やはり俺達が世界の銃爪を引くのは間違っていない   作:シャルルヤ·ハプティズム

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この後の展開ですが、修学旅行はカットします。何もなく終わったということで。生徒会選挙は、3学期に変更します。


17話:彼女は彼を許さない。だが、彼はそんなこと意に返さない。

 

今日は文化祭当日。俺の最初の仕事は相模への指示だ。あのバカをフォローするなんて癪だが、雪乃ちゃんに無理言って相模の依頼を引き受けて貰った手前これくらいやらないといけない。因みに、スローガンは「千葉の名物踊りと祭り!同じアホなら踊らにゃSing a Song!」だ。何故、文化祭のスローガンで千葉が出てくるのかとか色々突っ込みたいところがあるが、何か言った人が知り合いな気がするのでパスだ。

 

八幡『開演3分前、開演3分前』

 

雪乃『雪ノ下より各員に通達。オンタイムで進行します。問題があれば直ぐ報告を』

 

『照明問題な~し!』

 

『こちらPA、問題無し』

 

『楽屋裏、キャスト盤順備見直しです。けど、出番までには間に合いそうです』

 

雪乃『了解。では、各自待機で』

 

八幡『開演10秒前。8··7··6··5··4··3··2··1』

 

そして、照明が一気に着く。

 

城廻『お前らー!文化してるかー!?』

 

『『『ウォォォォー!』』』

 

文化してるって何?

 

城廻『千葉の名物踊りと〜?』

 

『『『祭りー!!』』』

 

城廻『同じアホなら踊らにゃ~?』

 

『『『シンガッソー!!』』』

 

かけ声とともに派手なライトアップ。その後、チア部やダンス部のパフォーマンス。

 

『こちらPA、そろそろ曲あけます』

 

雪乃『相模委員長スタンバイします』

 

 

城廻『では、文化祭実行委員長より、ご挨拶です』

 

相模『ひ!!』

 

キィーン!とマイクから、大きな音が広がる。おいおい、コイツ大丈夫か?挨拶ぐらい何とか何だよな?

 

城廻『では、気を取り直して実行委員長のご挨拶です。どうぞ!!』

 

慌てて、生徒会長のフォローが入る。

 

相模『あ、えっと、』カサッ

 

相模が、カンペを落とす。いきなりカンペかいな。

 

八幡「(時間押してんなぁ)」

 

雪乃『義兄さん、相模さんに巻きの合図を』

 

八幡『今やってる。全く気付かねぇんだよ』

 

実際、相模はカンペを使っても噛みまくるしつっかえるしで、テンパりまくっててサインに気付かない。出だしからこれとは。

 

『頑張れ~!』

 

客の中からそんな声が届く。

 

相模『今年の、スローガンは·······』

 

雪乃『以降のスケジュールを切り上げます。各自そのつもりで』

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は自分のクラスの出し物を観ている。今はラストのシーンだ。

 

戸塚「ボクは何も見えてなかったんだ!言葉に騙されるべきじゃなかった。彼はいつもいい匂いがしたし、輝いていた···」

 

葉山「仕方ないよ、君はまだ若い。彼の愛し方を知らなかったんだ」

 

戸塚「あ······」

 

 

戸塚「今晩、君は来ちゃいけない」

 

葉山「そんな!?どうして!俺達はずっと一緒だって言ったろ!?」

 

「「「はぁぁ···キャー!」」」

 

女子から歓声が上がる。何故? おかしい。原作のセリフまで、全てがBLに聞こえる。

 

戸塚「僕を見ると悲しむかもしれない」

 

葉山「そんな!俺達はずっと一緒だ!」

 

戸塚「仕方がないんだ!僕のことは諦めて!」

 

葉山「俺達はずっと一緒なんだ!」

 

 

海老名「ブハッッ!!」

 

駄目だコイツ。早く何とかしないと。三浦は····って居ないのか。どうしたらいいんだ?

