やはり俺達が世界の銃爪を引くのは間違っていない   作:シャルルヤ·ハプティズム

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今回修のキャラ崩壊すげぇ······





閑話6:一対多。

ランク戦ROUND3を間近に控えた修は、この日も玉狛支部に来ていた。と言っても、今日は、遊真はランク戦、千佳はスナイパーの合同訓練で、本部に行ったが。修は、桐絵と訓練でもしようか、と考えていた。

 

 

迅「お、来たね修。模擬戦しようぜ」

 

修「突然どうしたんですか迅さん。模擬戦はいいですけど·····」

 

迅「 よっし。OKだって。本人の許可降りたよー」

 

修「·······は?」

 

迅の一声とともに、ぞろぞろと人が出て来る。玉狛第一と加古隊だ。······何故?

 

加古「言ったわね修君。というわけで、私達と模擬戦をしましょう」

 

修「え?迅さんとじゃないんですか?ていうか、私達って·····」

 

迅「今回の修の模擬戦の相手は、玉狛第一+加古隊+俺 対 修 だよ?誰も一対一なんて言ってないし」

 

修「その言い分、年上としてどうなんですか·······?しかも、僕一人ですか?今日は遊真も千佳もいないのに·····フルアームズとコネクター出来る前の桐絵・レイジさん・迅さん 対 僕 とは話が違うんですから」ハァ

 

この場で修より年下なのは双葉だけなので、他の8人は修より年上である。修の年上発言に、双葉以外の全員の心に若干の棘が刺さる。双葉は、修以外の年上が若干テンションが下がった理由が分からずに、首を傾げている。

 

迅「い、いいからいいから。早く準備して」

 

もう何を言っても無駄だと判断した修は、諦めた。

 

修「······分かりましたよ·····トリガーのセットいじるんでちょっと待ってて下さい」

 

迅「それぐらいならいいよ」

 

 

 

修「レイジさんがフルアームズ使うとなると両防御しないとまずもたないし、喜多川さんがトラッパーだしな······」ブツブツ

 

 

 

修『出来ました。準備OKです』

 

宇佐美『今回は、修君のオペレーターは私がやるね。向こうは杏ちゃんがやってるよ』

 

修『お願いします』

 

 

 

転送が完了した。全員がバッグワームを使っているので、サイドエフェクトで周囲を見渡すと、ここから一番近いのが·····レイジさんだな。フルアームズ使われる前に倒さないと。

 

修「グラスホッパー」

 

修『宇佐美さん、トラップの位置分かり次第教えて下さい』

 

宇佐美『了解!』

 

修「見つけた。アステロイド」

 

手始めに、アステロイドを216個に分割して放つ。今回は、いつもより、キューブを結構大きくして放ったので、レイジさんのシールドを一部突き破って、右腕と右足を削ることが出来た。

 

レイジ「一番は俺か?」

 

レイジさんが機関銃を放ちながら、聞いてくる。シールドで防御する。この機関銃こんなに威力高かったのか。

 

修「そうですね。あまり時間かけられないんで速攻でいきます。コブラ!」

 

一瞬でコブラ合成。コブラを8000個に分割し放つ。弾が小さくなれば、それだけ弾一つにつき威力は小さくなる。いくら合成弾といっても、トマホークやサラマンダーみたいに爆発したりするわけじゃないし、キューブもそこまで大きくしなかったから、一発はかなり弱い。だから、コブラをレイジさんの360度全方位から囲むように弾道を設定して、放つ。·····でもこれ凄いトリオン任せの戦い方だな。まだ相手の一人目だから、目を瞑って貰おう。

レイジさんは、当然の如く両防御した。が、8000発のコブラは、シールドを突き破り、レイジさんの右足と左腕を完全に破壊した。左足もほぼ機能していない。

 

修「マンティス」

 

レイジ「······!」

 

僕は、腕を振ってしなるようにでるスコーピオンを2本重ねた、マンティスを放つ。レイジさんは、シールドを2枚張るが、マンティスでそれごと突き破ってレイジさんの供給機関を穿つ。レイジさんは緊急脱出した。レイジさんが緊急脱出したから、僕がスコーピオンを2本入れているのはもうバレているだろう。

 

修「次に近いのは····黒江か」

 

再び、グラスホッパーで移動を開始する。唯一スナイパーが出来るレイジさんを真っ先に倒せたので、僕が空中を飛び回っていれば倒せないだろう。射手トリガーならシールドで対応出来る。

