やはり俺達が世界の銃爪を引くのは間違っていない   作:シャルルヤ·ハプティズム

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8話:比企谷八幡は目立ちたくない。

 

『職場見学希望調査

2年 F組 比企谷八幡

 

志望先:

 

志望理由:

 

 

平塚「比企谷、何だねこれは」

 

八幡「何って、職場見学の希望調査票ですけど」

 

平塚「そういうことを言っているんではない。何故白紙で出したのかを聞いているんだ」

 

八幡「いや俺バイトしてるじゃないですか。もう社会には入っているんですよ。だからそもそも必要ないんですよ」

 

平塚「屁理屈を捏ねるな小僧」

 

八幡「そうですね。先生の歳からしたら俺は小僧でしたね」

 

平塚先生が鳩尾に向かって殴ってきた。相変わらず速いな。トリオン体なんじゃねえの?まあ、掌で受け止めたが。

 

平塚「よく、止めたな」

 

八幡「こんくらいなら何ともないです」

 

平塚「····そうか。まあいい。職場見学は3人1班だ。あと、調査票は書き直さなくていい」

 

八幡「3人1班はまぁ分かりましたけど、逆に何で調査票は書き直さなくていいんですか?」

 

平塚「これはついさっき決まったことで、ホームルームでも言うんだが、学年の殆どの生徒が志望先にボーダーを選んでな」

 

八幡「え?」

 

まさか···嘘だと言ってよバーニィ!!!

 

平塚「全員でボーダーにお邪魔する事になった」

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今絶望の底にいる。今ならヤミーになれそう。

 

そんな事を考えているとメールが来た。送り人は最愛の人、陽乃だ。

 

from:陽乃

 

件名:職場見学

 

職場見学はそろそろボーダーに決まったんじゃない?私の時も全員でボーダーだったわ。あと、私達は職場見学の時何かするらしいわ。忍田さんが計画してるらしいわ。来てね♡』

 

 

よし、行くか。何でそんな直ぐに意見が変わるかって?世界一可愛い婚約者の頼みを断るわけないだろ。

そんな事を考えていると、戸塚が来た。

 

戸塚「八幡ちょっといい?」

 

八幡「戸塚か。どうした?」

 

戸塚「実はね、僕まだ職場見学で班を作ってないんだ。一緒に行ってくれない?」

 

八幡「ああいいぞ」

 

戸塚「八幡ありがとう!」

 

その時戸塚の携帯が鳴った。戸塚は携帯を開く。メールでもきたのだろう。しかし、戸塚の顔は、みるみる暗くなっていく。

 

八幡「戸塚どうした?」

 

戸塚「八幡あのね·····」

 

戸塚が携帯の画面を見せてきた。そこには、

 

『戸部は元カラーギャングでゲーセンで西高狩り』

 

『大和は三股をかけている屑』

 

『大岡はラフプレーで相手のエース潰し』

 

と、書かれていた。

 

戸塚「これ、本当なのかな······」

 

八幡「いや、こういうものは大抵出鱈目だから気にするな。そんなメール消しちまえ」

 

戸塚「····うん。じゃあチャイムなるからもう行くね」

 

八幡「ああ」

 

_______________________

 

放課後。俺は奉仕部部室で文庫本を読んでいる。雪乃ちゃんは防衛任務があるので、学校が終わると直ぐ帰った。そんな中、葉山が来た。

 

葉山「いいかな?」

 

八幡「何だ?」

 

葉山「ちょっと相談があってね。ここは奉仕部って言うんだろ?」

 

八幡「ああ。で?とっとと本題に入れ」

 

葉山「ああ、これだ」

 

八幡「あ?これ戸塚に見せて貰ったがお前にも来たのか」

 

葉山「ああ。聞いた限りでは全員に送られている」

 

八幡「なるほどね。それでお前はどうしたいんだ?」

 

葉山「ああ、これを何とかしたいんだ。でも犯人が知りたいわけじゃない。話し合えば分かると思うんだ」

 

八幡「話し合って全員が分かり合えるわけがないが······今回に限ってはお前の望み通り犯人は探さなくていいだろう」

 

葉山「本当かい?」

 

八幡「ああ。まずは、犯人だがこれはおそらく3人の中の誰か····多分、大和だ」

 

葉山「なっ!彼は被害者だろ!?」

 

八幡「いや、この中の3人で一番被害が軽い」

 

葉山「でもどうして?」

 

