やはり俺達が世界の銃爪を引くのは間違っていない   作:シャルルヤ·ハプティズム

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2話:プロローグ②

 

私は玄界への帰還中夢を見た。それは忘れもしない私がこちらの世界に足を踏み入れた日。

 

 

-6年前-

 

私は当時玄界では全く存在を知られていなかったトリオン兵によって、私は攫われた。私はトリオン兵に襲われ気絶したのだが、その直前に自分の死を感じた。

 

どれくらい眠っていたのだろうか。私は牢獄のような所で両手を縛られた状態で目が覚めた。目が覚めてすぐに、看守と思しき人物がやって来た。私は子供ながらに、母と一緒に見たテレビの番組でやっていた[ぞうきていきょう]とか[人しんばいばい]というものになるのかと思った。不思議と恐怖などは感じなかった。まだ頭が朦朧として、感情が出てこなかったのかもしれない。しかし、看守のような人物は思いもよらないことを言ってきた。

 

「お前はまだ生きていたいか?」

 

「元居た場所に帰りたくはないか?」

 

これが、私〈雪ノ下陽乃〉と〈比企谷八幡〉の出逢いだった。

後で分かったことだが、その国は当時とてつもない人員不足で少年兵を多く起用していたらしい。そして、彼が私を助けたのは、何か通じる所があったらしい。今思えば、直感というものかもしれない。

 

その後、国家間の移動は現在よりも時間が掛かる為いざという時の為にと仲間からあらゆる技術を叩き込まれた。現在では八幡に並べるレベルまで来れたのではないかと思う。ただ八幡達は私より更に2年前に兄弟で玄界から攫われ、そこを今は亡き時宗さんに助けられ戦えるようにと鍛え上げられたらしいので、2年間の戦闘の経験は埋めようがなく負け越している。

 

そんなことを夢見心地に考えている内に艇が玄界に到着した。当然の如く人が入りそうにない深い森の中に艇を停め、トリガーで衛星にも肉眼にも見えないようにし、いつでもこの座標に跳べるようにした後、私達はボーダーを設立するという者達に接触した。

 

_______________________

 

結論から言うと、ボーダーという組織を設立する者達には、向こうの世界に対抗するには、全てにおいて余りにも不足している事が分かった。元々麟児さんからはボーダーに協力するように言われている俺達は、戦闘員の指導も含めて組織の立上げから加わることにした。

 

そして元々の計画よりも前倒しにしてボーダーは城戸さんを代表に創設となった。

その2週間後、林藤さんが4人の子供を連れてきた。1人はまだ赤ん坊で林藤さんの実子〈陽太郎〉、1人は俺と同い年の〈小南 桐絵〉、1人は陽乃と同い年の〈迅 悠一〉1人は迅さんの1つ年上の〈木崎 レイジ〉。まだ赤ん坊の陽太郎を除いた3人が俺達の新しい弟子としてボーダーに加入した。新しい弟子としてというのは、忍田さんと林藤さんも俺達の弟子だからだ。そして俺達3人は本格的に修行中開始した。

 

俺の弟子(基本的に誰が教えるかというだけで師匠は俺達3人であるが)は忍田さんと迅さんになった。因みに、陽乃の弟子が林藤さんとレイジさん。修の弟子が、小南となった。小南からは、修といい雰囲気になりたいという願望をサイドエフェクトで見た気がするがどうなんだろうか?

 

 

 

俺達3人はボーダー関連のことが一段落着くまでに帰れなかったので、今頃になってやっと帰れることになったのだが、ここで問題が発生した。俺達はトリオン兵に攫われた時、俺達を庇った両親はモールモッドに殺されたのだ。あの時は修が小さくて俺に隠れていて直に人が死ぬ所を見なくて良かった······。それはそうと、俺達は引き取られる家が違うのだ。俺は向こうの世界で俺達を助け、俺達を実の息子のようにあつかってくれた比企谷時宗の家庭に引き取られるのだ(お袋さんは事情を全て理解してくれている)が、修は三雲家に引き取られることになったのだ。尚、陽乃は実家があるので俺が付き添いで1度会いに行ったのだが、何度も頭を下げられた挙句に「娘を助けていただいてありがとうございます。これからも娘の隣にいてください。」とまで言われてしまった。まぁ、彼女の親公認で恋人になれたことに2人で抱きしめ合ってよろこんだのだが。話が反れてしまった····問題というのは、麟児さんに俺達程ではないが、トリオン量が普通では有り得ないくらい多い千佳という妹がいるらしいのだ(実は、予定を早めて玄界に帰還した理由に、俺の生身の治療と麟児さんの妹の千佳の件も入っていたらしい)。それで、彼女には既にサイドエフェクトが発現しており、彼女をターゲットにしたトリオン兵から1人で逃げ回っているらしいのだ。

そこで、俺達は、麟児さんと修で彼女を保護し、襲って来たトリオン兵を俺と陽乃で内内に処理することにした。尚、トリオン兵はその後回収しトリオンに還元することにした。この頃には既に学校に通っていた俺達3人は内密に忍田さんと林藤さんに回収を頼んだ。

 

 

 

それから3ヵ月したある日、俺達は迅さんに集められた。何でも迅さんには未来を見るサイドエフェクトがあるらしい。そして迅さんは俺達を見てこう言った。

 

