やはり俺達が世界の銃爪を引くのは間違っていない   作:シャルルヤ·ハプティズム

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プロローグは今回で最後の予定。


3話:プロローグ③

桐絵とはれて恋人になった数時間後、僕達はボーダーで桐絵に話したことと同様に戻って来ていた全員に事情を説明した。忍田さんがやや難色を示していたが、否定はされなかった。何故、留守番が2人揃って外出したのかを問われたところ迅さんに全部ばらされた。周りは少し苦笑いを浮かべていたが当然だろう。ていうか視えてたんならフォローをいれてくれ。

 

_______________________

 

俺達がボーダーの創設に加わって半年程経った頃、迅さんが未来を予知した。何でも1ヵ月以内に向こうの世界の国がこちらに攻めてくるらしい。出来うる限り最大限の準備を進めた。

 

 

-2週間後-

とうとう敵が攻めてきた。俺達は、俺·陽乃、忍田さん·林藤さん·レイジさん、迅さん·修·小南の3つに別れてそれぞれ敵トリオン兵の迎撃を開始した。

 

俺は今、陽乃と共に敵トリオン兵の掃討をしている。にしても凄い数だな。まだ、トリオン兵しかでてきていないが、アフトクラトル級の軍事力がありそうだな。なんてことを、バンダーの砲撃をブレードで叩き消しつつ考えている時俺は気付いた。この付近に俺の家があるのだ。何で気付かなかったって?トリオン兵が多すぎて近くの情報を取りこぼしてたんだよ。

 

八幡「陽乃!ここ任せてもいいか?」

 

陽乃「八幡どうしたの?そんなに慌てて」

 

八幡「この近くに俺の家がある···この辺はまだ避難が進んでない!」

 

陽乃「分かった!ここは任せて早く行って!」

 

八幡「助かる!!」

 

俺は陽乃がブレードを引っ込め手からトリオンのキューブを出すのを見届けて一旦陽乃と別れた。

 

俺が自分の家が見える所まで来ると、家が壊され、

お袋が小町に覆いかぶさるように倒れていてし下にいる小町が泣いているところにバムスターが襲うところだった。俺はブレードでバムスターを斬りつつ思いっきり蹴飛ばして沈黙させ、小町に声を掛けた。

 

八幡「小町!大丈夫か!?」

 

小町「お兄ちゃん····?」

 

八幡「よし逃げるぞ、お袋は俺が担ぐ。」

 

小町「で····でも···足が動かないよ·····」

 

八幡「なら、お前も担いでいく。掴まっとけ」

 

小町「う····うん」

 

俺は内部通信で簡単に陽乃に事情を話し、退きながら戦うよう指示した後、離脱して、小町とお袋を救護の人間に預けた後陽乃と合流し敵の掃討を再開した。

 

 

 

僕は、桐絵·迅さんと共に敵トリオン兵の迎撃にあたっていた。 僕はキューブ状のトリガー «アステロイド»を火力よりに調整して分割し、目の前にいる40匹近いトリオン兵をバラバラにした。そこで桐絵が叫んだ。

 

桐絵「2人共!あそこに子供が2人!!」

 

修「迅さんどうしますか?」

サイドエフェクトで一応見てもらった。迅さんは僕達の弟子になってから戦闘だけでなく、サイドエフェクトの訓練もしており、精度は半年前よりかなり高くなっていた。

 

迅「よし俺は男の子の方を、2人は女の子を頼む。」

 

修・桐絵「「了解!!」」

 

迅さんは男の子の方に駆け出し、僕等も女の子の方へ全速力で向かった。

 

修「桐絵!女の子の保護を!僕が倒す!!」

 

桐絵「了解!」

 

僕は更に加速して、女の子に襲いかかるモールモッド3体の内2体をアステロイドで沈黙させ、1体の前に降り立ちブレード4本を、僕のブレードで切り落とした。その隙に桐絵が女の子を保護し離脱した。僕はブレードでモールモッドを両断した後迅さんに通信を入れた。

 