八幡「これが出始めたのはいつだ?」

 

葉山「たしか·····週間くらい前からだ」

 

八幡「なら簡単だ。職場見学の班分けの話があったのがその頃だった筈だ。お前はその3人の誰かと行くつもりなんだろ?」

 

葉山「ああ、そのつもりだ」

 

八幡「そうなると1人仲間外れが出来る」

 

葉山「なるほど。で、どうすればいいんだ?」

 

八幡「簡単だ。この3人で班を組ませろ。多分、それで解決する」

 

葉山「分かった。今日はありがとう」

 

八幡「別に。大したことじゃない」

 

 

 

 

 

 

 

 

それから2日後。現在は班決めの最終調整をしている。黒板には、戸部、大岡、大和が3人で班になって名前を書いている。

 

葉山「いやぁ助かったよ。ありがとう」

 

八幡「別に何もしてない。動いたのはお前だ」

 

葉山「君は凄いな…ところで、俺も君達の班に加わっていいかい?」

 

八幡「俺は戸塚と組んでいる。戸塚に聞け」

 

葉山「戸塚いいかい?」

 

戸塚「勿論だよ葉山君!」

 

_______________________

 

 

6日後。

 

八幡「帰りてぇ」

 

戸塚「何言ってるの八幡!ボーダーだよボーダー!」

 

葉山「まぁまぁ比企谷そんな事言わないでさ。もっと楽しそうに行こう」

 

八幡「いやまぁ、それはそうなんだけど…」

 

 

 

嵐山「総武高校の皆!嵐山隊隊長の嵐山だ!今日は俺達が皆の案内を担当する!」

 

周りから歓声が起こる。まぁ当然だろうな。嵐山隊といえばボーダーの広報を担当しているだけあってボーダーの花形だからな。尚、俺は今嵐山さんに見えないようにして、隅っこでマッ缶を飲んでいる。サイドエフェクトを少しだけ使い、影を薄くすることも忘れない。

 

 

奈良坂「俺はてっきりめんどくさがり屋のお前はサボると思ってたぞ比企谷」

 

奈良坂と辻が話しかけてきた。

 

八幡「そうしたかったけど、陽乃に来てねって頼まれたし、忍田さんが何か考えてるらしいからな。あの人には大規模侵攻で壊された家の代わりを探すの手伝ってくれた恩もあるし」

 

辻「なるほどね。それより移動するらしいぞ」

 

八幡「そういえば、三輪は?」

 

三輪「おい、分かっててやってるだろ」

 

八幡「気配消せてないぞ」

 

三輪「俺もまだまだだな」

 

八幡「まいいや。それより俺達も行こうぜ」

 

 

 

 

 

嵐山「まずは、入隊訓練で行うことを体験してもらう」

 

木虎が地形踏破訓練、時枝が追跡·探知訓練、佐鳥が隠密訓練の見本をそれぞれ行った。3人とも上達してんな。師匠として嬉しい限りだ。そして最後に対トリオン兵の戦闘訓練がある。

 

八幡「この訓練俺ん時は無かったな(考案したの俺なんだから当たり前なんけどね)」

 

三輪「俺もだ」

 

辻「俺も」

 

奈良坂「俺は狙撃手だったからな」

 

八幡「2年前からだからな」

 

雪乃「わたしは17秒だったわ」

 

熊谷「私は1分40秒くらいだったよ······」

 

雪乃ちゃんと熊谷か来た。

 

熊谷「·····あんたはいつ入隊したの?」

 

八幡「5年くらい前」

 

三輪「お前ボーダーが表に出る前からいたのか····」

 

八幡「まあな」

 

そんな時嵐山さんと目があった。しまった!油断してまたサイドエフェクト解除してんじゃねえか!

 

嵐山「比企谷?·····比企谷じゃないか!」

 

八幡「(ハァ)·········どうも、嵐山さん」

 

嵐山「折角だからな。考案者なんだしお前もやってみたらどうだ?」

 

八幡「えぇ、いやですよ」

 

葉山「···嵐山さんは彼と知り合いなんですか?」

 

終わった····さらば俺の悠々自適ライフ·····

 

嵐山「知り合いも何も···彼もボーダー隊員だからな!!!」

 

そういうと周りからどよめきが起こる。

 

「誰だあいつ?」

「あんな、ぼっちが?」

「学校だとホントにぼっちだったのか」ボソッ

 

おい、ぼっちなのは関係ないだろ。てか最後菊地原だな?カメレオンで隠れてもサイドエフェクトで居場所バレバレだからな?