 

 

葉山「君は、俺よりも彼を選んだんだ。でもいいんだ。直ぐに会えるから。だって、俺の描いた羊の口和深は、···壊れているからね」

 

 

 

海老名「ふっふっ、羊が····」

 

八幡「ハァ」

 

 

 

 

雪乃「義兄さん、お疲れ様」

 

八幡「お前ほどじゃないさ、ん?」

 

見ると、隣のクラスは繁盛しているが、客が多すぎて収拾がつかなくなっていた。

 

雪乃「じゃあ義兄さん、行かないと」

 

八幡「あんなことまでやんのか。頑張れよ」

 

雪乃「ええ。じゃあまた」

 

そうして、雪乃ちゃんは戻って行った。生徒会長がホイッスルを吹き、他に居た3人が手際よく、客を並ばせていた。見事な手際だ。あの人も会長っぽいことしてんだな。····って会長でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

文化祭2日目。昨日は校内のみだったが、今日は一般公開する。よって、俺は家族4人でまわるのだ。文実があるから、一回抜けないといけないが。

 

陽乃「八幡~!」ダキッ

 

八幡「よお、陽乃。朝ぶり」

 

祐夜「八幡居た」

 

柚稀奈「八幡~!!」ガバッ

 

柚稀奈は、俺を見ると同時に抱きついてくる。なんて可愛いやつだ。

 

八幡「よお、祐夜。おっと、柚稀奈危ないからあんま走んなよ?」

 

柚稀奈「は〜い!」

 

八幡「分かればよし」ナデナデ

 

小町「やっほーお兄ちゃん」

 

亜真実「八幡、ちゃんとやってる?」

 

八幡「おはよう小町、お袋。見ての通りだ。ちゃんとやってるだろ」

 

亜真実「嘘言うんじゃないわよ」

 

八幡「嘘じゃねえよ」

 

小町「雪乃お義姉ちゃんは?」

 

八幡「雪乃ちゃんなら、別のところで忙しなく動いてるよ」

 

小町「·····お兄ちゃんはそんなんでいいの?てか、何してんの?」

 

八幡「ハァ、仕事」

 

小町「え!?あのリターンがないと何もしないお兄ちゃんが!?小町嬉しいよ~······あれ?お兄ちゃんが遠くに行っちゃったみたい」

 

八幡「わざとらしく涙目にならんでよろしい。後、それ祐夜と柚稀奈が来た時も陽乃が来た時も言ってたぞ?それに、仕事っつっても下っ端だ」

 

小町「な〜んだ、やっぱお兄ちゃんはお兄ちゃんだね♪」

 

八幡「おい、それどういう意味だ」

 

小町「じゃあ小町色々見てくるから、まったね~!」

 

そう言って小町は駆け出して、行ってしまった。

 

亜真実「ハァ····八幡、ほどほどにね」

 

八幡「ああ、お袋も大変だな·····」

 

亜真実「あなたが子供を連れて帰って来てから、ああなったのよ·······もう少し小町にも構ってあげなさい」

 

八幡「何か、すまん。やるだけやってみる」

 

亜真実「いいのよ。孫が出来たのは嬉しい限りだわ。じゃあ私も行くわ」

 

八幡「ああ。じゃあな」

 

そう言ってお袋は小町を探しに行った。もう小町は居なかった。小町····お袋に無茶させんなよ?

 

雪乃「あら?義兄さん、姉さんも。こんにちは、柚稀奈ちゃん、祐夜君」

 

柚稀奈「こんにちは~!」

 

祐夜「こんにちは」

 

八幡「悪いな、雪乃ちゃん。仕事任せてばっかで」

 

雪乃「そうは言っても義兄さんが居なければそもそも文化祭自体やっていたか分からないわ。今日一日くらいゆっくりしていってもいいのではないかしら」

 

八幡「ありがとな。じゃお言葉に甘えさせて貰うわ」

 

雪乃「いいえ」

 

八幡「なら、俺達も回ろうぜ。じゃな雪乃ちゃん」

 

雪乃「ええ」

 

陽乃「またね〜、雪乃ちゃん」

 

 

