やはり俺達が世界の銃爪を引くのは間違っていない   作:シャルルヤ·ハプティズム

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この次から暫くの間、修のことは他の人の心情の描写のとき触れられるとかいうレベルになると思います。


6話:三雲修は演技を貫き、奉仕部は活動を開始する。

-4月 正式入隊日-

 

僕は今、周りの新入隊員と一緒になって正式入隊の訓練の1つ対近界民(ネイバー)戦闘訓練の説明を嵐山という人から受けている。にしてもこのフロア広いな。ボーダーってここまで大きくなってたのか。因みに、使っているのはレイガストだ。理由は一番使いにくそうだったからだ。これまでの地形踏破とかの訓練は、3つともそこそこの順位でクリアした。学力試験の時は6時間以上トリオンを平均並に抑えるので大変だった。

 

 

嵐山「最後に受けて貰う戦闘訓練では捕獲用トリオン兵が相手だ。攻撃はしてこないが、その分装甲が堅くなっている。では皆!くれぐれも頑張ってくれ!」

 

周りの人は皆テンションが高まっている。結構単純だな。

 

そうこうしているうちに、僕の番がきた。どうやら、1分を切ると結構速いらしい。まあ、1分30秒くらいにしておくか。

 

·········訓練が終わったら記録は1分35秒。よし、これでいいだろう。というか、手を抜いた状態で本気でやってるように見せるのって割と大変だな。どれくらいでB級に上がればいいだろうか。まあ2、3ヵ月くらいでいいだろう。

 

 

正式入隊の訓練が終わり、本部から出たところで電話が掛かってきた。

 

修「もしもし?」

 

八幡『よお、修。八幡だ』

 

修「どうしたの兄さん」

 

八幡『いや、今日正式入隊だろ?お前がどんな感じにやってるか気になってな。まぁ見てたが、頑張れよ。あと、レイガストで1分30秒はかなり速い方だからな。マグレってことにでもしとけば?』

 

修「そうしとくよ」

 

八幡『そうか。用件は済んだ。じゃ、またな』

 

修「じゃあね」

 

_______________________

 

 

修が入隊して数日後。

 

 

俺は今とてもイライラしている。理由は時は遡ること1時間半程前、奉仕部で雪乃ちゃん····おっと、雪ノ下と本を読んでいるところ。頭の悪そうなビッチがやって来た。

 

由比ヶ浜「········失礼しま〜す。って何でヒッキーが居るの!?」

 

雪乃「呼ばれているわ、返事をしなさい比企谷君」

 

八幡「え?俺いつ呼ばれたん?あと、コイツ誰?」

 

雪乃「2年 F組 由比ヶ浜結衣さんよ。あなた同じクラスでしょう?状況的にあなたが呼ばれているわ。」

 

八幡「でも、俺の知り合いに俺をヒッキー何て呼ぶ奴は居ないぞ?呼ぶとしても、王子さんくらいだ」

 

雪乃「もういいわ···それで由比ヶ浜さんはいつまでそこに突っ立っているつもりかしら?」

 

由比ヶ浜「私の事知ってるの?」

 

八幡「全員のこと知ってんじゃねぇの?」

 

雪乃「そんな訳ないでしょう。それで由比ヶ浜さんは何の用かしら?」

 

由比ヶ浜「えっと·····平塚先生からここに来れば願いが叶うって聞いて·····」

 

雪乃「違うわ。ここは、簡単に言うと飢えた人に、魚をあげるのではなく、魚の採り方を教える部活よ」

 

由比ヶ浜「えっと············凄いね!!」

 

八幡「絶対分かってねぇだろ」

 

由比ヶ浜「煩いし!ヒッキーキモい!」

 

八幡「あぁ?(て、雪乃ちゃん抑えろ!!!·····ふぅ)てか、初対面にいきなり罵倒か?そしてヒッキーって呼ぶの辞めろ」

 

雪乃ちゃんを抑えつつ言い返す。

 

由比ヶ浜「何で?ヒッキーはヒッキーじゃん!何言ってんのキモい!」

 

八幡「あ?お前は人が嫌だって言ってんのにそれを強制すんのか?あと初対面の相手にいきなりキモいとか常識ねぇのかこのビッチが」

 

由比ヶ浜「ビッチって私はまだ処····て何言わすんだし!ヒッキーキモい!」

 

八幡「あぁ!?てめぇいい加減にしろよ。帰れよお前。雪ノ下いいよな?」

 

雪乃「ええ。私もいい加減聞いていてイライラしてきたわ。由比ヶ浜さん、帰って頂戴。」

 

由比ヶ浜「そんな····ゆきのんまで····」

 

雪乃「いい加減にしなさい。私はゆきのんなんて名前ではないわ」

 

由比ヶ浜「ッ!·····ウゥっ·····ごめんね2人共····失礼しました。」

 

そしてあの頭の悪いお団子頭は帰って行った。

 

八幡「ああイライラする。雪乃ちゃん大丈夫か?」

 

雪乃「ええ。義兄さんも大丈夫?」

 

八幡「ああ。俺はこのイライラを3バカにぶつけることにする」

 

雪乃「私も混じっていいかしら?」

 

八幡「ああ。なら行こうぜ。」

 