 

嵐山「まぁまぁいいから受けてみてくれ」

 

八幡「はぁ分かりました。あとで0.05秒旋空弧月の練習に付き合って下さいね」

 

嵐山「それの射程はどれくらいなんだ?」

 

八幡「90メートルくらいって計算で出ました」

 

嵐山「銃手の俺より射程があるぞ…さあ訓練室に入ってくれ」

 

八幡「分かりました」

 

 

訓練室に入ると仮想戦闘モードでバムスターが出てきたので、俺は弧月を抜きバムスターの頭に向かって構える。綾辻の声が聞こえた。

 

綾辻『戦闘開始!』

 

八幡「旋空弧月」

 

俺は0.01秒に旋空を設定する。そしてバムスターの頭が消し飛んだ。

 

綾辻『·········訓練終了。記録 0.03秒!?』

 

八幡「ふう」

俺が訓練室から出ると周りはポカンとしていた。当然だな。俺も目じゃ追えなかったし。

嵐山「····彼はただの隊員じゃない。A級1位比企谷隊隊長で個人総合1位。最強のボーダー隊員だ!」

 

「嘘だろ····あんな奴が···」

 

え?なんなの?俺何かした?

 

嵐山「それでは職場見学の次に入ろう。次は、比企谷隊 対 ボーダー連合で、模擬戦を行う!ボーダー連合は三輪、奈良坂、三上、辻、熊谷、そして嵐山隊より、俺と木虎、佐鳥が入る!綾辻と時枝には解説をしてもらう。誰か居たら入れていいぞ」

 

八幡「え?聞いてないんですけど」

 

嵐山「当然だ。雪ノ下と忍田本部長がお前に聞かれないようにしていたからな。知っていたらサボるだろう」

 

八幡「······分かりました」

 

雪乃「比企谷君私も比企谷隊に加わっていいかしら?」

 

八幡「ああいいぞ。嵐山さんいいですか?」

 

嵐山「ああ構わない。では30分後に始めよう」

 

八幡「分かりました。雪ノ下、行くぞ」

 

雪乃「えぇ」

 

 

作戦室に行くと陽乃と小町が居た。

 

陽乃「八幡~!よかった〜来てくれた〜!」

 

八幡「来ない訳ないだろ」ナデナデ

 

陽乃「♪~」

 

八幡「で、何で小町居るんだ?日浦と遊びに行ったんじゃねぇの?」

 

小町「嘘に決まってんじゃん。茜ちゃんは玲さんと模擬戦見に来てるよ」

 

八幡「さいですか」

 

陽乃「····さて、と。そろそろ作戦会議始めましょ」

 

八幡「ああ」

 

 

 

 

 

八幡「というわけで基本は合流中心でいく」

 

雪乃「分かったわ」

 

陽乃「合流が難しい場合は?」

 

八幡「その場合はどっちかが雪乃ちゃんと合流しつつ各個撃破で」

 

陽乃「了解」

 

小町「3人とも〜転送開始するよ~」

 

八幡「分かった」

 

_______________________

 

綾辻『比企谷隊 対 ボーダー連合!実況は私嵐山隊オペレーターの綾辻。解説は、嵐山隊時枝とレポート地獄から逃げ出して来た太刀川隊の太刀川隊長でお送りします!』

 

太刀川『え!?それ言う!?』

 

綾辻『比企谷君に言えと言われてまして。あと、勘弁しないと出水君ごとC級に落とすとも言ってました』

 

太刀川『嘘だろ···やべぇ、あいつならガチでやりかねん』

 

綾辻『さぁ!全隊員の転送が完了しました!ステージは市街地Cです!狙いはなんでしょうか?』

 

太刀川『このステージは高低差が大きいからやっぱスナイパーだな。連合側に佐鳥と奈良坂がいる。ただ、比企谷が前回のチームランク戦でライトニング使ったし、迅が言うには東さんより前からスナイパーライフル使ってるらしいから油断は全く出来ない』

 

双葉「あの米屋先輩··········八幡先輩ってスナイパーも出来るんですか!?」

 

米屋「らしいな。ハッチ凄すぎんだろ」

 

実は、ボーダー内でこの模擬戦を知らなかったのは八幡ただ1人であり、土曜日ということもあり防衛任務等以外のほぼ全隊員がこの模擬戦を見ている。忍田さん始めとする大人数での包囲作戦である。修は気配を消して隅っこにいる。