その後、俺達は4人で短い時間だが楽しんだ。途中、熊谷や犬飼さんや荒船さんが弄ってきたがのらりくらりかわして、撒いた。

 

八幡「ん?もう2時か······悪い皆、俺ちょっとお仕事があるから少し抜ける」

 

陽乃「あら、八幡頑張ってね」

 

柚稀奈「お仕事頑張ってね!!」

 

祐夜「頑張ってね」

 

八幡「おう。直ぐ終わらせて戻るからな」

 

さて、最後のお仕事だ。

 

 

 

俺は今、コピー機の前でノートパソコンを弄っている。もしもの時のために、文化祭に関するデータは全てコピーしてある。今日のデータもだ。そして、データをまとめて、コピー機にデータを送る。そして、データを紙に起こす。

 

八幡「これでよし」

 

 

 

 

 

 

八幡「どうもどうも皆さん。お困りのようで」

 

平塚「ん?比企谷じゃないか!丁度よかった。実は相模が「逃げ出したんですよね?」何故知っているんだ?」

 

八幡「想定内だからですかね」

 

城廻「え?想定内?」

 

八幡「はい。相模が本番で何かしらやらかすのは分かってたんで。あ、そうそう皆さんにこれをお渡ししておきますね」

 

俺は平塚先生に封筒を渡す。

 

平塚「これは何だ?」

 

八幡「相模がエンディングセレモニーで発表する予定の集計結果です。他にも好評とか」

 

平塚「何故君が持っているんだ!」

 

八幡「想定内、と言った筈です。実は、俺が集計する番を最後に変えて貰ったんです」

 

平塚「しかし、君が普通に回っていたのを見たぞ?」

 

八幡「遠隔操作させていただきました。ご安心を。これ以外のデータには一切触れていないので」

 

平塚「だが、私が見たのは20分前に飲み物を買いに行った時だ。その時君は普通に知り合いと話していたじゃないか」

 

八幡「その時にはもう終わらせといたので」

 

平塚「そ、そうか」

 

実際は、コピー機にデータを送った時以外は、サイドエフェクトで、パソコンと通信していたのだ。俺のサイドエフェクトは範囲内の精密機器を操作することも出来るのだ。物凄く疲れるし負担もかかるが、便利なので久々に使った。

 

八幡「じゃあ俺はもう仕事はないんで戻りますね。後、相模は特別棟の屋上に居ますよ。では、失礼します」

 

平塚「待て比企谷。最後に聞かせてくれ。何故、相模の居場所を知っている?」

 

八幡「想定内と言いました。相模の単純な思考パターンからそこだと推測しただけです。ほんとに失礼しますね」

 

そう言い残し、俺はこの場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はホールでエンディングセレモニーを待っている3人と合流した。

 

八幡「ただいま~」

 

柚稀奈「おかえり〜!」

 

陽乃「もうお仕事終わったの?」

 

八幡「ああ、もう仕事は後片付けとかそんなもんだ」

 

祐夜「一緒に帰れないの?」

 

八幡「ごめんな、でも直ぐに帰るからな」ナデナデ

 

祐夜「···分かった」

 

八幡「ありがとな」

 

柚稀奈「柚稀奈も!」

 

八幡「はいはい」ナデナデ

 

柚稀奈「ん〜♪」

 

ああ、超癒される。やっぱ戻って来といてよかった。

 

そうこうしているうちにエンディングセレモニーが始まる。どうやら、代役に雪乃ちゃんを立てたみたいだな。

 

雪乃『今年の文化祭は過去に例を見ないほどの、盛り上がりを見せ········』

 

 

陽乃「あれ?総評ってあのおサボり委員長ちゃんがやるんじゃないの?」

 

八幡「·····脱走兵に仕事を与えるほど時間が無かった」

 

陽乃「なるほどね」

 

そう言うと前を向き会話をやめる。俺が話したくないことを汲んでくれているのだ。俺に勿体ないくらいのいい嫁さんだ。

 

陽乃「勿体ないとかじゃなくて、八幡がいいの」

 