修「迅さんそっちは大丈夫でしたか?」

 

迅「ああ。そっちは?」

 

修「大丈夫です。今、桐絵が無事な所まで避難させてます。迅さんもその子を連れて一旦離脱して下さい。」

 

迅「了解。そっちは大丈夫か?」

 

修「えぇ。大分数は減ってきたんで大丈夫です」

 

迅「分かった。後はまかせる」

 

修「はい」

 

 

その後、僕達ボーダーによって敵兵は沈黙·撤退した。ボーダーは表舞台に立ち、僕は改めて周りから了承と協力を得て、ボーダーを抜けた。兄さんによるとボーダーにはかなりの数の入隊希望者が来ており、今はその対応に追われて、かなりまいっているらしい。そして、僕は麟児さんと合流し雨取千佳についての対応を始めた。因みに、桐絵とは桐絵の都合がつく時に市外で会うことになった。

 

 

 

 

-3年後-

 

高校や大学の入試も終わりもうすぐ春休みに入ろうというこの頃、俺達は麟児さんの家に集まり、作戦会議をしていた。内容は、麟児さんと鳩原が向こうの世界に渡り、雨取の異常ともいえるようなトリオン能力を抑制する道具を作る研究とその際に1人で雨取を守る必要になった修をそろそろボーダーに復帰(といっても昔と組織の規模が全く違うが)させよう、ということだ。

 

麟児「さて、ここからが問題だ。俺と一緒に行く未来がボーダーではどうなるか、だ」

 

八幡「俺が城戸さん達に掛け合ってみるってのはどうでしょうか?鳩原はトリガーを民間人に横流しして向こうの世界に密航。表向きは隊務規定違反で違反でボーダーを追放ってことにして、実際は超極秘任務。城戸さん、忍田さん、林藤さんと口裏を合わせるってことで」

 

麟児「出来るのか?」

 

八幡「まぁ、やるだけやってみます」

 

麟児「分かった。頼んだぞ」

 

八幡「うす」

 

麟児「では次だ。修、またボーダーに戻ってくれないか?出来れば千佳をボーダーに入れる説得の協力もして欲しいんだが」

 

修「ボーダーに関してはなんの問題もないですよ。でもまだ、演技は続けますが。ただ·····、千佳の説得は成功するかどうか分からないですね」

 

麟児「そうか······まぁ助かる。それはそうと、俺と未来が向こうに行くのは1週間後を予定している。今日は集まってくれて感謝する。八幡、修、また面倒をかけて済まないな」

 

八幡・修「「いいえ、大丈夫ですよ」」

 

麟児「フッ·····では今日はここで解散だ」

 

八幡「分かりました」

 

その後俺はボーダー本部に行き、上層部の3人に早速今回の件を相談した。修は麟児さんの所に残り雨取の説得をするらしい。俺の説得に、忍田さんと林藤さんは了承してくれたが、城戸さんの説得は大変だった。まぁ、最終的に雨取の事を詳しく話し、そういう人でトリガーへの対抗手段がない人を攫われないようにするためのものだと説明し、何とか納得してもらった。

 

その1週間後予定通り麟児さんと鳩原は向こうの世界に旅立って行った。いくら上層部の3人が納得しているとはいえ、周りに示しがつかない為、鳩原は予定通り除隊処分となった。まぁ、責任を負わされた二宮隊がB級へと降格処分になったのは少し心が痛んだ。

 

 

 

 

麟児さんと鳩原が向こうの世界へ行った3週間後、俺は新しい制服に身を包んでいた。小町、お袋には半分笑われながら写真を撮られた。解せぬ。そして、今日はこれから、俺が通うことになる総武高校に向かっている。ウ〜ン、俺と入れ違いで陽乃は卒業しちゃったからなぁ。とか思いつつも俺の足は総武に向かっている。ん?何だあの犬、首輪とリードの連結部が壊れて今にもはずれそうだぞ。·····それ見たことか。もう壊れやがった。ウェッ、あの犬横断歩道のど真ん中で止まりやがった。で、何であの飼い主は立ち止まってんだよ。赤信号だから立ち止まってんのか?馬鹿じゃねえの?···って、ヤバイ!向こうから車来てんじゃねえか!あのスピードだと確実にあの犬は轢かれる!