 

綾辻『各隊員が合流を開始!雪ノ下姉妹が合流しました!比企谷隊長は合流せずに、各個撃破に向かうもようです!』

 

_______________________

 

陽乃『八幡、雪乃ちゃんと合流したよ。八幡はどうする?』

 

八幡『俺は合流しない。小町、今回は雪乃ちゃん達優先で支援を。こっちは気にしなくていい』

 

小町『了〜解!』

 

八幡『雪乃ちゃんは出来るだけ、スナイパーに気を付けろ。俺はスナイパーを殺りに行く。健闘を祈る』

 

『『『了解!』』』

 

俺はグラスホッパーで高台に向かう。右手に弧月をだしているが、サブのシールドとライトニングを準備しておく。案の定佐鳥がツインスナイプをしてきた。学習しろ。シールドで防ぎ、ライトニングを出す。

 

八幡「佐鳥貰いっ!」

 

ライトニングで狙うが違う方向から弾丸が飛んできてライトニングの弾丸を撃ち消す。

 

八幡「奈良坂見っけ」

 

グラスホッパーを駆使し全力で奈良坂を追う。

 

八幡「奈良坂悪いな。旋空弧月」

 

旋空弧月で奈良坂を真っ二つにし佐鳥を追う。

 

 

八幡「見つけた。バイパー」

 

6×6×6の216個で佐鳥を蜂の巣にする。

 

八幡『スナイパー2人倒した。思いっきり暴れていいぞ』

 

陽乃『流石は早いね』

 

 

俺はサイドエフェクトを使い索敵すると、近くに嵐山さん、木虎、辻が近くに居た。トマホークを合成し10×10×10の1000個を使い辻に400個、嵐山さんと木虎に300個ずつ放つ。辻は対応出来ずベイルアウトした。嵐山さんと木虎には流石に通用しないか。そこで、横から旋空弧月がとんでくる。屈んで躱す。狙い通り。

 

熊谷「今日こそ貰うよ比企谷!」

 

八幡「そうか、やってみろ」

 

_______________________

 

現在、私は雪乃ちゃんと合流しレーダーに映った敵に向かってグラスホッパーで移動している。八幡がスナイパー2人を倒してくれたのでひとまず大丈夫だろう。敵に接近し私がマンティス、雪乃ちゃんが旋空弧月で奇襲をかける。

 

三輪「チッ······2対1か」

 

そう言って三輪君は鉛弾を撃ってくる。私達は散開して避ける。三輪君は雪乃ちゃんに弧月で斬り掛かりつつ、私にレッドバレットを撃ってくる。トマホークやコブラでは雪乃ちゃんにも当たってしまうのでなかなかどうして攻め難い。

 

陽乃『雪乃ちゃん戦いながら聞いて。作戦を伝えるわ』

 

雪乃『何かしら』

 

陽乃『単純よ。合図したら雪乃ちゃんはグラスホッパーで三輪君を思いっきり上空に飛ばして。蜂の巣にするわ』

 

雪乃『相変わらず容赦ないわね』

 

陽乃『ニャハハ~、カウントダウンいくよ〜。5、4、3、2、1···今よ!』

 

雪乃「グラスホッパー!」

 

三輪「しまった!クソッ····シールド!」

 

陽乃「バイパー+メテオラ···トマホーク!」

 

三輪「チッ、アステロイド!」

 

三輪君は置土産に、雪乃ちゃんにアステロイドを撃ってくる。雪乃ちゃんは対応出来ずに右腕と右足を削られる。三輪君はトマホークをくらいベイルアウトした。

 

陽乃「雪乃ちゃん大丈夫?」

 

雪乃「まだ平気よ」

 

陽乃「なら、八幡の援護に行くよ。向こうに嵐山君と、木虎ちゃん、熊谷ちゃんがいる筈だわ」

 

雪乃「ええ」

 

私達は、グラスホッパーで八幡のもとに向かう。

 

 

 

 

 

熊谷「どうしたの比企谷。避けてばっかじゃない」

 

八幡「そうか?アステロイド」

 

俺は弾速重視のアステロイドで牽制する。····嵐山さん達は釣りには乗って来ないな。熊谷をあしらいつつ内部通信をいれる。

 

八幡『2人は今何処?』

 

陽乃『もう少しでそっちに着くわ』

 