黒江は、加古さんと合流しようとしていた。合流されると、加古さん+黒江+喜多川さんで、いつもの加古隊の戦い方に巻き込まれるので、黒江には悪いが、先に倒させて貰う。

 

修「バイパー」

 

バイパーを、黒江の正面、背後、左右から来るように弾道を設定して、125個に分割して放つ。

 

双葉「レイジさんをこんなに早く倒すなんて修さん凄いですね!」

 

修「ありがとう。でも、今回は敵同士だ」

 

そう言うと、黒江が弧月で斬りかかってきた。前に模擬戦した時風間さんがやってたみたいに、スコーピオンを2つ片手に持って防御する。耐久ではこちらが不利だが、攻撃だけなら負けてはいない。それにしても、黒江が韋駄天を使わないのは何でだ?その考えは頭の隅に置いて、モールクローで、鍔迫り合いになっている黒江の左足を飛ばす。

 

黒江「しまっ·····!」

 

修「油断したな黒江」

 

黒江の左腕も、切り落とす。年下の女の子にやると胸が痛む·····

 

黒江「クッ·······韋駄天!」

 

黒江が一旦退る。その直後、黒江が韋駄天を使って来た。が、黒トリガーでこれ以上のスピードで動く僕なら対応が出来る。グラスホッパーで素早く上に飛びつつ、韋駄天の軌道上に、シールドを張る。

 

黒江「······え?」

 

張ったシールドは、黒江のスピードそのものを利用して黒江を真っ二つにし、緊急脱出させた。だが、完全に避けれず、左手首から先を斬られてしまった。まあ、イーグレットは基本片手持ちだから、右腕が残って、なられなかっただけよしとしよう。グラスホッパーで飛び上がった時、喜多川さんを発見したので、迷わずイーグレットで狙撃し、緊急脱出させた。その次に近いのは加古さんか。グラスホッパーで加古さんを追う。

 

 

 

 

今、加古さんと対峙している。

 

宇佐美『判明したトラップを表示していくね』

 

修『ありがとうございます』

 

内部通信を介して、宇佐美さんと連絡をとる。

 

加古「双葉が緊急脱出した理由が分からなかったらしいけど」

 

修「グラスホッパーで避けた後、韋駄天の軌道上にシールドを配置しただけですよ。あとは、韋駄天のスピードで勝手に黒江が切られます」

 

加古「よく韋駄天を見切れるわね」

 

修「僕のトリガーがあれより速く移動することが出来るからですよ。あと、運が良かったってところですかね」

 

加古「確かに、あれは韋駄天とは比べ物にならないわね」

 

修「反動も大きくて、10日も寝込みましたけどね」

 

アステロイドを125個に分割し放つ。加古さんは、シールドで防御しながらハウンドを撃ってきたので、こちらもシールドで防御。この付近には、喜多川さんが張ったトラップがまだある。さっき、サイドエフェクトで近くのものは発見出来たが、加古さんが置き弾を使っていて、判別がつかないものも多い。とりあえずモールクローで、加古さんの右足を狙う。モールクローを回避した加古さんが、スコーピオンで斬りかかってくる。こちらもスコーピオンで受ける。

 

加古「モールクローなんてなかなかいやらしいじゃない」

 

修「いやらしいかどうかは分からないんですけど·····でも、倒させてもらいます。バイパー」

 

背中に展開したキューブを、125個に分割し、加古さんの背後に回り込むように弾道を設定し放つ。もし、避けたとしても、追いかけられるよう弾道を設定している。加古さんは、避けつつシールドで弾を消していったが、対処出来ずに何発か食らう。両足に穴が空いている。加古さんは、スコーピオンで足を補強して、再度襲いかかってきた。しかし、加古さんが僕に攻撃は出来なかった。上下から、バイパーを撃ち込んで、加古さんを緊急脱出させた。

 

加古「えげつないわね」

 

修「模擬戦を図った迅さんに言って下さい」

 

加古「ふふっ、そうさせてもらうわ」

 

そうして、加古さんは緊急脱出した。その直後、両サイドから斬りかかられる。桐絵と烏丸さんだ。

 

桐絵「出し惜しみしないわよ、とりまる」

 

烏丸「了解。ガイスト、起動。スピードシフト」

 