 

そう思った俺は無意識に飛びだした。犬抱えた所までは良かったんだが、生身で右目がない俺は反応が遅れて犬道の向こうにぶん投げた後、何とか受け身はとれたが俺は車に思いっきりふっ飛ばされた。

 

_______________________

 

 

「······知らない天井だ····」

 

私は御見舞いに来て少しの後、恋人のその声を聞いた。ここは個室の病室で、わたし以外に、小町ちゃん、修君、私の両親とパニックになるも両親が引き摺って連れてきた妹の雪乃ちゃんがいた。······いたのだが、その声を聞いた瞬間に私は八幡に抱きついてしまった。周りは雪乃ちゃんですら暖かい目でみており、何をしたか悟った私は恥ずかしさで真っ赤になったが、見かねた八幡が私の頭を撫でてくれた。八幡が頭を撫でてくれるのはとても気持ち良い。因みに、雪乃ちゃんは八幡と波長が合うらしいのと、本好きで直ぐに仲良くなった。と、そこで私以外の人が居るのに気付いてバツが悪くなったのか、八幡は少し顔を赤らめ撫でるのを辞めて手を話した。そこで私の母«雪ノ下 夏音»が切り出した。

 

夏音「八幡君、ちょっといいかしら?」

 

八幡「夏音さんどうしたんですか?」

 

夏音「実はあなたを轢いたのはうちの車なの」

 

八幡「そうだったんですか」

 

夏音「本当はこんなこと、ここで言うべきではないのでしょうけど······八幡君、正式に陽乃の婚約者になっていただけないかしら」

 

八幡「え····いいんですか?」

 

夏音「勿論よ。あなたは陽乃を救ってくれたし、数え切れない恩があるわ。あなたも高校生になったことだし、何より陽乃とあなたがいつ結婚してもいいくらいの雰囲気をだしていたもの」

 

八幡「その話は有り難く受けさしていただきます。······陽乃、これからも宜しくな」

 

陽乃「八幡·····こちらこそこれからも宜しくお願いします。」

 

八幡「ああ、宜しく」

 

そう言うと、感極まったのか陽乃がまた抱きついてきた。今度は抱き締め返す。しばらくそうしていると、

 

夏音「あらあら、私達は邪魔なようね。皆さん、2人の邪魔をしないように我々は退散した方がよさそうですね」

 

八幡・陽乃「「えっ!?」」

 

そう言って、夏音さんと秋彦さん·····俺の、お義父さんとお義母さんは出て行ってしまった。おい小町、何故お前はそんなニヨニヨしながら2人について行くんだ。修、そんなに暖かい目を向けないでくれ、お前と小南の時さんざんに弄るぞ。とか考えていると、俺の義妹になった雪乃ちゃんが

 

雪乃「八幡君···いいえこれからは、義兄さんと呼ぶべきかしら。この度はごめんなさい」ペコリ

 

八幡「別にいいって、乗ってただけなんだし」

 

雪乃「それでもよ。だから今回は医療費等を全額うちが出すことになってるわ」

 

八幡「いや悪いって······飛び出したの俺だし…」

 

陽乃「いいの。今回は私達の過失になるんだから少しくらい甘えてもいいと思うわ」

 

八幡「····じゃあ、ご好意に甘えさせて貰います」

 

雪乃「じゃあ、私もこれで失礼するわ。····ごゆっくり」

 

そう言って、雪乃ちゃんも出て行った。改めて、口に出さないでくれよ···

 

 

そうして、俺は陽乃という最高の婚約者が出来た。

 




今回でプロローグは終わりに出来そうです。予定は

八陽のイチャコラを少し→俺ガイル現作開始→クッキー、テニス、川崎のバイト、職場見学→文化祭→ワールドトリガー原作開始→空閑との邂逅、争奪戦てな具合に進めます
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