八幡『そうか。雪乃ちゃん、着いたらバトンタッチ出来るか?俺達は嵐山隊の2人を倒す』

 

雪乃『分かったわ』

 

 

そこで俺と熊谷の間にトマホークが降ってくる。

 

陽乃「お待たせ八幡」

 

雪乃「グラスホッパー」

 

雪乃ちゃんがグラスホッパーで接近し弧月で斬り掛かる。

 

八幡『雪乃ちゃん下がって』

 

八幡「熊谷、餞別だ」

 

モールクローで熊谷の左手を飛ばす。

 

八幡「こっちは任せる」

 

俺は陽乃と共にグラスホッパーで、嵐山さん達を追う。

 

 

 

八幡「追いついた。メテオラ」

 

メテオラを64個に分割して牽制する。

 

嵐山「末恐ろしいな。もう俺と藍だけか」

 

八幡「今回も勝たせて貰います」

 

さっきのトマホークはあんま効いてないな…木虎は左腕と左足に穴が空いているくらいか…。嵐山さんはほぼ無傷だ。テレポーターで避けやがったか。

 

八幡「流石に空爆はもう喰らいませんか」

 

嵐山「そうだな。お前達の対策くらいはさせてもらった」

 

八幡「なら俺達も新しいことしませんとね。陽乃!」

 

陽乃「バイパー+アステロイド·····コブラ!」

 

木虎はスパイダー、嵐山さんはテレポーターで避ける。当然想定内だ。

 

八幡「木虎は任せた」

 

陽乃「了解!」

 

八幡「メテオラ」

嵐山さんは更にテレポーターで逃げる。視線の向きからして俺の後ろだろうな。まぁ余裕は無いもんな。········俺の勝ちだ。

 

八幡「モールクロー」

 

テレポーターは移動距離によってインターバルが必要になる。嵐山さんがテレポーターで移動した直後に、モールクローを仕掛ける。移動直後でまともな反応が出来ない嵐山さんは俺のモールクローをもろに受け、胸に穴が開く。

 

嵐山「流石だな·····」

 

嵐山さんがベイルアウトした。同じように木虎も、陽乃のマンティスで首を斬られベイルアウトした。雪乃ちゃんはアステロイドで熊谷を削り、隙が出来た時旋空弧月で切り伏せたらしい。

 

_______________________

 

 

綾辻『7対0!勝者は比企谷隊です!』

 

時枝『今回は陽乃さんの妹の雪乃さんが大きな役割を果たしてましたね』

 

綾辻『そうですね。陽乃隊員の援護及び、熊谷隊員を足止めしていましたね。太刀川隊長はどう見ますか?』

太刀川『そうだな。まず、スナイパー2人が最初にやられたのが辛かったな。特に佐鳥は、比企谷の陽動にあっさり引っ掛かっちまったしな。そして、奈良坂も場所がバレてしまった。そこだろうな。あえて比企谷を放置して雪ノ下に総攻撃して頭数を減らしたりしたらこんなふうにはならなかった筈だ。』

 

綾辻『なるほど····今回はこれにて終了です!解説に来て頂いた太刀川隊長、ありがとうございました』

 

太刀川『·····ありがとうございました。やべ、風間さん来た····』

 

 

 

 

模擬戦を終え、俺達はランク戦ブースから出てきた。

 

戸塚「凄いね!八幡かっこよかったよ!」

 

八幡「おお、ありがとうな」

 

陽乃「八幡~?その可愛い娘誰〜?」

 

八幡「うおっ?!」

 

え、笑顔が怖いよ陽乃さん········しかし、1つ勘違いしているな…

 

八幡「落ち着け。戸塚は男だ」

 

陽乃「え?ちょっと桐絵ちゃんじゃないんだから騙されないわよ?」

 

他の奴も笑いながら見ている。大笑いしてる佐鳥と熊谷は後で許さん。そこで、俺に助け舟が出た。

 

雪乃「落ち着きなさい姉さん。戸塚君は男の子よ」

 

「「「「「「「え!?」」」」」」」

 

笑いながら見ていた皆も驚いている。まぁ、俺も平塚先生に言われてなかったら絶対女だと思ってたな。

 

熊谷·木虎「「何か女の子として負けた気がする····」」

 

······弟子2人の発言は聞かなかったことにしよう。

そこで、馬鹿が馬鹿丸出しの発言をしてきた。

 

 

 

三浦「あんさぁ~、ヒキオずるしたんじゃないの?www」

 

 

 

 

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