八幡「あれ?声に出てた?」

 

陽乃「ううん。八幡の考えそうなことぐらい分かるわ」

 

八幡「ありゃ、こりゃ隠し事なんて出来ないな。しないけど」

 

陽乃「しちゃダメ。約束よ?」

 

八幡「分かった。約束だ」

 

陽乃「ムフフ〜八幡!」ダキッ

 

八幡「おっ···と。危ないからあんまりやるなよ」

 

柚稀奈「柚稀奈も~!」

 

八幡「はいはい、柚稀奈おいで」

 

柚稀奈「やった〜!」ガバッ

 

八幡「おっと、危ないんだからな?」

 

柚稀奈「は~い」

 

八幡「全く····可愛いやつめ」

 

柚稀奈「~♪」

 

陽乃「八幡私は〜?」

 

八幡「可愛いに決まってんだろ」

 

陽乃「ウウッ····ありがとう///」

 

祐夜「じゃあ僕は?」

 

八幡「お前も俺の可愛い息子だ」

 

祐夜「ありがと八幡」

 

八幡「どういたしまして」

 

 

 

そして、文化祭は終了した。俺は3人を先に帰し後片付けをしていた。あれ相模か?相模は俺が言った通り特別棟の屋上に居て、葉山と取り巻きが連れ帰ったらしいが、その時にはエンディングセレモニーも終わろうという時だったとか。

相模は泣きながら何かこっちを睨んだり取り巻きと愚痴ってるようにも見えるが、ほっといてもいいか。

 

相模「何であんな奴が···」

 

「南は悪くないよ。アイツが悪いんだって」

 

「そうだよ。アイツのせいだって」

 

何かしら言ってるが、周りは呆れて一切関わろうとしないし、俺も負け犬の遠吠えに耳を傾けるような、お人好しじゃないからどうでもいいな。俺のアホを無視して仕事を再開する。そこで、相模が何処かへ走って行った。ハァ、何でこうも人に迷惑かけるようなことばっかすんのかね。

 

八幡「おい、取り巻きども」

「な、何よ」

 

八幡「俺がやってた片付けを引き継げ」

 

「何でそんなことしなくちゃいけないのよ」

 

八幡「····あのバカが走って行った方向には警戒区域がある。あのままなら間違いなく警戒区域に侵入するぞ。そうなりたくなかったら、やれ」

 

「チッ······」

 

八幡「ハァ、行くか。どこまで人様に迷惑かけりゃ気が済むんだ」

 

 

 

八幡「雪乃ちゃん、相模のバカが走って逃げたと思ったら警戒区域の方行きやがった。俺はバカにお灸を据えに行く」

 

雪乃「分かったわ」

 

八幡「悪いな、もう直ぐ警戒区域に入っちまう」

 

雪乃「頼むわ」

 

八幡「あいよ」

 

 

 

 

 

 

 

ウチは走っていた。文化祭実行委員長というステータスで、三浦から、クラスのトップを奪いたかっただけなのに。比企谷の、アイツのせいで全てが無茶苦茶だ。屋上に一人で居た時も葉山君や遙が探しに来てくれた。でも、戻ってみたら雪ノ下さんが司会としてエンディングセレモニーを進めていた。ウチが戻ってすぐにエンディングセレモニーは終わった。それもこれも、全部アイツのせいだ。ミーティングの時もアイツは集団でウチを追い出した。ウチは何も悪くないのに。悪いのは、アイツだ。死ねばいいのに········

 

 

 

 

死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね

 

『門発生!門発生!付近の方々は避難して下さい!』

 

相模「·····え?」

 

さっきまで気付かなかったが、どうやら警戒区域内まで入ってしまったいたらしい。そして、ウチの前には灰色で8本の足に鋭い鎌のような物を付けた近界民が門から出てきた。

 

相模「嘘でしょ·····?」

 

近界民はウチに鎌を振り下ろしてくる。その時、ピギュン!という音が聞こえたかと思うと、ウチの顔の直ぐ隣を白い閃光が通り抜け近界民の口の中の球体を破壊して近界民が倒れた。

