やはり俺達が世界の銃爪を引くのは間違っていない 作:シャルルヤ·ハプティズム
八月某日。俺は陽乃と小町と、本部の前に居る。あと、何故か知らんが日浦も居る。何で本部に入らないかって?
八幡「何で日浦まで居んの?」
日浦「何でって、大志君は同じクラスなんですよ?」
八幡「いや、俺に言われてもな·····」
小町「まぁまぁお兄ちゃん。沙希さんと留美ちゃんも入隊試験受けるんだから」
八幡「まぁ、別にいいんだけどさ」
そう、今日はボーダーの入隊試験なのだ。そして、陽乃は会場の一つの試験官なのである。因みに、俺も試験官である。そして、川崎と鶴見、あと大志も入隊試験を受けるらしい。
祐夜と柚稀奈はお袋が仕事が休みなので、相手をしてもらっている。あれから、俺と陽乃、それから小町やお袋、更には雪ノ下家に協力してもらって2人の世話と血縁者探しをしているが、血縁者は見つかっていない。ボーダーに2人の身分証明書はあって城戸さん達にも話をしたら、手伝うと言って頂いたが流石にそこまで迷惑を掛けるわけにはいかないのでお気持ちだけ頂くと言って断った。気に掛けて貰えるのはありがたいことだ。
八幡「·······陽乃、俺達はそろそろ行かんと打ち合わせに間に合わない」
陽乃「分かったわ。行きましょ」
八幡「ああ。2人は案内を手伝ってやれ」
小町「分かったよ~お兄ちゃん!」
日浦「分かりました!八幡さんと陽乃さんも頑張って下さい!」
八幡「おお、ありがと。じゃあな」
試験が終わり、俺達は試験官の仕事を終えどうするか話していた所、何故か3人一緒に来た川崎兄妹と鶴見に誘われてサイゼに来た。折角なので、お袋と祐夜·柚稀奈も誘った。小町と日浦はともかく、何故那須と熊谷までいるのだろうか。
八幡「鶴見は何で2人と?」
留美「······試験会場で偶然会って意気投合した」
八幡「····(意気投合か。仲良くできそうな奴を早速見つけられたんだな)そうか」
沙希「でもあんたらって凄いね。まさか、あたし達の会場の試験官が比企谷だったとはね」
八幡「まぁ、頼まれたしな」
陽乃「で、3人とも結果はどうだったの?」
沙希「······あたしは合格だね」
大志「俺もっす」
留美「·······私も······適正トリガー?スコーピオン?」
八幡「ああ、適正トリガーってのはな、言葉通りそいつにとっての適正があったトリガーってことだ。訓練生はトリガーを一つしか使えないしな。2人はどうだったんだ?」
沙希「あたしはレイガストだね」
大志「自分はイーグレットっすね」
八幡「なるほどね。鶴見のスコーピオンってのは、機動力の高い奴が使う攻撃特化の攻撃手用トリガーだ。ただ、防御はほぼ出来ないと言っていいくらい攻撃特化だ」
鶴見「······へぇ」ニヤ
八幡「?川崎のレイガストってのは鶴見とは反対に攻撃手用トリガーだけど防御力が他より高いんだ」
沙希「なるほど」
八幡「で、大志のイーグレットってのはバランスのいい狙撃手用トリガーだ」
大志「分かりましたっす」
八幡「それで····お前らはチームを組むのか?」
沙希「チーム?」
八幡「ああ。正隊員は部隊を作ることが出来る。防衛任務を部隊で行ったり、チームランク戦に参加出来るようになる。俺は陽乃と小町と3人でチームを組んでるし、そこの那須·熊谷·日浦も那須隊としてチームを組んでる」
沙希「そうなのか·····どうする?」
大志「俺は姉ちゃんが良ければ別に····」
留美「·····そっちから誘ってくれるのは好都合」
沙希「じゃあ正隊員になったらよろしくね留美ちゃん」
留美「留美でいい」
沙希「じゃああたしも沙希でいいよ」
留美「分かった」
大志「じゃあ俺も大志でいいっすよ」
留美「·········分かった」
大志「なんすか?今の間·····」
八幡「じゃあお前ら仮入隊するか?」
大志「仮入隊ってなんすか?」
八幡「仮入隊ってのは正式入隊前から訓練に参加出来るようになる。更にそん時の成績で正式入隊の時ポイントが加算される」
大志「俺やりたいっす」
留美「私も」
沙希「じゃああたしもいい?」
八幡「ああいいぞ。仮入隊したら、俺の隊室に来い。そこまで頻繁には無理だが3人とも鍛えてやる」
大志「ハイ!お願いしますお兄さん!」
八幡「お前にお兄さんと呼ばれる筋合いはない」
小町「うわ·····出たよシスコン···」
陽乃「まぁまぁ、仮入隊したら思いっきりやってあげましょ」
小町·日浦·那須·熊谷「「「「え!?」」」」