雪乃「ええ」

 

 

 

俺達は今日は非番で陽乃も来てないのもあり、さっきまで3バカとランク戦をしていた。

 

 

出水「比企谷も雪乃も強くね?今日なんかあったん?」

 

八幡「ああ実はな······」

 

 

 

米屋「如何にも頭悪そうだなーそいつ」

 

八幡·出水·雪乃「「「お前(あなた)が言うな(ことではないわね)」」」

 

米屋「3人共酷くね!?」

 

緑川「まぁよねやん先輩だしね」

 

米屋「なっ!?お前まで言うか!?」

 

緑川「?ってちょっ痛い痛い痛い痛い止めてよねやん先輩!」

 

米屋が緑川にヘッドロックをかける。

 

八幡「まぁボコボコにして、事を話してスッキリしたわ。今日はサンキューな」

 

米屋「おうよ。でもなハッチ·····300対0は次からやめて···」

 

緑川「雪乃先輩も240対10はやめて······」

 

八幡「悪かったって」

 

出水「ホントに思ってんのかそれ·····」

 

 

八幡「俺玉狛行くけど雪乃ちゃんどうする?」

 

雪乃「私は帰るわ」

 

八幡「じゃあここまでだな。気を付けて帰れよ」

 

雪乃「ええ。ではさよなら、義兄さん」

 

_______________________

 

雪乃ちゃんと分かれた俺は玉狛に来ていた。内容は修が演技をやめてからだ。今回も烏丸と宇佐美は居ない。

 

八幡「さて······どうしたものか·······」

 

桐絵「別に普通でいいんじゃない?」

 

修「それでもいいけど、その場合未来さんと麟児さんのことが露見する可能性があるんだ。そうなると、同じことをしようとする人間が必ず出てくるはずだ」

 

林藤「なら、麟児をボーダーの隊員てことにして、鳩原と一緒に極秘の任務にでたってことにしちまえばいい。任務の内容は普通に向こうに行った理由にして」

 

八幡「いいですねそれ」

 

修「あと、遠征の試運転も理由に加えてみては如何でしょう」

 

林藤「そうだな。よし、話もまとまったし、今日のところは解散だ。3人共早く帰りな」

 

八幡「はい。失礼します」

 

その後、俺達はそれぞれの家に帰った。

 

________________________

 

 

翌日

 

平塚「依頼人を突っ撥ねたらしいな。」

 

八幡「いいえ。アレは俺達を侮辱した上に全く話が通じなかったのでお引き取りいただいたんですよ」

 

俺は職員室で平塚先生と話している。

 

平塚「しかし、君がそこまで怒るなんて何があったのかね」

 

八幡「はい。·············」

 

 

 

平塚「そうか。そういう子ではないと思ってたのだが····そんなところを悪いが新しい依頼人が居るんだがいいか?君と同じクラスの戸塚 彩加、男子テニス部の部長だ。詳しい話は奉仕部でしようじゃないか。彼の人間性については保証する」

 

 

 

 

戸塚「男子テニスの部長の戸塚 彩加です」

 

雪乃「それで、依頼というのは?」

 

戸塚「実は、うちのテニス部はもうすぐ3年生が引退して、もっと弱くなっちゃうんだ。だから、僕を鍛えて欲しいんだ。1年生は高校から始めた初心者が大半で····」

 

八幡「だが、戸塚1人を鍛えても意味は無いと思うんだが」

 

戸塚「それは、僕が練習しているのを見れば少しくらいはやる気が出るんじゃないかと思って···」

 

雪乃「分かったわ。その依頼を受けるわ。いいわね、比企谷君」

 

八幡「ああ、だが俺は放課後はバイトがあって出来ない。だが、昼休みの練習ならいくらでも付き合うぞ」

 

戸塚「2人共ありがとう!」

 

雪乃「なら、明日から早速始めましょう」

 

戸塚「よろしくお願いします」

 

________________________

 

1週間後

 

今は昼休みで、俺は今戸塚と練習をしている。学校での練習では技術中心に行い、筋トレなどを家で行っている。戸塚の筋がいいのか、雪ノ下の指導が上手いのか、戸塚はみるみる上達している。今の練習は雪ノ下がコースによって打ち分け、それを返す練習だ。因みに、俺はボール拾い。そしてその練習中に戸塚が転んで怪我をしてしまった。

 

八幡「戸塚、大丈夫か?」

 

雪乃「比企谷君後は任せたわ」

 

八幡「分かった」

 

戸塚「うっ····僕見捨てられちゃったかなぁ」

 

八幡「大丈夫だ。多分、救急箱とかを取りに行ったんだ」

 

戸塚「そっか。よかったー」

 

八幡「とりあえず一旦休憩だ。雪ノ下が戻って来るまで待とうぜ」

 

その時、耳障りな声が聞こえてきた。

 

三浦「あ〜テニスやってんじゃん。戸塚、ウチらもやっていいっしょ?」

 

 

そこにはクラスで女王様気取りの三浦、薄っぺらい笑みを顔に貼り付けた葉山、····そして相変わらずピンクの髪をお団子にした頭の悪い由比ヶ浜結衣がいた。

 

_______________________

 

 

 

 

 

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