 

八幡「てめぇはどこまで迷惑をかけりゃ気が済むんだ」

 

そう言いながら、彼は出現した近界民を数秒で全て倒した。

 

 

 

 

相模「比企谷·····?何でここに!」

 

八幡「あ?俺はボーダーだ。近界民を倒すのが仕事だ。警戒区域に居る民間人のお前こそ何してやがる」

 

比企谷はそう言いながら殺気を向けてきた。

 

相模「ア、アンタのせいだ!アンタのせいでウチは、トップになれなかった!」

 

八幡「あん?てめぇが何しようがしらねぇが勝手にほざいてろ。負け犬が」

 

相模「負け犬!?アンタが負け犬なんだし!」

 

八幡「なら、お前が俺に勝ってる部分がどこにある」

 

相模「そんなん決まってる!そもそもぼっちが何言ってんのよ!」

 

八幡「俺がぼっち?普通に友達は居るし、ボーダーに居場所もあるんだが?」

 

相模「アンタが悪いのよ!アンタのせいでウチは三浦を落とせなかった!」

 

比企谷が何を言っているのかさっぱり分からない。

 

八幡「····俺が何もしなくとも、お前が三浦の上に立つことは無い」

 

相模「なっ!?ふざけんじゃないわよ·····いい加減にしろよ!」

 

ウチはそう言って比企谷に飛びかかる。が、比企谷はウチが飛びかかったのを簡単に躱して、ウチの首に剣を突き付けた。

 

八幡「てめぇ、いい加減にしろよ。この愚図が」

 

相模「ヒッ!!?」

 

比企谷は、さっきとは比べものにならないくらい強い殺気を向けて来た。ウチは向けられた殺気に耐えきれず、気を失った。

 

 

 

 

八幡「んだよ、この程度か。ハァ······」

 

風間「大丈夫か?比企谷」

八幡「ハァ······どうも風間さん」

 

俺は、バカが警戒区域に侵入した直後にこの人にヘルプを頼んでいたのだ。

 

八幡「じゃあお願いします。がっつりトリオン兵を見てます。記憶処理を」

 

風間「分かった、コイツは連れて行く。じゃあな比企谷」

 

八幡「ありがとうございます風間さん。俺は失礼します」

 

風間「ああ、じゃあな」

 

そして、風間さんにバカを任せて、俺は雪乃ちゃんに電話を掛けた。

 

八幡『もしもし雪乃ちゃん?八幡だ』

 

雪乃『どうしたの義兄さん。相模さんは·····』

 

八幡『案の定、バカは警戒区域に侵入してやがった。気絶したから、風間さんに連れてって貰って記憶処理を施す。そんなことより、片付けはもう終わったか?』

 

雪乃『え、ええ。さっき全部終わったわ』

 

八幡『そうか。じゃあ、俺はこのまま直接帰るわ。今日はお疲れさん』

 

雪乃『ええ。義兄さんもお疲れ様。また、学校で』

 

八幡『ああ、じゃあな』

 

 

 

 

八幡「帰るか」

 

面倒事が片付いたので、俺は愛しの家族の下に向けて、歩を進めた。

 

 

 

 

八幡「ただいま〜」

 

陽乃「八幡遅い!」

 

八幡「ごめんな」

 

陽乃「なら許す!」ガバッ

 

八幡「うおっ!ありがとな。陽乃、ただいま」

 

陽乃「八幡!おかえりなさい!」

 

陽乃が俺の帰る場所だ。

 

柚稀奈「八幡おかえり〜!」ガバッ

 

祐夜「八幡おかえり」

 

八幡「おう、ただいま」ナデナデ

 

祐夜「·····おかえり」

 

········違うな。こいつらが俺の帰る場所だ。

 

 

 

 





後日談として、記憶を失った相模がまた八幡を問い詰めようとしますが、流石に止められて、相模は更に孤立するなんて話しもあります。取り巻きも、少し相模に呆れました(ボーダーに記憶処理を施されたなんて知らないので)。
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