八幡と陽乃の強さを知っている4人は驚く。
大志「よろしくお願いします!」
小町「大志君!?」
日浦「大志君······やめておいた方が····」
大志「?何でっすか?」
那須「この2人はね、ボーダーで1位と2位なの。3位の人も物凄い強いけど、この2人は3位の人が逆立ちしても絶対に勝てないくらい強いのよ」
大志「えっと·····3位の人って?」
熊谷「A級2位の太刀川隊隊長の太刀川さんよ。この前テレビに出てたわ」
大志「自分それ観ました!あの人そうとう強そうでしたけどお兄さん達ってそんなに強いんですか!?」
小町「そうだね〜。太刀川さんと100本やって100本勝てるね~」
沙希「嘘でしょ····比企谷が遠すぎる······」
那須「大丈夫よ。この前、比企谷君、弧月1本で私の部隊とやって無傷で勝ったわ。ボーダーの全隊員が2人との差を感じてるわ。強さは保証するわ」
八幡「おいおい。太刀川さんは実際強いぞ。この前10本勝負で2本取られた」
熊谷「それがおかしいのよ······」
小町「それお兄ちゃんが思いっきり手を抜いてたからでしょ!」
八幡「なっ!バレてたのか·····」
陽乃「八幡、あれは観てる全員が気づいてたよ」
八幡「マジか······」
日浦「どうしたらああなれるんですか?」
八幡「そ、それはだな····」
陽乃「アハハ·····」
沙希「?2人とも何でそこで言い淀むの?」
八幡「えっと·····それはだな····」
「prrrr」
八幡「あ、俺だ。·······少し出てくる」
陽乃「分かったわ」
俺は席を立ち、祐夜と柚稀奈の頭を軽く撫でてから、店外まで移動する。
迅『もしもし?』
八幡「何ですかセクハラエリートさん?」
迅『え?セクハラエリート!?』
八幡「沢村さんと熊谷に愚痴られる俺の身になって下さい。良ければ、熊谷と変わりますか?直ぐ近くに居るんで」
迅『いや·····遠慮しとくよ』
八幡「それで、何の用でしょうか」
迅『ああ、ちょっと未来が視えた。修についてだ』
八幡「!·····それで?」
迅『ああ····さっき修にも言っといたけど、修はある人物に接触する』
八幡「どんな人物か視えましたか?」
迅『いや····それは視えなかった。けど、修の未来がその人物次第で大きく変化する。八幡と陽乃さんには修がその人物と接触しても、修が演技をやめるまではその人物と関わらないで欲しい。あと、修はその人物がボーダーに入る時に演技をやめられる。多分、それまでだ』
八幡「分かりました。具体的な時期は?」
迅『あまり視えなかったけど、今年中だ』
八幡「分かりました。じゃあこれで」
迅『ああ。時間取って悪かったな。······熊谷ちゃんには何か上手いこと言っといてくれ』
八幡「ハァ······失礼しますね」
迅『ああ、じゃな』
八幡「ええ」
俺は通話を終え、席に戻った。
陽乃「誰から?」
八幡「迅さんだよ。熊谷によろしくってさ」
熊谷「おのれあのセクハラ男め」
沙希「えっと······その、迅さんって?」
八幡「好きなモノが暗躍とセクハラの変態だ。覚えなくていい」
沙希「それは、逆に忘れらんないって·······」
熊谷「川崎さん覚えちゃ駄目だよ」
那須「くまちゃんは迅さんのセクハラ被害の第一人者なのよ·······」
沙希「それは災難だったね·····」
留美「八幡は3人全員に教えられるの?」
八幡「ん?ああ。お前が、オペレーターになりたいっつっても問題ない」
熊谷「それは、比企谷だけだよ·····」
陽乃「私も出来るよ〜」
熊谷「え?」
小町「小町の立場は?普段のチームランク戦も殆ど何もしないで終わるのに····」
那須「大丈夫よ小町ちゃん。この2人も別の意味で変態だわ」
八幡「本人の前で言うことじゃねぇ····ん?」
柚稀奈「」スースー
陽乃「ありゃ、柚稀奈が完全に寝ちゃったね」
八幡「そうだな。俺達もそろそろ帰るか」
沙希「わざわざありがとうね」
八幡「大丈夫だ。誘ってくれてありがとな。さて、帰るか」
その後、俺達は会計を済ませた後それぞれで帰った。留美は川崎達が送るようなのでそれに任せた。
柚稀奈は俺がおんぶして帰った。祐夜は、陽乃と手を繋いでいた。
会話劇だ······。作者は終わらせるのが苦手です。新たに入隊した3人は、沙希を隊長にチームになる予定です。チームを組むのは、原作で三雲隊がランク戦開始までにはチームを組む予定。留美は、一瞬でB級に上がる予定。