしそれを来聞いた俺とシャーリーさんはそれを2つ返事返事で答えていた。

 

「すみませ~ん!!遅れました!!」

 

「あっ、来たみたいだね?それじゃ、始めるとしますか?」

 

「「了解」」

 

そんなやり取りがようやくその終わりを告げた頃、大急ぎで慌てな様子の例の新人共がこちらに向かい走ってきながら声をだしているのが見えた。

 

新人の声を聞いた隊長は、その話はココで終わりと言わんばかりに俺とシャーリーさんに声をかけその表情を訓練教官としての顔付きに変えた。

 

俺もシャーリーさんもそれに対し異論はなくその表情を切り替え新人達の到着を少しの間待つ事にした。

 

 

シャーリー視点

 

「…まっ、こんな感じで訓練を進めていくつもりなんだけど…ここまでで何か質問とか…ん?スバル?どうしたの?何か落ち着かない様子だけど?」

 

「い…いえ、な…なんでもありません!!」

 

「そう?なら、いいけど…じゃ、話を進めるね?」

 

新人達が、ようやくこの訓練場に到着した後それぞれ自己紹介を終えた後なのは隊長による今日から行われる訓練についての説明が行われた。

 

なのは隊長の前に横1列に並びならが画面を使いながらするその説明を聞く新人達。

 

その誰もが緊張した様子でその話を聞いていた。

 

私は、なのは隊長が説明する話を聞きながら手元にある空間パネルを操作し彼女が説明のために使用している空間パネルを操作。その説明のサポートを行っていた。

 

その説明が終わりを告げた頃、突如スターズ分隊のスバル・ナカジマ二等陸士が落ち着かない様子をし始めた。

 

彼女のそんな様子に気づいたなのは隊長は、その事を聞いた所それに驚いたナカジマ二等陸士は、直立不動となりなんでもない事を告げる。

 

その声をなのは隊長は、?を浮かべ彼女の視線の先を見た後それを了承。その話を続ける。

 

でも、その後…ナカジマ二等陸士の落ち着かな様子は治まらず…そして、彼女のその視線の先では呆れながら必死になのは隊長に頭を下げている彼の姿があった。

 

そんな時だった…。

 

「(こぉらぁ!!スバル!!ちゃんと話を聞けぇ!!)えっ!?(ガン!!)ふぎゃーーー!!」

 

ドカーーーーン!!

 

「えっ!?なにっ!?」

 

「スバル!!」

 

「自業自得よ?このバカスバル?」

 

「空から…コンペイトウ?それとも…モーニングスター?」

 

「違うわよ?あれは、ガンダムハンマーよ?キャロ?」

 

「で…でも?あの球体の表面には「組長仕様レプリカ版 コンペイトウ Type R」って文字が…」

 

突如、空から女性?の声が聞えたと思っていたら次の瞬間…とげが付いた巨大な鉄球がその声に驚くナカジマ二等陸士の頭の上に直撃。

 

彼女は、そのまま鉄球下敷きとなった。

 

その様子を見たなのは隊長が驚きの声をあげ、ランスター二等陸士呆れた様子でそれに続く。

 

一方、キャロは、空から降ってきたその鉄球の名称がなんなのか疑問の声をあげそれに私がその声に答え最後にその話を聞いたキャロと同じライトニング分隊に所属しているエリオ・モンディアル三等陸士がその鉄球の表面に書いてある内容に疑問の声をあげていた。

 

「はぁ…やっぱり来てやいがったか…。こりゃ、面倒くせぇ事にでもなりそうだ?」

 

「仕方がないわよ?あんたが、ココに来た事でスバルがこうなるってわかってたんだから?」

 

ナカジマ二等陸士の様子を見たユウ君は、まるで悪夢でも見ているかのように頭を抱えそして面倒くさそうにため息をした後声を上げそれに気が付いたランスター二等陸士が彼に近づきながら彼同様呆れた様子で声をかけていた。

 

「えっ!?誰かいるの!?ここに?各種センサーには反応は出てないのに!!」

 

「うん…。上手く魔力を隠しているけど…何か…」

 

2人の声を聞いた私は、空間パネルに六課の各種センサーの画面を表示させそれが何も反応していない事を確認。その上で驚きの声をあげる。

 

私の声を聞いたなのは隊長は、ユウ君達の話を認めながらもまだ自分自身でもその確証が得られてはいないせいか難しい顔をしながらその“何か”をどこにいるのかを探っていた。

 

「どうするつもりよ?このままじゃ…((ゴゴゴゴッ…)ノーーーーーーーアーーーーーー!!)ほらっ?スバルが怒った?」

 

「そうだな?そうだ!!どうでしょう?なのは隊長?ここは、訓練の一環として今スバルに「組長仕様レプリカ版 コンペイトウ Type R」をぶつけた奴を新人達に捕まえさせるっていうのは?つ~か、これじゃ訓練になりませんよ?今のスバル…相当キレちゃってますから?」