「修、お前はボーダーが表に出た時に1度

 

ボーダーを抜けた方がいい。トリガーも

 

使わない方がいい。俺のサイドエフェクト

 

はあまり精度が高くないが複数の未来で

 

お前が弱い奴を演じている未来が見えた。」

 

 

迅さんのその発言に僕は驚かなかった。僕等は麟児さんの妹である千佳を守らなければならない為、迅さんに言われなくても3人の誰かは1度脱退するつもりだったのだ。トリガーが認知されていないこちらの世界でトリガーを使わないのも当然だった。そして迅さんの言った通り弱い奴を演じることにした。

 

 

 

それから3ヵ月後。今、僕は桐絵さんに稽古をつけている。ついでにいうと、近々来ると予想される向こうの世界からの襲撃の後ボーダーが表に出ることが決まり、スポンサーの確保をする必要が出てきたので最年少(陽太郎は普段居ないので)の僕と、まだ兄さんと同い年だが、発展途中の桐絵さんは留守番をしている。尚、最初にスポンサー入りしたのは陽乃さんの実家の雪ノ下財閥だった。陽乃さんの実家が財閥だったのには驚いた。よって僕は桐絵さんと留守番になったのだ。

 

 

僕は今桐絵さんと模擬戦をしている。桐絵さんがブレードを斜め上から振り下ろしてくる。それを右手のブレードで桐絵さんのブレードの横っ腹に叩きつけて反らし、右足で蹴りを入れる。桐絵さんはすぐさま体勢を整え、蹴りを入れた僕の右足を斬ろうとブレードを振る。僕は右足を囮にし桐絵さんが僕の右足を斬ると同時に僕のブレードが桐絵さんの右手を切り落とす。詰みだ。僕はブレードで桐絵さんの胸を貫いた。

 

今、僕達は休憩所のベンチに座ってジュースを飲んでいる。

 

桐絵「あ〜もう!全っ然勝てないじゃないの!」

 

修「桐絵さん、あそこは蹴られたら僕の右足を削りつつ後ろに退るべきでしたね」

桐絵「アタシ修に何回負けたのかしら」

 

修「まぁ、桐絵さんの戦闘のセンスはかなりのものですけど、それでも経験の差とか色々ありますからまだ勝てないのは当たり前です。というか、100本勝負は勘弁して下さいよ。今日だって100本やって4本取れたじゃないですか」

 

桐絵「100本やって4本よ!?4本!4本ともまぐれじゃない。次に同じことしようとしても出来なかったし」

 

修「アハハ······そうだ、この後ちょっといいですか?」

 

桐絵「?いいわよ」

 

 

僕達は今三門市を一望できる高台に来ている。

 

修「実は···相談したいことがあって····。これは後で他の人にも言うんですけど、僕がボーダーを抜けたら僕がこの組織にいたことを隠して欲しいんです。」

 

桐絵「どうしてよ?」

 

修「実は、知り合いにトリオンがものすごく多い女の子がいるんです」

 

桐絵「多いってどれくらい?」

 

修「レイジさんの4倍くらいです。しかも僕より1歳年下です」

 

桐絵「嘘!?そんなに!?」

 

修「えぇ。しかもその娘の兄の話を聞く限りだと今までにも何度か向こうの世界に攫われそうになってて彼女の代わりに友達が連れ去られたらしいんです」

 

桐絵「なら、その娘をボーダーに入れればいいじゃない」

修「それが、彼女はサイドエフェクトを駆使して1人でにげてるらしいんですが「1人で!?」はい。ですが、彼女は友達を連れ去られたことがトラウマになっていてトリオン兵を見ると、尋常じゃないくらいに取り乱してしまうらしいんです。だから僕が、彼女の護衛をすることになったんです。当然、兄さん達にサポートをしてもらいますが。」

 

桐絵「だからって····何でそれを修がやらなきゃいけないのよ!?」

 

修「簡単ですよ。これからボーダーは表に出ていくでしょうけど、ボーダーは人が足らないんですよ。兄さんと陽乃さんにはボーダーに戦闘員として残って貰いますし」

 

桐絵「わ、分かったわ。·····なら、アタシからも1ついい?」

 

修「えぇ。こちらからも聞いてもらう訳ですしなんなりと」

 

桐絵「これは····小南 桐絵としてだけどいい?」

 

修「?はい勿論」

 

桐絵「なら言うわ。·······修、あなたが好きよ。男の子として愛している、私と付き合って欲しい。··········修?」

 

修「え?」

 

桐絵「何で泣いてるの?」

 

修「いや·····嬉しくて···」

 

桐絵「!····じゃあ····」

 

修「はい。これからは恋人として宜しくお願いします桐絵さ「桐絵」え?」

 

桐絵「恋人なんだから···桐絵って呼んで。後、敬語も禁止!」

 

修「····分かった。これからも宜しく、桐絵」

 

桐絵「うん!」

 

 

僕達は抱き合いそして········

 

 

 

 

 

 

唇を重ねた。

 




ウ〜ン。鳩原さんを話に絡ませられなくて困る。設定としては麟児さんと鳩原さんはボーダーには現在全く知られておりません(千佳も)。修と桐絵をくっつけたのは作者のおかしな趣味です。てか、話グダグダ。
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