流石に、スピードシフトを躱しながら桐絵の双月を受け続けるわけにはいかない。迅さんがどこにいるかもよく分かってない以上は。それと同時に、2人が斬りかかってきた。

 

桐絵・烏丸「「これで!」」

 

修「シールド」

 

2人が斬りかかってきたが、僕に振り下ろされることはなかった。烏丸さんの右腕と、桐絵の両腕の付け根から、振り下ろすと、それぞれが切れるようにシールドを張ったのだ。2人は、突然のことで、一瞬動きが完全に止まる。その隙を見逃すつもりはない。動きが止まった隙に、2人を、スコーピオンを両腕からだして水平に振り、真っ二つにした。

 

桐絵「流石ね」

 

烏丸「ガイストでもだめか·······」

 

その時、桐絵はメテオラ、烏丸さんはアステロイドをありったけ撃ち込んできた。シールドで何とか防御した。アステロイドは数発食らったけど。2人は、戦闘体の活動限界で緊急脱出した。そこで、今回模擬戦をする羽目になった張本人が来た。

 

迅「いやぁ凄いな。もう俺だけだ」

 

修「なんとかなりましたよ······何でこんな模擬戦やったんですか?」

 

迅「今回、修はスコーピオン使ったろ?でも、ここで使わせないと、一生使わなそうだったから、折角だし使ってもらおうって思ってね。スコーピオンって俺が作ったわけだし」

 

修「そうですか·····(浅いのか深いのかよく分からない。でも、迅さんだからな·······)」

 

迅「もうちょっと俺の意思汲んでよ······」

 

斬り合いながら会話する。

 

修「これで、終わりです」

 

ブランチブレードとモールクローの応用技で、風刃みたいな感じで、モールクローを枝分かれにしたスコーピオンの刃10本が地中から迅さんに襲いかかる。迅さんは避けるが、下に気をとられた隙に、スコーピオンを解除する。突然消えたスコーピオンに、迅さんが驚くがもう遅い。

 

修「マンティス」

 

腕を振ってマンティスを放つ。スコーピオン二刀で構えた迅さんだったが、スコーピオンを二本とも破壊して、迅さんの供給機関を穿った。

 

迅「敵いっこなさそうだ」

 

そのまま迅さんは緊急脱出した。

 

 

『合同チーム 対 三雲修 勝者 三雲修』

 

そう音声が流れた後に、僕も隊室に転送された。

 

 

 

 

宇佐美「いや〜、凄いね修君。あの人数を左腕の犠牲だけで全員倒しきるんだもん」

 

修「いや、黒江の韋駄天がもっと複雑な軌道になってたら、あそこでやられてたかもしれないですから」

 

黒江が思ったほど複雑な軌道に慣れていなくて助かった。

 

双葉「·····でも、よく韋駄天に対応出来ましたね」

 

修「僕のトリガーは韋駄天とは比べ物にならないくらいのスピードで動けるから」

 

双葉「ホントですか!?私もそれ使ってみたいです!」

 

加古「やめなさい双葉。黒トリガーに適合出来るとは限らないわ。それに、修君が10日寝込んだ理由はあの黒トリガーの反動らしいから、韋駄天の要領であなたが使えば、2ヵ月とか寝込むことになるわよ」

 

双葉「黒トリガーの反動ですか·······寝込むのは嫌です」

 

桐絵「にしても、よくあそこでシールドを展開するわね」

 

烏丸「全く。2人で斬りかかって2人同時にカウンターくらうとは思わなかった」

 

修「やろうと思えば、誰でも出来ますよ。あと、掌に展開してスコーピオンみたいに使うとか」

 

加古「その発想はなかったわ」

 

加古さんの目の奥が光った気がした。

 

修「今日はとりあえず、帰りますね。流石に疲れたので·····迅さんは自重して下さい。セクハラもですけど」

 

迅ハラについては、色んな人から情報が入っている(主に兄さん。あと、何故か沢村さんもかなり言ってきた)。

 

迅「本当にすいませんでした」

 

 

 

 

 




今回の修のトリガーセット
メイン サブ
スコーピオン スコーピオン
バイパー アステロイド
イーグレット グラスホッパー
シールド シールド

超攻撃的になりました。陽乃のトリガーセットが割とこれに近い感じなんで、修が参考に考えたってことでお願いします。修達の会話の間も結構な攻防があったのですが、文才がなくて、あまり上手く表現出来ませんでした。
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