 

隊長の話を聞いたランスター二等陸士は、その背中に何か殺気のようなものを感じながらユウ君に以後の対応について聞いていた。

 

そんな中、コンペイトウに潰されていたナカジマ二等陸士が大声をあげながらまるで火事場のバカ力を発揮したかのようにそれを持ち上げ怒りMAXな表情でその場から立ち上がってきた。

 

それを見たランスター二等陸士は、「ほらね?」といった様子でユウ君に声をかけその声に対しユウ君は少しの間だけ考え込んだ後なのは隊長に対しこれを訓練に利用しようと提案した。

 

「えっ!?大丈夫なの?敵かなんかじゃ?」

 

「心配いりませんよ?ウチの家族で陸士108部隊の女性局員です。(家族?)ええ。名前は、ノアと言って階級は、曹長…。所謂、姉貴の使い魔みたいな奴です。センサーに引っかからない主な原因としては、普段ノアは、リインフォースツヴァイ曹長と同じサイズで行動しているのと…。なのは隊長ものおっしゃっていましたが、ノアの奴…自分の魔力を抑えて現在行動している上…自分自身に幻術かけてるせいで余計センサーにひっかからないんですよ?大方、心配性のウチの姉貴に変ってその様子をこっそり覗きにきたんでしょ?今そいつの経歴を出しますんでとりあえず見てください」

 

(ピッ!!)

 

「ふむふむ…なるほど…。面白そうだね?でも、協力してくれるかな?」

 

「そうですね?六課の食堂で売っている「部隊長特性 チョコレートパフェ」でもおごるとでも言えば2つ返事で協力してくれますよ?」

 

「それって…協力と言うより…むしろ買収じゃ…」

 

その提案に驚くなのは隊長に対しユウ君は、その…彼女?の経歴が記載された空間パネルを隊長の目の前に表示させ敵ではない事のを証明と大雑把な彼女の紹介をした。

 

ユウ君が表示させた画面の中身を見た隊長は、彼の提案を了承。

 

彼に対しその提案を彼女が了承するのかを確認。その声にユウ君が、彼女がその話にのってくる条件を提示。

 

すると、その声を聞いたエリオが、その声に戸惑いながら声を上げていた。

 

「なら、それで行くよ!ユウ君?訓練場を出して?設定は廃棄都市。それと今の条件で彼女に協力を依頼して?(了解。OKだそうです)わかったよ?ありがとう。なら、シャーリーは、打ち合わせ通りに。フォワードは、すぐに準備をして?訓練は、今攻撃してきたアンノーン(ノア)の確保もしくは撃墜って事で?ちなみに、そのアンノーンの援軍として元々訓練で使おうとしていた適役にもでてもらうから?そのつもりで?みんないい?」

 

「「「「了解!!」」」」

 

エリオの声を他所になのは隊長は、今日の訓練内容の変更を決定。すぐさま、ユウ君に彼女に対しての交渉と訓練についての指示を出す。

 

そして、彼の返答を聞いた後さらに私と新人達に指示を出しその行動を開始した。

 

「なのは隊長…すいません。この件については、ウチの姉貴の方にキッチリ報告してちゃんとお仕置きしてもらいますので…。面倒な事だけは…」

 

「大丈夫。私も大げさにするつもりはないから?でも、パフェ代はユウ君持ちだからね?(ガクッ…。へぇ~い…)(準備出来ました!!)それじゃ、はじめよっか?」

 

「「「「はい!!」」」」

 

新人達が準備を進める中、その様子を見つめていたなのは隊長にユウ君が恐る恐る近づきそして今の件について謝っていた。

 

そんな彼の様子に対しなのは隊長は、笑顔でそれに答える一方この訓練に協力してくれる事になったノアちゃんへのその報酬のその代金については彼が持つようつげていた。

 

隊長の声を聞いたユウ君は、ガクリっと肩を落とす一方新人達がその準備を終えた事を告げる声を確認。

 

訓練開始の声をあげた。

 

 




2話目でしたがいかがでしたか?

やっぱり、ブランクって奴はあるんですね?

書きたい内容は決まっているんですが、その文面が中々出てこない。(笑)

まっ、こんな感じでやってまいりますので広い心でお付き合いいただければ幸いです。

後、以前やっていた際他の作者さんとのコラボをやっていたのですがそれをこっちでもやっていきたいと思っています。

投稿自体は、まだ先の話となりますが…もしそのコラボへの参加希望などあればご一報ください。

また、こちらからお願いする場合、事前にその大雑把な内容などを書いたものをメールにて遅らせて頂きご了承を頂いた上で掲載していきたいと思っております。

では、また次回…。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。